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2024.02.09
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第21話

清河幇(セイカホウ)で倒れた穆川(ムーチュアン)。
思いがけず陸安然(ルーアンラン)が訪ねてくれたが、穆川に突きつけた言葉はあまりに辛辣だった。
「私たちはただの知己、私はあなたの二哥を愛し、大瀚(ダイカン)の慶(ケイ)王殿下に嫁ぐの」
「違う!君の心には私がいる、誰に脅されたんだ?!お願いだ、私を頼ってくれ」
「…生き埋めにされた時、暗闇と絶望の中で脳裏に浮かんだのは慶王殿下の顔だった
 あの騒ぎがなければ一生、気づかなかったかもね…」
「ごぅら(够了)!…ならば私は?君にとって私は何だ?」

その時、穆川は戸をつかんだ安然の腕から覗く銀の腕輪を見逃さなかった。

穆川は安然の馬車を追った。
安然は御者に振り切るよう命じたが、冬青(ドンチン)は病み上がりの斉王に早駆けは身体に障ると諌める。
仕方なく安然は馬車を止めて降りた。
すると穆川が駆けつけ、安然の腕をつかむ。
「私を想わぬのならなぜこの腕輪を?!」
「…細工が気に入ったからです、でも誤解を招くようなら止むを得ません」
安然は腕輪を投げ捨て、これで縁も切れたと冷たく言い放った。



霊奚(レイケイ)は留守番中、安然のために小豆湯を作っていた。
すると清河幇から戻って来た冬青が現れる。
「小姐にもお辛い事情がある…私たちが腹を立てたら誰にも苦しみを吐き出せなくなってしまう」

ただ霊奚は想い人を拒絶して慶王に嫁ぐと決めた安然のことが心配だった。
「もっと賢く頼れる侍女になれれば…小姐の力になれるのに」
「あなたはそのままで十分よ」

穆川は熱も下がって居所に戻ったが、まだ酒に溺れていた。
そこへ九弟が高熱で倒れたと聞いて穆澤(ムーヅー)がやって来る。

「以前はこう思っていた、安然の嫁ぐ相手が誰であれ輿が門をくぐるまでは諦めない…
 誰であろうと全てを捨てて取り戻してみせると…
 それがまさか安然の嫁ぐ先が慶王府だったとは!」
穆川は力の限り酒瓶を地面に叩きつけて割った。
「これまで安然との出会いは天の配剤だと思っていた、でも結局、すれ違った」
一方、安然は穆川からもらったうさぎの燭台をながめていた。
「これからは長い夜が続く、心細い闇の中でこの光を頼りに進むだけ」
その時、葡萄棚の水やりに出た霊奚の悲鳴が聞こえた。

穆川が植えた葡萄が枯れていた。
冬青は落ち葉から漆の匂いがすると気づき、恐らく午後に部屋を塗り直した者が汚水を捨てたのだという。
すると突然、安然が血相を変えて飛び出していった。
冬青は葡萄棚を霊奚に任せ、安然を追いかけたが…。

蕭驚雀(ショウキョウジャク)は安然が輿入れしても居所を変えず、慶王府への通路を作らせたと聞いて激怒した。
「えこひきいよ!…この屋敷の女主人は誰なのか思い知らせてやる!」
驚雀は通路から陸府へ乗り込んだが安然は留守、そこで腹いせに嬷嬷(モーモー)に命じ、美しく飾られた中庭をめちゃくちゃにした。
驚いた霊奚は嬷嬷を止めようとしたが、その隙に驚雀が葡萄棚を荒らしてしまう。
一方、安然は山道から投げ捨てた銀の腕輪を血眼になって探していた。
冬青は日が昇ってから自分が探すと訴えたが、安然はどうしても今夜中に見つけるという。
「私に明日なんてないの、葡萄は枯れ、あの人を失った…腕輪だけは失いたくない!」
しかしその頃、霊奚は安然の大切な葡萄棚を守るため側夫人ともみ合いになり、突き飛ばされて気を失っていた。

安然はついに腕輪を見つけ出し、冬青と急いで屋敷へ戻った。
すると中庭が誰かに荒らされ、霊奚が葡萄棚で倒れている。
「霊奚?どうしたの?」
安然は霊奚を抱き起こそうとしたが、その時、霊奚の頭に大量の血糊がついていると分かった。
「霊奚…そんな…」
慶事を祝う真っ赤な帷はまるでこの屋敷を血に染めているように見えた。
…そして私に告げる、また人失うことになったと…
安然は憎い帷を引きずり下ろし、放心状態のまま葡萄棚の下で朝を迎えた。

