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瀬戸の作家に頼んでおいた作品が仕上がったということで、夫と瀬戸までドライブ。作品を受け取った後、研修生たちの作品展を開催していたので見学。研修生とはいえ、それぞれの作品のレベルは高く、刺激的な作品が多数あったのが嬉しい発見だった。今度は急須をオーダーしてみようかな。夕食は友人のchikaさんと待ち合わせて、覚王山近くのイタリアンレストランで食事。ここは仕事でお付き合いのある店で、勉強熱心な若い夫婦がとても爽やかで、応援したい店の一つ。chikaさんとは、彼女の自宅へPC作業のSOSで駆けつけた時を除けば、実に5年ぶりの再会。お互いの近況や、フランスで、かの「アラン・デュカス」で食事をしたというchikaさんの話などで盛り上がり、とにかく楽しい時間でした。その後、彼女のご主人の経営するバー「JP」で軽く飲み、更にもう一軒立ち寄り、久しぶりに午前様の妻でした。最後のバーで飲んだ飛び切りドライでとオーダーしたマティーニ、美味しかったな♪【今日の夕食】■春野菜のテリーヌ■フィノッキオ(フェンネル)のスパゲティほうれん草を練りこんだ手打ちパスタ。今が旬のフィノッキオをベースに、レーズン、松の実などを加えたソースも絶品でした!■スズキの香草焼き■イベリコ豚のグリルイベリコ豚って大好物なんです♪素材が美味しいので塩&胡椒&レモンだけで十分!chokaさんは子羊をセレクトしました。■ワイン:Montepulciano TreRose登録してみました。ポチしてくださいね(*^_^*)
2005/03/05
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最近、うちの夫は万葉集関連の本ばかり読んでいる。「万葉集の歌は情緒があっていいよなあ。」と言い、気に入っているいくつかの歌を読んでくれたけれど、さっぱり意味がわからなかった私。それでも流れるような音は、確かに耳にも心地よく、先日見せてもらった父の作った短歌と比べると(比べるなって?)、さすがに雲泥の差であることは素人にも十分わかる。そして夫は、その昔、短歌は人の気持ちを伝え合う一種の通信手段だったという話を例に取り、短歌の出来具合で相手の教養を知るのだということなどをいろいろ話してくれた。「なるほど、フランス貴族で言うところの、まさに”エスプリ”みたいなものかなあ」と私が言うと、妙に納得していたけれど、「夫の真意は、もっと教養を積むように」というところにあったのかもしれないと気付いたとたん、ちょっと気持ちがへこんだ。いつも思うのだけれど、夫は難しいことと噛み砕いて説明するのが上手で、夫の解釈にかかると、仏教の世界も禅の世界も、えらく親しみやすい世界に思えてくるのが不思議。■今日の夕食イカと野菜いっぱいの焼そば、わけぎとあさりの酢味噌和え、ふきの煮物、あさりの吸い物「この前の焼そば、旨かったなあ」と夫が突然言った。一瞬何のことかと思ったら、1週間前くらいに作った焼そばのことだった。その時はそんなに美味しい素振りは見せなかったと思うのに、何故に今頃?そういえば、結婚して3年くらい経過したある日のこと、突然夫が「君のウェディング姿は本当に綺麗だった」というので、びっくりしたことがあった。そういうことって、そう思った時に言われた方が嬉しいんですけど‥‥。夫はテンポがゆっくりというか、ちょっとズレているというか、時々そういうことがあるのがとても面白い。登録してみました。ポチしてくださいね(*^_^*)
2005/03/04
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先日「トリビアの泉」を観ていて、三人官女の真ん中の女性は人妻であるということを知った。「昔の女性は結婚すると眉を剃るから」というのがその理由。この番組、様々なことを淡々と検証してゆくVTRがやけにツボで、夫も私も結構好き。ということで、今日はひな祭り。実家には子供の頃に祖父が贈ってくれたお内裏様とお雛様だけの雛人形がある。雛人形を飾るのはいつも父の役目で、ひな祭りが近づくと丁寧に箱から出して飾り、ひな祭りが過ぎると、人形の顔にそーっと薄紙を巻いてから人形を包み、また丁寧に箱にしまう。ひな祭りが近づくと、何故か父のそうした一連の丁寧な仕草をいつも思い出してしまう。実家では今年も父が雛人形を飾ったのだろうか‥‥。■今日の夕食:味噌煮込みうどん今日は簡単メニュー。うちの夫に食べたいものを聞くと、焼そば、チキンライス、お好み焼き、ラーメンなど、子どもが好みそうなメニューばかりをリクエストされる。そして私のがっかりした顔を見て、「君はこういうメニューを料理だと思っていないんだよなあ」と言う。決してそんなつもりではないのだけれど、単品で完結してしまうメニューだと、なんだか手抜きをしているような気持ちになってしまうだけ。楽でいいのにね。なんで私はそんな風に思ってしまうのだろう‥‥?登録してみました。ポチしてくださいね(*^_^*)
2005/03/03
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珍しく妹から長文のメールが届いたと思ったら、佐伯チズさんの美肌食メニューがいくつか書いてあった。妹の美肌に対する対する思いは熱く、スキンケアの動向に疎い私に、いつもあれこれと情報をくれるので結構助かっている。今日のメールに書いてあったメニューの一つ、「特製美肌スープ」は、寒い季節にちょうど合いそうな感じ。テレビで放送した内容らしいので、ご存知の方も多いかもしれませんが、ここに書いてみることにします。■特製美肌スープ【材料】鶏肉、セロリ、ねぎ、玉ねぎ、クコの実、しょうが【作り方】・水を入れた深鍋に、半分に切った玉ねぎ、薄切りにした生姜、カットしたセロリ・ネギ、水洗いしてぬめりを取った手羽先、クコの実をいれてやや強火で温める。・沸騰したら弱火で1時間半煮込む。・塩コショウで味を調え、だし醤油を少し加え、カレー粉をひとつまみ入れて完成。※たくさん作り、スープを冷凍。レンジで温めればいつでも飲める。実は一昨年のこと、台湾で評判の高い占い師にみていただいた時に、私にとって良い食材として、鶏とクコの実を積極的に摂ることを勧められ、市場でたくさんのクコの実を買い込んできた私。一緒に行った妹がそれを覚えていたのかどうかはわからないけれど、このスープ、お肌にも良いということなので試してみたいと思った。■今日の夕食里芋と切干大根の煮物、チンゲン菜とじゃこの炒めもの、ハンバーグ(義母のおすそ分け)■ごはん(今日は白米)と白菜、もやし、干海老のスープ■じゃこの中に小さなタコが1匹入っていたのを発見して幸せ気分♪登録してみました。ポチしてくださいね(*^_^*)
2005/03/02
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今日は久しぶりに義父母と一緒に夕食。メニューは水餃子鍋ということになっていたので、夕方から餃子作り。義母は料理を作らなくて済むのでほっとした様子だけれど、何もしないでいると義父の機嫌が悪くなるので、一応キッチンに留まって、おしゃべりしながら支度ができるのを待っている。手持ち無沙汰の義母を見て、何か手伝ってもらった方がいいのかなあと、手伝ってもらえそうな作業をぐるぐる考え出した私。餃子を一緒に包んでもらおうかな?と一瞬思ったけれど、以前目にした義母の包み方を思い出して提案を心の中で却下。次に野菜を切るのをお願いしようかな?と思ったけれど、一緒に料理をする時、義母は必ず一つ一つの切り方を私に確認するので、それも何だか悪いような気がして同じく却下。結局、土鍋のセッティングだけお願いした。友人達は、私が姑だったら嫌だと口を揃えて言うけれど、実は私も常々そう思っている。料理における自分のこだわりはいろいろあるけれど、素材の切り揃え方もその一つ。じゃがいもを煮込む時には、煮崩れないように必ず面取りしたいし、きゅうりを千切りにする時には、見た目を考えて上下に緑がちゃんと入るように切りたいし、鍋や茶碗蒸しに入れる人参は、桜や梅など季節の型で抜きたい‥‥。自分の中では当たり前のことだけれど、料理にできるだけ手をかけたくない義母は、そういう作業を見るたびに、「何とまあ、ねんごろ(丁寧)な‥‥」とため息をつく。もちろん、こうしたことは自分が好きでやっていることで、それを姑に求めたりすることはないのだけれど、確かにこれが逆の立場で、料理に手をかけたくない嫁だとしたら絶対に嫌だろうなとも思う。こんな風に改めて書き出すと、自分が嫌な嫁に思えて、義母が可哀想になってくる。こんな嫁でごめんなさいm(__)m。ところで、皆さんは水餃子の具ってどんなものを入れますか?ちなみにうちは、豚挽肉、海老のすり身、白菜(時々キャベツ)、にら、塩、こしょう、胡麻油、卵、片栗粉など。いろいろなレシピを試しましたが、結局こんな感じに落ち着いています。■今日の夕食:水餃子鍋、菜ばなのお浸し何が何だかわからない画像になってしまいました(T_T)■にらダレ レシピはこちら!■夫のお夜食:パンケーキとココア昨夜も同じく‥‥でした。登録してみました。ポチしてくださいね(*^_^*)
2005/03/01
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10年程前のこと。友人のKONちゃんから「素敵なマンションがあるんだけど見に行かない?」と誘われ、興味深々で一緒に物件を見に行った。名古屋の閑静な住宅地にあるそのマンションは、築年数は結構経っていたものの、古い公園のような緑の木々に囲まれていて、敷地内に数棟あるマンションは全て低層階で、とても雰囲気の良い物件だった。彼女も私も一目で気に入り、「軽井沢の散歩道みたい!こんな雰囲気の中で暮らせたらいいね‥‥。」とため息をついた。良い物件を探していた彼女はその後、不動産屋に連絡を取り、分譲物件の有無と価格を確認し、その時は結局手の届かない物件だとあきらめたらしい。ところが一昨年の暮れのこと。KONちゃんからマンションを買ったという知らせが入り、びっくりして彼女の話を聞くと、彼女が買ったマンションは、まさに10年前に一緒に見に行った物件だった。子どもが小学校に上がる前に家を購入しようと、軽い気持ちでネットで検索を始めたら、以前見に行ったマンションの一部屋が販売されていて、価格も手の届く範囲になっていて、さっそく夫婦で見に行ったら彼女の夫がひと目で気に入って購入を決めたという。「縁」というのは必ずしも人と人だけのものではないけれど、「住まい」との出会いというのも、こうした「縁」があるのだなあと思った。前置きが長くなってしまったけれど、今日はすっかりご無沙汰してしまったKONちゃんの新居に、TERUちゃんと一緒に訪問しました。新居はメゾネットスタイルで、綺麗にリフォームされた部屋は心地良さそうで、キッチン(北)とリビング(南)にはそれぞれ庭がついていて、気分はすっかり戸建感覚。KONちゃんに会うのはほぼ1年ぶり、TERUちゃんとは5月にBALI島に行って以来の対面で、3人ともお互いの近況報告やなんだかんだで賑やかな時間を過ごしました。■KONちゃん宅のランチ■今日のうちの夕食コロッケ&きゃべつの千切、、納豆、大根と油揚げの味噌汁登録してみました。ポチしてくださいね(*^_^*)
2005/02/28
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目が覚めると、夫も義父母もそれぞれに出かけていて、家の中にたった一人だった。子供じゃないんだからと、いつも夫に諭されるけれど、家の中で1人でいるのは未だに苦手。ほどなくして夫が帰宅。近くに住む友人のカメラマンとカフェで話していたらしい。夫はこの土地で生まれ育った人なので、近所にふらりと会うことができる友人がいてうらやましい。リンクさせていただいているPappiRecipeさんの日記の中で、「生まれ育った場所が一番好き」というコメントがあり、気持ちが敏感に反応してしまった。東京は故郷というイメージが似合わない土地かもしれないけれど、私の故郷はやっぱり東京しかない。暮らしていた頃よりも、離れて暮らす今の方がずっと好きになっているかもしれない。私は子供もいないし、夫が亡くなったら、きっと東京に戻る選択をすることになるだろうと思う。何年暮らしてもこの土地に馴染めない私の気持ちを夫も察していて、私が東京に行きたいと言えば、いつも快く私を東京に送り出してくれる。去年の12月、私の検査に立ち会うために一緒に上京してくれた夫は、「東京にいる時の君は本当にイキイキしているよね」と言った。夫の心境を思うととても切ない。いつの日か、この土地を心から好きになれたら、本当はそれが一番幸せなことなのかもしれないなあと思うのだけれど‥‥。■今日の夕食:かた焼きそば美味しかったけれど、こうして写真に撮ってみると彩りに乏しく、チンゲン菜とキクラゲも一緒に炒めればよかったとプチ反省。登録してみました。ポチしてくださいね(*^_^*)
