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2023.02.07
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カテゴリ: 玉昭令 全52話



第14話

兄夫婦にしつこく嫁に行けと迫られ、川に身を投げた李采秀(リサイシュウ)。
実はその川は偶然にも神位を奪われた張文饗(チョウブンキョウ)が姻縁を願って灯籠を流した場所だった。
すると采秀はなぜかびしょ濡れになって岸に上がってくる。
その時、ちょうど妹を探していた李年慶(リネンケイ)と妻が駆けつけた。
李年慶は自害するほど嫌なら嫁に行かなくても良いと言ったが、采秀は好きな人がいれば夫婦になりたいという。

職務に復帰した展顔(ヂャンイェン)は朱雀街の見回り中、錦繍布荘にいる端木翠(ダンムーツェイ)を見つけた。
婚礼衣装を選んでいる端木翠に目を細める展顔、しかし本当の目的は店内にいる采秀だと知る。

「誰かに嫁ぐのか?」
「そんなはずない、私が李家でお世話になった時、結婚を嫌がっていたもの」
そこで端木翠は采秀に声をかけてみたが、采秀は端木翠を覚えていなかった。
すると采秀は店主の李瓊香(リケイコウ)に展示している花嫁衣装と花婿の衣装を注文して帰ってしまう。
端木翠は李瓊香に采秀が1人で来たのか聞いた。
李瓊香の話では許嫁はあとから来るそうで、衣装には許嫁の名前・饗と刺繍するよう頼まれたという。
「会ったことはないけれど文人で、″文曲星君(ブンキョクセイクン)″と呼ばれているとか」

展顔は端木翠と一緒に李家にやって来た。
端木翠の話では采秀の手が異常なほど冷たく、耳の後ろに虫がいたという。
すると采秀は部屋に閉じこもって号泣、兄夫婦が途方に暮れていた。
実は采秀が突然、老いぼれを連れて来て嫁ぐと言い出し、采秀が留守の間に追い出したという。

筆を見た采秀は驚いて部屋を出ると、寄生した虫がよもぎの煙でいぶされ、もがき苦しみ始める。
その隙をついて展顔が梱仙縄(コンセンジョウ)で采秀を回廊の柱に縛りつけた。

采秀の身体に寄生したのは季笙(キショウ)というまだ人像も持たない小さな虫だった。
季笙は采秀に危害を加えるつもりはなく、婚礼を挙げたらすぐ身体を返すという。
しかし寄生するために法力を使い果たした季笙は身体から離れたら死んでしまうだろう。

端木翠は季笙に同情し、筆を頼りに張文饗を探し出した。
すっかり老いぼれた張文饗の姿に唖然となる端木翠。
実は張文饗は″天道使君(テンドウシクン)″に神位を奪われ、いくばくもない命だった。
「でも天道使君なんて初耳だわ…」
「天命を受けたらしい」
張文饗は自分の身体で季笙を養い、姻縁を願ったせいで厳罰を受けていた。

張文饗と季笙は固く抱き合い、涙した。
「文饗、あなたと生死を共にできれば何の心残りもない」
「…展顔、私も季笙と同じ気持ちよ」
「私もだ」
そこで端木翠と展顔は2人のために婚儀の準備を始めた。
しかし展顔は神位を失った文曲星君が瞬く間に老いたことから、端木翠の身にも同じ事が起こるのではないかと不安になってしまう。
端木翠は神位を譲った自分と天罰が下った神仙とは違うと笑顔で否定したが、真実を伝えることはできなかった。

再び買い物を始めた端木翠と展顔、そんな2人の幸せそうな姿を物陰から紅鸞(コウラン)が見ていた。
実は啓封(ケイホウ)に雪が降ったあの日、端木翠が崇(スウ)城に植えた桃の枯木にも希望という毒消しが降り注ぎ、桃花妖は再び人像を手に入れた。
『…温孤(オンコ)、待っていて』
あれから温孤はどうなったのか。
紅鸞は桃花の術で温孤を捜索すると、山中で雪に埋もれた龍骨を発見した。
すると龍骨が温孤の最期の様子を映し出してくれる。
紅鸞は端木翠のせいで温孤が死んだと誤解し、懸命に角を探した。
…紅鸞、龍族にとって角は命も同然、息子に何かあった時は必ず角を取っておいて
…角が残っていれば救える望みはある
紅鸞は温夫人の言葉を思い出し、必ず温孤を救うと誓った。

