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ちょっとしたお休みがとれたので、細田守監督作品『竜とそばかすの姫』を見てきました。まだ公開されて間もない劇場映画作品なので、細かいネタバレ感想はやめておきますが、あえて、これだけは言っておきたい。はやせがこれまでで一番好きだった細田監督の作品が『サマーウォーズ』だった上。はやせの一番好きなRPGが『デビルサマナー・ソウルハッカーズ』で。はやせの一番好きなディズニー映画が『美女と野獣』なので。ツボらない要素がどこにもなかったw
July 26, 2021
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えーっと。あれだけの分量の文章を書き殴っておいて、まだ書き足りないのか!?と思われそうですがDRAGON CHEF 2021(ドラゴンシェフ) に関する、駄文第2弾です。いや。番組にツッコミどころが多すぎて、もはや大喜利をやっているかのように書きたいアイデアが沸きまくっています今回は、第2回開催に向けて、どうやったらあの偉大なる『料理の鉄人』との差別化が図れるのかを模索しつつ、次世代の若者に刺さるような番組構成を作れるか、を、考えてみる、思考実験的企画でございます。(制作陣の皆さま、刺さるものがあったら遠慮なくパクっちゃって構いませんのよ)なので、今回の文章は可能な限り本戦(準決勝と決勝)のネタバレはなしの方向で(とはいえ、サバイバルラウンド通過者のネタは割れるわけですが)もっとも、コンセプトの出だしは、前回の文章でもちらっと書いた、出場者を『三国志武将』で例えてみる、の、発展形です。……いや、せっかく呉と魏の武将で例えたのに、もう一人例えることができてなかったので(ちゃんと考えてはいたのよ?その過程は後述します)芸能人ではない一般人が参加するバトル系番組では、視聴者参加型クイズ番組が最近は多いと思うのですが、『頭脳王』にしろ『東大王』にしろ、「視聴者にインパクトを与えるキャッチコピー(二つ名)を付ける」、というのが最近の流行りのようで、ドラシェフについても例にもれず、サバイバルラウンド出場者16名分のキャッチコピーを「がんばって付けた」感がありました。が、サバイバルラウンドが進むにつれてそれぞれの個性が見えてきて、最初に付けたキャッチコピーからズレた人も結構いた印象です。(例:下國シェフ 当初「未知との遭遇!北の個性派フレンチ」→準決勝時「北国の天才フレンチ」。……うん、そんなに未知と遭遇した記憶はない【第2版追記】←それはおまいが道民だからぢゃ)初見視聴者さんには、なるべく短い登場人物紹介で、それぞれのキャラを引き立たせ、そののちの調理シーンで長く尺を取り、料理人への思い入れを深く持ってもらうという構成とするならば、初戦の農園バトル後、須賀総監督の主観で構わないので、各参加者の能力・特徴をレーダーチャートで現わしてみる、という手法はいかがでしょうか(【第5版追記】言わずもがなだから書かなくていいかな、とも思ってたけど、やっぱり書いておく。この料理人たちのパーソナルデータは、地上波放送ではデータ放送で呼び出し可能にすることが前提。この大会は、何よりも料理人たちを主役としてたてる、という考え方を番組の中心に据え置くべし)。特にサバイバルラウンドの序盤、最下位参加者が指名する相手の力量を測り切れず、上手く指名できていなかった印象が強いので。これが正解、とは限りませんが、試しにはやせが5項目を挙げてみます。(とはいえ、はやせの料理人知識は『ミスター味っ子』と『大使閣下の料理人』に偏っているので、あしからず←この番組の制作陣は、お勉強のために『ミスター味っ子』くらいは読んだ方が良いと思うわ。それこそ、『料理の鉄人』にも影響を与えた作品の一つだと思うので。最近だと『食戟のソーマ』とかが流行りのバトル系料理マンガなのかな?←読んだことない)統率力 … 個人的に、シェフ(料理長)が持つべき能力の中ではやせが一番重要だと思っている、部下を指揮して動かす能力(シミュレーションゲームの『三國志』においても)。もっとも、本大会でその力を発揮できるのは決勝戦しかないわけですがサバイバルラウンドの通過時点では、現在のお店での地位(肩書)と、お店の規模から推察する、というかたちをとっています。技術力 … 基本的な料理を作る能力と、自分の専門ジャンルにおける基礎的な知識量をここに。調理技術については、運営は第一次選考の時に応募してもらった動画を持っているはずなので、それを参考にしたという体で書きます。発想力 … サバイバルラウンドにおいて、たしか、須賀総監督が「一番見たい」とおっしゃっていた能力なので、独立しておきます。実際に生まれた料理の独創性と、それがちゃんと美味しさを伴っているのか、などを評価基準に。表現力 … こちらは、タイトルに悩んだのですが、料理を名刺代わりとして料理人である自分自身をアピールする能力のこと。料理のプレゼン能力と、将来性のある人間的魅力(スター性)への期待値を含みます。SP(スペシャルポイント) … 上記には含まれない、料理人としての強みと個性について。基本的に、★5しかつけていません。これらを、とりあえず完全にはやせの独断と偏見でw ★を1点、☆を0.5点として、★5点満点で、サバイバルラウンド通過者3名の能力値を通過時点の情報で書いてみます。その下にはやせの解説も書くよー(敬称略。若干、サバイバルラウンドのネタバレあり)。【サバイバルラウンド1位通過者】北海道代表 下國伸(呉:呂蒙型)統率力 ★★★★☆(コートドール札幌 シェフ)技術力 ★★★★☆(フレンチ)発想力 ★★★★☆表現力 ★★★★★SP【北海道力】 ★★★★★全ての能力値が平均(★3個)以上ではあるのですが、インパクトの部分で山下さんや花田さんよりは若干劣る、という判断です(←にわかファンのくせに辛口だな)。技術力については本来、★5個になってもおかしくないはずなんだけど、「映える料理の封印」という自らの枷が、この時点ではまだ外れていないようなので(これはさすがに、最終的には解放した模様)。なお、この能力値はサバイバルラウンド最終戦直前でレベルが上がったw後の値で、農園バトル開始時の数字は発想力がさらに☆1個分落ちます(←ぇ)。いつも崖っぷちからでも勝ち上がってこられた理由の基盤には、もちろん北海道食材へのこだわりと愛情の強さがあると思うのですが、実はそれ以上に「対戦者のミスによる敵失」や「審査員の食の好みとの相性」という運の強さもあったかもしれません(特に、この先の本戦では)。人間的魅力とスピーチ力は今回の参加者の中でも1位2位を争うレベル(ちなみにもう一人、はやせ的に圧倒的に魅力的だったのは、食のクリエイティブディレクター・井上豪希さんでした)で、サバイバルラウンドでもこの人が喋ると何故か笑いが起こって場が和んでしまうという、人柄の良さでその場の空気を支配する力とスター性に長けています(母校の調理師専門学校のカリキュラムの中に、コミュニケーションとプレゼンテーションの能力を高めるというものがあって、妙に納得したw)。なお、発想力の一部に含まれるとは思うのですが、第6戦:卵バトルにおける、一つ前の対戦(試食)相手の自分が食べてもいない料理の味を想定して、続く自分の審査に影響を及ぼす可能性を考慮するというコース構成力(Named by YOUさん)と、その対応策として練習していないことをその場でやりはじめて、しかも大成功してしまうという天賦の才能については、ちょっと数値に落とし込むのが難しい人でした(つまり……本当はSPが3つくらいあるのよ、この人←結局最後は贔屓の引き倒し)(←公式YouTubeにこの卵回時の調理動画が載っているのですが……ご自分がやっていることの天才性にご本人が一番気づいていないというある意味そら恐ろしい動画に仕上がっておりますつか、本放送でも本来視聴者はこういう動画を望んでいただろーよ)。【第3版追記】下國シェフのSP【北海道力】の話なのですが、冷静になって考えてみるとまるでゲームにおける「縛りプレイ」並みに、ほぼ100%どの料理にも道産食材を入れ込むというルールを、ご本人が自身に課していたようにも見えました。いや、どこまでストイックなんだw当たっているかどうかはわかりませんが、はやせの個人的な夏の自由研究として(?)動画から推察できる道産食材(と思われるもの)をpickupしてみたいと思います(一応、サバイバルラウンドの分まで。【第4版追記】←本戦に使われた食材については、ある程度前回の文章に含んでいます)……間違っていたら、ゴメンナサイ自由研究だと思って許して(ABEMAの動画は、秋ぐらいまで無料で見られるらしいですよ)一次選考応募作品 … ネット記事によると、ゆり根とおがくずを使ったお料理らしい。テーマが「地元食材を使ったビールに合う一品」なので、道産品は当然、ゆり根。しばらく美味しいゆり根を食べてないなぁ……エリア予選:神弁当「ラム神リンゴ神ホタテ神と、飯」 … まず、テーマ食材の一つ「茶路めん用牧場のラム肉」が、白糠町のもの。それ以外にも、リンゴ神のお重に入っていたはちみつは、道産品が確定しています(←アップになった映像のラベルまで確認したぜ)。