2005/02/27
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昨夜、帰宅後くしゃみが止まらず、ビタミンCと風邪薬を飲んですぐにBEDに入ったものの、首の後ろがどーんと重く、なかなか寝付かれず、夫が睡眠薬代わりに枕元に置いてある数冊の一つを適当に手に取ったら、アンドルー・ワイル著の「人はなぜ治るのか」だった。私も夫も何度か読み返している本だけれど、改めてホメオパシーについての章を読んで、まさにこういうコンディションの時こそ、ホメオパシーに基づいた治療を受けたいものだと思っていたら、夫が横で「日本ではまともなホメオパシー治療は望めないだろう」と素っ気無く言った。改めて調べてみたら、日本にもホメオパシーに関するいくつかの団体があって、そのネットワークは全国に広がっている様子。昨夜の症状はゆっくりお風呂に入ったことで幸いにも改善されたけれど、もっと重い症状になった時に、一度体験してみたいものだと思った。ホメオパシーについてはこちらを参照して下さい。■今日の夕食いなり寿司、お吸い物、鰻ときゅうりとわかめの甘酢和え、だし巻き卵、夜、千葉北のイタリアンレストランで食事中という妹から「フレッシュのブラッドオレンジを頂いています」と、写真つきのメールが(自慢げに(^_^;)送られてきた。ブラッドオレンジ、最近は三ケ日などでも栽培されているみたいだけれど、妹の食べたのはイタリア産とのこと。いいなあ‥‥6月のイタリアでは、メルカートで思いっきりオレンジを買い込んで食べてみたい♪登録してみました。ポチしてくださいね(*^_^*)
2005/02/26
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庭に植えてある伊予柑の樹に今年は6個の実が生り、貴重な1個を今日食べてみた。一つずつ房から取り出し器に盛り付けていたら、夫が「君、優しいねえ。面倒じゃないの?」と聞いた。確かにこれは手間のかかる作業。でも、夫はこうして供さないと決して柑橘類を食べないとわかっているので、うちではこれが当たり前になっている。そして、夫はいつも「優しいねえ。」と言い、満足そうに食べている。夫がこういうのを真の優しさと思っている人だとは思えないけれど、言われて悪い気がしないのは確か(^_^;「チャングムの誓い」を欠かさず見ている夫が、「スラッカンの王さまもこうして食べているのかな?」と夫が言うので、スラッカンの女官になった気分になってしまった。最初は夫のためにむいていたけれど、こうして食べるようになったら、手をベタベタにしながら食べるのが何となく嫌になり、いつの間にか一人で食べるときも、あらかじめむいてから食べるのが習慣になってしまった。酸味が強い時には、薄めのシロップに漬け込んでおくのも好きな食べ方。今日の夕食は馴染みのワインバーで。昨年亡くなったYさんと共通の友人T嬢とM嬢に声をかけて、「Yさんを偲ぶ会」をひっそりと行いました。今日のワインはトリュフで有名なアルバにあるワイナリーCOPPO社の「MONDACCIONE」。ピエモンテのしっかりした赤です。昨年、COPPO社の社長が来日した際のワイン会で抽選に当たったものをこの店のセラーに預けておいたので、今日はそれを開けてみました。今日の料理は料理長に全てお任せ。美味しい料理の数々でした。メインは「牛のほほ肉のバローロ煮」。登録してみました。ポチしてくださいね(*^_^*)
2005/02/25
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アクティブな日々から一転して、ひきこもり生活に突入し、連日PCでお仕事モードの日々。5日ぶりに外に出て、車で近所のスーパーに買い物出かけた。「暖かくして出かけなさいね」という義母のひと言で、厚手のコートとマフラーを着込み、いざスーパーに到着してみると、こんなに厚着をしている人はほとんどいなくて、皆さんとてもすっきりした装い‥‥。世間はもう既に春を楽しんでいるかと思ったら、急に取り残されたような気分になってしまった。今日の夕食はあんこう鍋。先日、rueの家で振舞ってもらったのが美味しかったので、夫に食べさせてあげたくなって作ってみました。2人用の土鍋が割れてしまったので、目下物色中です。ポン酢は最近のうちの定番「ひろたのぽんず」」←リンク先の画像かなり歪んでいます。私は近所のSATYで買っていますがこれで3本目のリピート。私の美味しいポン酢選びのポイントは、色が濁っていること。天然果汁を使っていることがそれでわかります。食後、ひさしぶりに「にらダレ」を仕込み、夫から何度かリクエストされていたお稲荷さんを作るべく、40枚もの油揚げを煮込み、デザート用にバームクーヘン(もどき)を焼いた。登録してみました。ポチしてくださいね(*^_^*)
2005/02/24
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IPフォン用にオーダーしたヘッドフォンマイクが到着。持ち歩き用にはちょいと不向きだけれど、旅のお供に邪魔になるほどでもない。オレンジ、レッド、ブルー、ブラックのパネルが好みで変えられるようになっているところも可愛い。ちなみに私はレッドを装着。■今日の夕食大根の黒こしょう煮、わけぎとイカの酢味噌和え、大和芋と玉ねぎの味噌汁深夜に、書きためていた留守中の日記を全部アップ。おでかけ日数16日!仕事を兼ねていたとはいえ、ちょっと長すぎました。理解ある夫と義父母のおかげで、困った嫁は元気に生きていけます(*^_^*)。更新が終了したところで妹が初SKYPE CALLをかけてきた。音質は確かに素晴らしく、ノイズもほとんどない。これは使える通信手段だと納得!
2005/02/23
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うちのダイニングに、花屋をやっている親戚が年明けに送ってくれたピンクのシクラメンの鉢がある。うちのシクラメンはとても元気に次から次へと花を咲かせているけれど、夫はどうもその様子が不思議でしょうがないらしい。今日ふと見ると、夫がシクラメンの花の匂いをクンクン嗅いでいた。既にクンクン済みの私は、「匂わないでしょ?」と夫に聞くと、「そうだね」と残念そうに言い、「元気すぎる‥‥。花はもっとはかなくなくては‥‥。」などと、ぶつぶつ言っている。そういえば、このシクラメンが届いた時も「真綿色じゃないんだね」といい、「シクラメンて、もっとはかなげなものだと思ってたけど、全然イメージと違った。」とも言っていた。どうやら夫にとってシクラメンのイメージは、布施明の「シクラメンのかおり」そのものだったようで、歌のイメージと裏腹にたくましく咲き続けるシクラメンは、シクラメンではないと言わんばかりの雰囲気。でも夫のそもそもの誤解は、「真綿色したシクラメンほど清(すが)しいものはない」という歌詞を「真綿色したシクラメンほどはかないものはない」だと勘違いしていたことだった。ネットでシクラメンのことを調べ始めたら、夫が蘭の仲間だと信じきっていたシクラメンが、実はサクラソウ科だということがわかり、シクラメンは改良を重ねた結果、今のような香りのないシクラメンになったそうで、最近また香りのあるシクラメンというのも栽培されていることも判明。いろいろ調べているうちに、シクラメンの原産地であるトルコやイスラエルでは、野生の豚がシクラメンの球根を食べたことから、「豚の饅頭」と言われていることもわかった。「豚の饅頭」‥‥!夫にこれを報告すべきか否か一瞬迷った私。これ以上イメージをこわしたら可哀想かと一瞬思ったけれど、あまりに可笑しかったので夫に言ったら、想像以上にがっくりしていた。■今日の夕食肉じゃが、菜花と鶏のささみの辛子しょうゆ和え、焼鮭、大根と薄揚げの味噌汁
2005/02/22
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このところの日課になっている妹とのチャット。今まで父とPCを共有していた妹は、毎日自分のノートPCに向かうのが楽しい様子。「やっぱりPCって1人に1台だよね」というメッセージが届いたので、「だってPCはパーソナル・コンピュータの略だもん。」と書いたら、「そーなんだあ。」との返事が届いて気が抜けた。私達が通常使っているのはMSN Messenger。せっかくだったら音声通話をしてみようということになり、それだったら音質の良いと評判の「SKYPE」を試してみようと、互いのPCにダウンロードしてみた。「SKYPE」は、スカイプユーザーと無料で話せるIP電話ソフトで、「スカイプアウト」という機能を使えば一般電話にもかけられる。日本、アメリカの一般電話への通話料は、私も加入しているYahoo!BBと大した差はないものの、他国の一般電話や国内外の携帯電話への通話料がとっても安いのが魅力。海外旅行の時なども便利そう。ヘッドフォンマイクもなかったので、妹とお揃いでオーダー。到着が待ち遠しいです。夕食は、美味しいパスタを作れるようになりたいという夫の希望で、レクチャーをしながらスパゲティ作り。材料は冷蔵庫にあった残りもの。畑から収穫したばかりの菜花は甘く柔らかくて美味しかった。サラミは昨年ブダペストで買ってきたもの。ハンガリーのサラミは絶品です。■菜花としめじとサラミのスパゲティ今現在、夫が私に自信を持って食べさせられるというレパートリーは「チキンと野菜のスープ」と、それを多少アレンジしたものだけなので、もしも妻が1ヶ月病気になった時にも困らないように、美味しい料理のレパートリーが欲しいと常々思っているらしい。ありがとう。その気持ちだけで感謝です。
2005/02/21
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普段あまり食べないけれど、私はモンブランなどの栗のスイーツが好きで、特にマロン・グラッセが大好き。今日は「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」でチョコレートと一緒に買ってきたマロン・グラッセをいよいよ食べてみることに‥‥。小さなプレートに乗せてコーヒーと一緒に夫の元へ運ぶ。「大事に食べてね!」という私のひと言に夫は敏感に反応し、「高かったんだ‥‥。いくつ買ったの?」と聞いてきた。「一つ530円。全力で4個買いました。」と正直に答えると、「僕は1個でいい。好物なんだから、君が3個食べたらいい。」と、ほろりと泣ける夫のひと言。柔らかく、甘く、美味しいマロン・グラッセを口に含み、至福の一瞬を堪能している私に、夫が「君、そんなにマロン・グラッセが好きなんだったら、自分で作ってみたら?」と、いたって現実的な提案を投げかけてきた。「作ってみたら?」‥‥。そう言われたら受けて立ちたい私。いそいそとマロン・グラッセのレシピを調べ始める。まずは美味しい栗の選択から‥‥。「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のマロン・グラッセは4cm程もある大きな栗で、調べてみたらフランス産ではなく、イタリア・トリノ産だった。私の心は一気に秋のイタリア。トリノ!ピエモンテ!ジビエの季節!ジビエとバローロを堪能して、ついでにメルカートで栗を買って帰ろう!‥‥と、いつしかマロン・グラッセ作りがついで‥‥に変わってしまっていた。これではいけないと再びまじめにレシピを調べ始めたものの、数分間レシピを眺めた後、「マロン・グラッセは、これからも買って食べることにします!」と夫に宣言。マロン・グラッセ作りは2日間かかることがわかった。栗の皮を少し剥いて4時間煮て、甘皮を丁寧に剥いて、その後砂糖を加え8時間煮て、翌日更に8時間煮る‥‥という気の長くなるような作業。それに加えて、日本の栗がマロン・グラッセ作りには不向きであることもわかったら、なんだかマロン・グラッセ作りが遠くに行ってしまった。でも、いつか新鮮なトリノ産の栗が手に入ったら、試してみたくなるかもしれないなあ‥‥。■今日の夕食は、チキンと野菜のカレー、キャベツ&きゅうりのサラダ、柑橘3種のフルーツサラダ
