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2011.08.10
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カテゴリ: HONDA TLM220R
TLM220Rのフロントディスクブレーキを外してみた。パッドが限界に来ている。これは交換しかあるまい。

と、言うことでオーバーホールする事にしたが、外側のピストンは油圧でも動かないので、キャリパーをバラす。ところがこのキャリパーのソケットボルトの頭は星形をしている。外すには、10ミリのトルクスソケットが必要だ。こんなボルト使わんでくれ。このボルトを外すだけで、ホームセンターを2軒ハシゴして、アストロプロダクツでやっと見つけた。
外側の固着したピストンを抜くには、コンプレッサーのエアー圧しかない。ブリーダースクリューを外してエアーを送る。送る...送る...抜けない。ピストンとキャリパーの隙間にCRCを吹きかけエアーを送る。送る...送る...。抜けない。
どこかで、オイルで煮る。という荒技を見た気がするが、めんどくさい。たぶんオイルシールとダストシールが錆でせり出て邪魔をしているのだろうと思い、ピストンをバーナーで炙ってシールを溶かす超荒技を行う事にした。あまり炙り過ぎると変形が怖いのでほどほどに。冷めたところで、CRCを吹きかけエアーを送る。送る...送る...ポン。やっと抜けた。
中は、以外と綺麗であった。シールは溶けてはいなかったがダストシールは少し焦げていた。ピストンとキャリパーを磨く。キャリパーのシールを外してみると、アルミの腐食カスが溜まっていた。この腐食でシールが押し出され、ピストンを締め付けていたのだろう。パッドとシールを注文したので、今日はこのくらいにしておいてやろう。
P1090565.JPG





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Last updated  2011.08.10 08:36:15
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