他は、ニラの有名な産地が道内(知内町)にあるけど、何よりご飯が道産米だったんじゃないかなと思っています(ホタテ神に使われているバターには何が入ってたんだろう……海藻?)初戦:農園バトル「にんじんにんじん」 … ルール的に、持ち込み食材の割り込む余地がなかったので、さすがにちょっとわからず。番組が用意したサブ食材のバターがどこ産か、によるかな第4戦:薄切り肉バトル「牛脂ロール」 … 本編では参戦しませんでしたが、こちらのコラボ動画で開発メニューがわかります。使用したものは山菜のあずき菜。披露できていたら、これは「未知との遭遇」の名に相応しい一品になっていたかと(【第7版追記】実は、この時に試食したオジョー殿の食レポが、本編に参加した芸能人審査員の誰よりもコメントが上手い、という発見もあったりするこの人に勝てない人は、審査員引き受けちゃダメかも)第5戦:じゃがいもバトル「ジャガバタ」 … まず、テーマ食材自体が芽室町の「雪室熟成じゃがいも」。その後の運命の分岐点となった食材ですね。副食材に使用したものは、鮭とば。そして、正確には食材ではないけれど、香りづけのふきの葉っぱが出てきました。パンの評価が低かったけど、もしはやせがアレンジするなら、いも団子のタネでくるんでいたら美味しそうかな、と想像していました第6戦:卵バトル「TMG」 … あまりにもシンプルなお料理だったので、本当に道産食材があるのか?と、少し悩みましたが……ありました。「お口直しみそ汁」に使った出汁昆布!有名な産地が色々ありますから、ここらから選んでいないワケがないなと第7戦:フードロスバトル「ニシン漬けスピンオフ」 … 当然、ナレーションでも紹介されたニシン漬け。しかし、テーマに沿って汁に着目したところが凄い。が、使わなかったっぽい身のほうは、お持ち帰りしたんだろうか? 第8戦:スガラボ米バトル「焼きおにぎりとスープ」 … こちらも一瞬何が使われていたのか判断しづらいお料理ですが……ブイヤベースづくりが映った時にナレーションとテロップで単なる「魚のアラ」として軽く流されたもののビジュアルが、どう見てもきんきですわアラとはいえ、結構な高級魚。スタッフ、食材はちゃんと勉強しようそれと、この料理に限らず(フレンチだから当たり前とはいえ)全ての料理でバター出現率が高い。道民、バター大好きだからなwうちは実家の肉じゃがにもバターを使うわ(【第9版追記】2021年9月12日放送の相葉マナブより、道産黒にんにくの存在を確認しましたので、洋風焼きおにぎりのタレに使われたこちらの食材も勝手に道産品認定をすることに決めました…しかし、あの刻み方の細かさとスピード、やっぱりプロですよねぇ……)最終戦:地元食材バトル「コロッケ」 … 唯一、主食材も自分で持ち込むスタイルのテーマ。選んだものはオホーツク海の毛ガニ。タラバじゃないところに好感をもったw(生物分類学上、正確には、タラバガニはカニじゃないのよw)それと、道産のメイクイーン。あとは、地味に旬のグリーンアスパラガスも使っていました。個人的に、この時期の道産アスパラを食わないのは、人生の損だと思っている以上、自由研究、終わりw こうしてまとめて見てみると、本当に道産品大行進でしたわー。 【サバイバルラウンド2位通過者】福岡代表 山下泰史(魏:曹操型)統率力 ★★★★☆(TTOAHISU オーナーシェフ)技術力 ★★★★★(フレンチ)発想力 ★★★★★表現力 ★★★★☆SP【信念】 ★★★★★なんと言っても、ジョエル・ロブションを含む各種名店で培われたのであろう技術力の高さが随一。初戦:農園バトルにおける野菜のミルフィーユや、第3戦:ホタテバトルにおける、これでもかとホタテに注ぎ込む細やかな技術の数々が印象的です。もっとも、なまじ最初に断トツの強さを発揮してしまったがために、下國シェフとは正反対にバトルを避けられ続けたのは、ご本人もさぞかし不本意だったことでしょう(同じくらい戦っていたら、同じくらい九州の食材をフィーチャーできていたと思います)。山下シェフに強者キャラとして君臨していただけたおかげで、サバイバルラウンドが大いに盛り上がったのは間違いない事実ではあるのですが、そこで表現力を☆1個分落としたのは……スター性、ではないんだよなぁw(ま、ご本人もスターになるつもりなんてさらさらなかっただろうし)。悩んだのは、SPをどうするか。須賀総監督のおっしゃった「ピカイチのセンス」は技術力や発想力に入れるべきだし、「カリスマ」や「孤高」では料理の腕と関係がない結局、自分スタイルを貫く信念を項目とさせていただきました。【サバイバルラウンド3位通過者】大阪代表 花田洋平(蜀:法正型)統率力 ★★★★ (中国料理「花梨」 副料理長)技術力 ★★★★★(中華)発想力 ★★★★☆表現力 ★★★★SP【コンクールコレクター】 ★★★★★サバイバルラウンド通過者が3名だということで、「じゃあ三国志じゃん!」という発想が飛び出すはやせの頭も随分短絡的になったものだと思いますが(ぉ はやせの三国志の国別の思い入れが「呉>>魏>>>>>蜀(>袁)」だったせいで、花田さん(の記述)が大いにとばっちりを受けたことをまずはお詫び申し上げます最初は諸葛亮(正史ver)と書きかけて没にし、次に劉備(正史ver)と書きかけてやっぱり没にした経緯がありました。結局、第2戦:鶏の手羽バトルでの言動から「曲者感強め」の印象が最後まで抜けず、法正型に落ち着きましたデス統率力が他の2人より☆1個分下がったのは、やはり組織の中で別に料理長がいらっしゃる職場でサラリーマン厨師をされているところから。料理長の不在時に料理長代理として指揮能力を発揮されることはあるのでしょうが、それよりもなまじコンクール荒らしをされまくっているばっかりに、個の力を磨くことに重点を置いているように見えてしまうのは、果たして幸か不幸か。技術力については、山下さんと同じ★5個にはしたのですが、方向性は逆ですね。とにかくコンクール映えする技術のオンパレード。発想力の方向性も初期は映え優先だったイメージだったけれど、準決勝では(思いっきりネタバレだったので、中略【第9版追記】←この省略した文章について、前回感想文の中盤くらいに追記をしました)だったところはさすがです。あのネタ帳で教科書が作れそう(ぉ 一方で、その「コンクール映え能力」のアピールが、(少なくてもはやせの中の)表現力評価にあまり繋がっていないのは……まぁまぁよく聞いた「準備はできているので」という台詞のせいです。いや、準備と練習がばっちりで本番間違いないって、プロ料理人としてお店で料理を出す場合ならともかく、TVショー的には予定調和過ぎて、ワクワクしないのですよ全く持って花田さんのせいじゃないんですが、セルフプロデュースの点でカメラの前ではあまり堂々と言わないほうがよろしかったのではないかと地元大阪の方やファンの人には大変申し訳ないのですが、はやせの花田さんに対する評価は、最高位の秀才、というイメージで、ところどころに天才的感覚が窺えるミシュラン星持ちの上位お二人との間にはまだガラスの天井が残っていたと思いました。こういう対戦者データをぱっと見せた上で、視聴者にe-Sportsの応援をさせるようなスタイリッシュに料理人たちの調理技術を魅せる映像編集ができれば、とりあえず第1回よりはTwitter上の苦情の数がだいぶ減るような気がします勝敗の発表も、Judge(審査)ではなく、Result!(結果)としてパンパンテンポよく発表をしてしまった上で、「どうしてそういう評価になったか」という部分を後から審査員にじっくり聞くという流れのほうが、今のスピード感を要求される時代に合っていると思うんですよねぇ(特に、準決勝と決勝の話ね)。そう、調理技術はスポーツ!料理人たちはアスリートだと思えば、芸能人ほど知名度が高くなくても、余計なハプニングなんかに頼らなくても、いい映像はいくらでも切り取れる、と、認識してほしい。【第4版追記】一流料理人の指先の所作って、ほんと、ピアニストにも匹敵するほど美しいと思うのよ。花田さんの飾り切りの手業なんて別格で言うに及ばず、下國シェフのじゃがいも切ってるところとか、コロッケにチーズ付けてるところとかですら、白のゴム手袋姿がとてもカッコよかったのに、何で本戦(特番)じゃ顔のアップと料理のアップばっかりだったのか……本当に、謎。あとは、実は料理バトルマンガで一番面白く読めるところは、メニュー開発の過程、だったりします。対戦テーマを2週間前に発表しているのならば、その発表時の料理人たちの表情(特に、戸惑った感じ)はカメラに収めていて欲しい。そして(おそらくもの凄く難しいとは思うが)、メニュー開発の過程にまでカメラが密着して、新しい作品が生み出される瞬間に立ち会ってほしいのです。これだけでも、『料理の鉄人』とは全く違う絵が撮れるはずですよ。【第7版追記】版を重ねるごとに、タイトルからどんどん遠ざかっていったのでここでは第2回大会の勝手なはやせ的妄想&願望をつらつら書き連ねてみます。とりあえず、第1回大会でサバイバルラウンドを通過した上位3名は、最低でもエリア予選の通過まではシード権を与えていいと思う。そうじゃないと、その地域の出場者が減る恐れすらある(特に北海道……)須賀サバイバルドラゴン塾()を生きて出られたんだもの。ちょっと予選会では太刀打ちできないレベルに上がってしまっているので、将棋のNHK杯みたいなかたちでいいと思うな。