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2023.06.07
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カテゴリ: 夢華録 全40話



第35話「隣家の秘密」

趙盼児(チョウパンアール)は顧千帆(コチェンファン)と合流、皇帝に欧陽旭(オウヨウキョク)の夜宴図(ヤエンズ)が贋作だと思わせたと説明して帰ることにした。
すると顧千帆はパンRを引き止めるため、咄嗟に孔午(コウゴ)の助言に従い足が痛いふりをする。
しかし橋の上で機敏に動いていた姿を見たパンRはすぐ嘘だと分かった。
「芝居に付き合っている暇はないの」
パンRは皇帝が初めから皇后の出自を承知していたと察し、自分の話を信じるはずだと言って立ち去ろうとする。
焦った顧千帆は任務で傷を負い、望月(ボウゲツ)楼の件は知らなかったと釈明した。
「だから臆病になったと?馬車から降りなかったわ ←(゚ェ゚(。_。(゚ェ゚(。_。*)コクコク

 なぜはっきり言えないの?!…正真正銘の臆病者ね
 欧陽旭の方がまし、使用人を寄越して別れを伝えたもの ←( ๑≧ꇴ≦)そうだそうだ!
 …あなたなんて願い下げよ」
その時、ちょうど池蟠(チハン)が現れ、パンRを顧千帆から引き離した。
顧千帆はパンRを追いかけ腕をつかんだが、パンRに手を振り払われてしまう。
「陛下の前でボロが出るわよ…会いに来ないで」



池蟠は今にも泣きそうなパンRを灯籠祭りへ連れ出した。
大道芸を見たり、飴細工を買ったり、池蟠のおかげでパンRはいつの間にか笑顔が戻る。
そこで池蟠は安くて美味しい店に入って食通ぶり、酒を飲みながら酔狂な武勇伝を語って新鮮味を醸し出し、蝋燭が瞳を照らす時になって真面目な話を始め、真剣さを演出した。
しかし花街で育ったパンRには全てお見通し、その手の口説き方なら聞き飽きているという。
池蟠は仕方なく率直にパンRへの想いを伝えたが、パンRからはっきり拒絶された。


池蟠はまだ納得できなかった。
そこで帰りの道すがら、運命を信じて賭けをしたいと頼む。
「私が勝てば君は私といる、私が負けたら3つの要求に潔く応えよう」
「いいわ…」
その時、橋を渡る男の子が見えた。

「男だ、遊び仲間がついてくる」
しかし子供を追ってきたのは母親だった。
。・゜・(ノД`)・゜・。うわ~ん!
踏んだり蹴ったりの池蟠、思わず手巾で顔を覆い、悔し涙に暮れる。
するとパンRは池蟠のため露店で人形を買い、身代わりに渡した。

パンRは賭けに負けた池蟠から顧千帆の身の上を聞くことにした。
すると池蟠は幼い頃に知った隣家の秘密を明かす。
「奴の両親は家に背き、外地で婚姻を結んだらしい
 だが祖父の顧審言(コシンゲン)はかつての礼部の高官で、とんだ堅物じいさんだった
 …思い出した!ある日、じいさんが激怒していたんだ
 程なくして千帆が母親に連れられて顧家に来た、てっきり奴の伯父の隠し子だと思ったよ
 だが奴の父親が追いかけてきて裏門を叩き続けていた
 奴と母親は中で泣き続けていたが、爺さんが父親に怒鳴っていた
 ″顧家には百年の誉れがあり、ハエだか犬だかの婿はいらぬとか何とか…」
「蝿営狗苟(フウエイクコウ)ね、恥知らずのことよ」
「それだ!で伯父が父親を追い返しながら言っていた
 ″千帆は母親の姓を名乗る、蕭(ショウ)姓ではない″って…」
パンRは顧千帆が実母を叔母と呼ぶ理由を知り、実父が蕭欽言(ショウキンゲン)だと気づいた。

当時、通りには屋敷が3邸、顧家と池家、蘇(ソ)家があった。
蘇家の娘は銭塘(セントウ)の楊(ヨウ)家に嫁いだが、残った家族は疫病で死に絶えたという。
池蟠の両親も世を去り、今や当事者以外でこの秘密を知るのは池蟠だけだった。
「あなたも黙っていて」
「君が聞かなければ話すこともなかったよ」
「…そうだ、あなたは東京織物組合の会頭よね?」
するとパンRは2つ目の要求に応えてもらうことにした。

パンRが桂花巷(ケイカコウ)に戻ると、門のそばに黄色い花が飾ってあった。
…黄色の花を掛けたら茶坊で落ち合おう…
しかしパンRは花をもぎ取って捨ててしまう。



屋敷に入ると宋引章(ソウインショウ)が欄干に腰掛けて待っていた。
あれから店でちょっとした問題が起こったが、引章が解決したという。
すると引章が改めて2回も間違いを犯したと謝罪した。
「賎民であることが不満の原因だから賭けに出る…
 あなたを世間知らずと言いながら、その年頃に私も欧陽旭の偽りの誓いにだまされたわ
 今だって一向に成長していない
 だけど女子とは梅の花のように風霜を経験するほど美しい花を咲かせるものなの」
パンRは花月宴と千山閣が順調なのは引章の力が大きいと感謝した。

引章はパンRを母屋まで送り、窓を閉めることにした。
するとうっかり棚にある重石代わりの花瓶を倒し、書類が散らばってしまう。
「大丈夫よ、もう休んで」
パンRは引章を帰して髪をほどこうとしたが、ふと鏡に映る手形に気づいた。
「三千貫って…」

