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Jul 23, 2007

昨日はたまには自転車にでも乗ってみようかと思い志摩へ行ってみた。
空が晴れてきた16時ごろに家から脱出。

家を出た瞬間に中学時代の先輩に遭遇した。
彼曰く、大学に四年間通えるかどうかを企業は見ているのかもしれない、と。
やっぱりどこかで厳しい波が来る。
学校にいく意味を疑う時期は必ずあるし、ほかにも障害があるのかもしれない。
そんな事話しながらレンタルショップに行くのに付き合った。
それだけでも今日は有意義な日だったって気分だった。
その後、パンク修理のために家へ向かう。ぇ

志摩をさまよっていると、過去が沸いてくる。

高校一年のとき中退した友人の家の近くを通った。
　いったい今は、何をしているのだろうか。
　まだちゃんと高校に行ってるのかな？
　まだ高校という組織にいられることがちょっと羨ましい。

例の長距離遠足で通った道々を通った。
　どっちに走っても結局見覚えのある道に出る。
　遠足の準備で駆けずり回った日々を思い出した。
　走り回っていた遠足当日の自分が遠い存在のように思えた。

初恋の人物の家を発見してしまった。
　適当に進んでいたら見覚えのある景色が見えた。

　彼女は推薦で城南高校に行ったと聞いている。
　今は、どこかの大学に行っているのだろう。

今まで通ったことのない道を通るべく東に行くと発見があった。
非常に大きな工場が林立している地帯だ。
何を作っているのか気になる。

その近くには採掘場のようなところへ続く道があった。
門は閉まっていたが、何をしているのだろう。
単純に掘っては運ぶ仕事を繰り返すのだろうか。

あまりにうろうろしすぎてしまったので、20時近くになっていた。
物陰に闇が潜み始める時間だ。
気にさえぎられて視界が暗くなるとき、緊張が走った。
やはり、闇は恐ろしいものらしい。
無意識的な身体の変化に感動した。

帰りの道でも例の儀式で使った道を通った。
どうしても過去を思い出す。
過去の整軍部隊の自分を介して学校生活全てが浮かんだ。
一年のときにいろんなことをしていたことを思い出した。
話し合いだとか学年会だとか…非常に懐かしい。
懐古の念に全ての神経が持っていかれる感じがした。

…

今となってはもうわからないことがある。
今なら冷静に分析できる部分もある。
今の自分は昔の自分に比べてどうだろうか。
成長はしている。
でも、十分に成長できているだろうか。
自分のとって十分な成長ってどんなもんだろう。

もう一度あのコースを完全に歩いてみたいな。
一年時の道でも二年時の道でもどっちでもいい。
今度こそ、普通に、導かれるように、人と話しながら、全て歩きで。

…

帰宅は21時だった。今日は午後からテストだ。

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