2005/02/20
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男から「思わずキュッて抱きしめたくなった」なんて言われたら、女として心地良い気持ちにならずにはいられない。例えそれが小学校2年生の男の子であったとしても‥‥。昨夜、無事の帰宅を告げるべくrueに電話をしたら、K也が玄関先で私と別れた後、そんな風に言っていたらしい。K也はrueの愛すべき息子だけれど、友人の息子というより、私にとっては小さな親友という感じ。私はK也が大好きなので、彼と向かい合う時はいつだって真剣勝負。ゲームをしても決して負けてあげるなんていうことはしないし、行儀が悪ければ真剣に叱る。以前rueが「怒ったらお母さんとどっちが怖い?」と聞いたら、K也は私の方がだんぜん怖いと言っていたらしい。そんなK也と、いつの日にかBARで一杯飲るのが私のささやかな夢のひとつ。20年後、K也がエスコートしても恥ずかしくないような、素敵なマダムでいたいと、結構真剣に思っている私‥‥。帰宅してから雨降りで、車に積んだままの荷物からチョコレートだけ取りに行き夫に渡した。一応、バレンタインデーのつもり。今年は妹に付き合って「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」に行ったのでチョコレートを買ったけれど、バレンタインデーにチョコレートをあげる習慣というのは、結婚後の私にはなかったこと。もっと気軽にプレゼントすれば良いと思うけれど、あの熱気溢れる売り場や、バレンタインデーというイベントに参加するのが気恥ずかしい私。でも、チョコレートが大好きな夫はシンプルに喜んでくれて、すぐに包みを開けてばくばく食べていた。妹は16個で8,000円以上もするチョコを買っていたと話すと、一瞬夫の手が止まり、「ところでこれはいくらしたの?」と聞くので、「板チョコは1,000円くらいだったので安心して食べて。」と答えると、ほっとしたように再びばくばく食べ始めた。私はどちらかといえば、トリュフタイプよりもごく普通の板チョコが好きなので、今回は自分の好みで選んだけれど、夫の食べっぷりを見ていて、トリュフタイプのチョコにしなくて良かったと改めて思った。■今日の夕食海老フライ、ポテトサラダ、キャベツの千切り、レンズ豆と野菜のスープ、ロゼッタ・パン with オリーブオイル久しぶりの手料理なので、夫の大好物ばかり作ってみました。
2005/02/19
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昨夜、二人で一升瓶を空けてしまったrueと私。朝起きるとお酒が残っていて、何となく気だるい目覚めだった。コーヒーをたっぷり飲んで、仕事モードのrueを少し手伝い、妹がrueと一緒に食べてと持たせてくれたミートソースがあったので、スパゲティを茹でて昼食。「250gのスパゲティを二人で食べきった!」と、後で妹に報告したらあきれていた。「もう1泊していったら?」と引き止めてくれるrueとK也。そうしたいところだけれど、延び延びになってしまった私の帰宅を何日間も待ちわびる夫の顔を思うとそういうわけにもいかず、rueに作ってもらったナンにドライカレー&レタスを挟んだサンドイッチを助手席に置いて、rue宅を後にしたのは夜の8時頃。途中、雨と雪の降る東名を走り、自宅に到着したのは12時少し前だった。夫は私の顔を見るなり、「何か旨いものが食べたい」と言うので、キッチンに行き簡単なハムチーズサンドを作った。夫は留守中の家の様子や友達のことを延々と話し出し、私はワインを飲みながら聞き役に回り、結局4時頃まで話し込んでしまった。
2005/02/18
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今日は実家を発つ日。今宵は友人のrue宅で1泊して、明日自宅に戻る予定。今回は、ほとんど父と妹のPCセッティングとPC講座で時間をとられ、一緒に銀座に買物に行くことさえできずにストレスモードだった母‥‥。それでは最後に銀座でランチを楽しもうと、母と妹を車に乗せ、一路銀座へ向かう。昼食といっても私は半分仕事モードで、仕事で付き合いのある馴染みのイタリアンレストランを予約。残念ながら料理長は不在だったけれど、支配人といろいろ話しながらの昼食。フルコースはとても食べられそうになかったので、アンティパストとパスタだけオーダー。昼食後、有楽町西武の駐車場で母と妹と別れ、一路杉並へ。私は別れるというシチュエーションに異常に弱い性質らしく、またすぐに会えるというのに、手を振りながら涙が溢れて困った。rue宅へ向かう途中、青梅街道沿いの日産跡地にオープンした「クイーンズ・シェフ」で、真澄の純米酒と、漬物2種、かつおのたたきを購入。rueは多忙の中、いろいろ料理を作って待っていてくれた。今日は仕事抜きで、ひたすら飲んで食べて話す!■今日のお土産:真澄、母が作ったフラワー・アレンジメント■今日のメニュー豚の薄切りとセリの炒め物、関アジ、アボガド・サラダ、里いもとイカの煮物、青唐辛子
2005/02/17
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今日も1日中、父と妹にPC講座を開講。データのバックアップ方法、フォルダの整理の仕方、ソフトをダウンロードする時の注意事項、知っておいて欲しいことがたくさんあって、時間がいくらあっても足りないくらい。二人ともしっかりメモを取りながら聞いてくれました。妹が名刺を作って欲しいと専用用紙を買ってきたので、QRコード入りの名刺を作ってプレゼント。友人rueの仕事の関係で知識を得たQRコードだけれど、いろいろな情報が詰め込めて、使いようによってはとても便利だということがわかり、これを何かに生かすことができないかと、いろいろ考えてしまった。今頃QRコードにときめくなんて、ちょっと世間から遅れている‥‥かも。ついでに父用と母用の名刺も作成。母の名刺は、母がアレンジした花をプリントして作ってみたところ、母は「名刺なんて初めてだわ。ママ嬉しい!」と、いたく感激してくれた。うちの母はとても感激屋で、先日もかつお節の巨大なパックを届けたところ、「嬉しい♪こんなにかつお節がたくさんあると、それだけで幸せな気持ちになれるわ♪」と、ウキウキの様子。でも、それを聞いて、「わかる、わかる!思いっきりたくさんのかつお節でだしを取れるのって幸せよねえ♪」と合いの手を打つ娘も娘ということかもしれないけれど‥‥。夕食は、母が最近凝っているという「上海焼きそば」がメイン・ディッシュ。焼そばを食べる時に、お酢をかけて食べる時があるけれど、母のこの焼そばは、あらかじめお酢を入れて焼き上げるもので、それがなかなかイケました。妹が作った、レモンの香りのするオリーブオイルで和えたサラダ。美味しい!これが実家での最後の夜‥‥ということで、妹がシャンパンを開けて「プチお疲れさま会」を開いてくれました。それにしてもうちの実家って、本当に「乾杯!」が多い家です。お花は母のアレンジです。これは明日rue宅へ持参する予定。今回はばたばたと忙しく、妹とカルトナージュ制作ができなかったのが残念でした。今度は一緒に「カルト・シスターズ」になろうね♪
2005/02/16
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今日は父と妹を相手にPC講座の一日。人差し指一本でバンバンとキーボードを打ち付ける脅威の打法を貫く父を、両手でポンポン打法に変えるのには時間が必要だと実感。午後、休憩がてら家族で近くのショッピングセンターに出かける。妹と私が気に入っているブティックでSALE品を見ていたら、素敵なインポート物のブーツが半額(\58,000→\26,000)になっていて、思わず衝動買い。母はまた花器と生花をたくさん買い込んでいた。夕食は、ラーメンが食べたいという私の希望で、ご近所の格安中華店へ。どちらかといえば、ガテン系のお客さんが多いこの店、店構えはそんなに美味しそうではないけれど、料理はてらいのない普通の中華でほっとできる味で私は気に入っている。それにしても4人で思いっきり食べて4,600円は安すぎます!母は「せっかく松花堂弁当を作ろうと思って用意していたのに‥‥」と1人でぶつぶつ言っていた。夜、父が一杯飲ろうと日本酒を片手に声をかけてきた。父は会社の付き合いで仕方なくお酒を覚えた人で、本当はあまり好きな方ではない。でも、私が滞在している時に、こうした時間を持つのを楽しみにしてくれている。母はいそいそとつまみを作りにキッチンに立ち、父と二人で語らいのひと時‥‥。「僕の作品を見るか?」と言って、父はPCを開き、母にも妹にも見せたことがないという短歌の作品を見せてくれた。なんだか父の心の奥底を盗み見るような気分になって、落ち着かなかったけれど、いくつかの句を拝見。こういう作品にコメントするのは得意ではないけれど、感じたままの感想を父に伝えた。
2005/02/15
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滞在中に一度妹を連れて行きたくて、六本木ヒルズのイタリアンレストラン「S」を予約。今日の料理はWシェフにお任せ。前回と同じ窓際のテーブルを用意してくれて、席に着くと、シェフのプレゼントということでロゼのスプマンテが運ばれてきた。こういうちょっとした気持ちって本当に嬉しくて、また来ようかなという気持ちにさせてくれます。食後、ヒルズの「ESTNATION」で妹とハマってしまい、黒地に銀ラメの入ったタンク&カーディガンのセットアップを購入。旅行に連れて行きたい服選び‥‥というのが私達の目下のテーマ。まだまだ先(5月)の話なのに‥‥。ヒルズはブルーの光が美しく光る。妹はその「青色ダイオード」の光がいたく気に入っているらしく、クリスマスにもわざわざ「青色ダイオード」で光り輝くけやき通りに両親を連れてきて、「ねえ、キレイでしょ?」と、まるで自分が開発した産物のように自慢しまくっていたらしい。車で街を走っていても、あちこち指差しては「青色ダイオード!」と叫ぶ妹は、ちょっと可笑しい。それにしても最近「青色ダイオード」を使っているビルやショッピングセンターが増えてきた。ランニングコスト、そんなに違うものなのかな‥‥。夕方、仕事の終わった母を迎えに市谷に向かい、その足で妹が気に入っているという池袋の讃岐うどんの店「硯屋」で夕食。この店はうどんメニューだけでなく、美味しそうな日本酒やつまみ類が豊富にあり、いろいろな使い方ができそうな店。実は私、店に向かう途中で気分が悪くなってしまい、一口しか食べれらなかったけれど、今度は体調を整えてしっかり飲んで食べたいと思い、お店の人にその決意を熱く語って店を後にしました。帰りの車の中で、「お姉ちゃんにとって池袋は鬼門ね」と妹が言った。実は去年の12月、大学病院で検査を受けた後、妹と一緒に入った池袋で美味しいと評判の焼き鳥屋さんで意識を失って倒れ、救急車で検査を受けた大学病院まで運ばれた経緯があり、今回もまた池袋でその数歩手前の症状になってしまった私。いつも妹が一緒にいる時なので、私は幸いだけれど、妹としてはたまったものではないはず‥‥。お騒がせでごめんなさい。
2005/02/14
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船橋に住む友人K子さんを誘って、千葉北のイタリアン・レストランで昼食。この日の午前中に到着するように手配した食材で、ローマ出身のシェフに遊んでいただこうという勝手な企画を立てました。最初の一品はフィノッキオ(フェンネル)の豪快なサラダ。大胆にカットしたフィノッキオをオリーブオイルと塩だけで食すシンプルな料理。二品目は今が旬のプンタレッレのサラダ(PHOTO)。ちょっぴりほろ苦いこの野菜は私の大好きなイタリアの野菜。アンチョビソースとよく合います。三品目は、カーボロ・ネッロ(黒キャベツ)と魚介類のリングイーネ。そしてデザート。リモンチェッロのジェラートを頼めば、リモンチェッロのボトルが添えられ、エスプレッソを頼めば、サンブーカのボトルがテーブルにドンと運ばれてくる‥‥。フロアを取り仕切るK氏の気遣い、最高です。こういうお店が家の近所にあれば嬉しいのになあ‥‥♪昼食後、K子さんを送り、K子さんのお宅でしばらく過ごして帰宅。イタリアンの後なので、夕食はシンプル&質素に‥‥。
2005/02/13
