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2023.06.08
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カテゴリ: 夢華録 全40話



第36話「黄色い花に託す想い」

高慧(コウケイ)の腹当てを利用して縁談を迫っていた欧陽旭(オウヨウキョク)。
しかし今や露店で誰もが自分の名が刺繍された絹の手巾を買うことができた。
「一つ条件をのむなら君が必要な物を返そう」
焦った欧陽旭は腹当ての半分を差し出し、助けてくれるなら2度と高家に関わらないと誓う。
「しかし傍観するなら…君が嫁ぎ先で安寧を得ることはないだろう」
高慧はそれがただの脅してないと分かった。
「何をすればいいの?」


東京織物組合の会頭でもある池蟠(チハン)は趙盼児(チョウパンアール)に頼まれて絹の手巾を大量に作った。
「あと3日もすれば東京(トウケイ)は絹の手巾だらけになる、で手巾を何に使う?」
「私を助けてくれた人への恩返しよ」
パンRは仕事の合間を見つけては熱心に邸報(テイホウ)を読んでいた。
池蟠はまだ顧千帆(コチェンファン)が気になるのかと疑ったが、パンRはこれも永安(エイアン)楼のためだとごまかす。
「永安楼の繁盛ぶりを見て他店が放っておくと思うの?」
しかし実はパンRは父親が命に背いた年の邸報を読んでいた。
すると当時、左司諫(サシカン)・蕭欽言(ショウキンゲン)が父・趙謙(チョウケン)を弾劾したという記載を見つける。
パンRはついに顧千帆が自分に会えなかった理由を知り、激しく動揺した。

宋引章(ソウインショウ)は書斎にいるパンRを訪ねた。
孫三娘(ソンサンニャン)が傅子方(フシホウ)との再会を喜び、屋敷に住まわせたいという。

しかし引章は詳しい事情を聞かず、悩みがあるなら散歩して気分転換するよう勧める。
「林(リン)三司の屋敷から逃げ出した時、行く当てもなく歩き続けていたの
 寺で雨宿りしながらずっと考えていたけど、答えは出なかった
 でもそのうち夜が明けて雨も止み、寺を出たわ、気の向くまま歩いていると心が晴れていたの」
「はお…場所を変えて考えてみる」


そこへちょうど大師が現れる。
「大師、ある人との縁が良縁か悪縁かどう見極めるべきでしょうか?」
「縁の良し悪しは縁自体にはなく、自身の考え方次第なのです」
「世の悩みに因果あり、お言葉どおりです」

一方、雷敬(ライケイ)は顧千帆と舟で接触していた。
「全てうまく行った、陛下、蕭(ショウ)宰相、斉(セイ)中丞、それぞれに話をつけておいたぞ
 お前の考えで四方丸く収まった」
雷敬はこれから朝廷がどう変わろうと自分の地位は盤石だと喜んだ。

老舗の酒楼はこぞって永安楼で人気の酒を真似することにした。
思えば誰もが食通というわけではない。
同じ酒なら安い方が良いはずだ。
王(オウ)楼の店主は早速、蘇合と鬱金を混ぜた酒を店で出したが、噂を聞いた池蟠が怒鳴り込んでくる。
「うちの製法を盗んだな?!」
「蘇合鬱金酒の製法は古書に載っている、書写して東京中の正店と脚店に配ってやった!
 幻の酒もあと3日でどこでも飲めるようになるぞ!」

池蟠は王楼で喧嘩になり、顔をすり傷だらけにして戻った。
しかし誰も同情せず、他店に真似されても悔しそうではない。
すると可四(カシ)が手当てしながら、パンRが東京中の鬱金と蘇合を買い占めたと教えた。
他店が真似して鬱金と蘇合を買うなら、むしろ儲かるよう手を打っておいたという。
三娘の話ではすでに蟹醸橙に使う江南の蟹も買い占めてあった。
「王楼は理屈を分かっていないから、きっと沢蟹を使うはずよ?
 沢蟹の鮮度はもって2日、古くなれば苦味が出て料理が台無しになる」
しかも明後日には新しい酒を出すという。
「丁香琥珀(チョウコウコハク)酒だって?…まさか丁香と琥珀も買い占めたのか?で、いくら稼いだ?!」
「それほど多くない、でも酒楼の組合長より先に香薬業の副組合長になる」
「…パンR姐、やっぱり夫婦になろう!2人が組んで商いをすれば無敵だ!」
「ふん、どうやら頭を打ったみたいね」