初代ドラゴンシェフを、それこそかつての料理の鉄人やアイアンシェフのように、「登龍門の前に立ちはだかる壁」とするかどうかは、ちょっと保留。ネット上では将棋のタイトル戦みたいに、最終決戦時に参戦すればいいという意見もあったけど、さすがに連覇がしやすすぎてバランスに欠けるかな。自分としては、サバイバルラウンドでのピラミッドの順番(1位から3位)を、第1回大会の最終順位のままで初期位置にハメてしまってもいいのかな、とも思っている(最初から出場しない場合と、年齢制限によって出場資格を失った場合は、順位繰り上げ)。その代わり、最下位が対戦者を指名する際には、1位から3位までの誰か1名と、4位以下の1名とを指名する、というルールにしてみる。常にラウンド通過ボーダー上にいる人に順位変動の可能性がある、というのが、緊張感があって面白くなりそう。初代はやっぱり、あのクソだっさい(←まだ言うか)の特製コックコートを着て料理をしなきゃならんのかな、と思うのだが……アレ、デザインや色うんぬんよりも、仕事着としての機能性がちゃんと担保されているのか、の方が個人的に気になってしまってる。着せられてた時、なんかツンツルテンで動きにくそうに見えたのよなぁ……個人的には「フードロス」というテーマがすごくよかったので、次回もこういった食材活かし系以外のお題が1つは欲しいと思います。個人的に見てみたいのは、「ヴィーガンorハラール対応料理」と、「アレルギー食材除去料理」。前者は、外国人旅行者にもお店に来てもらえる料理が作れるかどうかを見る国際競争力を求めるもの。で、後者は、本当に今の子たちはアレルギーでものが食べられない子が多いので、そういった子たちでも楽しめる料理が作れるかどうかを課題として見てみたい。たぶん、第1回大会で有利だったフレンチ勢が、最も不利になるお題にもなると思うよ(←自分で書いててSだと思った)。決勝戦がコース料理なのは変わらなくていいのですが、コースの価格設定と、原価率の条件を加味して、それを視聴者にも提示してほしいな。最近の一般大衆はやっぱり、コスパ意識が高いので、例えば「10000円あればこれぐらいの料理が食べられる」という目安みたいなものが見えると、格式が高く見えがちなコース料理にも親近感を持ってもらえそう。で、その決勝戦の舞台なのですが…………いっそ、SUGALABOを使わせてもらえませんか 間違っても機材トラブルなんか起こせないでしょうw(起こせたら、それはそれで凄いと思うけど) 映像を見る限りかなり広々としたオープンキッチンだと思うので、環境としてはスタジオに近い審査員にもライブで調理過程を見てもらえる豪華な舞台になりそうな気がします(……でもまぁ、ないな)。【第9版追記】このコロナ禍で、あまりにも多くのソロキャンプ番組&ソロキャンプ特集を見過ぎてしまって、第2回大会の初戦バトルの仕様について、こんな妄想を思いつきました。……つまり、参加者全員に同じ予算を持たせて、初戦会場(キャンプ場)近くのスーパーでの食材購入から始めてもらい、キャンプ飯レベルの機材と番組用意の保存食(テーマ食材扱い)と最低限の調味料だけで一流の料理が作れるかどうか、というバトルですね(災害時向けの対応力などの能力も見ることができると思います←なお、発想の一部には『ミスター味っ子』のエピソードが含まれています)。そして、この初戦バトルの終了直後に、YouTubeでのファイナリスト紹介動画の撮影(ライブ配信でも可)をしたら良いと思います。第1回放送の予告素材もたっぷり差し込むことができるはずですし。何だったら、須賀総監督にもオブザーバー参加で調理してもらってもいいw……この程度の企画力の持ち主が、次回の開催までにスタッフに入ってくれればいいんだけどなぁ……。文句ばかり言いっぱなしで代替案も出さないのでは無責任だと思いましたので、今回「アテクシの考えたどらしぇふ」大喜利の体でこういう文章を書かせてもらいました。採算性を度外視した完全なる妄想ですが、楽しんで読んでもらえていれば、幸いです。……ネタにしちゃった出場者の皆さま、本当にごめんなさい次回、第2回が開催される時には、1話ずつ追いかけていきたいなと思っています。【第5版追記】やっぱり終わらなかった第5版だって、ABCテレビがこんなことしてるなんて知らなかったし―!が、はやせの文章とのこの温度差よ……いや、審査がわかりづらいのは、もちろん審査基準の曖昧さと審査員の語彙力の問題もあるけど、何より、番組スタッフに料理の中身を視聴者に説明する配慮と能力がなかったからだろうと 食材や調味料(味付け)、それに、その料理に料理人たちがどれだけの技術と想いを込めたのかが全然伝わっていないのに、視聴者に味の想像と優劣の判断ができるワケなかろうよ(これも、CGをレイヤーで料理に被せて、中にどんなものが入っているのか視覚的に説明するような工夫があっても良かったんじゃないかな)。【第6版追記】そしてなー。ドラゴンシェフの定義よなー。コレ、決勝戦の審査員以上に放送作家連中が一番わかってなかったろー。そもそも『登龍門』の故事成語を知ってたら、「竜が舞い降りる」なんてナレーションになるワケがねー【第4版追記】本当に、追記はこれで最後にできればいいなぁと思っているのですが、最後の最後で今までで一番辛辣な言葉が脳裡から飛び出してしまったので、どうか平にご容赦&ご覚悟を(ぉまずは、もう一つ。自分用メモリンク。Walkerplus・2021年6月28日の記事。同じミシュラン一つ星のシェフとして紹介されていながら、山下シェフと下國シェフとがいかに真反対だったかの対比を、1本でこれほどわかりやすく伝えてくれる記事はなかなかないですwそして、本題。はやせ的DRAGON CHEF 第1回大会の総括と、相変わらず失礼ぶっこきながら勝手に妄想する、須賀総監督の考察について。まず、ネット上のあちこちに散らばる須賀洋介シェフという方の経歴をかき集めて調べていくと、彼自身の料理人スタイルというものは恐らくこんな感じかな、ということが見えてきます。ロブショニズムとでも呼んでよいかもしれない、素材の良さと徹底的に向き合い、それを最大限引き出すためにフレンチの技法を注ぎ込むスタイル使う食材は自ら足を使って全国からかき集め、時に自ら畑を作るほど食材への強いこだわりと情熱を持つ結果を出すためであればどんな妥協も許さない、仕事の鬼料理人としてだけではなく、経営者としても超一流の、高いプロデュース能力……『アイアンシェフ』時代は、ジョエル・ロブションという巨大看板を背負っていながら、そんなプレッシャーなどテレビ画面から感じさせないくらい、はやせにとっては「料理が完成したら必ず助手とシャンパンで乾杯する」という姿が絵になる人、というイメージでした(当時のキャッチコピー「フレンチの貴公子」は、伊達じゃなかったw)。が、この方。調べれば調べるほどカリスマ性の高い異次元の超天才だな、と、ビビります(実は、はやせと同い年……)これらを踏まえた上で、このドラシェフに総監督として就任した理由を問われて答えたインタビュー記事なども参照すると、須賀総監督はこの大会の中で、スター料理人を見つけ出す、だけに留まらず、あわよくばスターシェフを自らプロデュースし、新たに生み出す、ところまでを自らの責務としたんじゃないかな、と思います。なお、ドラシェフの第一コンセプトは、ご存じのとおりスターシェフ発掘、なのですが、第二コンセプトは「地方創生」です。地方にもスポットをあて、その食材と、地方で活躍する料理人とをフィーチャーしたい、という裏テーマもあったので、地方予選からスタートするという田舎者(←若干失礼)でも参加ハードルが低くなるようなスタイルをとったのでしょう。最終的にサバイバルラウンドへ進んだ16名のうち、大半の方々は自分の腕を見せたるわい!という自分の実力をこの大会で誇示したい(あるいは試してみたい)タイプの方や、賞金の使い道に明確な目的のある方が多かった印象ですが、そんな中で地元食材の良さを伝えたい、と、最初からアピールしていたのが、高知県代表の井原尚徳さんと山口県代表の三和慎吾シェフ、そして、北海道代表・我らが下國伸シェフでした(参照・公式YouTubeサバイバルラウンド進出者発表動画より。余談だが、このライブ会見の翌日の朝が、農園バトルの収録日だったらしい……やっぱ、鬼だ)。それぞれ、各々の地域限定とはいえ、須賀総監督ご自身の価値観と合致する人が、まるでカモがネギをしょってやってきたように、彼には見えたんじゃないでしょうか。とりわけ、30年の歴史を持つ名店の雇われシェフであり、かつ、20代で新規店舗の立ち上げから参加するという経験も併せ持ち、さらには、札幌周辺の料理人たちからすでに「天才」との呼び声が高かった下國シェフは、もちろん自分よりもだいぶスケールダウンしてはいるものの、かつての自分自身を想起させるような存在にも見えたはずです(もしかしたら、SUGALABOのメンバー以上に)。ええ、もう、ね。目を付けられちゃったんですねぇ。この鬼監督に(なお、それが福岡代表・山下シェフではなかったのは……彼だけは、すでに意識上、自分と同格に並びかけている人、という認識だったからなのかな、と思います。1年間だけとはいえ、ロブション価値観をすでに知っているはずの人ですからね)。ただ、参加者の皆さんにとっては……まさか、ね。