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昨夜テイクアウトして持ち帰ったピッツァを高温のオーブンで軽く焼いて朝食に食べる。翌日でも十分美味しかった!朝食後、味噌の仕込みを手伝う。母が味噌を手作りするようになってここ数年来、私もずっと母の味噌を使っているけれど、仕込みを見るのは初めてのこと。今日の作業は味噌玉を作って並べ、上から圧縮して空気を抜くという最後の仕込み作業らしい。タッパーを使って仕込むと失敗がないのだそうだ。母が‥‥と書いたけれど、味噌作りを実際にやっているのは父かもしれない。実にてきぱきした手順で作業を進めている父は、味噌作りを完璧にマスターしているという感じ。初めての体験だったけれど、なかなか面白いものだと思った。父のPCを買いに、家族で近くのPCショップに行くことになった。支度をしてリビングに行くと、母が私のコートを開いて「あら‥‥」と言い、次に妹のコートを開いて「まあ‥‥」と、明らかに失望交じりの声を出した。よく見ると、母の服装は明らかにおでかけ用だった。思わず「どうしたの?」と聞くと、「みんな銀座モードじゃないのね‥‥」という母のひと言に全員大爆笑。東京で生まれ育ったうちの母は銀座が大好きで、常に銀座に出かけるチャンスを狙っている。PCを買いに行こうと言えば、PCを買いに行くのだと単純に受け止めれば良いところを、うちの母の場合、PCを買った後、”もしかしたらそのまま銀座に行くことになるかもしれない”と思っただけで、それなりの服を着てスタンバイしてしまうところがすごいと思う。ともかく、今日は銀座どころではないと母を説得し、PCショップを目指す。それでもあきらめないうちの母。「ママね、銀座で美味しいお寿司屋さんを見つけたのよ」「本当に美味しいのよ、連れて行ってあげたいわ」などと、車を銀座へと誘導する呪文を背中に受けながら、車は近くのPCショップへ到着。2時間かけて父のPCを選び、プリンタ、無線LANカードを購入。帰宅してPCのセットアップ作業に取り掛かる。■今日の夕食メインは鶏のから揚げ。五香粉が効いています。
2005/02/12
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うちの母は食器が大好きで、陶器にしろガラス器にしろ、漆器にしろ、かなりの器のストックがありながら、こうして実家を訪れる度に新しい器を目にする。今日の朝食で出てきたのは、最近買ったというビレロイ&ボッホのプレート。父の誕生日は1月。毎年、なるべく父の誕生日近辺に合わせて上京している私だけれど、今回は少しばかりタイミングがずれたので、遅ればせながらの誕生日会を本日急遽計画し、妹が毎週片道1時間半もかけて通っているというお気に入りのイタリアン・レストランを予約した。千葉北インター近くにあるこの店は、何も知らずに店の前を通ったら、大きな電飾看板に驚いて、たぶん入らないかもしれない‥‥。仮によっぽど興味が惹いて入ろうと思って駐車場に向かっても「イタリア人シェフの店」と書かれた案内板を見つけたら、やっぱり止めておこうかなと思ってしまうかもしれない‥‥。でも、「遠い」「驚きの電飾看板!」「最近では珍しいコメント!」の難関を通り抜けられたら、至福の時間が待っている‥‥そんな店。今日は昨年亡くなったYさんの誕生日でもあったので、父とYさんの二人に家族で心から乾杯!■今日のメニュー北海道産カスベと有機赤かぶのサラダ、大根のポタージュ、パスタ(タコのオレキエッテ)、オーソンブッコ・ローマ風(PHOTO)、ドルチェの盛り合わせオレキエッテのあまりの美味しさに手打ちかと思って尋ねると、TAMMAというメーカーの乾燥パスタだと教えてくれて、お土産に一袋いただき、ついでにスパゲティもわけていただきました。楽天で探してみたら、残念ながらオレキエッテはなかったけれど、TAMMA社のスパゲティが見つかりました。近年、イタリアの大手パスタ会社は、材料を輸入に頼っているという話だけれど、このメーカーは100%イタリア産のデュラム・セモリナ粉を使っているようです。モチモチ感が全然違うんですよね‥‥。
2005/02/11
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うちの母はここ数年フラワーアレンジメントに凝っていて、家にはいくつもその時々の作品が飾ってある。昨年のクリスマスには20個ものアレンジメントを作り、近所の方や友人に配りまくっていたそうだ。買物に出かけても、手ごろなカゴや花器を見かけると、買わずにはいられないらしい。母の買物の様子を見ていると、ほとんどが誰かのための買物で、その多くは友人のお嬢さんやお孫さんのためのプレゼント。母に自分の孫を抱かせてあげることができなかった私は、そういう姿を目にするたび、心のどこかで小さく「ごめんなさい」という気持ちを感じてしまう。今日は実家のYahoo!BBが開通する日。モデムが届いたのは午後になってから。いそいそと妹のノートPCを無線で接続し、私が持参したノートPCもついでに接続してネットワークを組んでみる。うちもYahoo!BBなので、実家との通話が無料になるのも嬉しいけれど、こうして実家に滞在する時に、自宅と同様、無線でネットにつなげるのはとても便利。妹はあまりPCが好きな方ではないものの、それでも新しいPCを購入したのが嬉しいらしく、久しぶりにダウンロードしたメッセンジャーに写真を取り込んだり、カルトナージュのサイトを集めたりして、今日は長い間PCに向かっていた。
2005/02/10
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数年ぶりに友人のSちゃんと会うことになり、妹も誘って池袋の「銀兎」でランチ。Sちゃんの叔母さまとうちの父が同じ会社だったことから、子どもの頃から友達のような親戚のような不思議なお付き合いが続いている。とてもチャーミングな声の持ち主で、天性のその魅力を活かした仕事をしているSちゃん‥‥。しっかりと自分を見つめることのできる素敵な女性になっていたのが嬉しかった。昨日、忘れ物を取りにrueの家に戻った私だけれど、実は新たにとんでもない忘れ物をしてしまい、それを受け取るためにrueと白金台の「ショコラティエ・エリカ」で待ち合わせ。店はチョコレートを買い求める女性客で溢れかえっていて、美味しい国産のチョコレートはないかと問われ、rueにエリカを薦めた私はちょっぴり後悔。夫はチョコレート好きだけれど、特にバレンタインデーだからということでチョコをあげたことはない私。でも、マボンヌは私の好物なので、一緒に食べようと思って一つだけ購入。rueを駅まで送った後、今度は妹のお気に入りのチョコレート屋さん「ラ・メゾン・デユ・ショコラ」の丸ノ内店へ向かう。表参道店よりも空いているだろうという見込みはもろくも崩れ、結局長蛇の列に並んで買う羽目になった。以前、この店のチョコレートドリンクが実家にあって、ずっと気になっていた店だったけれど、お店を訪れるのは今日が初めて。「私は好きだけれど、人にはお薦めできる値段じゃない」という妹のコメント通り、この店のチョコレートの値段は群を抜いている。この店の箱とリボンはエルメス社と同じものらしく、そんなところも妹のツボらしい。一つ一つの値段に驚きながら、それでも、せっかくなのでミルクチョコレート(板)1枚、マロングラッセ4つ、コーヒー豆みたいなチョコが入っている小さなボックス2つを買い求め、それだけでも6,000円を軽く突破。夫に話したら「そんなにあったらハーシーのチョコが山ほど買えるじゃないか!」と言われそうなので、お値段は黙っておこうと決めました。夕食は日本一予約が取りにくいといわれている(今もそうなのかな?)人気のOシェフの2号店で。2回転目を狙って予約を入れたら運良くお席が取れたのでラッキー!ここは私よりも妹が行きつけの店。そう考えると特別不思議なことでもないけれど、店に入ると妹の知人がちょうどテーブルに着いたところだった。この店はメニューから3品を選ぶというプリフィクス・スタイル。日替わりメニューも充実していて、前菜には軽めのメニューから重めのメニューまで含まれているので、その時のお腹の具合でメニューを組み立てられるのが楽しい。今日の私のセレクトは、タコとセロリのサラダ、卵のせトリッパの煮込み、新鮮なウニのスパゲティ。今日のメニューで特筆すべきものは前菜のタコの柔らかさ。素材もさることながら、火の通し方がポイントかも。こういう何でもないシンプルなものが美味しいのっていいな‥‥。食後はデザートをパスして、ブルネロのグラッパをいただきました。
2005/02/09
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久しぶりに実家の滞在。連日の睡眠不足を一気に解消するかのように、午前中いっぱいダウン。午後からゆっくり起き出し、妹と遅めのランチ。妹は細木数子さんがテレビで作っていたというおにぎりを握り、母が作っていった粕汁を温めてくれた。あまり流通していないという菊正宗の酒粕をたくさん頂いたとのことで、ここのところ実家では粕汁をよく作っているらしい。■おにぎり(ごはん、白胡麻、花かつお、ちぎった梅干)と粕汁今日は父は初釜、母は仕事と、二人とも外出の日。父は、定年後関係会社で数年間働き、その後リタイア。いつも何かしていないと気がすまないタイプで、リタイア後も、お茶、短歌、エッセイ、スイミングなど様々な習い事を始め、地域のボランティア活動を始め、仲間を募り好きなテニスや登山に励み‥‥、なんだかとても忙しい日々を送っている。母は、とある教育機関の団体で週2~3日程度働いている。母がその仕事を始めたのは20年前頃からで、母の淹れるお茶が飛び切り美味しいことと、機転がきくこと、明るい性格を買われて(この理由全て父の勝手な想像)、今ではトップの相談役という感じで、なくてはならない存在になっているらしい。母が仕事を始めた頃、帰りに銀座で買物したいから仕事に行くのかなと思っていた私だったけれど、60歳を超えても毎年引き止められ続けている母は、ある意味ですごいと感心している。両親の帰宅は夕方ということで、夕食は妹と二人で料理。妹がきんぴらを作り、私がチンゲン菜の胡麻和えを作り、前日の残りのおでんを並べたシンプルな夕食。母のおでんは美味しく、今回初めて入れてみたというさつまいももホクホクして美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまった。母は料理が上手で、作り方はなんともいい加減そうなのに味は抜群で、和食は今でも頭が上がらない。それにしても胡麻和えに使った京都の「村田商店の胡麻」の実力はすごかった!同じ胡麻でこうも味が違うものかと愕然。実家では食後一番先に席を立つのは父で、母がそれに続く。母が食器を洗い、父が食器を拭いて器を元の場所に戻す。その間ずーっと母は歌い続けている。父には父のルールがあるようで、下手に手を出せず、いつも食器を下げるところまでで片付けの手伝いはおしまい。食後、妹が最近凝っているというフランスのパッチワーク「ブティ」の技法を見学させてもらう。ミシンが苦手でカーテンさえも運針で縫い上げる私に、「運針だけだから、お姉ちゃんにもできるわよ」と妹はさらり言うが、なかなか手間のかかる作業で見ているだけでも疲れてしまった。
2005/02/08
