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母ちゃんが、「ひょっとしたらお前のおなかに虫が湧いてるのとちがうかな?」といいました。もう、そろそろ駆除せんならんなぁ、と手帳を調べました。3ヶ月に1回虫下しを呑まされます。これには面白い話があります。最初の頃は、錠剤をハムやローストビーフに包んで呑ませてくれていました。だから、ボクは母ちゃんが「太郎、お薬よ」というと、大喜びでとんでいきました。そして、何も知らないボクは、お肉のことを薬だと信じこんでいたのです。ところがある日のこと、包み方が悪かったのか、お肉の隙間からヘンなニオイがしました。ボクは口の中からお薬なるものを出してみて、からくりを見破ってしまいました。それからというもの、母ちゃんの「お薬」は大嫌いになりました。どんなに美味しいものに包んでも見破って口をしっかり閉じて決して口に入れません。「もう、この手はつかわれへんなぁ」と、諦めた母ちゃんは、強硬手段に出てきました。最近では有無を言わせず、ボクの口を左手で開けて、右手の人差し指と中指で喉の奥に錠剤を突っ込みす。そして、ボクが上手に呑み込んだら「えらかったね」と言って本当のお肉を一切れくれます。この錠剤は体重が10kgに対して一粒だから、ボクは一粒半呑みます。手帳を閉じた母ちゃんは「やっぱり呑む時期過ぎてるわ」といって、薬をだしてきました。いやだなぁ、でも後でくれる美味しいお肉を楽しみにガマン、ガマン。母ちゃんは父ちゃんに「明日からウンチをとるときに、虫が出てるかよ~くみてね」といいました。虫が出ていたら2週間後にもう一度呑まされます。でませんよ~~~~に。
2006/11/27

このキューキューは、この前、日本からトキおばさんとマスおじさんがお土産に持ってきてくれた物です。いつものキューキューは、あっという間にプスー、フガフガと音が出なくなるのですが、これは今でもステキな音が鳴っています。ボクは毎日、父ちゃんにお願いして出してもらっています。父ちゃんはボクが遊んでいるとやかましいのと、また壊すんじゃないかと心配して、すぐ取り上げてしまいます。夢中になって、両手で持ってひっくり返って遊んでいると、母ちゃんが、「まるで赤ちゃんみたい」といいます。こんなに長持ちするのは初めてです。トキおばさん、マスおじさんありがとう。ボクはおじさんとおばさんが大好きです。またゆっくり遊びに来てくださいね。 昨日から体調があまりよくありません。食欲がなくて、夕食も食べませんでした。今朝は5時におなかの具合が悪くなってガマンが出来なくなったので、キューンと小さな声で鳴いてみました。抜群に耳のいい父ちゃんが聞き付けてくれるかな?と思いましたが、なかなか来てくれないので、少しボリュームを上げてもう一度キューンと鳴いてみました。やっぱり父ちゃんは降りてきてくれました。ボクは嬉しくて転げるように外へ出て、草を少し食べました。嘔吐はしませんでしたが、少し気持ちがよくなりました。朝、起きてきた母ちゃんは「えっ、何も知らずにねてたわ!太郎、どうしたん!」と言いました。のんきな母ちゃんです。母ちゃんが朝の散歩に連れ出しましたが、ぜんぜん気分が沸きません。ボクは用をすますと、さっさと先に家に引き返しました。1日中こうしてベッドにいたので、母ちゃんが去年のようにビールスがおなかに入ったのじゃないかと心配しましたが、夜になって、やっと気分がよくなってきました。「太郎がそうやって、ベッドを堀りだしたらもうだいじょうぶ!」と安心したようです。食欲も出てきました。父ちゃん、母ちゃん心配かけてごめんね、軽い風引きだったかもね。
2006/11/25

お散歩でジャック・ラッセルに会いました。初めて見る子です。ボクのこと気に入ったみたいでキューンと鼻を鳴らして寄ってきました。友達になれそうです。だから、2匹でかわるがわる何回も電柱におしっこの掛け合いをして親交を深めました。ボクとあまり変わらないくらい大きいヤツでした。どちらがボクかって?かわいいお尻の方です。お天気が悪いと朝のお散歩はだんだん暗くなってきました。しばらく行くと 木の根っこにいっぱいキノコが生えていました。母ちゃんはまた、「美味しそうだね」と、残念そうにしていました。今度はガイドさんといっしょにキノコ狩りに参加してみようか?と言いました。ボクもいっしょに参加して、ニオイで覚えて母ちゃんに教えてあげようと思います。午後は、シスター・フェラの修道生活50周年の記念パーティーがありました。ボクも許されたので、テーブルの下でランチに参加しました。いっしょのテーブルのおばさんが、美味しいハムをそっと差し入れてくれたので、ビックリしました。ウチでこんな美味しいものを貰ったことがありません。 ウチでは、食事中は自分のベッドに入って待っていて父ちゃんが「太郎、kom!」というと、おこぼれを少し貰えます。母ちゃんはパンの端くれを少しくれるだけですが、父ちゃんは母ちゃんに内緒でチーズなんかをつけてくれます。父ちゃんは優しいひとだなぁ。
2006/11/21