料理人の大会にやって来てみたら、いまさら修業(むしろ修行に近い)をさせられるなんて、思ってもみなかったことでしょうもちろん、須賀総監督から厳しいことを言われていたのは下國シェフだけではないのですが、もう明らかに期待値の大きさと発言の厳しさが比例しています(つまり、その次に期待値の高かった人は、恐らく花田さんでした)。三和さんの裏ドラ動画によると、二本撮りもあったようなので、実質2か月弱程度で少なくても数人のスター候補生を作らねばならないという焦りもあったかもしれませんが、そんな覚悟なんて最初は持っていなかっただろう下國シェフは、本当に辛かったと思いますよ……下手したら、OAされたものの3倍ぐらい、色々言われていたんじゃないかと(そして、これまたたぶんですが、第7戦で最下位から一度トップに立った後、第8戦でまた最下位に落っこちたこの期間、恐らく実質半日から1日の出来事でしょメンタルやられるって、そりゃ)。だって、基本的に北海道民って、争いごとがそんなに好きじゃなくて、広々としたところでのびのび自由に生きていくのが好きなタイプが多いから(つまり、価値観1と2は共有していても、残りの2つがちょっとズレてた)。クイズ番組にしろスポーツ番組にしろ、がんばってはいるもののなかなか北海道民の手に優勝が届かないのは、やはり勝負に勝ってやるというガツガツ感が足りないんでしょう。新しいものに対する開拓者精神は持ち合わせているんですけどねぇ……。それでも、その奥底に秘められた、本人すらまだ気づいていないポテンシャルの大きさを、超天才から見抜かれた無自覚の天才は、最終的に、勝手に掛けられた重すぎる期待を真摯に受け止めて、それに正しく応え、そして本当に大きく成長しました。須賀総監督に「(試合を)やりたい」とまで言わせるなんて、散々言われ続けた上のステージ……つまり、須賀シェフの今立っているステージにまで、それこそ鯉が竜になるがごとく昇り上がれたんだ、と、自信をもって言っていいでしょう。(【第8版追記】彼の闘いぶりを最も間近でつぶさに見てきたであろうMC・山里亮太さんの、Twitterでのコメントがとても素敵だったので、引用したい。「激しい連戦で受けた傷を全て武器に変えていく姿がかっこよかったです!」@YAMA414 2021年7月4日)そう、須賀総監督は、この大会を通じて将来自らと肩を並べうるぐらいの逸材の持ち主を、料理人界の未来のため送り届けたかったのでしょう。【第5版追記】そしてそれはまた、20代半ばの若輩者が故ジョエル・ロブション氏に見出され、抜擢されて担わされた重責と、30代半ばで『アイアンシェフ』にチャレンジした自分自身の歴史の、再現と伝承ですら、あったのかもしれません(←当然、相変わらずの考えすぎです、ハイ)。こんなにも貴重な美しい成長物語を描いたリアリティ番組、なかなかないですよ。本当はこれだけで後の世に伝説と呼ばれるようになってもおかしくないコンテンツ……の、ハズ、なんですが……。これだけのオイシイ素材を活かして調理するだけの実力が、番組制作陣の方になかった天才を殺すのは、天才じゃない。天才を理解できない凡人こそが、天才を殺すという、見本のような仕上がりになったゴールデン特番も、やっぱり、ある意味大変貴重な存在になったと思います……(涙)。それでも、この第1回大会は、おそらく当初企画者たちが想定していたもの以上の素晴らしい成果を、いくつも残してくれたと思います。世に埋もれている未来のスター料理人たちは、まだまだ世の中にたくさんいるはずです。優れた腕を持ちながら、このコロナ禍で自分のお店を畳まざるを得なかった方々も、数多くいることでしょう。重ね重ね言いますが、そういった方々をすくい上げる(掬うでも、救うでも、可)大会として、今後も成長・発展していかれることを、願っています。RED U-35話第1弾へ続く
July 22, 2021
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もう、2年も経ってしまったのですね。あの、京都アニメーションの放火事件から。はやせの心を折った事件の一つがこれであることは、否定しようのない事実で、こちらについては未だに心の整理をつけられるような文章を書くことができる気がしません。それでも、原作者のサイン会のためにわざわざ上京するぐらい好きになった、『フルメタル・パニック!』をアニメ化してくれた、京アニ。全て限定版でDVDをそろえていました。あとは、まだ下請け時代だったと思うけど、『ふしぎ遊戯』の柳宿回の美しさ。未だに目に焼き付いています。まとまりのない文章になってしまったけれど。ここに何かを記しておきます。はやせにとって特別な、 武本康弘 監督、という人の名を、忘れずにいられるように。
July 19, 2021
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まずは、大変ご無沙汰しておりました。はやせたすくです。こんな場末の、何年放置してたよってブログで、ご挨拶も何もないですが……まぁ、知人に対する生存確認としてw(覚えてるかな、みんな……一応、生きてるよ(ぉ))まぁ……語りつくせないほど色々ありまして、文章を書く気力を失いまして。ここ数年でマンガ・アニメ・ドラマ・バラエティ番組・ゲーム……と、ハマったものは数々ありますが、ネット上で自分と似たような感想を見かければ、「じゃ、自分が書かなくてもまぁいっかぁ……」と、読むだけで満足する毎日でございました。(一方で、pixivにアカウントを作って、過去作品をアップしていく準備を始めかけたりもしてましたが←結局何も進んでいない)が!だがっ!!こんなにハマったのに、自分の満足できる感想・考察文がない!どんなに検索をかけても全っ然出てこないっっ!!そこでふと我に返りました。あ、ダメだコレ。これは、自分が書くべきものなんだ……と、根っからの野党メンタルなはやせは、久しぶりに番組視聴感想を書いてみることを決心しました。その、はやせ休筆終了記念となる番組のタイトルは……「The PREMIUMMALT’S Presents 次世代シェフ発掘オーディション DRAGON CHEF 2021(ドラゴンシェフ)」!!正式タイトル長すぎぃぃeeeee!!(←有吉ぃぃeeeee!風に)去る、7月4日(日)のゴールデンタイムにテレビ朝日系列で放送された(そして残念ながらちっともバズらなかった)「料理人のM-1」を謳った、(たぶんこれから)伝説になっていく……ハズの、(若干残念な)番組です!!(←早速褒めてねぇ)…………いや、はやせよ。ホントにブログ復帰作品に選んだ番組が、コレでいいのか?という声が聞こえてきそうですが(ぉ だ・か・ら・こ・そ、です!はやせには、声を大にして言いたいことがあるんです!特に、番組制作陣に対して!!!(←いや、どうせ届かんてw)いや書く!それでも!主に自分の自己満足のために!!!と、この文章を書こうと思った動機を叫んでみたところで。番組感想文にありがちな注意事項を挟みます。番組を最後まで見た上での考察(という名の文句)が次々と出てきますので、ネタバレノーセンキューな方はここいらでご退場ください。なお、TVerやABEMAで、この番組はまだ見逃し配信が続いておりますので、気になった方はぜひチェックを!(【第4版追記】TVerの配信は7/18までです)生粋の北海道人であるところのはやせは、北海道代表 下國伸シェフ のことも、贔屓と妄想と美化150%増しで感想を書いております ネットで調べられる範囲のことは、きっちりソースのあることを記載しているつもりですが……先に謝っておきます。妄想考察部分については多分に間違っていると思われますので、ゴメンナサイ コロナが明けて札幌へ行けるようになったら、贖罪を兼ねてマジで食べに行かせてもらいたいです。久しぶりに長文を書いたせいか、記述の構成が若干独特です。リアタイ視聴時の臨場感と、後日の感想・考察とが入り混じり、また時系列もいったりきたりしていて、おかしなことになっています 大変読みづらい文章になってしまったことをお詫びします ……自分でも思いのほか筆(タイピング)が走りまして、文字数、実に20000字近い越えの(【第5版訂正】追記を繰り返しているうちに、20000字なんてとっくに超えてた)超長文になってしまいました はっきり言って、スマホ閲覧者への配慮は0です それでも良ければ、はりきって参りましょー!↓↓↓↓↓さて、この番組。予選でのチョコプラのご発声を借りて『ドラシェフ』と略しておきますが。ゴールデンの2時間特番しか見なかった方と、番組内で『サバイバルラウンド』と呼ばれたABEMA配信動画番組を事前に見ていた方とでは、恐らく感想が全く違うものになっているであろう珍しいタイプの番組です。はやせはそのどちらだったかというと……実は、その中間です(アレ?)。放送当日日曜日の夕方。チャンネルをザッピングしているうちに、ぶちあたったんですよ。北海道ローカル局、かの有名な「水曜どうでしょう」を生み出したHTBの朝番組『イチモニ!』の、ドラシェフ特集総集編番組(イチモニ!×イチオシ!! ONたのしみ増刊号)に。途中、電波の状態が悪くてところどころ見逃した部分はありますが(ぉ)。ああ、そうそう。はやせはねぇ。普段は勝負ものの番組って、ほとんど本放送は見ないんですよ。特に生放送のもの。