パンRは葛招娣(カツショウテイ)にすぐ陳廉(チンレン)を呼んでもらった。
陳廉の話では顧千帆は遼(リョウ)の使者の歓待を命じられた日に荘園を売ったという。
「あの日、馬車に隠れて私を避けたのはなぜ?」
「″会いたいが会えないと″…あんなに怯えた姿を見るのは初めてです
 パンR姐に許してはもらえないと恐れる何かを抱え、逃げたのです」

そんなある日、永安楼で騒ぎが起こった。
孫三娘(ソンサンニャン)は顔馴染みの文人・袁屯田(エントンデン)のため自ら配膳に出たが、厨房へ戻ろうとした時、杜長風(トチョウフウ)が現れる。
「今日は趙娘子(ニャンズー)に用があるんだ」
すると階下から池蟠たちの怒号が聞こえた。
どうやら子供が届け物の菓子を盗み食いしたらしい。
三娘は上階からのぞきこんだが、その子供の顔を見て驚愕した。
「子方(シホウ)?」
「娘(ニャン)…」

皇帝から調査を任された雷敬(ライケイ)が謁見した。
江南の密偵はまだ戻っていないが、東京にいる銭塘出身者に当たったところ、皆が口を揃えて楊運判は確かに趙氏の店で絵を買っていたと証言したという。
しかも潤(ジュン)州知州の呉銘(ゴメイ)に至っては楊家で夜宴図を見たことがあった。
皇帝はパンRの話が本当だと確信し、欧陽旭と斉牧(サイボク)が皇后を陥れようと謀ったと憤慨する。
すると雷敬は欧陽旭と斉牧も誰かに欺かれたのではないかと進言した。
「すでに自害した鄭青田(テイセイデン)が関わっているやも…
 死ぬ間際、遺書で罪を悔いたのは、誰かをかばうためやもしれません」
雷敬は他に黒幕がいると匂わせ、皇帝があの夜宴図を贋作とも真作とも認めないよう上奏した。

皇后・劉婉(リュウエン)は今回も九死に一生を得たと分かった。
…当時、多くの困難を乗り越え、今の地位がある、過酷な数十年がさらに続くなど我慢ならない…

斉牧は雷敬と接触、なぜ付き合いのない自分を助けたのか聞いた。
すると雷敬は皇帝に昇(ショウ)王しか子供がいないことから、いずれ昇王が即位すれば皇后が実母ではないことを知るという。
「その時、皇后派は皇帝の支持を失う、巻き添えはご免です
 今後は密かに斉中丞と助け合いたい、宰相となる日を待ちます」
「その暁には貴殿を太尉として迎えよう」
「感謝します…ただ陛下の激しいお怒りを静める矛先が必要でしょう」
「それなら考えがある」

高鵠(コウコク)は欧陽旭を呼んで激怒した。
妹の賢(ケン)妃の話では皇后が皇帝の寵愛を取り戻し、夜宴図が欧陽旭の虚言だと一蹴したという。
「そんなはずは…贋作なら皇城司とパンRが追うはずありません!…あ」
欧陽旭はうっかり口をすべらせ、本当は西京(セイケイ)で絵を手に入れたのではなく、パンRからもらったとばれてしまう。
すると高鵠はようやく分かった。
夜宴図の秘密を知った欧陽旭は皇后派の宿敵・斉牧に身を寄せ、再起を図ったのだろう。
顧千帆とパンRがいずれ出世の妨げとなるのは目に見えていた。
そこで夜宴図の出所をごまかし、皇帝を利用して顧千帆に隠蔽の罪を着せようとしたのだ。
しかし今や夜宴図が贋作か真作かは問題ではない。
「巷の噂では陛下がお忍びで永安楼を訪れたらしい
 もし事実ならパンRが陛下に何を伝えたのか、予想もつかぬ」
追い詰められた欧陽旭はもはや自分たちは同じ穴の狢だと開き直った。
「私を救う気がないと言うなら、愛の証しの腹当ての半分を人目にさらします」

一方、蕭欽言は雷敬が斉牧の信用を得たと聞いて喜んでいた。
このまま清流派に打撃を与え続ければ、皇帝はかえって警戒心を強めてしまう。
今回、雷敬は斉牧に助け合おうと持ちかけ、同時に皇帝に斉牧の手抜かりを印象づけてくれた。
「これにより陛下が抱く清流派へのわずかな好感も砕け散って跡形もなくなる…
 安心せよ、いずれ私が朝廷と君主の補佐を一手に握る、その時は悪いようにはせぬ」



欧陽旭は帰りの道すがら、見覚えのある刺繍を持った女人を見かけた。
「すいません、この手巾は?」
「東京の至る所で売っているわよ?」
驚いた欧陽旭が露店に駆けつけると、確かに色々な名前入りの手巾が売っている。
「誰の仕業だ…」
そこで欧陽旭は高府に戻り、高慧の部屋に乗り込んだ。
「君の仕業か?」
欧陽旭の手には″慧″と刺繍が入った手巾がある。
「一つ条件をのむなら君が必要な物を返そう」

つづく


( ๑≧ꇴ≦)最後に笑うのは誰だ?!
おじいちゃんたちが気になって男主と女主の話がどうでも良くなってるwww





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最終更新日  2023.06.07 21:50:36
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