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rue宅2日目の朝。ベッドから起きようと思ったら、足がもたついた。起き上がろうとすると足の筋が痛み、昨日の2時間のバドミントンが招いた結果を、情けなくもひしひしと実感する。もも、内股、すね‥‥足の全ての部位が痛み、動きを変えるごとに、「うっ!」「あっ!」と声が漏れてしまう。普段K也と遊びながら自然に体を動かしているrueは何ともないらしく、いかに日頃の運動が不足しているかをしっかり自覚した私。家に帰ったら夫を誘って、まずはウォーキングから始めようかな。rueは朝から企画書の制作に没頭。慣れないソフトを使っての企画書ということで、基本デザイン、色の使い方、制作方法についてレクチャー。何故か昔から、私は彼女が何か困っている時に必ず現れる存在らしい。「来週行こうと思うんだけど」と電話をすると、彼女にとって「なんて良いタイミング!」というようなことは度々で、そうと知らずに到着してみると、いつも何らかのテーマが待ち受けている。時にはそれが悩み相談だったり、時には仕事の手伝いだったりする。rueの守護霊が私を招いているのか、私が彼女の「心の悲鳴」を感知してしまうからなのか‥‥、これは永遠の謎。ランチは丸ノ内エリアにあるホテルのレストランでランチをいただきながら仕事の打ち合わせ。初対面の担当者は若い女性。本当は断ろうと思っていた話だったけれど、前向きで熱意のある「心地良い押し」に負けてのミーティング。この担当者とだったら、良い関係が築けそうな、そんな予感。食後は担当者も交えてスーシェフと打ち合わせ。本当は撮影をしなければいけなかったのに、コンパクトフラッシュをrueの家に忘れてしまい撮影できず。打ち合わせを終えたらもう4時を過ぎていた。予定ではこのまま実家に行く予定だったけれど、コンパクトフラッシュを取りに、渋滞に巻き込まれながら、一旦rueの家に戻る。到着するとrueはまだ企画書制作の最中。「こうして戻ってしまったのはrueの策略だ!忘れ物は実はrueがわざと隠したに違いない!」などと自分の過失をrueのせいにしてブツブツ愚痴を言いながら、結局そのまま企画書制作を手伝う。仕事優先ということで、夕食はピッツァのデリバリーを依頼してK也と3人で夕食。「私達って昔からやっていること変わらないね」と昔話に花を咲かせながら作業は進む。小学校の頃の交換日記がE-Mailやチャットに変わり、試験勉強が企画書作りなどに変わったけれど、rueと机を並べて一緒に作業をするのはとても楽しい。9時過ぎにrue宅を後にして、やっと実家へ向かう。
2005/02/07
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寝不足続きだったので、昨夜はPCに向かっているrueと話しながら、いつの間にか就寝してしまった。最近よくバドミントンをしているというrueとK也。今日も午後から近くのスポーツセンターにバドミントンをしに行くというので、私も同行。コートに到着すると、rueの妹のreiも娘と一緒にシャトルを飛ばしているところだった。さっそく着替えて私達も参加。バドミントン部出身とはいえ、コートに入るのは20年ぶりくらいの私。鈍る勘を取り戻すのに必死になりながら、一生懸命にシャトルを追えども、足がついていかない。特にここ数年は運動不足で、こうして体を動かしてみると、脚力の衰えが激しいことを実感。それでも私がバドミントン部出身という話を聞きつけたreiの娘やその友達に頼まれ、相手をしているうちに、あっという間に2時間が経過し、終わってみると気持ちの良い汗をかいていた。隣のコートで親子で打ち合う姿を見ているうちに、子どもの頃、父に特訓されながらバドミントンを始めた頃を思い出した。私はバドミントンを父から習い、幼稚園の頃から鍛えられていたので、小学校に上がる頃には結構強くなっていて、物珍しさからか、父と私が打ち合う周りには、いつもギャラリーができていた。このスポーツセンターは、私が子どもの頃、父と一緒に通った場所なので、なんだかとても懐かしい気がしてならなかった。夕食は私のリクエストで、近くにある中華屋さん「香港」で食事。エントランスはとても地味で、インテリアもごく平凡な普段着感覚の店だけれど、何を食べてもピカイチで、rueの家に来る時の楽しみの一つになっている。汗をたくさんかいたので、まずは生ビールで乾杯し、つまみに腸詰、水餃子、大根餅、K也用の五目チャーハンを注文。更に10年物の紹興酒を頼み、チンゲン菜の炒め物、締めは五目ラーメン。そして夜食用に焼豚とチャーハンをお土産にしてもらった。家の近くにこんなに美味しい店があるというだけでもrueがまったくうらやましい。
2005/02/06
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結局二日続けてK子さんと朝まで話し続けた。少し仮眠を取ってシャワーを浴び、ツマガリのアップルパイとコーヒーで簡単な朝食を済ませ、車で都内に向かう。今日は仕事で六本木ヒルズ内のレストラン「S」を訪れる予定。船橋を出発して1時間程で六本木ヒルズに到着。地下駐車場からエレベーターに乗り、そのままストレートで店に到着。コートを預け、明るい日差しの差し込む窓際のテーブルに通された。去年、この店のミラノ本店を訪れた時、オーナーシェフのS氏と話す機会があり、その時の話がきっかけで、私が広報を務めるクライアントと彼がプロデュースする東京店とお付き合いが始まったのは去年の暮れのこと。そして、実際に訪れるのは今日が始めてだった。ミラノの本店よりも広いけれど、インテリアイメージはよく似ている。スタッフに聞くと、同じインテリアデザイナーが担当したということで、確かにいくつかの共通点を見つけることができた。食前酒はスプマンテをオーダーし、ゆっくりとランチが始まるとまもなくシェフがテーブルに挨拶に訪れた。ここ2ヶ月ほど、電話の付き合いしかできなかったけれど、声の印象通り、明るくすがすがしい雰囲気を持つ方だった。今日の料理は全てシェフにお任せ。今回は特別な事情があり、午前中に届くように手配した食材で、オリジナルメニューを考えて欲しいというリクエストを事前に出しておいたのだが、「S」のシェフは食材を見事に使いこなし、独創的な6皿の料理&デザートを作り上げてくれた。オリジナルのグリッシーニも満足のいくものだったし、途中フロマージュに添えた栗のハチミツとグリーントマトジャムまで、全てが楽しく美味しい時間だった。すっかり滞在が長くなってしまった「S」を後にし、ロシア大使館近くにある知り合いの駐車場に車を預け、友人のrue宅に向かう。荻窪駅から乗ったタクシーの運転手と何となく話を始めてしばらくして「お客さんこのあたりの人?」と聞かれたので、「生まれたのは世田谷で、育ったのは杉並」と答えると、運転手は「何となくそんな感じがした」と言い、自分もずっと杉並で暮らしているとのこと。お互いの出身校を打ち明け合い、小中学校の思い出話で盛り上がった。おまけにお互いバドミントン部の出身だということがわかり、更なる盛り上がりを見せたところでrue宅に到着。rueは、小学校時代にYMCAのサイクリングクラブで出会った時から30年余り、ずっと気の合う親友。一度結婚でこの地を離れたものの、今は息子のK也と二人で再び戻り暮らしている。到着して早々、最近料理に目覚め、「昨日カレーを作って最後に粉を調合して入れたんだよ」というK也自慢の手作りカレーを一口味見させてもらった。小学校2年生にしては上出来で、なかなか美味しいカレーだった。久しぶりに会ったK也は丸々と太って一層たくましくなっていたので、思わず「このほほ肉をバローロで煮込んだら美味しそうだねえ」と言ったら、けらけらと笑っていた。夕食はあんこう鍋。rueは料理好きなので、彼女と料理の話をするのは楽しい。でも、最近彼女は新しいビジネスに取り掛かったばかりで、とても忙しい日々を送っているらしく、ゆっくり料理をする時間が取れないと、残念そうに言っていた。あんこう鍋は美味しく、持参した八海山の純米吟醸酒もやけに美味しく感じた。おうちごはんの幸せ♪
2005/02/05
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K子さんに会ったのは3ヶ月ぶりだったけれど、お互い話が積もりすぎていて、ふと気がつくと朝になっていた。少し寝ないと美容に悪い(!)ということで、10時まで眠り、ブランチは昨夜の酢飯のおにぎりをいただく。K子さんは4月から3ヶ月間ほど、ローマでアパートを借りて暮らすというので、ローマで合流できたら楽しいね‥‥と、私の渡欧プランと合わせて計画を立て始め、ローマのアパートメント情報などを探している間に、あっという間に時が流れた。昨夜食べ過ぎた私達だったので、夕食は簡単にしようと意見が一致し、稲庭うどんを使って卵とじうどんを作る。卵とじうどんを作るとき、普段私は片栗粉を入れないけれど、今日はK子さんのいつもの作り方で、片栗粉を溶かした出汁の中に卵を割り入れて作ってみた。片栗粉を入れると冷めるのが遅くなるので、冬のうどんはこの方法がいいかもしれない。
2005/02/04
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11時過ぎに自宅を出発し、船橋のK子さん宅に向かう。今日は晴天で絶好のドライブ日和。途中数ヶ所で事故の処理工事が行われていたものの、流れは順調。首都高も目立った渋滞もなく、15時過ぎには船橋に到着。K子さんのリビングの片隅には、9月に亡くなったご主人のメモリアルコーナーが完成していた。ご主人の葬儀は友人葬だったので仏壇はなく、その代わりにご主人を偲ぶ素敵なコーナーを作ったのだった。先に納品した分骨用の骨壷と、その時に一緒に作ったK子さんご夫妻の愛犬「Buona」の小さな置物も品良く飾られていた。遺影に手を合わせ、持参した骨壷をK子さんに渡す。骨壷はK子さんの依頼を受け、私が瀬戸の若手作家に作陶してもらったもの。美しく焼き上がった青磁の壷は、ご主人用とK子さん用の二つで、それぞれ少しだけフォルムが異なっている。K子さんは壷の仕上がりにとても満足した様子だったので、私も納品を無事終えてほっとする。夕食は、K子さんがいつも「うちの自慢」と言う近所の「Y寿司」に出かける。時々出前を頼んで下さることはあったけれど、カウンターでいただくのは初めて。トロ、白雲丹、赤雲丹、平貝、イカ、穴子、あぶり‥‥ひと通りいただいて、最期の締めはオリジナルの巻寿司。この巻寿司は素材もさることながら、その組み合わせが絶妙で本当に美味しかった。K子さんはこの店に来ると、翌日の朝食用に、酢飯のおにぎりをお土産にしてもらうのが習慣らしく、私の具は何が好みかと聞かれたので、昆布と鮭をリクエスト。
2005/02/03
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朝までかかって仕上げた仕事をネットで納品し、そろそろ寝ようかと思ったら、窓の外からガサガサという妙な音が聞こえてきた。なんだろうと思って、そーっト窓を開けてみたら、あたりは一面の銀世界だった。妙な音は近所の早起きさんが車の除雪作業をしている音だったとわかりほっとする。ほっとしたのもつかの間、今日は車で船橋の友人宅まで行かなければならない日なので、現実にはほっとしている場合ではなく、いろいろ考え出して7時頃まで寝つけなくなってしまった。以前、雪の中央高速でスリップ事故(ガードレールに自滅)を起こした経験があり、それ以来、雪道は慎重になってしまっている。11時に友人K子さんからモーニングコール。関東方面は晴天だというが、東海地方はまだ雪が降ったり止んだりの繰り返し。午後になっても降っていたので、結局明日の出発に変更することにした。わざわざツマガリのアップルパイをお取り寄せして待っていてくれるK子さん。明日は必ず行きますね。でも、夫は私の出発が明日に延期になって何だか嬉しそう。「そういえば君、何日くらい向こうに行ってるの?」と聞かれ、「K子さんの家に2泊、rueの家に2泊、その後実家で妹と父のPCのセッティングをするから、大体10日間くらいかな」と応えると、今度はだんだん寂しそうな顔になってしまった。「私がいないのって寂しい?」と聞くと、夫は素直に寂しいと応え、「何日間くらいいないと寂しくなる?」と更に聞くと、「1週間‥‥いや3日間が限度かもしれない」と真顔で言った。昨年の暮れから仕事のペースが変化したので、すっかり家に落ち着いているけれど、ここ数年間というもの、仕事と旅行で年間で100~130日間はホテル生活だった私。夫はいつも待たされる立場だったけれど、今まで寂しいなどという言葉を聞いたことがなかったし、また恥ずかしいことに聞く余裕すらなかった忙しい日々を過ごしていた。ある人が「忙」という字は心を亡くすと書くんだと教えてくれたことがあった。その人は本当に多忙を極める仕事ぶりだったけれど、いつも「忙しい、忙しい」と言っていたら、とある料亭の女将にそう教えられ、更に、本当に仕事ができる人は忙しいだなんて言わないものだと諭され、それ以来、「忙しい」という言葉を口にするのはやめようと思ったのだそうだ。私は何をやるにしてもそれと決めたら夢中になってのめりこむタイプなので、結果的にいつも忙しくなってしまう。「忙しい」という言葉を使うことはあまりないけれど、それでもいつの間にか心を亡くしている時も多かったのではないかと反省しきり。‥‥とはいえ、3日間が限界という夫を残して、妹と1ヶ月のヨーロッパ旅行を計画している私。だから夫も一緒に行こうって誘ったのに‥‥。【今日の夕ごはん】■大根と肉団子の煮物■きんぴらごぼう■海老揚げ(義母からおすそ分け)&ブロッコリー■発芽玄米と海老頭の味噌汁(美味しいっ!)