李家でささやかながら張文饗と季笙の婚儀が行われた。
2人は拝礼の儀を終えると共に命が尽きたが、魂は寄り添うように夜空へ登って行く。
しかし蓬莱では張文饗が幽族を娶ったと知り、天道使君・江文卿(コウブンケイ)が激高していた。
楊鑑(ヨウカン)は月老(ゲツロウ)が神位を返上して姻縁簿を管理する者がいなくなったせいだとチクリ、すると江文卿は今後の人間界の姻縁を自分が管理するという。
神仙たちは人間界への過度の干渉はかえって秩序が乱れると反対したが、江文卿は一切の口答えを許さなかった。
「これから神仙は己の公務を全て私に報告せよ、私の許可なく物事を決めてはならぬ
 より良き統治のためだ、秩序を作り直す」
江文卿は蓬莱の神仙が無為徒食のため三界が災いに見舞われたと指摘、楊鑑にも司法星君としての職務を果たせと迫った。
「人間界から幽族をことごとく追い出すのだ、人間界に留まる幽族は…容赦なく殺せ!」

端木翠と展顔は月老廟を訪ね、2人の姻縁を結んでもらうことにした。

しかし月老の姿はなく、神像にいじわるしても反応がない。
その時、突然、見慣れない神像が現れた。
「″天道使君″?」
展顔と端木翠は何かおかしいと気づき、啓封府に駆けつけた。
すると驚いたことに啓封府にも月老廟と同じ神像がある。
しかし展顔も上官策(ジョウカンサク)もいつ誰が置いたのか分からなかった。
そこで神像を退かそうとしたが、数人がかりでもびくともしない。
「法術をかけられているから何をしても動かないわ」
端木翠は張文饗から神位を取り上げたという天道使君と何か関係がありそうだと疑った。

一方、紅鸞は温孤を救うため、自身の身体を傷つけると分かっていながら桃花の術を使った。
すると温孤の身体が復活、やがて目を覚ます。
温孤は自分が何者なのかも分からず呆然としていたが、紅鸞は涙を流して再会を喜んだ。

その夜、展顔は端木翠と夕食を共にした。
「明日、草盧(ソウロ)へ迎えに行くよ」
夜番の展顔は端木翠と笑顔で別れたが、ふと目を覚ますと見知らぬ娘と一緒に眠っていた。



早起きした端木翠は展顔が来るまでに白髪を抜く必要があった。
しかし全部、抜き切る前に上官策が慌ててやって来る。
「端木門主!大変だ!…展顔が!」
実は展顔は姚(ヨウ)家の娘・蔓青(マンセイ)と同衾し、現場を押さえた親から責任を取って娘を娶るよう迫られていた。
新法によれば共寝した男女は結婚しなければ死罪、これも蓬莱からの命令で朝廷からお達しが出たという。
身に覚えのない展顔は頑なに婚姻を拒否し、姚家の私設の牢に捕らわれていた。
姚家は名門で皇帝の親戚でもあり、このままでは展顔が危ない。
端木翠は上官策と姚家に駆けつけ、何とか展顔との面会を許してもらった。

端木翠は乾坤袋から札を出し、一瞬だけ柵を消して展顔の牢へ入った。
しかしなぜか片足だけ引っかかってしまう。
…うそーん!仙力を失ったせいで札まで操れなくなったの?…

展顔が心配そうに見ていると、端木翠は足が中に入る前に効力が切れたとごまかした。
すると展顔が端木翠の足を中に引き入れてくれる。
「今朝、会いに行けなくてごめん」
展顔の話では昨夜、巡回中に悲鳴を聞いて宿に飛び込んだところ、部屋に入るなりすぐ気を失って倒れたという。
姚家はとにかく娘と結婚しろの一点張りで展顔を拘束、展顔は捜査もできずにいた。
そこで懲罰が怖いので啓封府には内密にするよう頼んだところ、案の定、姚家は啓封府に知らせたという。
「これで仲間たちに捜査してもらえる…
 姚姑娘は深窓の令嬢、滅多に外出しないのに、なぜ夜更けに家を出て宿にいたのか?
 それが一番の謎だ」

端木翠は展顔と離れがたかったが、捜査のため帰ることにした。
すると展顔は自分がいなくても偏食せずしっかり食べるよう言い聞かせ、端木翠のかんざしを抜く。
「どうしたの?」
「ふと思ったんだ…君の物を持っていないと」
端木翠の美しく長い髪には白髪があった。

実は姚蔓青には劉向紈(リュウコウカン)という想い人がいた。
しかし父親が反対し、劉向紈が贈った芍薬を庭に捨ててしまう。
すると牢を出た端木翠が捨てられた芍薬に目を止めた。
「花が光っていない?…ここにいたのなら何か見ているかも」
札は残り2枚、端木翠は効果が出ることを期待して芍薬の花に貼り付けた。
その時、芍薬妖が姿を現したが、一瞬で消えてしまう。
「…ちょ!話があるのに~!」
端木翠は仕方なく上官策を先に帰し、姚蔓青に会ってみることにした。

つづく


( ๑≧ꇴ≦)キィャア〜!展顔の制服が戻って来た〜!





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最終更新日  2023.02.07 21:01:58
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