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雪風ジョルノ

雪風ジョルノ

2010/06/02
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佐藤優氏の活躍により、昨今インテリジェンスという言葉が広く知られるようになった。
「インテリジェンス」で検索すると、たくさんの書籍が出てくる。

それらの多くは、 "これからは" インテリジェンスの時代だ!という内容のように見受けられるが、我が国には昔からインテリジェンス活動があった。
戦後の自衛隊創設時、その基礎を作ったのが松本重夫氏である。


【松本重夫】自衛隊「影の部隊」情報戦秘録


インテリジェンスとは、暗号解読やスパイ活動のことではない。
大量の情報を仕入れ、それらを的確に分析した上で、そのプロジェクトの目的達成に活かすことだ。

本書は、如何に広く人脈を築くか、如何に機転を利かした対応が取れるかの実践例豊富なドキュメントである。

重ねて注意しなければいけないのは、インテリジェンスは目的達成までが一連の行為であるということだ。どんなに優れた情報分析をしたとしても、それを使う側がダメにしてしまっては元も子もない。

本書から、その失敗例を紹介する。

 一方こちら側の能力も相手に知られることになった。当時、自衛隊はソ連の航空基地の通信を傍受し、暗号も解読していた。その事実を公表した場合、日本の防衛能力が知られてしまうことになる。ソ連は日本の能力はもっと低いと思っていたのだ。そのためそれは発表しない方がいいと、私は防衛庁の上層部に忠告しておいた。ところが後に公表されてしまう。 それは当時の総理大臣中曽根康弘の判断だったという。 各国の政治的駆け引きの中で日本の防衛は翻弄され続けている。政治のトップレベルで情報理論に基づいた確固たる方針がなく、ふらついているからである。
***



戦後ソ連の暗号を解読した米国の「ヴェノナ文書」は、1995年になってようやく公開された。それまでアメリカはずっと黙っていた。秘密裏に暗号を解き、アメリカに入り込んだソ連スパイ(米国人も多数いた)を割り出して徹底追及した。冷戦は、そうしたインテリジェンスで勝利した。


中曽根氏は靖国神社参拝を中止した首相でもあり、全く碌なことをしていない。


ヴェノナの書評は以前ブログに書いたので、よければ参考にして下さい
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ヴェノナ
インテリジェンス人間論



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最終更新日  2010/06/02 07:40:17 PM
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