2005/02/02
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妹とインドに到着。空港から田舎道をとぼとぼ歩いて、ホテルに向かう。途中で道が不安になり、ホテル情報をプリントアウトした紙を探すが見つからない。ホテルの名前を頼りに、自転車に二人乗りしている男性に尋ねると、自分達も今到着したばかりでわからないと言われた。埃だらけで牛が横を通り過ぎる寂れた道を歩き続け、「本当にインドに来ちゃったんだ。なんか夢みたい。でもこれって夢じゃないよね。」‥‥とインドにいることをしっかり実感ところで目が覚めた。インドに行った夢なんて久しぶりに見た。インドは私が初めて行った外国で、しかもそれは出張だった。20代前半に、ある企業の新規ビジネスを企画する仕事を請け負ったことがある。1年間の時間と予算を与えられ、どこにいて何をしても良いという、いかにもバブル期を象徴するような条件で契約金も十分過ぎるものだった。その仕事のプランニングの一環として、様々な刺繍デザインを収集する必要が生じ、たまたまマーケティング調査で訪れた神戸の店で、インドの美しい刺繍を見つけ、そこの店主の女性と意気投合し、今度インドに行く時に一緒に行きましょうと誘ってもらった。会社に戻ってその話を担当者に告げたら、「いいじゃない!あなたインドで刺繍デザインをたくさん見てきたら?」と言われ、とんとん拍子に話が進み、3週間にわたるインド出張が実現した。アメリカの出張規定しかない会社だったので、私の出張旅費にもアメリカ規定が採用されたため、インドではとても使いきれず、いきなり出張成金になってしまったことを思い出す。最初に入ったのはボンベイ(現在のムンバイ)。宿泊先はインディアンゲート前にある老舗のタージマハルホテルという高級ホテルだった。私はたまたまロビーでイタリア人男性に話しかけられ、自分の旅の目的を話すと、彼もまたインドのデザインを本国イタリアに送る仕事をしているということだったので、翌日から数日間、私は彼の貴重な情報源であるアトリエやショップに連れて行ってもらった。訪問先にはマハラーニのサリー専用の刺繍アトリエや、三宅一生がプロデュースしていたアシャ・サラバイのアトリエなども含まれ、ある工房ではアンティークの刺繍の布をたくさん譲ってもらうことができた。夢のおかげで久しぶりにインドの日々を思い出してしまったので、夕食はキャベツとじゃがいものサブジ&チャパティでも作ろうかと思ったら、夫が仕事で出かけるというので、予定を変更して、スパゲティで一人ごはん。最初はアンチョビ&キャベツのシンプルなものにするつもりだったけど、残り野菜をあれこれ入れたので、にぎやかパスタになりました。■ブロッコリー、きゃべつ、しめじのペペロンチーニ■美味しいパスタ「ヴェネデット・カヴァリエリ」■うちの定番アンチョビ 「マリアーノさんのアンチョビ」明日からしばらくおでかけします。日記の更新が遅れるかもしれませんが、なるべく毎日更新します(*^_^*)。
2005/02/01
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抱え込んでいる仕事がなかなか進まなくて、今日もまた「おはようございます」の時間になってしまった。細部にこだわったところで、結局自己満足で終わるのかもしれないけれど、一つ一つが自分の作品だと思うと、納得がいくまできちんとしたカタチに仕上げたいと思う。私が忙しそうにしていると、夫は料理を作らせるのが悪いなあと言うけれど、どんなに忙しくても料理だけはきちんと作りたいと思うのは、料理が好きなこともあるけれど、私にとってはある意味で、料理が息抜きになっているからだろうと思う。自分ではあまり食べないくせに、夜中に急にお菓子を焼きだしたりするのも、同じ理由かな。今日の夕食はあり合わせの食材で天ぷら。天ぷらを作るのは久しぶり。以前、仕事で撮影のための料理をお願いしたM先生が「こうやってね、きれいに花を咲かせるのが難しいのよ‥‥」と言いながら、何度も何度も衣を散らせながら海老を揚げていた時の様子をイメージしながら揚げたけれど、今日の仕上がりは今ひとつ。うちでは天ぷらを作った時には、衣を散らして天かすを多めに作っておきます。夫は、それを味噌汁の中に入れて飲むのが好きなのです。深夜、夫からお夜食のリクエストがあったので、稲庭うどんを作ってできたての天かすを添えました。■天ぷら(海老、かぼちゃ、ピーマン、椎茸、なす)■胡麻和え(いんげん、人参)
2005/01/31
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携帯が鳴ったので確認すると、父の携帯の番号だった。父が私の携帯に電話してくることは稀なので、何かあったのかと気になりながら電話に出た。電話に出るなり父が「ちょっと僕の携帯に電話をしてみてくれないか」と言うので、一旦電話を切ってからかけ直した。父は待ち合わせのために、友人に携帯番号を教えたらしいのだが、その後着信がなく、「もしかしたら、プリペイド携帯というのは、同じ携帯会社同士じゃないと繋がらないのかもしれない!」と思い込んでしまったらしい。父はau、私はDocomo、プリペイド携帯の仕組みはよくわからないけれど、他社携帯との通話ができない携帯なんて普通考えられない。私からの着信を確認すると、父は安心して電話を切った。うちの父は結構そそっかしくて、大きな企業で総務部を切り盛りしていた人間とはとても信じ難いのだが、私もそのDNAを受け継いでいるのかと思うと、自分のそそっかしさも後生治らないのだと観念せざるを得ない気がする。月末から実家に行く予定だったけれど、仕事が片付かないので、2月に入ってから行くことにした。1月25日で67歳を迎えた父の誕生会を家族で祝う予定。【今日の夕食】■三色ごはん(鶏そぼろ、炒り玉子、いんげん‥‥きぬさやがなかったので)■味噌汁(じゃがいも、玉ねぎ)■なすの豚肉巻き揚げ(からし醤油でいただきます)■白菜の漬物食後、「今日のごはんは美味しかった?」と聞くと、「旨かったよ。でも‥‥」と夫が言う。夫は料理を褒めた後で時折「でも‥‥」を付け沿え、さりげなく自分の好みを主張する。「でも、この白菜の漬物、少し醤油をたらしたくなるから、もっとコクのある味にしてみたら?」とか、「でも、このケーキ、全粒粉より普通の粉の方がいいんじゃないの?」など、そのコメントは日々変わる。「それで?今日の"でも‥‥"は何ですか?」と聞くと、「こんなに綺麗に盛り付けてあると京都のチラシ寿司を食べている気分になるから、それだったらいっそのこと、ご飯は酢飯の方が僕はいいなあ」ということだった。そういえば、この間も夫が「いなり寿司」が食べたいと言っていたのを思い出した。そうか夫は今、酢飯モードなのだ!近いうちに作ってみようかな。
2005/01/30
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ウィリアム・ソノマは大好きなお店の一つで、日本に進出してきた時には嬉しくて、東急東横店によく通っていた。撤退が決まった時には悲しくて、待ち合わせやウィンドウショッピングだけじゃなく、もっとたくさん買っておけば撤退は免れたのかと、ウィリアム・ソノマを背負って立つようなことまで考えてしまった。その昔、ウィリアム・ソノマで購入したテラコッタのお気に入りの鍋は今でもお気に入り。内側には釉薬がかかっていて、そのぽっこりしたディティールが何とも可愛い。割れたら悲しいだろうなと思う器はたくさんあるけれど、これもその一つ。高価な鍋ではないけれど、もう手に入らないと思うと、大切に使わなければと思う。今日の夕食はウィリアム・ソノマの土鍋で、味噌煮込みうどん。うちで味噌煮込みうどんを作る時は、人数分を大きめの土鍋でまとめて作って、鍋を食べるみたいな感じで食べることある(保守的な義母はそのやり方に驚いていた!)けれど、1人分ずつ作る時はこの鍋を使う。味噌文化が根づくこの地に来た当時、初めて食べた味噌見込みうどんの味は結構インパクトがあった。いつしかそれが「寒くなると食べたくなる味」となった妻と、あれほど嫌いだった納豆が好物と言えるまでになった夫。長年一緒に暮らしていると、味の好みまで近づいてくるのが面白い。■ピグ535さんから、私が昨日の日記で紹介した「にらだれ」を作ってみたとのお知らせがありました。ピグ535さん、ありがとう!とっても嬉しいです(*^_^*)。追伸:1月29日にニックネームを変更しました。
2005/01/29
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夕方、妹から燃えた声で電話があり、何事かと思ったら、"Y's for living"のファミリーセールの報告だった。「お姉ちゃんには、ベージュのセットアップパジャマとカーディガンを買ったからね!」と言うので、「ありがとう!ところで、定番の前ボタンのワンピースタイプのはなかった?」と言ったら、「やっぱりそれも欲しかった?会場を出たばかりだから、今からもう一度行ってくる!」と言って、止めるのも聞かずに、再びセール会場へ向かって行った。セールの時なんて、自分の分をセレクトするだけで大変なのに‥‥と思うけれど、妹はどこのセールに出かけても、私が気に入りそうなものを必ず探してくる。これに限ったことではないけど、「君達ほど絆の深い姉妹もめずらしい」と、いつも夫が言う。一人っ子の夫にとっても、彼女は唯一のきょうだいになるわけで、以前夫に、「もし妹が私達の人生からいなくなったらどうしよう」と言ったら、「哀しいよな‥‥」と言って涙ぐんでいた。こんな私達って、ちょっとヘンかしら‥‥。今日の夕食は、豚しゃぶ鍋!夫は鍋が食べたいというよりも、「にらだれ」が食べたくて鍋をリクエストするらしい。このにらだれ、母方の親戚周りではデフォルトになっているもので、ポン酢の中にちょっと入れると、体がぽかぽか温まる美味しいたれ。風邪引きさんにはおすすめです!■豚しゃぶ鍋白菜、水菜、ねぎは義父母の畑の収穫物■うちのにらだれにら(1把)をみじん切りにして、すり鉢ですりながら、日本酒(大さじ2)、ごま油(大さじ2)、おろししょうが(親指位を1片)を入れる。どろどろした感じになるまでよく擂ります。3日くらい経つとまろやかな味と香りになるので、その頃から使う方が美味しいです。保存期間は冷蔵庫で一ヶ月くらい‥‥たぶん。ぜんざいを食べつくしてしまったので、食後に全粒粉を使ってバナナティーケーキを作る。ちょっと焼きすぎました。少し食べてから撮影したので、食べかけの写真でごめんなさい。
2005/01/28
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今日はYさんの月命日。早いものでもう2ヶ月経ったことになる。私がこうして日記を書き始めたのは、Yさんの死がきっかけだった。Yさんが亡くなり、目の前で起こった「人間はいつか死ぬ」という当たり前のことを現実を受け止めるのに必死で、死ぬことと生きることについてばかり考えていた。そして、気持ちがだんだん落ち着いた頃、私は、良い人生だったなあと言える最期を迎えるために、毎日丁寧に暮らしていこうと思った。そして、ささやかな幸せが詰まった毎日の暮らしを記録したくなったのが、日記を書くきっかけとなった。日記はいつも三日坊主の私だったけれど、この日記は今日で38日間続いています(まさに奇跡的!)。こうして続けられるのは、私の日記を見守ってくれる方々のおかげだなあと感謝。楽天広場の方も、他の日記サイトの方も、いつもケータイで読んで下さっている方も、皆さん、ありがとうございます。さてさて‥‥昨日、楽天市場の店で購入した商品が届いたのだが、商品が微妙に違っていた。届いた商品でも問題がなかったので、そのまま受け取ることにして、店には念のためその旨伝え、もし差額があるのだったら知らせて欲しいとメールを送っておいた。今日になって店側から発送間違えの詫びと、改めて商品を送るという内容のご丁寧なメールが届いた。もちろん既に開けてしまっている商品はそのままでよいという話。なんだか申し訳ないなあと、どうしたもんかと悩んでいたら、「美味しかったし、せっかくだからいただいておいたら?」という夫の助言で、結局、その申し出を受けることにした。庭の小屋においてある予備の冷凍庫がなかったら、その申し出は受けられなかったと思うので、私としては幸いだった。人間だもの‥‥、間違えは気をつけていても起こるもの。でも、大切なのはトラブルそのものより、トラブルに対する対応の仕方ですよね‥‥。トラブルがあっても、その対応さえ良ければ、すんなり取引ができた時よりも、かえって記憶に残ったりする。こうしてネットを通して出会う方々にしても、ネットショップにしても、お互い相手のことを思いやれる素敵なおつきあいができれば良いなと思う。今日の夕食は、かぼちゃのそぼろ煮、わけぎと鶏のささ身の酢味噌和え、ブロッコリーといんげんとトマトのサラダ(粒マスタードたっぷり!)、納豆の献立。このところ、味噌汁の具は豆腐というリクエストが多いです。最近は小粒納豆の方が好まれるのか、スーパーで見かけるのは小粒タイプが多い。でも、私は大粒の昔ながらの納豆が好き。いつも同じ納豆を買うのだが、その包み紙にこんな提案が書いてあるのが、ずっと気になっている私‥‥。■納豆とマヨネーズ(食パン用)納豆にマヨネーズと野菜などを刻んで加え、食塩で味付してから、パンに挟んだサンドイッチは如何ですか。以前たまたま、マヨネーズで和えたスパゲティサラダと納豆を並べた時に、「納豆を食べた後、スパゲティサラダを食べるのは、あまり良くないね。」と夫が言い、私もまったく同じ感想だったことがある。口の中が何ともいえない粘り感になり、味の混ざり具合もよろしくない。納豆のメーカーのご提案とはいえ、納豆とマヨネーズのマリアージュはいかがなものか‥‥。