11月11日、今日はシント・マールテンの日です。今夜は子どもたちが家々のベルを鳴らしてお菓子をもらいに来る日です。母ちゃんは「おお、忘れそうだった」といって夕方急いでお菓子を買いに行きました。10人分を袋に詰めて、玄関に置いて待ちました。最初の子は7時にきました。ビーとベルが鳴ったのでボクも急いで玄関に降りていきました。♪”De Koeien hebben staarten・・・・・”♪何のことかわかりませんが、歌を歌ってくれました。とてもでっかいランプを提げていました。 次は、8時ごろにボクのよく知っているマリーがパパとママとやって来ました。小さいのにしっかり歌ってくれました。母ちゃんがお菓子をあげると、おうちにあがってもいい?と言いました。 みんなでコーヒーを飲んだりミルクを飲んだり遊んでいると、8時半ごろ、またビーと鳴りました。 みんな手作りの可愛いランタンを持っていました。9時ごろマリーの家族が帰っていきました。雨が降っていたせいか結局来たのは5人だけでした。この行事は、昔はホンの一部の地方のものだったらしいです。例えばシント・マルチヌス教会のある村とかだけで行われていた習慣だったとか。また、砂糖大根を掘って中にローソクを灯してランタンを作ったとか。そのうちにだんだん習慣が広がって行き、今ではかなり多くの地方で子どもたちの楽しい行事として取り入れられテいるということです。しかし、ハーグやロッテルダムでは一般的に知られていないようです。「日本でも地方によって随分違う習慣があるわ」と母ちゃんがいってました。マリーのパパもEnschede(東)の出身なので、初めは全然知らなくて、子どもたちが来ても何もあげるものがなかったので、電気を消して真っ暗な部屋で居留守をつかっていたそうです。近所のおばあちゃんの話では、シント・マールテンといえば冬の訪れを意味し、主婦は冬支度に忙しくなるということだった。と言ってました。ボクは子どもが苦手ですが、お菓子をもらえるのだったら、いっしょに周ってみたいなぁ。お菓子の袋は首にぶら下げるとして、困るのはランタンをどういう風に持つかなんだよね。
2006/11/12

父ちゃんが家出しました。といっても明日帰ってくるのですが・・・・父ちゃんがひとりで出かけると、ボクと母ちゃんは「父ちゃんの家出」と言います。お昼の散歩でボクはテニスボールを拾いました。だから、林のなかで母ちゃんとボール遊びを存分に楽しみました。母ちゃんは腕が弱いので、あまり遠くに投げられないのですが、枯葉がいっぱい落ちているのでなかなかボールを見付けられません。いつまでも遊んでいたかったけど、母ちゃんは折角ボクが見つけたボールを「もう帰るよ」と言って捨ててしまいました。もったいないなぁ。夜になると、寂しくて寂しくてたまりません。いつもは「遊んで!」とボールを持っていったり、「おやつちょうだい!」とおねだりしますが、その父ちゃんが帰ってきません。「太郎、今日はどうしたん?まるで借りて来た猫みたいやないか!」と母ちゃんが言いました。母ちゃんもなんだか寂しそうですね。「ここへおいで」と珍しくソファーのうえに毛布を敷いてくれました。 父ちゃんは生まれ故郷のZeelandに行ったのです。同級生の65歳の誕生日会があるからです。父ちゃん今頃パーティーで、昔話に花を咲かせているんだろうな。と想像しながらウトウトと・・・眠ってしまいました。朝、目が覚めてみたら、やっぱり父ちゃんがいません。ボクはバルコンのドアに座ってずっと下の駐車場を見はっていました。 「お前は一日中そこに座っている気?」と母ちゃんが笑いましたが、心配性のボクはじっとひたすら父ちゃんの帰りを待っていました。夕方、とうとう父ちゃんの車が見えてきたのでボクはキャンキャン吠えました。母ちゃんがドアを開けてくれたのでしっぽを思いっきり振って、くるくる回りました。父ちゃんも嬉しそうに手を振ってくれました。「たった一晩いないだけでそんなに懐かしいかい?」と部屋に入ってきた父ちゃんの・・・ ズボンのニオイ???くさいぞ!あやしいぞ!クン、クン、クン、犬のニオイがするぞ!「お前の鼻はするどいね、リゼットおばさんのダックスフントがずっと父ちゃんにくっついていたんだよ。」やっぱりね、アイツは甘えん坊なんだよ。さあ、父ちゃんに思いっきり甘えよお~っと。
2006/11/06
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