水戸市で楽しく♪お菓子教室　“OSUSOWAKE”

お菓子教室 “OSUSOWAKE” です

いつも材料を購入している業務用食材のお店が被災しているのか連絡が付きません…
仕方がないので今月は別の卸さんで購入しています
こちらの卸さん、取扱商品はとても豊富で嬉しいのですがちょっと遠いのよね…
ガソリンを無駄遣いしている気になってしまうなぁ


さてさて

本日元気にレッスンにお越し下さったのは同じ学区にお住まいのOさんです
今月もありがとうございます
お子様方が姫と同じ小学校に通われている可愛いお母様
お子さんが3人もいらっしゃるなんてとても見えません

ご希望のメニューはベリーのシャルロットです
貴婦人の帽子に見立ててデザインされたというこちらのケーキ、
本来ですと蓋を被せるようですね
お教室では蓋は無しで、生クリームといちごで飾ります

シャルロットの最大の特徴となるのは側面の縞々模様
ビスキュイを絞り出して焼くことで出来るこの縞々、
きれいに作るにはビスキュイの仕込みが命になります

生地がだれないように混ぜすぎに気をつけて…
手の温度が生地に伝わりすぎないように絞り出し…
などなど、シンプルな生地ですが綺麗に仕上げるにはいくつかポイントを押さえて仕込みます



絞り始めは力加減が分からないので難しいかと思いますが
何本か絞っていくうちに感覚をつかまれて綺麗に絞りだせるようになりましたよ

底と間に挟む生地はぐ～るぐる



焼き上がりは…



ば～っちり優しい色合いに焼き上がりました

これをセルクルにセットして、初めに仕込んでおいたキルシュのムースと
後から仕込んだベリーのムースを流し込んで冷やし固めます



上面の飾りがなくてもテンションUP～
ベリーのムースってどうしてこんなに可愛らしい色合いなんでしょうね

残すは仕上げ作業のみ
さて、実はレッスン始めにOさんからこんなお話がありました
「私は生クリーム大好きなのですが子供たちが嫌いなんです
今日は絞っていきますが、子供には上の飾りはぬぐって出します」
なので～
「それなら半分だけ生クリームを絞って、残り半分はいちごだけで仕上げましょう」
ということに決定しました
使用口金はOさんが気になっていらしたサントノーレ
弥生と同じ絞り方ですが、今回はちょっぴりねじりを加えます
手前にいちごをたっぷり飾ってTOPにはハート型に焼いたビスキュイを乗せて…
仕上げにオーガンジーのリボンを結んだら完成です





「か～わいい～」
と二人で大合唱してしまいました
クリーム嫌いのお子様のためのこのデザイン、
想像していたよりずっと素敵に仕上がりました
Oさんも嬉しそう
（…私もこんなケーキが欲しいなぁ…）
ご帰宅されたお子様にも喜んでいただけたら嬉しいな

Oさん、この度は落ち着かない中、レッスンにお付き合いいただきまして
ありがとうございました

余震があるうちは棚の片づけはしないのが正解ですね

また作りたいケーキがありましたらお申し込み下さいね
お待ちしています