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荒らされる掲示板　2008.2.8

　このHP(blog)を続けていて、ちょっと（いや、かなり）「嫌だな」と思うことがある。　それは、「掲示板の荒らし」である。　日記に対しての「新着コメント」や、掲示板書き込みが、1週間ほど何もしないでいると、4～5件たまっている。　その内容は、ほとんどが「怪しげでエロティックな」ものばかり。　私のサイトは、そういった類のサイトではないのに、何故かなぁ、と不思議である。　最近は、「その程度にしか見られていないのか」と嫌な気分である。　近頃、他人のサイトの掲示板に「性犯罪斡旋の書き込みをした」罪で逮捕された、という女性がいた。　私のサイトへの書き込みも、99％それに近いものではないか、と思う。　「斡旋」とまで行かなくても、その手の「個人感想」の類ばかりである。　私の日記や記事は、一切そのような「裏街道」系のものではない。　だから、アクセスが増えるのは嬉しいと思うのだが、その何％かの人々が、「朝から晩まで欲求不満」で、その手のことばかりしか頭にない人なのか、と考えると、残念である。　何故、こんな人が増えたんだろう？　最初は、そう思っていた。　でも、この頃はこう判断している。　「もともと、性的興味に関心が凝り固まっている人々というのは、昔から存在していた。でも、その人々は、一般社会の表に顔を出さずにいた。　インターネットが普及した21世紀の現在、その人々はは、「今がチャンス」とばかりに、匿名で、ネット上に性的関心や欲求不満を堂々と表示するようになった。　だから、そういった人々が「増えた」のではなく、「もともと社会の暗黒世界に潜んでいただけなのだ」ー　この判断は、おおかた当たっているのではないか。　ネットの普及により、利便性が多くなった反面、時には犯罪に繋がりかねないような書き込みを、人のサイトに書き込むという、理性も道徳的観念もない行為も増えた。　このことによって、世の中の風紀は乱れる一方である。　当然、ネットを今は小学生から利用するようになった時代、子供たちの情緒育成を阻む傾向も高まっている。　中学生ともなると、自然と性的関心も高まるというのに、ネットによって、年齢にそぐわない、刺激的な内容が嫌でも目に飛び込んでくる。　このネットにより乱れた風紀を正すために、犯罪に繋がるような書き込みをする者を逮捕する動きが出てきたのは、せめてもの救いである。　中国では、浮気さえも、去年、「法律」によって罰せられることになった。　日本も、ネット上の「公序良俗違反者」には、厳しい罰を法律により、どんどん与えるべき時期にさしかかっているのではないだろうか。