スポーツのライブ中継とか、M-1グランプリとか(←お笑いもかよ)だってぇ、はやせがライブで見た際の、応援している方々の勝率が悪すぎるんだもん……だいたい、3:7くらいで応援してる方が負ける 応援すればするほど負ける確率が上がるので、勝ってほしいがためにリアタイ我慢をするのです(数年前には、好きだ!と周囲に直接広めまくった作品の作者が不祥事を起こすという悪夢もあったなぁ……大丈夫か、このブログは)。まぁまず間違いなく、オリンピックもライブでは決して見ないでしょう!!(断言)なのでこの番組も。「どうも北海道代表が本戦に残っているらしいぞ」という噂はちらほら耳に入りつつも、とっても気になりながらも見逃して裏番組を見るつもりでありました。そんな自分を、今では殴りたい!殴り倒したい!!なんで録画してなかった自分!!!とにかく、『イチモニ!』のドラシェフ特集に対する編集が熱いんですよ。もう番組全体で「下國シェフ激推し」なわけでありました。スタッフの中に個人的なファンでもいたんかいな?と思うくらいに。あ、これは「何かあったな?」と感づいたはやせ。大河を録画しながら、いつも見ている『せっかくグルメ』はTVerの見逃し配信を見ることにして、ドラシェフのゴールデン特番をリアタイすることに決めました。スタートして数分。出場者の紹介が続きます。この番組は「料理を見せる番組」ではなく、「次世代料理人を魅せる番組」だと思うので、はやせはあまり気にしていなかったのですが……後から考えると、一般知名度ほぼ0の人の紹介って、ここが初見の人にとって果たして面白いんだろうか?(ある意味M-1手法ではあるけれど)とりあえず、北海道人相手なら、「北海道代表」という言葉だけで道内視聴率はある程度持っていけますがwVTRが終わると、ようやく準決勝進出の3人へMCの山里亮太さん(山ちゃん)が感想を振る。下國シェフ、「サバイバルラウンドは(過酷すぎて)思い出したくないです」って……いや、総集編を見ていた自分には十分伝わりましたがね。けど、それが本当にどれだけ過酷だったのか、この2時間特番から見始めた人に通じるのかなぁ……と、若干不安に。ところで。『イチモニ!』総集編で見た下國シェフに対するはやせの第一印象は、実は「可もなく不可もなく」でした(ぉ。むしろ、彼の言動の中に「頂点しか見えていない」みたいなものがあって、「おぅ?北海道の若手シェフにもこんなビッグマウスを吐く人がいたんだなぁ」と、妙なところで感心してました。それが、そんなに不快じゃなかったです。というのは。北海道の一般庶民の味覚って、「とうきびはもぎたてゆでたてが一番旨ぇ」とか「釣ったワカサギをその場で天ぷらにするのが最高」とか、食材神話とでもいうのかな?素材さえ新鮮で良いものなら、もう料理人いらねーじゃん!みたいな人、多いんですよ(そういえば、最近「もぐ前食べ」なるものを全国放送で披露した方、いましたね……いや、TEAM NACSの中ではやせが一番好きなお方のことですが)。結果、とにかく新鮮で旨味たっぷりの地元食材を、なるべく手を加えずそのまんまお届けするのが北海道の料理人の仕事!みたいなところがあってですね。北海道の料理店は「食材一流・料理人二流」みたいな呼ばれ方をされちゃったりもして。食材の良さに安住して腕を磨くのを忘れちゃったのかい?という料理人さんの話もちらほら。北海道、広いからさ。他の地域のシェフの人と交流する機会も少ないだろうし、「地区代表を決める予選」というのはいいなと思ったのですよ。ええ、「ちょっと全国に行って、いっちょ鼻っ柱折られてみたら?」くらいは軽く思ったかも?ただし。予選で見た下國シェフの神弁当は、他の方々と華やかさが全然違いました。もうね、全部の料理、お重からはみ出してるやん!?弁当なのにどうやって運ぶのコレ!?とは思いましたが、料理の説明と試食の様子を見ているうちに、結果を見る前から「あ、エリア代表の一人はこの人だわ」と、なぜか確信しました。他の人とは明らかに、一人だけレベルが違う。なんか光って見える?(←これは言い過ぎ)見た目だけなら、ね。近い弁当を作ってた人もいたんですが、料理としての完成度と、ラム肉揚げおにぎりのワクワク感。それに「りんご料理にも飯を合わせる」というセンスが独特で。大言壮語を吐けるだけの実力は十分持っている人だと直感しました。ちなみに、こちらの予選の模様は番組公式YouTubeから見られます。気になった方は、ぜひ(リンク先は、下國シェフが登場する後編のもの。たぶん、今回のドラシェフ内で下國シェフが作った料理の中で、見た目は一番派手ですw)しかしなぁ……サバイバルラウンド。改めて考えてみても凄いルールですねぇ。ご存じない方に少し説明をしますと、初戦の農園バトルによって決まった暫定順位から、その時最下位だった者が自分より上位の2名(ないし、3名)を指名し、複数人でバトル。結果、最下位の一人だけ(4人対戦の時は二人)が脱落するというもの。なお、勝ち残った2名の順位は、成績により入れ替えあり。最下位じゃない人は、いつ自分が指名されるかと常に緊張感を持って待ち、例え使われなかったとしても、勝ち残っている限り全てのテーマ(食材または課題)に対応できるよう準備をしなければならない。普通のトーナメント形式ではこうはなりません。指名する方にも戦略性が必要で、まさにサバイバル。考えた人、天才wそんな過酷ルールの元、下國シェフってば、まさか本当に鼻っ柱折られてたとは しかも、総監督の須賀洋介シェフから、もう何度も何度も(もちろん、はやせは『アイアンシェフ』の時代から須賀シェフを見て知っていたので、凄い人だという認識はあります。若い人は知らないのかなぁ……)。ミシュラン一つ星のシェフが、30代半ばにもなって叩き上げられて更にこんなに伸びるなんてこと、あるの?と、これはもう完全に物語の主人公だったのですよ(もちろん、主に『イチモニ!』の編集のせいで)決勝戦の放送前には、下國シェフが『イチモニ!』のスタジオを訪れて、サバイバルラウンド最終戦で披露したおそらく大会史上ご本人の最高傑作「コロッケ」を振舞っていました。……スタジオ、大興奮だな HTB関係者のテンションの高さに若干引いた(ぉぃ)。ということで、ゴールデン放送が始まる頃には、はやせの中で、すっかり下國シェフが番組の主人公のようになっていたわけです。最大最強のライバル・福岡代表の山下泰史シェフは、曹操みたいな覇王型ね。そうすると、下國シェフははやせ的伸び率ナンバーワン武将の呂蒙か?(ごめん、例え武将の格が全然違ってて)。いや、須賀総監督は孫権のイメージじゃないです、ごめんなさい(何故謝る)。というか、総監督ってネーミング、A〇Bみたいだな?いや、吉本だから、吉本坂か?料理人界でユニットでも作るおつもり?(ぉぃ)そんなこんななはやせの目の前に現れた準決勝のお題が……ま、まさかの「デリバリー料理」。いや、CMを見た時からそれは知っていたけど、その上で「ハンバーグランチプレート」限定だとぅ???なんで!?どーしてそーなった!!?スポンサー(出前館)配慮!!?(←身も蓋もなし)終わってしまった今となっては、この準決勝だけは、須賀総監督の考えたお題じゃなかったような気がしています。関連商品を出前館でお届けするためありきのお題。あわよくば「準決勝で作ったお料理、実際に食べられます!」という企画を先に組んだと読みました(出来上がったのは、普通のハンバーグに準決勝進出者それぞれに監修してもらったソースをかけただけっぽいけど←北海道は配達地域外だったので未確認です)。が……この人たち。半年間かけて戦い続けてこの場所に立っています。そういうレベルの料理を作る人たちじゃ、もはやないでしょう……完全に企画倒れ(呆)。食材系お題が無理なら、せめて「ひき肉料理」くらいまでは範囲を広くしてあげて欲しかった(涙)。こんながっちがちに固定したお題、番組初見の『料理の鉄人』世代には通じないぞ?もっとも、後にこういう文章に当たってしまうと……これも苦境の飲食業及びホテル業界救済策の一環かと思うと、須賀総監督も無下には断れなかったのかなぁとも思っちゃいますけどね。がっかりしてても番組は進む。山ちゃんが上手く須賀総監督のコメントを引き出すような感想を繰り出すが、調理シーン自体はあっという間にすっとばされ、出前館の運搬シーンと審査員の紹介の方が長く感じるほどと、ともかく。完成品披露の一番手は、我らが北海道代表の下國シェフだ。梅沢御大の手によってぱかっと開けられた彼のデリバリーを見て……はやせ。正直鳥肌が立ちました。やっべぇよ、この人。お題の想定を飛び越えていったよ!!?(驚愕)たぶん、下國シェフの料理披露が一番早かったから、はやせのこの感想にピンときて共感してくれる人、少ないんじゃないかなと思うのですが……だから、ココ!ココがどうしても書きたかった。ぜひ主張したかった。普通、デリバリー料理がお題に上がったら、「自分のお店でデリバリーを出すなら、どういう料理にするのか?」という発想が出発点になると思うのです。事実、他の3人の方々はご自分の専門を存分に活かし、オーナーをしている、あるいは現在所属しているお店で出せるであろうレベルのお弁当を作られました。予算も概ね、見た目だけで判断すればたぶん2000円から3000円程度で、まぁまぁ庶民でも食べられそうなお料理ですかね?(ただし、京都の祇園さゝ木で出すには、中川さんのお弁当はコンセプトが少し弱かったかもしれません。