2005/01/27
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義母が鰻を買ってきたので、久しぶりに鰻釜飯を作ってみた。そのまま鰻丼にして食べれば良さそうなものだけど、私は蒸さずに焼き上げるこの地方の鰻が苦手で、そのままだと何となく生臭い気がして食べられない。夫も鰻は好物だけど、養殖鰻はそのままでは食べられない。そこで、時々食べに行く鰻釜飯の店の味を真似て、家で私流に作るようになったら、これがいつしか夫の好物になった。「美味しそうに炊き上がりましたよ!」と、夫を呼びに行くと、「トッピングはみんな揃ってるかな?」とウキウキご機嫌な様子。夫のこういう顔を見ると、今度はどんな料理を作って喜ばせようかと考えてしまう。こんな感じに炊き上がりました!トッピングは、青のり、わさび、ねぎを用意。茶碗に盛り付けて、まずは青のりをかけて一膳‥‥、最後に全部をトッピングして、だしをかけていただきます。‥‥ということで今日の夕食は、鰻釜飯、味噌汁、ほうれん草の胡麻和え、風呂吹き大根、昨夜の残りの酢のものでした。
2005/01/26
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「ウラブリ‥‥なんだったけ?」と、夫が訳のわからないを言いだした。私「なあにそれ?」」夫「ほら、君の好きなイタリアのお酒、あれ、なんだったけ?」私「もしかして、ブラウリオのこと?」夫「そうそう!」私「‥‥で、ブラウリオがどうしたの?」夫「あれってどこの店でも売っているもの?」私「あんまり売っていないと思う。前に浜松の酒屋まで買いに行ったこともあるし。」夫「そうか‥‥。」私「どうしてそんなことを聞くの?」夫「いや、さ‥‥。君に気兼ねなく飲めるように、自分用のブラウリオが欲しいなあと思って‥‥。」うちの夫は下戸で、アルコールを分解する酵素をまったく持たないだろうと思われる人間で、今まで自分からお酒が飲みたいと言ったことは一度もない。ビールやワインですら自ら進んで飲まない夫が、アルコール度数21%のリキュールのマイボトルが欲しいと言っている‥‥。風邪気味の時などに、飲ませていたところ、いつの間にかお気に入りになっていたようだ。夫の嗜好はちょっと変わっていて、ある部分私と似ているところがあって、ドクターペッパーとか、リコリスとか、ちょっと薬草臭いものが好きなのだ。最近、めっきり遠ざかってしまったけれど、私がシングルモルトしか飲まなかった頃も、ピートの効いたアイレイのモルトを気に入って、いつも少しだけ飲みたいと言っていた。ともかく、夫がお酒に目覚めるのは嬉しいことなので、「今度は2本買っておくから、好きなだけ飲んでね」と言っておいた。律儀な夫はお財布から3,000円を出そうとしたので、届いてからでいいからとご遠慮申し上げた。今日の夕食は、肉団子と野菜の甘酢あんかけ、きゅうりと若布と竹輪の酢の物、あとは残り物です。作り終わって気付いたけれど、酢を使った料理が二つも並んで、何となくバランスの悪い献立になってしまった。夕食後、「ぜんざいが食べたいなあ」と夫が言うので、また小豆を煮始めた。あくまでも甘く‥‥夫好みのぜんざいに仕上げ、今回は一口で「うまいっ!」と言ってもらえたので嬉しかった。
2005/01/25
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「夕食、何か食べやすいものをここに運んでくれる?」と、夫からリクエスト。プレゼンテーションの準備で机の前から離れられない様子。今日予定していた献立は吹っ飛び、何を作ろうかとぐるぐる考えながらキッチンに行ったら、ちょうど義母が牡蠣フライを揚げているところだった。牡蠣フライ‥‥また牡蠣フライ。つい最近も見たばかりなので、前回はいつだっただろうかと日記を調べてみたら、前回牡蠣フライを食べたのは、先週の木曜日。違っていたところは、いつも牡蠣フライの時に必ず一緒に揚げるイカの天ぷらが、今日は玉ねぎのかき揚げだったというところ。嫁の立場としては楽な姑といえるかもしれないけれど、義母は料理が大の苦手で、レパートリーがきわめて少ない。本当は私に料理の全てを任せたいらしいが、規則正しい義父母の生活ペースと著しくかけ離れた生活をしている嫁なので、たまにおでんや鍋物など、大勢で食べた方が美味しいメニューの時だけ一緒に食事をするようになった。それぞれが料理の準備をする夕方が、義母とのコミュニケーションの時間となっているが、義母は料理となると結構緊張するらしく、買ってきた食材を前に並べ、ため息をつきながら「これで何ができるんだろう‥‥」と、肩を落とす姿もしばしば。「お義母さん、これ私が煮てみようかな」などと言おうものなら、目を輝かせて、「本当?悪いねえ」と、あっさり引き下がる。義母はそのまま居間でテレビを観たいのだが、義父は、食事の支度をしないで義母が遊んでいるのが何故か気に食わないらしいので、義母はそのままキッチンの椅子に座って、私が料理しているのをずっと眺めている。義母は本当は家庭のことをしているより、好きだった洋裁で身を立てる人生を選びたかったのだと、前に夫から聞いたことがある。義父は気の良い人間だが、つれあいのそんな気持ちに理解を示せる人でなかったことが、義母にとっては不幸だっただろうなと思う。「おにぎりを作るから白米を使わせてね」と、義母の炊いた白米でおにぎりを握り始める。義母は「おにぎりって面倒くさくない?」と言うので、「全然」と私が答えると、義母はため息をつき、出し巻き玉子を作るのを見ては、またため息をついていた。電気釜で白米を炊く義母と、鍋で発芽玄米を炊く嫁。インスタントのだしを使う義母と、昆布とかつおぶしでだしを取る嫁。もちろん調味料もそれぞれに買う。そんな二人が共有のキッチンを使うのは結構大変なことだけど、同居を始めた初期の頃のぶつかり合いもすっかり忘れ、最近はそんな違いを楽しめるようになった。年月というのはすごいものだとつくづく思う。おにぎりと、夫の好物の野菜入りの出し巻き玉子、ウィンナー炒め、そして義母の作った牡蠣フライを添えて仕事部屋に届ける。最後に、「義母の漬けるたくあんはとても美味しい!」と、義母の名誉のために声を大にして言っておきたい。
2005/01/24
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映画の宣伝を見ていて「ねえ、この映画の主演女優って、マトリックスで”あの人にするように私にキスをして”ってネロに迫った女優じゃない?」と夫に聞くと、「そうだったかな?女は化けるからわからない」と言うので、「私がものすごいお化粧して出かけたら、外で会ってもわからない?」と聞いてみた。夫の良いところは、妻のこういう馬鹿げた質問にもちゃんと考えて答えてくれるところ。夫はしばらく考えて、「そしそれが今日だったらわかるかもしれないけど、5年後だったらわからないかもしれない」と答えた。5年間か‥‥と、思わず考え込む私‥‥。食事時になって、映画「タイムライン」を見たいから、「映画を観ながら食事をしたい」と夫が言う。マイケル・クライトン原作の映画で、既に本も読んでいる夫は、どんな映像に仕上がっているのか観てみたかったらしい。そういうことなら簡単に食べられるものがいいと思い、今日の夕食は親子どんぶりに決定。あさりの味噌汁と白菜の漬物を添えて、バンブートレイにセッティング。このバンブートレイはタイ製で、作りが綺麗過ぎないところが使いやすい。迷った末に大小2種類の大きさを購入したのですが、大きいトレイは食事用、小さいトレイはデザート用と使い分けて、どちらもうちで大活躍中。私は途中からしか観なかったので、観終わってから夫に映画の感想を聞くと、「やっぱり原作の方がストーリーの組み立てがうまくできていて面白い」とのこと。マイケル・クライトン原作の映画を観るたびに、がっかりしてそう言っているような気がするんですけど‥‥。
2005/01/23
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「雪やこんこ、あられやこんこ‥‥♪」。今日も夕方にBGMを流してゆっくり走る車が通った。何を売っているのかはわからないのだけれど‥‥。「なんだか寂しい曲だよね」と、夫がぽつりと言うので、私はその言葉で一瞬フリーズ。「雪やこんこ、あられやこんこ‥‥♪」は決して寂しい曲ではないような気がする。そういえば、いつもはよく話す夫が、今日は静かだ。夫の身に何が‥‥!「寂しいのはあの曲じゃなくて、夫なんじゃないの?何か寂しいことがあったの?」と思わず聞いた。夫はこういう時に「何でもない」と流すことはなく、きちんとその理由を整理して話してくれるタイプ。夫の寂しい気持ちは、古くからのクライアントの理解力のない新任担当者との間に起こった小さなトラブルが原因だった。客観的に観ても夫に非はなく、幸いクライアントのトップも夫の主張を理解してくれているらしい。理由を聞いてあげることができたのは良かったけれど、仕事上のトラブルでそんなにも寂しい気持ちになっている夫のことが気にかかる。最近、韓国ドラマばかり見ているから、感情がもろくなってきているのでないかと、真剣に心配してしまう。明日には元気になっていると思うけれど‥‥。今日はチキンとポテトのローズマリー風味、にんじんとレンズ豆のサラダ、ロゼッタパンのシンプルなディナーです。もちもちのロゼッタパンに、夏にバジル漬け込んだオイルをつけて食べたらとっても美味しかった!「気分を変えてまあ一杯飲りましょう!」と、飲めない夫にワインを勧めると、「じゃあ少しだけ」とうなずいた。■チキンとポテトのローズマリー風味鶏もも肉、ポテト、玉ねぎ、オリーブオイル、塩、胡椒を混ぜあわせ、キャセロールなどに入れてローズマリーの枝を乗せて1時間くらい置く。焼く前にさっとバルサミコ酢をかけて、230℃くらいのオーブンで30分くらい焼く。■にんじんとレンズ豆のサラダ千切りしたにんじんに、おろしにんにく、おろし玉ねぎ、オリーブオイル、ビネガー、塩、胡椒を入れて混ぜる。4時間後以降が食べ頃。いつもはこれにオリーブを入れますが、切らしてしまったので、レンズ豆を入れてみました。■IBAHのレシピのキャロットケーキ昨年のクリスマスに焼いたのを冷凍して少しずつ食べていました。これが最後の一個です。
2005/01/22
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航空券の予約を終えたので、気分はやっと落ち着き、仕事に没頭した一日。これから月末まではちょっと忙しい。夕食はカレーうどん。「これってスープカレーうどんって感じだよね」と言われた前回の汚名を返上すべく、美味しいカレーうどんを目指して仕込みにかかる。「これからうどんを作ります」と言うと、「汁は多めにね!」といつも必ずそう応える。夫は汁のたくさん入った麺類が好きで、最後に残った汁の中にごはんを入れて食べるのが愉しみなのだ。でも、自分が美味しいと思った汁の時しかそれをやらないので、私にとってはそれが一種のバロメーターにもなっている。結婚して最初にそれを見たときにはちょっと驚いたけど、「うまいよ、君もやってみたら?」と言われて真似してやってみたら、なるほど夫がやりたがるのもわかるような気がした。でも、お行儀的にはどうかと思い、「決してお外ではやらないように」とお願いしたので、これはおうちごはんの時だけの夫の愉しみとなっている。カレーうどんを食べ終わった後、夫は残った汁の中にごはんを入れたいと言ってくれた。めでたし、めでたし‥‥♪台北の故宮博物院のミュージアムショップで購入したキッチュな箸置を使ってみました。
2005/01/21
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ANAの特典予約デスクに電話して、スターアライアンスの航空券を予約した。日本国内の移動も含めた8フライトの合計12,685マイル分の航空券を、ANAで貯めた60,000マイルと交換。去年のファーストクラスの豪華な旅から一転して、今回は全てエコノミーな旅です。頻繁に飛行機に乗るわけではないのに、ANAカードでお買物しているだけで、いつの間にか貯まってしまうマイレージポイントに感謝です。今回の日程は約1ヶ月。Budapest 14泊→Vienna 3泊→Venezia 3泊→Firenze 6泊→Milan 3泊→Vienna1泊で、途中から参加の妹とは、Budapestで合流する予定。ここ数日、散々世話になった二つのサイトを記しておきます。個人旅行を計画するのにとても便利です。■フライトスケジュール検索サイト■マイル数計算サイトホテルのセレクトもそろそろ始めました。私が好むのは小さなホテルばかりで、早めに予約を入れないとすぐに満室になってしまうので、結構焦り気味。ミラノとフィレンツェだけは確保しました。まだまだ先の話ですが、旅の報告もこの日記でさせていただきますので、どうぞ見てやってくださいね。今日はだいぶ冷え込んだので、夫からリクエストされたカレーうどんを作ろうと、キッチンに行ったら、義母が「よかったら食べて」と、ちょうど牡蠣フライを揚げているところだった。牡蠣フライも夫の好物なので、おすそ分けさせてもらうことにした。長年の疑問なのだが、義母は牡蠣フライをする時に、何故か必ずイカを一緒に揚げる。しかもそれは、イカのフライではなく、イカの天ぷらなのだ。‥‥ということで今日の夕食は、発芽玄米、野菜スープ、牡蠣フライ&イカの天ぷら、一昨日の残りのひじきの煮物、納豆、白菜の漬物。白菜はざくざく切ってガラスの漬物器で漬けたのだけど、案外美味しく漬かっていた。
