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September 18, 2006
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昨日の続きです。
「なんで自分の子供を殺すの?」と、外人さんに聞かれたっていうリカチャンさんのコメントがあって、ちょうど、イヤホンガイドにその答えらしきものがあったので、追伸です。

歌舞伎の劇作家たちは、”人間の尊厳”を、追求していたんですって。


なんか、こむずかしいよね。



平たく言うと、動物と、人間の違い!!を、表わしたかったらしいのよ。



動物は、本能に従っているから、自分の子供を守りたいと思うでしょ。
人間も、もちろん自分の子供を守りたいに決まっているじゃない。

この場合、子供というのは、「自分の生命より大切なもの」の象徴なんだろうなあ。


で、時に、人間は、自分の命より大切なものを投げ出すことを選ぶ。





この“違い”を、追求し続けたのが、歌舞伎や、浄瑠璃の世界で、あるらしい。




これは、日本特有のものじゃないよね。


ギリシャ悲劇では、よくあるテーマだ。
アンドロメダが、海の怪獣に生け贄にされそうになるギリシャ神話なんかもちょっと似てる。

つまり、西欧では、生け贄”って感覚なんだよね。きっと。


そういえば、徳川家康は、織田信長の命令で、長男と奥さんを殺している。
辛かっただろうなあ。
出来のいい跡継ぎだったんだよね。確か。



子供を戦争に取られる、出征兵士の親の気持ちとか、
今だって、至るところで、やむにやまれぬ子殺しは行われているんだ。




そういう特殊な状況のようでいて、


これを、芝居にしようと、苦心したんじゃないかなあ。




うまく言えないけど。




勇気っつうの?
人間であることは、勇気がいる。
自分の、一番大切なものを投げ出す勇気があってこそ、人間・・・











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Last updated  September 18, 2006 09:34:29 AM
コメント(6) | コメントを書く
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そうだね~  
Rika Chan  さん
確かに、そういう事態になったとき、わが子を殺めるより自分の命を差し出したほうがどんなに楽だか・・・。
戦争中、沖縄で、防空壕の中に潜んでいるとき、小さい子が騒いで全員が見つかってしまうから、他の人を助けるためにわが子を殺さざるをえなかった人の話を聞いて、何とも切なかった思いをしたことがあります。
大義のために自分の命よりも大切なものに手をかける・・・西洋人にはない発想なんだと思うよ。

昨日、「誰も知らない」を見たんだけど・・・
こりゃまた、どうしようもない母親の映画で・・・
実際の事件を基にしているんだけど、事件はもっとひどくて、ほんに親というものの存在の危うさを感じたものです。長くなってごめんねー (September 18, 2006 03:18:41 PM)

Re:そうだね~(09/18)  
Rika Chanさんへ

私も、その話、聞いたことがあるよ。
確か、「大地の子」のい中でも、使われていた話だったと思うけど、
平和がいいよねえ。
ほんと、しみじみ。

なんか、年を取ると、いろんなシガラミがくっついてくるじゃない?子供も、親も。

そして、だんだんいろんな事がよくわかってきて、よけい悲しいときがあるよね。



>確かに、そういう事態になったとき、わが子を殺めるより自分の命を差し出したほうがどんなに楽だか・・・。
>戦争中、沖縄で、防空壕の中に潜んでいるとき、小さい子が騒いで全員が見つかってしまうから、他の人を助けるためにわが子を殺さざるをえなかった人の話を聞いて、何とも切なかった思いをしたことがあります。
>大義のために自分の命よりも大切なものに手をかける・・・西洋人にはない発想なんだと思うよ。

>昨日、「誰も知らない」を見たんだけど・・・
>こりゃまた、どうしようもない母親の映画で・・・
>実際の事件を基にしているんだけど、事件はもっとひどくて、ほんに親というものの存在の危うさを感じたものです。長くなってごめんねー
-----
(September 18, 2006 07:14:19 PM)