結果論ですが)そして、フレンチのお店でシェフを務める下國シェフなら、冷めても美味しいままのものであれば、ご自分の得意料理をそのまんま詰めたって良かったんですよ(それだけだと、たぶん須賀総監督の心には刺さらないけれど)。が、彼が作ったこの「フレンチハンバーグタコス」は、お弁当ではありません!(つーか、予選で皆さんお弁当は1回作っているんだから、発想を再びお弁当に縛られる必要性は全くないはずなのです)これは……デリバリーできる「お取り寄せグルメ」です!しかも、値段を付けたらきっと、他の方々よりも圧倒的にお安いぞ!?コース料理メインのコートドールで出す料理じゃないでしょ、絶対!!大事なスポンサー様であらせられる出前館様のライバルは、実はUber Eatsではありません。各名店からご自宅へ直接届けられる「お取り寄せグルメ」です。思った時にすぐ注文して届けてもらえるデリバリーは、確かにその日のうちに食べられる即時性はありますが、配達できる商圏はそんなに広くないでしょう。食べる人は概ね、お店近くの地元の人だけです。が、お取り寄せグルメは、(お店に気概さえあれば)デリバリー会社を通さずに全国へ自慢の料理を運べます。そして、思い出してください。去年のコロナ禍で流行ったお取り寄せグルメのことを。鍋の材料を切った状態のままで送ったり、焼き鳥セットに焼き台をくっつけた「お家でお料理を完成させるお楽しみ系セット」が世間にウケました。ホットケーキミックスが売り切れたのも、そう。下國シェフのこのお題へのアプローチは、「食べる方々がどういう属性の人か」というところが発想の出発点なのです。そして、世間でヒットしたこれら「組み立て型お取り寄せグルメ」の延長線上に、恐らく外へなかなか出られない自粛生活の中で「楽しく食事をしてもらうため」に完成した、デリバリー料理。だから、お家で最後に組み立てるタイプの料理だった(もっとも、その答えが果たしてタコスで本当によかったのかどうかはまた別問題ですが……でも、下國シェフのことだから、手作りトルティーヤで使ったトウモロコシ粉も北海道産だよね、きっと)。かくして、下國シェフのデリバリー料理は、普段からデリバリーを使い慣れている方々への料理ではなく、「新たな客層を開拓するため」のお料理になったのでありましょう(←この辺の結論は、はやせの深読みのしすぎです。念のため)。審査員の中では、恐らく想定していたメインターゲットに最も近かったのは寺島親子さん。特に息子さん。……って、いや、票持ってないと思うけど!!?そんなんなんで、開票ではやっぱり最後までハラハラさせてくれました。特に、最初の梅沢トミー氏からは一票も入らなかったね。わかる。舞台役者の彼は、幕の内弁当みたいに楽屋でさーっと手早く食べられるものがいいに決まってる。タコス作って食うなんて面倒くさい!と思われてるに決まってる!(←偏見です)。寺島親子さんは2位でしたね。問題は……もしかしたら須賀総監督もこの下國シェフの意図を読み切れてないかもしれないってこと。結果、「同点の場合はサバイバルラウンドでの順位が優先」というルールに救われた。はぁぁぁ 本当にもう、この人は、どこまで主人公属性なんだwつくづく、ハンバーグの好みだけで下國シェフを1位にしてくれたIKKOさんに感謝ですわ(苦笑)。あ、ついでに言うと、IKKOさんへの中継はHTBの福田太郎アナウンサーが務めてましたね。なるほど、なるほど……?とりあえず、出張お疲れ様です。山下シェフはさすが、順位はそれぞれながら審査員全員から満遍なく票を取っていて、圧巻でしたね。そして、「借りが残っていたので、(中略)借りは返せたかなって」というセリフもカッコいいわ……が、やっぱり、きっと、初見さんにはこの言葉の重みが伝わっていない!!(一応、テロップで「サバイバルラウンド第7戦で下國に敗れた」という簡単な説明はあったけれど)このサバイバルラウンド第7戦のお題。実は、結構チャレンジングだったと思うのです。そのテーマとは、「フードロス」。SDGsの時代ですからね。このお題を知った時、番組がバブリーに食材をかき集めて、恐らく9割方の食材を無駄にしていた『料理の鉄人』という名番組は、きっとこの先もう作ることはできないんだなぁ、と、何かちょっぴり寂しくなりました。(余談だが、おそらくこの反省から、ドラシェフにおける食材ルールは「副食材は持ち込み自由」という名の「余計な食材は持ってこないで、ついでにこっちでもメイン食材以外は用意してないよぉぉん」(←口調は偏見)という出演者丸投げルールになったんだと思う。ま、良いように解釈すると、食材の目利き能力を試す意味もあったかもしれませんが。……ところで、その持ち込み食材にかけた費用は、番組で補填してくれるのかね?大会全体を通してもあまり高級そうな食材が出てこなかったところを考えると、仕入れ費用の総額については上限設定があったような気もしますが)そして、この第7戦時の下國シェフ。最下位から2名を指名するお立場でしたが。なんと、その時点で1位と2位だった山下シェフと三和シェフを指名!しかも、二人とも自分と同じフレンチシェフ!!コメントも強気で「激しめの下克上を見せようかな、と」と、バチバチのガチンコ勝負を要求!!久々のビッグマウス復活w なのに、初見時と違って何故か可愛く見えるのは何ででしょう?(【第5版追記】答え:山下シェフの方がもっと大物感バッキバキだったから)そして、ここで下國シェフは、本大会の絶対王者として1位に君臨し続けていた山下シェフから、その座を奪っていたのです。こういうやりとりがあったというのをはっきり認識したのは、本放送が終わった後で数日かけて、ABEMAの無料動画を見漁ったからですけど HTBにおいてだけではなく、ABCテレビにおいてもこの瞬間、下國シェフは今大会の主役の一人になったと感じました。残っているメンツが濃すぎたので、それまではそんなに目立ってなかった…よね?彼。いや、「ミシュラン一つ星シェフ」っていう華やかな経歴だけは光っていたと思うけど(そして、それゆえに他の出場者から狙われ続けたとも言える)。この因縁の初対決の模様をダイジェストででもちょこっと挟むだけでもなぁ。この大会が普通のお料理コンテストとは一線を画すものだってわかったと思うんだけどなぁ。つくづく編集がもったいないっす。いや、他に削れるところあっただろーよ。事前番組で流したからそれでいいと思ったのかなぁ。準決勝にしても、ね。出前館の出発・到着の模様とか、中継先でのコメントが優先で、それもお笑いコメント優先で、須賀総監督からのお言葉は全然なかったなぁ。いいのかな、こんな編集で(後に配信動画で確認したらテロップのお題が「ハンバーグ弁当」になっていて、個人的には更に憤っていましたけど。だから、準決勝のお題は弁当じゃねーから)。【第6版追記】今更ですが ドラシェフ話第2弾で省略してしまった、花田さんの準決勝料理『中国旅行気分なエナジー弁当』について、思っていたところをここに追記してみます。まず、タイトルとコンセプトがはっきりと結びついていてわかりやすい。コロナ禍で旅行に出られない方向けに作りました!ということが、食べなくても審査員にも視聴者にも伝わります。そして、発想力に大きな進歩が見られたものが、上海料理と四川料理のハイブリット中華ハンバーグという組み合わせです。三国志脳的に言うと、呉蜀同盟弁当ですよ!(←正確には、三国志の時代にはまだ、上海は海の中だったと思うが)このバランスを取るために、かなり試行錯誤をされたんだろうな、というのは素直に凄いと思いました。それと、決勝戦のテーマ食材も、(産地こそ北海道vs九州ではあったが)トマト・豚肉・マンゴーとそれぞれ、代表的な中華料理が全て浮かぶような定番食材でもあって、花田さんや高木さんが勝ち上がって決勝に来ることも、当然須賀総監督は想定していたんだろうなぁとも思いました(逆に言うと、哀しいくらいに日本料理(人)に対する配慮は全くない)須賀総監督が審査の芯に据えていた「食材を活かした料理」という統一テーマは、それが現在世界的に評価されている美食の王道であって、一流(むしろA級)レストランでは絶対に避けては通れない課題だったから、ということは、少なくてもはやせの中では理解ができているのですが、実は、須賀総監督にとってこの味覚は左脳型の味覚だった、とも思っています。では、須賀総監督の右脳型の味覚――生来の好みは何か、というと……彼は愛知県出身である、ということは考慮されてよいかな、と。愛知の料理とか、伝統料理でも味噌煮込みうどんとかただでさえ味が濃そうなのに、近年の一連の台湾ラーメンシリーズとかパンチしかなさげな料理(←超失礼)が流行ったりするお土地柄ですよ そりゃ、準決勝の4種類の料理の中では、単純に一番好みの味だったのは花田さんの料理だったろうなぁ、と(そして、その直後が試食のタイミングだった中川さんの料理は、普通に不利だったろうなぁ、とも)ただ、そういったもろもろのことを考慮しても、準決勝で須賀総監督がもっとも高く評価した料理は間違いなく花田さんのお料理でしたし、本当に誰が優勝してもおかしくない状況だったと思います。そして、このお料理を1500円という「ほとんど原価では?」というお値段で一般販売された、ANAクラウンプラザホテル大阪・中国料理「花梨」さまの、花田さんへのバックアップも素晴らしかったと思いました。