。・゜・(ノД`)・゜・。


霊奚は衫越(サンエツ)が丁重に埋葬してくれた。
冬青に促されてようやく寝殿に戻った安然、すると机に霊奚が作ってくれた小豆湯がある。
安然はすでに腐り始めている小豆湯を無我夢中で食べ始めたが、その時、穆澤が現れ、器を払いのけた。
「蘇城(ソジョウ)では毒にやられ、今回は侍女が死んだ、一体、何を企んでいる?」
「…霊奚の死が私の企みだと?!一緒に育ったのよ?!悲しんで何が悪いの?!
 謀略しか頭にないあなたには分からないのよ!」
しかし穆澤は何があろうと予定通り嫁いでもらうと言い放ち、帰ってしまう。

慶王府に戻った穆澤は密室に入り、母の霊位に陸安然を娶ると報告した。
「安然も九弟も傷つけてしまった、私にはもう分かりません
 どうすれば普通の幸せが得られるのか…」←( ゚д゚)え?
すると穆澤は安然の髪を供えて書斎へ戻った。
一方、傷心の穆川の耳にも霊奚の訃報が届く。
そこで日が暮れてからこっそり弔いに出かけたが、ちょうど安然と冬青が葡萄棚で冥銭(メイセン)を燃やしていた。
「霊奚は正しい、私は変わった、いつもは何でも話せたのに、でも今は…
 霊奚の純粋さが怖くて全て隠した
 欣然(シンラン)を嫁がせた時、万全の策を練ったはずが、霊奚の件をすっかり忘れていた」
穆川は全て安然の企みだったと知り呆然、引き返してしまう。

冬青は斉王に気づき、釈明して来ると言った。
しかし安然が止める。
「これでいい、この方がお互いのためよ」
安然はそのまま冥銭を焚き続けながら、あの時の祈祷師の言葉を思い出していた。
…万物は運命に身を委ねる
…流れる大河を途中でせき止めれば新たな流れが生まれる
…だが流れを止めることはできない、誰にも
その頃、穆川は慶王府にいた。
穆川は自分が花嫁を迎えに行くと申し出たが、穆澤は必要ないという。
しかし穆川は行かせて欲しいと懇願した。

翌朝、花嫁を迎えに来たのは穆川だった。
安然は一瞬、動揺したが、穆川は紅蓋頭をかぶった安然の表情を読み取ることはできない。
「恐れ入ります、斉王殿下」

一行は急な雨に降られ、穆川はやむなくやぐらの下でしばし雨宿りすることにした。
その時、花嫁の輿に気づいた民たちが慶王府に嫁ぐ陸家の長女を揶揄する。
꒳ ̄)<妹が不貞を働き離縁されたが、その隙に姉が皇家に取り入ったんだ
꒳ ̄)<妹の夫だろう?とっくにデキてたんじゃないのか?
安然はただ目を閉じて黙っていた。
すると穆川は安然がこんな辱めに耐えられるとは思わなかったという。
「今日は未練を断つために来た、正直に答えてくれ
 君が瀚京(カンケイ)に来たのも計算ずく、妹の密通をでっち上げたのは陸家を守るためか?」
「シィー」
「私のことも計画の1つだった?」
「…是」
「私が渡した雪蝉子(セツセンシ)と鉤吻(コウフン)は妹を嫁がせるためか?そしてあの毒は自ら飲んだ?」
「…是」
安然は目的のため家族を傷つけ、穆川の真心まで利用したと認めた。
「冬青、雨が止んだわ、行きましょう」

花嫁の輿が慶王府に到着した。
穆川は思わず馬を飛び降り、安然の背中に問いかける。
「後悔しないか?」
「…しないわ」
すると安然は慶王府の敷居をまたいでしまう。

…残酷な宿命は慶王府の高い屏によって天地を2つに隔てた
穆川は塀の内側に立ち入ることができない
陸安然が華やかな檻の中に囚われた瞬間、塀の外の広い世界はまるで色を失ったようだった…

つづく


ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ
すごい展開がこれでもかと続く…





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最終更新日  2024.02.09 22:00:00
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