引章も新しい演目を決め、素娘(ソジョウ)や教坊司の舞妓を招いたと報告した。
パンRは皇帝が来店したとあって皆が来たがるのだと思ったが、引章はそれだけではないという。
楽妓たちは酒楼に呼び出されると演奏より接待を求められ、休憩も狭い倉庫に押し込められていた。
しかし永安楼は謝礼が高いだけでなく気配りも細やか、大勢の文人が半月ごとに機嫌を取りに来てくれると評判だという。
パンRは引章も一歩ずつ成長していると知り、いつか賎民という言葉に悩まされずに済む日が来ることを願った。
「パンR姐、池蟠の求婚を断るの?尻に敷けるのにw」
「今なら分かるの、本気で愛している人には自分が得る物ではなく、与えられる物は何かと考える」
「…その人には何を?」
「自分の殻を破らせ、私の元へ導く…」
するとパンRは意味ありげに微笑んだ。

その夜、皇城司を出た顧千帆は不自然に咲いている黄色い花に気がついた。
「ちょっと出かけてくる、ついて来るな」
しかし陳廉(チンレン)だけは慌てて追いかけてしまう。

顧千帆が半遮面に駆けつけると、パンRは荒れ果てた店内で待っていた。
「これが最後よ…まだ私を娶る気がある?」
その手には顧千帆が贈った思い出の珊瑚のかんざしがある。
「もちろんある、だが…君は私を許さない」
「なぜ?父親が蕭欽言だから?あなたの父親が私の父を弾劾したからなの?」
「知っていたのか…」
顧千帆は自分にパンRを娶る資格がないと嘆いた。
しかしパンRは当時の蕭欽言はただ職責を全うしただけ、自分が賎民になったのは皇帝や蕭欽言のせいではないという。
「父の選択だったのよ、罪だと知りつつ門を開けた、民が殺されるのを見ていられなくて…」
それでも顧千帆はパンRを抱きしめることができなかった。
「今は恨みを捨てることができても、何十年後には変わるかもしれない
 …一時的な欲望や意地で突き進めば君の人生を損なう」
「先々のことより今を見るべきよ…あなたがいなくなりどんなに辛かったか分かる?」
パンRは嵐で全てが吹き飛ばされた時、顧千帆も見つからず、一度は汴河(ベンガ)に身を投げようと思ったという。
するとパンRは中庭に出て石をつかみ、珊瑚のかんざしを壊すことにした。
「誇りをかなぐり捨て、もう一度聞くわ、すべての過去を忘れて私とやり直す?
 3つだけ数える…E…R…」
その時、顧千帆は慌ててパンRを抱きしめた。
「やり直そう…残りの人生は君を愛し、守り続けたい」
そんな2人の姿を陳廉と葛招娣(カツショウテイ)が見守っていた。



欧陽旭は皇帝と会える機会を知り、宦官が止めるのも聞かず回廊で足止めした。
「万死に値する罪を犯しました、ですが悪人の讒言を信じてしまったのです!」
しかし皇帝は深く失望したと嘆いて行ってしまう。
実は皇帝は欧陽旭と斉牧がすでに西京で知り合っていたと聞いていた。
恐らくあの贋作は斉牧が作って欧陽旭に持たせたのだろう。
皇帝の怒りは清流派へ向いた。
ただ欧陽旭が高慧を巻き込まぬよう破談に応じたと聞いて誠意はあるのだと誤解する。
「探花の旧例に従い、小さな州の通判にしてやれ」
皇帝は賢(ケン)妃の顔を立てれば高家もそしりを免れるだろうと言った。

実は欧陽旭が謁見できたのは皇后が女官に手を回したお陰だった。
崔(サイ)内侍は皇后に欧陽旭の一件を報告したが、なぜ皇后が協力したのか分からない。
「恨みには徳よ…子犬と老犬をもっと争わせておけば、陛下の清流派への信頼も揺らぐはず
 今日はお手柄でした、そなたの甥は私の兄弟・劉国舅(コッキュウ)の軍で面倒を見ましょう」
劉婉(リュウエン)は甥を人質に取り、皇帝の側仕えである崔内侍を手駒にしていた。
「分かっております、太子が擁立されれば貴方様は上奏を批准する権限を失ってしまうと…」
「陛下は仁君であり良き夫でもある、でも最後まで私を守ることはできないわ」

翌朝、パンRは顧千帆の屋敷から永安楼に現れた。
すっかり割り切った引章とは対照的に、池蟠はパンRと顧千帆が復縁したと知って絶望の淵に突き落とされてしまう。
しかしそんな池蟠を尻目に、パンRは招娣から三娘が子方に手を焼いていると聞いた。
「来たばかりの時はいい子だったけど、徐々に荒れて、今朝は書院に行かないと駄々をこねてた」
「説教してやらなくちゃ」
パンRは池蟠など眼中にないようで、招娣と厨房に行ってしまう。
すると引章は思わず惨めな池蟠を見ていると気分がいいと嫌みを言った。
2人は言い争いになったが、可四たちは仲が良いほど喧嘩するものだと見抜いている。

つづく


( ̄▽ ̄;)復縁話、長いわ!w ←ってそこがメインなのにw
ここにきて宮中が面白くなってきた~皇后も腹に一物ありそう





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最終更新日  2023.06.08 23:47:04
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