2005/02/01
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カテゴリ: 日々の暮らし
妹とインドに到着。空港から田舎道をとぼとぼ歩いて、ホテルに向かう。途中で道が不安になり、ホテル情報をプリントアウトした紙を探すが見つからない。ホテルの名前を頼りに、自転車に二人乗りしている男性に尋ねると、自分達も今到着したばかりでわからないと言われた。埃だらけで牛が横を通り過ぎる寂れた道を歩き続け、「本当にインドに来ちゃったんだ。なんか夢みたい。でもこれって夢じゃないよね。」‥‥とインドにいることをしっかり実感ところで目が覚めた。

インドに行った夢なんて久しぶりに見た。インドは私が初めて行った外国で、しかもそれは出張だった。20代前半に、ある企業の新規ビジネスを企画する仕事を請け負ったことがある。1年間の時間と予算を与えられ、どこにいて何をしても良いという、いかにもバブル期を象徴するような条件で契約金も十分過ぎるものだった。その仕事のプランニングの一環として、様々な刺繍デザインを収集する必要が生じ、たまたまマーケティング調査で訪れた神戸の店で、インドの美しい刺繍を見つけ、そこの店主の女性と意気投合し、今度インドに行く時に一緒に行きましょうと誘ってもらった。

会社に戻ってその話を担当者に告げたら、「いいじゃない!あなたインドで刺繍デザインをたくさん見てきたら?」と言われ、とんとん拍子に話が進み、3週間にわたるインド出張が実現した。アメリカの出張規定しかない会社だったので、私の出張旅費にもアメリカ規定が採用されたため、インドではとても使いきれず、いきなり出張成金になってしまったことを思い出す。

最初に入ったのはボンベイ(現在のムンバイ)。宿泊先はインディアンゲート前にある老舗のタージマハルホテルという高級ホテルだった。私はたまたまロビーでイタリア人男性に話しかけられ、自分の旅の目的を話すと、彼もまたインドのデザインを本国イタリアに送る仕事をしているということだったので、翌日から数日間、私は彼の貴重な情報源であるアトリエやショップに連れて行ってもらった。訪問先にはマハラーニのサリー専用の刺繍アトリエや、三宅一生がプロデュースしていたアシャ・サラバイのアトリエなども含まれ、ある工房ではアンティークの刺繍の布をたくさん譲ってもらうことができた。

夢のおかげで久しぶりにインドの日々を思い出してしまったので、夕食はキャベツとじゃがいものサブジ&チャパティでも作ろうかと思ったら、夫が仕事で出かけるというので、予定を変更して、スパゲティで一人ごはん。最初はアンチョビ&キャベツのシンプルなものにするつもりだったけど、残り野菜をあれこれ入れたので、にぎやかパスタになりました。

■ブロッコリー、きゃべつ、しめじのペペロンチーニ

スパゲティ

■美味しいパスタ「ヴェネデット・カヴァリエリ」
ヴェネデット カヴァリエリ スパゲッティーニ 500g

■うちの定番アンチョビ 「マリアーノさんのアンチョビ」
イタリア シチリア産マリアーノさんが作ったアンチョビ・フィレ 80g瓶

明日からしばらくおでかけします。日記の更新が遅れるかもしれませんが、なるべく毎日更新します(*^_^*)。





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Last updated  2005/02/01 10:23:28 PM
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*salice* @ みのりさん、こんばんわ! >saliceさん・・お名前変わったんですね…
*salice* @ little doorさん、こんばんわ! >だんなさまってほんとにステキな方です…
*salice* @ Aoisoraさん、こんばんわ! >(笑)思い出して言うのはきっと、その…
みのり9339 @ Re:夫と万葉集(03/04) そうそう。。 お義母さまの、フライと天…
みのり9339 @ Re:夫と万葉集(03/04) ご飯がすごくおいしいそう・・ saliceさ…

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