さて。準決勝を終えたお二人は、決戦会場となる豪華客船の下見へ。うん。下見は大事。特に厨房の配置が……いや、だからその画角じゃ、視聴者にはやはりその広さが伝わらないのよぅorz 引きの絵を一つ挟んでもよかったでしょ(防犯上の都合もあるかもしれんが)。その代わりに取り上げる映像が、下國シェフのおのぼりさんコメントってどうよ!?いや、可愛いけど!可愛いんだけれど!(悶←殴)山下シェフが喋らないのでコメント量に差がありすぎる……福岡の方々、申し訳ない(何故謝る)。またまた大スポンサー様、筆頭スポンサーSuntory様へのご配慮、プレモルで乾杯シーンが挿入される。いや、スポンサー様は大事よ?お金なきゃ、こんな豪華なイベントできないもんね。ただ…やっぱり下國シェフの可愛さが前面にww 旭川は、海ないもんね。うん。クルーズ船には縁がなさそうだ。でも、お子さんもいらっしゃる既婚者さんを純朴ピュアなアイドルにでもしたいんか、この番組は やはり目的はDC16結成か!?(←そんなワケねぇ)。そしてここでもう一度、お二人のプロフィール紹介?1回目とは取り上げる角度が違うけど、薄氷の準決勝突破の後の、お酒が入ったご機嫌状態のVTRを見せられた後で、連戦激闘の説明を入れられても……たぶん、初見視聴者さんにはすっと入ってこないよ……。山下シェフは良かったけど。強者キャラの意外な素顔。ギャップ萌え狙い。わかる。わかるけど、あざとい。あざといぞABCテレビ!(←たぶん褒めてはいない)その中に、山下シェフが貫くポリシー「須賀さんにハマろうとは全然思っていない」との名言が登場。この、「須賀さんにハマろうとした方々」の中に、もしかしたら下國シェフも含んでいたかもしれないけれど……。はやせは、ね。他のサバイバルラウンド出場者についてはともかくとして、少なくても下國シェフについては、須賀総監督にだけハマろうとしていたわけではないと思うのよ。サバイバルラウンドのゲスト審査員には、須賀総監督以外にも錚々たるプロ料理人が登場してきた。実は、その方々からも下國シェフは課題を与えられ続けていた。曰く……「フレンチなのに、華やかさが足りない。45分あればもっとできる」(第7戦勝利時))とか、「勝負してやるっていう気持ちが一切感じられない」(最終戦勝利時)とか。両方とも、下國シェフだけにかけられた言葉ではないけれど。1位通過した時ですら、審査員を100%満足させられているわけではないという……。こんなスパルタマッチョな大会、果たして他にあっただろうか!?山下シェフの、自分のスタイルを貫くポリシーも、きっと間違ってはいないよ。けれど、それは彼が「オーナーシェフ(店のオーナーを兼ねる料理長)だから」ということと、恐らく無関係ではないと思う。オーナーだもん。自分のお店を自分色に染め上げることに、何の異論もありはしない。一方の、下國シェフ。彼は、いわゆる「オーナーが別にいるお店の雇われシェフ」なわけ。雇われシェフに求められているものは、「オーナーが求めるお店のコンセプトから外れない範囲内で、自分の料理を表現すること」でしょう。同じく、長らくジョエル・ロブションの看板を背負っていた須賀総監督から常に「小さくまとまっている」と言われ続けた彼が、この大会を通じてハマろうとしたもの。それは、須賀総監督個人に、ではなく、「対戦テーマと、その評価に伴い出された課題そのもの」に対して、ではなかったのかな。これは、謙虚で、かつ、とても誠実な姿勢だったと思います。下國シェフは、北海道人シェフとしてすでに、「食材に対するリスペクト精神」と、「それを活かせるだけの確かな技術」をお持ちでした。というか、お店が休みの日にプライベートで生産者巡りするとか、はっきり言って、食材オタクの領域よw(←若干失礼)。しかし、図らずもTVerにUPされていた事前番組で下國シェフご本人がおっしゃっていたとおり、「ここ(北海道)では、食材の良さをシンプルに出せれば、それで評価されてきた」(だって、結局評価する側の人間も、食材万歳価値観の道民だものw)けれど、それだけではこのドラゴンシェフでは評価されなかった。恐らく、伝統あるお店のコンセプトに沿うお料理を作り続けているうちに、ご自分の中にもはや無意識で境界線を作ってしまい、その枠から飛び出せなくなってしまっていたんじゃないでしょうか。心を折られ続けながらも、自分の殻を破るために下國シェフが模索し続けたもの。その答えは、決勝戦試食直前のスピーチにおいて、とうとう爆発しました。それは!……と、煽り文句まで書いておきながら、そこに至るまでの決勝戦直前まで時を戻すという、この構成力のなさをお詫び申し上げます(爆死)だーって、決勝戦の描き方もさぁ!言いたいことが多々ございまして。こっちを処理しないことにはどうにも気持ちが悪くなっちゃってなので、ここからはいきなり決勝戦のリポートに参ります(何)。まずは、決勝戦のルールについて。テーマはコース料理(前菜・メイン・デザートの最低3品)前菜・メイン・デザートのそれぞれにテーマ食材あり調理時間は全メニューの工程合わせて2時間 までは、いい。用意する分量、審査員11人分 て!審査員、いきなり多すぎるだろうよ!?予選のお弁当は同じ2時間で5人分だったし、M-1ですら、7人ですよ!?だから、持ち込み食材の費用わい!(←そこ!?)辛うじて、芸能人審査員よりプロ審査員のほうが1名多いというところに良心の踏み止まりを感じますが、それでもプロ審査員の票が同数になったら結局芸能人の票で結果が決まるのかぁ……と、長すぎる審査員紹介にうんざりする。こっちは料理人たちを見たいんだよ!【第3版追記】勢いで書き上げた後で一晩寝て起きて仕事に行って帰ってきて、改めてここの文章を読み返しましたが、審査員の考え方への意見を少し変えます。11名という総数の是非はともかく、プロ審査員の数は須賀総監督を含めて偶数というスタンスは、変えなくていいと思いました。接戦になった時に、「結局最後に勝つのは須賀総監督のお気に入り」という見方をされるのは、大会の本意ではないと思ったので。プロ審査員の中で最初に開票を受けたのが須賀総監督だったのも、きっとそのためでしょう。それと、プロ審査員がまるで分析をするように黙々と食べているところを見せられても、大多数の一般庶民視聴者に対して料理を「食べてみたい」と思わせる訴求力はあまりないと思います(そういう権威のお墨付きをありがたがる自称グルメは、結局情報を食ってるだけ)。芸能人審査員の方々には、今後も感情を素直に表し、視聴者の食欲を刺激する食べっぷりを期待します。【第4版追記】まだまだ毎日動画を見ていて全然飽きないんですが(←ぇ)、この決勝戦のテロップも「フルコース対決」と書いていたことに気付いてしまい、本当に呆れた対決テーマは、ただのコース料理対決、です。少なくても今回辛うじてぎりぎりおまけでフル、と冠せるのは、スープと魚介の料理をメニューに組み込んだ下國シェフのコースだけです(本当にフルコースにしたかったら、スープはスープで一品、魚介料理は魚介料理で一品、と、別々に用意できてなきゃダメ)。スタッフに、料理に対する基本的な知識と、番組に対する思い入れが足りなさすぎる。ただ、サプライズ助手の登場は、はやせ的には面白かったです。片岡護シェフもよく引き受けてくれたなと思いましたが、何といってもあの、中華の、脇屋友詞さんですよ!?(出身地についてはあんまり知られてないかもしれないけど)北海道が産んだ大先輩シェフですのよ!?しかも、引き当てちゃったよ、下國シェフ。道産子シェフ同士でタッグが組まれた!これは道民的胸アツ展開です。無言のマスク姿ながらも、目じりの皺から戸惑い笑いをしている様子が窺える山下シェフも、いい感じです。そして、サバイバルラウンド最終戦の審査を引き受けてくれた黒木純さんを含め、たった半年間の命だった『料理の鉄人』の後継番組『アイアンシェフ』で生まれた異ジャンル料理人同士のネットワーク――絆が、今でも続いていたんだな、ということに軽く感動しました。どれだけの一流先輩料理人たちが、次世代のシェフたちのためこの大会に協力してくれたのだろうか。それは、裏を返せば、料理人界全体の危機感の現れでもあるわけで。打倒・コロナよ。この番組で次世代シェフたちのカッコよさが伝われば、更にその先、次々世代の子どもたちが、料理人を目指してくれるかもしれない。そのための大会を、作る。並々ならぬ覚悟を感じました。だというのに……何でそこで、いきなりOA上の調理時間が1時間15分も飛ぶ!!?仕込み姿はテレビの絵的に地味だっつーのかい!?違うだろ! 視聴者は、普段はあまり見られない必死に料理と向き合う真剣なシェフたちの奮闘ぶりを期待しているんだよ!!マヂカルラブリーの使い方も超下手くそ。「料理人のM-1」という名を使いたいがためだけに、直近のM-1王者にサポーターを頼むのは、まぁ仕方がない。が、彼らの仕事はシェフたちが真剣に勝負している現場に踏み込んで邪魔することじゃない。【第4版追記】M-1で例えてあげるよ。マヂカルラブリーにさせようとしたことは、4分間の漫才の最中に「今のお気持ちどうですか?」と、突撃リポートするようなもんだ。せめて、例えばテーマ食材の詳しい紹介VTRのプレゼンなんかに使ってあげるべきだった(そのワイプに、臨場感溢れるシェフたちの動きを映し続けるとかな。