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2007/01/25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
JBVPの 乳腺腫瘍 を見ますと、『発生頻度は10万頭につき198.8頭』とあります。

一見すると、思ったより少ないかな、と言う気がしますけれど、およそ500頭に1頭です。
こう書き換えてみると、またちょっと悩みます。
これ位の割合だったら(子宮蓄膿症を考えない場合は)不妊手術をする必要性があるのかな、と言うことに付いてです。


この数値の元データが不明なこともありますけれど、あまり意味がないような気もします。
きちんと統計データが取れるような(飼い主)元データでは、当然不妊手術の実施割合も高くなっているだろうし、獣医さんに殆ど掛からない飼い主さんの犬からは正確な腫瘍発生状況が分からないからです。
現在の日本でも、この獣医さんに掛からない飼い主、というのは相当数存在すると思います。
勿論私の周囲にも存在しますし、登録も狂犬病注射もしない、という割合の高さは狂犬病のニュースなどでもご存知だと思います。



よく動物病院のHPなどで『多発する』と書いてありますけれど、一つには認識ギャップがあると思います。
獣医さんのところにはそういった症例の患者さんが多数訪れますので、『ああ、また起きてしまったか』と思いがちだと思いますし、一般の飼い主さんは、『そんなに発生していないのに』というのが実感ではないでしょうか。
私の周辺では、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍の話を殆ど(というより、今いるところでは一度も)聞きません。(不妊手術を受けていない個体も勿論カウントして)
逆に、悪性腫瘍や癌、心疾患などは度々遭遇します。


勿論不妊手術の理由は疾病予防以外にも様々あります。
発情期の問題行動や(特に雄の場合の)衝動に苦しむ、という面も個体差があり、一概に手術するのもどうかな、と言う場合も多いと思います。
私の知り合いでも、不妊手術を選択せず、何代も飼って問題を感じない人も多く見受けられます。
勿論、逆に雄犬ですけれど、発情期の度毎に切なそうに吼えて、何度も脱走する子もいます。



不妊手術を勧めるもう一つの理由が、閉鎖型の子宮蓄膿症などで重篤になった場合、麻酔リスクが高くなるから、というものだと思いますけれど、これもちょっと理解に苦しみます。
それなら、何故安全な麻酔方法や(手術)技法を研究しないのだろうかな、と常に疑問に感じます。
尤も、これはあまり望めないことではあると思います(麻酔技術は他の疾病もあり、発達すると思いますけれど)。

ワクチンの有効期間の検証などを見ても、概して日本の獣医学界は保守的だと感じるからでもあります。

但し、これは獣医さんや研究者のせいではなく、個々の飼い主さんの意識の問題だと思います。

多分、私も含めて、日本人は個人の問題に還元する性向があり、アメリカ人は社会の問題に還元するのではないかな、と何となく感じています。
例えば、アメリカでは犬種毎の協会なども積極的に愛犬の環境も含めた福祉・向上を常に考え、行動しているし、寄付の文化でもありますので、資金も集まります。
よく引き合いに出されるグレート・デーン協会のワクチンに関する研究・援助も有名だと思います。

最近、JKC及び JAHD で股関節形成不全などの遺伝性疾患を登録・管理しようとする試みが開始され、日本もこういう意識が少しずつ変ってきてはいる様ではあります。



先の不妊手術の話に戻りますけれど、私の場合も、自分では色々な情報を調べますけれど、他へは働きかけようとはしません。
色々な掲示板などで不妊手術を受けさせるかどうか悩んでいる、という書き込みは多数見かけますけれど、結果は、誰かが不妊手術の意義を説明して、悩みながらも相談者がスレを〆る、というのがお決まりのパターンで、これ以外の終わり方をしているものを見かけた記憶がありません。
誰かが、『じゃあ、こういったことをやってみましょう』と何かを立ち上げれば、それを受けて獣医学会の方も動き出す可能性が芽生えると思いますけれど、やっぱり国民性かな、という気がします。

尤も、最近ではやっぱり意識・行動様式の変化は少しずつではあっても見受けられます。
ワクチンの3年化署名運動(正確な名称ではありません)や、真面目なのかどうかは名称しか知りませんので何とも言えませんけれど、アニマル・ポリスを発足させよう、というHP等もあるようです。



乳腺腫瘍などで思うもう一つのことは、遺伝的要素のことです。
原因はよく分かってはいないようですけれど( 乳腺腫瘍 )、ホルモン分泌異常が直接の大きな要因と言うことはほぼ異論のないところだと思います。

ホルモン分泌異常ということは、遺伝的差異を見ることも可能な気がします。
実際、ラットではそういう系統差が見られるようです( 実験動物の概要情報

『[ラットの系統差]
  Sprague-Dawley雌ラットと AxC雌ラットの自然発生乳腺腫瘍を比べると、線維腺腫と腺がんともに Sprague-Dawleyの方に多く発生する。この系統差の原因は知られていない。Sprague-Dawleyの中では線維腺腫の方が腺がんよりも多く自然発生する。』


犬でも、経験的に何となく好発犬種があるように感じている獣医さんも多いのではないかと思います。


すると、遺伝子解析からアプローチできる可能性もあるのではないでしょうか。
家畜では現在 遺伝性疾患の検査 (DNA分析)が10種類まで出来る様になっている様です。

勿論こういった検査技法は、お金の問題もありますので、どうしても家畜が先になりますけれど、その内ペット・アニマルにも応用されるようになるのは時間の問題と思います。
何れは手術しないと言う選択肢も増えるかも知れません。
(本当はここまでが前振りですけれど、本文が書ききれなくなりました。何れ別立てで書きます。)





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最終更新日  2007/01/25 05:20:31 AMコメント(0) | コメントを書く


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