Re:子殺し(09/18)  
heren’s  さん
この時代、主君の存在は絶対ですものね。差し出したくは無いけれど、差し出さなければならない、自分の気持ちを押し殺して逆に有り難いことと受け止めなくてはならない、そんな感じなんでしょうね。確かに生け贄と同じかも。

自分の一番大切なものを犠牲にするって、一体どんな気持ちでしょう。それが自分自身であったなら気持ちの整理もつくのでしょうけど...。
そんなこと、これからの将来経験することになるのかしら?考えたくないけれど、きっと普通の精神状態ではいられないでしょうね。それを乗り越えて生きるなんて出来るかしら?と考えてしまいました。

そんなこと起こらないことを願いますが、今、世界中では人身売買とか、色々な悲惨なことが起こっているのも事実、改善の糸口をみつけられない出来事ばかりでどうしてよいのか...。そんななか、みんな生きているのですね。

本当に、生きるって大変、そして私なんて甘えだらけですね。
(September 18, 2006 08:56:22 PM)

Re:子殺し(09/18)  
日本やアジアで「自己犠牲を尊ぶ」というのと、
西洋で「生け贄を差し出す」というのは
似ているけれど基本的に違うのでしょうね。
我が子を主君の身代わりにしたり、
戦時中に戦死者の家に「名誉の戦死」とか張り紙をして尊んだり、
アルカイダ等のゲリラが自爆テロをした若者を英雄扱いして遺族を手厚く面倒を見たり……
根底に流れるものは同じような気がします。
歌舞伎のように非現実のお芝居にして涙している間はいいけれど、
それが思想化して全員が従うようになると怖いんですよね。 (September 18, 2006 09:36:22 PM)

Re[1]:子殺し(09/18)  
heren’sさんへ

そうねえ。
私も、甘えだらけです。
それこそ、自分の体重さえ、管理できない!!!

でも、時々思うんですが、劇的じゃなくても、私達も、しょっちゅう、何かの決断を迫られていますよね。ただ、それをまじめに受け止めていないことが多い私です。
面倒だったり、逃げちゃったり。
人生の後半に至って、少し、まじめになろうと思っています。
変な、決心なんですけど・・・



>この時代、主君の存在は絶対ですものね。差し出したくは無いけれど、差し出さなければならない、自分の気持ちを押し殺して逆に有り難いことと受け止めなくてはならない、そんな感じなんでしょうね。確かに生け贄と同じかも。

>自分の一番大切なものを犠牲にするって、一体どんな気持ちでしょう。それが自分自身であったなら気持ちの整理もつくのでしょうけど...。
>そんなこと、これからの将来経験することになるのかしら?考えたくないけれど、きっと普通の精神状態ではいられないでしょうね。それを乗り越えて生きるなんて出来るかしら?と考えてしまいました。

>そんなこと起こらないことを願いますが、今、世界中では人身売買とか、色々な悲惨なことが起こっているのも事実、改善の糸口をみつけられない出来事ばかりでどうしてよいのか...。そんななか、みんな生きているのですね。

>本当に、生きるって大変、そして私なんて甘えだらけですね。
-----
(September 26, 2006 07:13:35 AM)

Re[1]:子殺し(09/18)  
SIR JAPANさんへ

なるほどお。
思想化して・・・か。
そうやって、日本は、いろんな間違いをおかしましたものね。
美化しちゃいけませんよね。
今、歌舞伎でこういう時代錯誤なお話を見ると、フィクションでよかったなあと思いますよ。
私は、結局、自分の子どもがかわいいもの。


>日本やアジアで「自己犠牲を尊ぶ」というのと、
>西洋で「生け贄を差し出す」というのは
>似ているけれど基本的に違うのでしょうね。
>我が子を主君の身代わりにしたり、
>戦時中に戦死者の家に「名誉の戦死」とか張り紙をして尊んだり、
>アルカイダ等のゲリラが自爆テロをした若者を英雄扱いして遺族を手厚く面倒を見たり……
>根底に流れるものは同じような気がします。
>歌舞伎のように非現実のお芝居にして涙している間はいいけれど、
>それが思想化して全員が従うようになると怖いんですよね。
-----
(September 26, 2006 07:18:09 AM)

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