2005/01/20
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3日に1本だった深夜のワインが、このところ3日で2本のペースになっている。キッチンドランカーはキッチンで飲んでこその称号(?)だけど、私はPCの前なので、これってPCドランカーということになるの?連日、ヨーロッパ旅行の計画を立てているおかげで、すっかり寝不足の毎日。今月末までに予約を入れないと、既に12月で期限を迎えたANAのマイルが消えてしまうので、旅行の調整は、最後の追い込み。途中から合流する予定の妹が日程の都合からフランス行きをあきらめたので、ハンガリーで合流することになり、結局、ハンガリー&オーストリア&イタリアの旅になりそう。ブダペストの友人宅に11泊、ウィーンに4泊、イタリアはヴェネチア3泊、フィレンツェ6泊、ミラノ3泊‥‥どう考えても慌しい日程。でも、どの都市も再訪の土地ばかりなので気持ちは楽かな。フライトスケジュールを考えながら、イタリア国鉄やハンガリー国鉄、ホテルサイトと、ついつい寄り道が多くなる。K子さんのローマ行きが確定したら、これに数日間のローマが追加されるかもしれないけれど、変更を覚悟しつつ、明日はいよいよ予約を入れるぞっ‥‥と。最近の日課(ちょっとオーバーかも?)になっている楽天ラッキーくじ。昨日今日と連続して1ポイントずつ当たりました。いつか10,000ポイント当ててみたいです。妹から「デンマークのダイエットというのをやってみようと思うんだけど」との電話。「ゆで卵とグレープフルーツを食べるダイエット?」と確認すると、素直にYESの返事。確かに実家に行くたびに、妹には少しダイエットが必要だと言い続けてきたけど、まさかひと昔前に流行った、この「デンマーク国立病院ダイエット」に走るとは‥‥。私は○○式ダイエットというのを信用していない。エネルギーの消費量以上に摂取量が増えるから太るのだと、シンプルに考えている。○○式ダイエットではなく、日常的に食べる量を減らせばそれで良いような気がするけど‥‥と妹に伝えた。学生時代に数個の卵を数日間食べ続けて鼻血をだらだら流したことがあるという夫は、「鼻血が出なきゃいいけどなあ」と心配していた。ちなみに、この「デンマーク国立病院ダイエット」の信憑性は定かではありません。デンマークには王立病院はあるけれど、国立病院はないし、王立病院もこのダイエットを否定しているとのこと。夕食は、春雨と野菜と海老の炒め煮、きゅうりと若布の酢の物、昨夜の残りのひじきの煮物、常備菜の大根の漬物&佃煮。春雨と野菜と海老の炒め煮は思いつきで作りたくなったもので、紹興酒、醤油、XO醤、塩、胡椒で味付け。作ってから気がついたけれど、夫はこういう汁気の多いぐちゃぐちゃした料理が好きではない。結構美味しかったんだけどな‥‥。
2005/01/19
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ここに日記を書き始めてからそろそろ一ヶ月。時折ログを確認して、今日もいろいろな方に読んで頂いたんだなあと、アクセスが少しずつ増えるたびに嬉しさを実感する。訪問してくださった皆さま、ありがとうございました。友人K子さんから哀しげなメールが届いたので、気になって電話をかけた。つれあいを亡くした哀しみから立ち直るのには時間がかかる。心から愛し合っていた夫婦ならなおのこと‥‥。いろいろな整理が済んだらしばらく、夫婦の思い出が溢れるイタリアで暮らしたいというK子さんに、私の春の旅行計画を話し、予定が合えばローマで合流しましょうと誘った。私の旅行のプランニングはいよいよ大詰めに。4月出発の予定だったけれど、スケジュールの都合で丸々一ヶ月延期になって、5月から6月の旅行になった。期間も最初は2週間程度の予定だっけれど、結局1ヶ月近くの予定になってしまいそう。この日記のURLを教えた友達T代から久しぶりのメールが届く。「やっぱり写真あったほうが全然いいね。」というコメントをもらい、頑張って写真を撮るようにしないといけないかなあと思う。夕食は、里芋と鶏肉の煮物、ひじきの煮物、チンゲン菜の煮びたし、じゃこおろし。お味噌汁は、玉ねぎ、大根、薄揚げでした。今日は、発芽玄米を炊くタイミングを逃したので、久しぶりに義母の炊いた白米を頂いた。チンゲン菜、大根は義父母が育てたもの。家族が作った土のついた野菜を洗うのって、本当に幸せなことだなあとつくづく思う。
2005/01/18
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「ちょいとマーケティングにでも出かけませんか?」との誘いかけに、「マーケティング‥‥ああ、お買い物ね」と、夫は素直にうなずき、二人で車で40分程のところにあるアウトレットに遊びに行った。最初に、アラモアナSCのマカイマーケットみたいなところで、「江南」のラーメンと餃子を食べる。JRセントラルタワーズ店より、更に味が落ちるのが悲しいけれど、支店というのはそんなものかと納得。昔の本店の味が懐かしい‥‥。 腹ごしらえが済んだところで、いよいよお買い物‥‥といっても、夫と一緒の時は、あまり長居ができないのが辛いところ。こういう場所には女友達と行くのが正解だとわかりつつ、またもや夫と来てしまった。「Franc franc」で、クイックルワイパーもどきの掃除道具(1,500yen)を見つけ、赤・黄・緑のどれを買うか悩んだ挙句、赤いのを購入。クイックルワイパーの本体が壊れて買い直そうと思っていた矢先のことだったので調度良かった。スーパーで1,500yenの商品をカートに入れるのって、何となく高く感じてしまって、今まで何度となく買いそびれていたけれど、雑貨屋では気安く買えてしまうのって、なんかヘン?我ながら消費者の心理って面白いなあと思う。その他に、定番の調味料入れ(通称:ウフビン)を6個追加購入。その後「MAX&Co.」に寄ったら、ほとんどの商品が70%OFFになっていたので、最初に目を惹いたグレーのクロップドパンツを購入。帰宅後、さっそくクイックルワイパーもどきの掃除道具にシート(クイックルワイパー用)をはさみ、さっそく使い勝手を確認。三分割されている持ち手の部分の構造が、クイックルワイパーはネジ式になっているので安定しているが、こっちのは伸縮式の突っ張り棒みたいな構造なので、よっぽどキツく締めないと、ズルズルと下がってしまう点がちょっと難点かも。でも、しっかり締めれば、クイックルワイパーより使いやすいと夫は言った。夕食は、昨夜のおでんの残り、じゃがいもとピーマンの線切炒め、漬物でした。じゃがいもとピーマンの線切炒めは、いつもはじゃがいもとピーマンしか入れないけど、使ってしまいたい豚肉があったので、それを醤油、酒、砂糖ちょっこっとで別に炒めて、最後に入れてみたら、これもなかなか美味しかった。 いつものことだけど、夜中になってお腹が空いてきた。非常食用に買っておいた中村屋のキーマカレーを具にしてカレーパンを作ろうと、急に思い立ったものの、カレーパンを作ったことがなかったので、レシピを検索していたら、「梅林かつカレーパン」なるものを偶然発見!「梅林」といえば私の大好きな銀座の老舗のとんかつ屋。店のメニューにかつカレーパンはなかったように思うけれど、カレーパンモードになっていた私は、「梅林かつカレーパン」の写真を何度も眺めて、いつの間にかポチしていました。肝心のカレーパンのレシピですが、作ってみたいカレーパンのレシピには、どれもスキムミルクを使うことになっていて、あいにくうちにはスキムミルクがないので、あっさりあきらめました。
2005/01/17
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「別冊天然生活」の大川雅子さんのページの写真に写っていた、ル・クルーゼのスチーマーが気になってしょうがない。私が持っているル・クルーゼの鍋は、オーバル型、ココットロンド(18cm)の二つ。調べてみたら、このスチーマーは、ココットロンド22cm専用ということなので、スチーマーを使うためには、ココットロンド(22cm)を買わなくてはならない。ご丁寧なことに、ちゃんとココットロンド22cm&スチーマーセットなる商品も用意されているのが心憎い。私の愛用している蒸し器は、中華なべの上に乗せて使う昔風の蒸篭で、それはそれで結婚以来のお気に入りだけど、ル・クルーゼのスチーマーで作る蒸し野菜は、とても美味しそうな気がして、久しぶりに(でもないかもしれないけど)、所有欲がムクムクと沸き起こる。今日はピッツァを焼こうと思って、ピッツァ用に作ったトマトソースを解凍してスタンバイしていたら、義母が大量の練り製品を抱えて買物から帰ってきたので、急遽、夕食はおでんに変更。以前のうちのおでんは、義母が作る味噌だれで食べるおでんだったが、私が関東風のおでんを作ってからは、義父がそれをたいそう気に入ったこともあって、以来ずっと関東風のおでんが続いている。おでんのお供は、広島「酔心」の純米酒。その時に開いている日本酒を料理に使うことにしているので、今日のおでんもこれで味付け。以前は義母が料理に使っている「松竹梅」を料理に使っていたけれど、純米酒を調理に使うようになってから、くせのない味になったと夫が言う。結構楽しみにしていた「キル・ビル」が全然面白くない映画だったので、夫は早々に読書の世界に入ってしまった。タランティーノの映画は好きなものもあるけど、これはどうも好きになれなかった。夜半に小腹が空いたので、胚芽トーストにピッツァ用のトマトソースを塗り、モッツァレラ、アンチョビ、オレガノを乗せて食べた。今日のお供は、グランタラパカ・カベルネソーヴィニヨン。
2005/01/16
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今日はYさんの四十九日。人は亡くなると、49日の間、この世とあの世を行き来しながら、自分が亡くなったことを悟るのだという。志半ばで逝ってしまったYさんが、無事に天国に落ち着けたことを願い、心から冥福を祈る。今日もまた、夫は近くに住むカメラマンの友人のスタジオに遊びに出かけていった。数年前、高校時代の同窓会で再会し、それ以来、お互いにフリーでクリエイティブな仕事をしている仲間意識もあってか、よく気が合うようで、何やらとっても楽しそう。結婚でこの土地に来た私から見ると、近くに昔からの友人が住んでいるのって、本当にうらやましい。お昼は1人でスパゲティ・ペペロンチーノを食べてから、このところ気に入って使っているガラスの漬物鉢で、きゅうり、大根、人参、セロリ、柚子を漬け込む。夕食前に夫が帰宅。「ちょっと見てくれない?」と、ジャケットを片手にキッチンにやってきた。夫が1人で服を買ってくるのは珍しい。「ね、これいくらだと思う?」と言うので、しげしげとそのジャケットをチェック。悪くない生地だと思いつつ、値段は検討がつかないので降参して尋ねると、「なっ、なんと3,000円!」と、夫が嬉しそうに言う。それも、スーツでの値段だという!夫は友人から「A山より安くて上質なスーツを売っている場所がある」という情報を得て、その店に行ったらしい。その店ではほとんどのスーツが5,000円で販売されていて、夫が気に入ったそのスーツは、小さな傷(ほとんどわからない程度)があるということで、3,000円だったらしい。「女性用のスーツもあるの?」と聞くと、「君のテイストに合いそうなものはなかった」と、あっさり言われた。」既に近くのテーラーにパンツの裾直しを依頼してきた夫。テーラーのおじさんにも、「結構良い生地だよね」と言われたらしく、たいそうにご満悦の様子だが、1500円の裾直しが、とても高く感じたとひと言‥‥。ANAのマイレージが11万マイル貯まったので、春にヨーロッパ旅行は、このマイルを使うことにした。ハンガリーの友人宅に2週間程滞在した後、ちょっぴり仕事も兼ねてイタリアに10日間程度滞在、後はウィーンの友達に会う予定。途中で合流予定の妹に電話をすると、カルトナージュの材料を探しにフランスにも行きたいし、アムステルダムの友人宅にも寄りたいと言いだした。それでも全旅程でスターアライアンス特典航空券の必要マイル6万マイルで収まりそう。今月までに航空券の予約を入れなくては‥‥。
2005/01/15
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