あとは『漫勉』でも参考にして、プロの手捌きを邪魔せずに映す定点カメラの手法でも学んでくれ……(涙))。その意味で、殺伐とした現場から即座に彼らを撤退させたMC山ちゃん、超グッジョブ(例えカンペの指示があったんだとしても)。そんなにも調理場が荒れた原因は、共通使用オーブンの不調というトラブルだ。確か、かつて『料理の鉄人』かなんかでも、片一方のオーブンか何かが壊れて、対戦相手が自分の機材を貸してあげたなんて出来事があったような記憶があるけれど、それとは状況が違う。けれど、須賀総監督のコメント「でも、キッチン(では)よくあることですからね」という冷静な台詞は……そりゃやっぱ、仕込みを疑われるよ、うん。ただ、逆に言うと、これで須賀総監督の決勝戦における狙いが見えた気もしました。一人では到底作り切れない分量を課して、使いづらい(けれども使わざるを得ない)助手に対して的確な指示を出せる統率力。複数の調理工程に係る段取りを並列かつ効率的にこなす計画性とその実行力。慣れない環境においても自分の能力を発揮できる適応力。突発的なトラブルに対して即座にリカバリできる即応力。そういった、一流シェフであれば絶対に必要な、調理技術以外のトータルなシェフ能力を見たいんだな、と。であれば、お互いに条件が同じ機材トラブルは、例え仕込みだったとしてもまだ許せます(ただ、それを決勝戦でやるべきだったかどうかはまた……ねぇ?)。しかし、このハプニングから派生したトラブルを、映像編集チームはエンタメとして利用しましたよね!?にわかに芸能人審査員たちが騒ぎ出す。賑やかしとして、多少はあっていいとは思う。ただ、芸能人が映っているシーンが長すぎるんだよ!だからそんな絵はいらん! せめて、芸能人審査員はワイプの中にしまっておいてよ……。一方で、プロによる調理そのものの解説が泣けるほど少ない。かつて存在していた料理対決番組で培われたノウハウの数々が、全然活かされていません。参考にしすぎれば、結局『料理の鉄人』のパクリだと言われそうだったとしても。こんなにも視聴者の求めるものと乖離する映像が出来上がるとか、ある意味天才かよ。一所懸命頑張ってるシェフたちを小ばかにするような、そんな下卑た笑いは本当にいらないから(涙)。要求します。この決勝戦だけでも、制作陣は来年の大会のために、ディレクターズカット版を作成するべき。何だったらいっそ、映像素材全部HTBに渡して再編集させてやってくれ!さすがにこの本放送よりはまともな編集に仕上がるはずよ……(もっとも、下國シェフ成分がさらにマシマシになる可能性は否定できないがw ああ、KBCによる福岡バージョンもできあがればなおよしw)準決勝の開票ですでにハラハラしっぱなしだった一視聴者的には、「果たして制限時間に間に合うのか!?」という古典的な煽りにはすでに耐性がついています(時間については十中八九、間に合うだろうし。というか、あれだけ割りまくってよく卵の数が間に合った。個人的にはそっちの方がほっとしている←船の上じゃ、足りない材料を買い足すこともできん)。強キャラだった山下シェフの新たな魅力は、確かに伝わりましたがね……。そんなこんなで、ようやく試食・審査タイムだ。本当にお疲れさまでしたよ、両シェフとも。しっかし、コース料理対決だっつーのに、前菜同士・メイン同士・デザート同士で個別に比較すんのかよ……コース料理は、その一連のコースの流れも楽しむものでしょうが。コース料理を食ったことがないのかね、ここのスタッフは(まぁ、試食の仕方が難しいのは理解できるけどね)。いよいよ先攻の下國シェフが壇上に立ちました。山ちゃんとのやりとりが微笑ましいです。が、脇屋シェフ……結構指示の声、飛んでました……よ、ね?け、結構ルール違反スレッスレだった気が ま、まぁ、料理が間に合わなくて不本意な審査をされるくらいなら、という親心から思わず出ちゃったものだと好意的に解釈いたしますです。ハイ。そうして披露された、コース料理。覚醒した下國シェフは、番組と須賀総監督が課したテーマの上に、自らもテーマを設定していました。コースのテーマは、「食の未来」……。「料理人の未来」でも、「飲食店業界の未来」でもない。それよりも更に上へ、ステージを上げちゃった!ていうか、とうとう番組の企画趣旨そのものにまで辿り着いてた!!芸能人審査員たちの息をのむ顔を見ればわかります。このスピーチ一つで、試食前に、彼らを呑み込んじゃいました……。これでわかりましたよね。はやせを襲った、準決勝の課題料理での、鳥肌の意味が。下國シェフが見出したこのテーマは、準決勝の時点からすでに繋がっていたのです。ここまでに至った下國伸シェフの境地に思いを馳せると、食材オタク改め「食材の守護天使(←はやせが勝手に命名)」として生産者巡りをしてきた彼の中にきっとある、彼の料理人スタイルとして終始一貫変わらなかった食材とその生産者への深いリスペクトに加え、彼の経歴にも言及せねばなりますまい(が、ここから先はかなり妄想が入っていますので、気持ち10%くらいで読んでください(ぉ))。下國シェフは、お父様も旭川で有名な料理人だそうで、勤務するコートドールのプロフィールには、「父に憧れて自らも料理人を志した」……と、ある。が、それは、巷でよくある「父がオーナーをする実家の料理店で修業をした」という意味とは、ちょっと違った。下國シェフは、何と、お父様が講師としてお勤めしている旭川の調理師専門学校に入学したのでありました。いや、普通にヤバいでしょ、これ。経歴のスタートからして、すでに。お父様は、息子だからといって特別扱いはもちろんできない。同期は言うに及ばず、全校生徒から、さらに他の講師陣全員からも、何か行動を起こすたびに「下國先生の息子」という肩書がついて回るというこの環境。並の尊敬じゃ、とてもできることではないはずです(学校の先生の息子はままグレる、という話はたまに聞く)。そんなプレッシャーを、自分の実力で跳ね飛ばしたんであろうことは、想像に難くないです。そうじゃなきゃ、「親子そろって母校でコラボ授業をする」なんてイベント、できませんよね(←母校のブログに記事があります)。サバイバルラウンド参加者たちは、期間中、もはや須賀総監督はじめ一流プロ料理人たちからスパルタ指導を受ける生徒みたいな立場であった(約一名、山下シェフを除く)わけですが、それと同時に、恐らくあのメンバーの中で下國シェフだけが、この若さで自らが次世代へ技術を伝える講師の経験もすでに持っていたのです。ここが、自分や、家族や、お店の経営や、職場の仲間など周辺の人々のために戦っていた他のシェフたちとは違っていたところ。オーナーシェフが自分の店で部下を指導するのは、自分の表現したい料理を再現するため。だから、その教育方針は自分の手足となって動いてくれるコピーロボット的人材育成を図ります(祇園さゝ木の親方さんの、中川さんへの言動が印象的でした)。それに対し、学校の先生は生徒の将来を後押しするだけの調理技術を伝達した上で、明るい未来への可能性を広げることがお仕事です。今大会出場者の中で、彼だけが結果的にこういう成長の仕方をされたのも、まぁ、むべなるかな。破らなければならなかった下國シェフの殻とは、結局何だったのか。それは、料理の発想力だけに留まらない、万が一この大会に優勝した場合訪れるであろう、あらゆる人から注目される覚悟。その、専門学校時代、あるいはミシュランの星を獲得した後ですらも比較にならないレベルのプレッシャーの中で、自らが次世代料理人たちの夢の象徴として生きていく覚悟、だったのではないでしょうか。……と、さすがに、恐ろしくご本人の迷惑になりそうな妄想考察はこのあたりまでにしてここからは、審査員たちが指摘していない範囲で、はやせが感じた下國シェフのコース料理の感想をば。【コース料理、全7品!?】脇屋シェフがアシスタントに入ったとはいえ、この作業量は無茶だよ!…あ、「ヤンチャしろ」って、須賀総監督に言われていたっけ。例え誰が来るのかがわからない中でも、助手の力を信じて任せるだけの器の大きさを感じると同時に、スマートさをかなぐり捨て、この決勝戦に捨て身で全力に取り組むために出した、その答えだと感じました。【前菜のじゅんさいと、メインの牡蠣と……】じゅんさいは、確か道内に有名な産地がありましたよね(【第2版追記】調べたところ、七飯町でした)。牡蠣も厚岸産の有名なものがある。そして、終始ホースラディッシュを「山わさび」と呼ぶ道民あるあるまで全国披露した下國シェフは、大会を通じて一体どれだけ数多くの北海道の豊かな食材たちを紹介してくれただろうか。一方で、テーマ食材にも北海道産のものが結構ありました。今回のメイン食材である豚肉も、プレゼントクイズのじゃがいもも、そう。須賀総監督、選んでくれてありがとうございます。【第2版追記】このテーマの時に、ハスカップに言及するのを忘れたw豚肉を柔らかくするためにその作用(酵素)を持つフルーツを使う手法は、山下シェフもキウイで用いていたので、恐らくフレンチの基礎的な技法のひとつだと思うのですが、ここでハスカップを使おうのを決めたのは、実際にお店で出したことのある実績のあるお料理だったからなんじゃないかなと思いました。本気でお金を取れる完成度の高いお料理だと感じました。【器!誰か器に注目して!】メインの、豚肉のハスカップ醪味噌焼き。これを乗せていた器が美しかったです。色味が料理と相似形で。船内にあったんだとしたら、奇跡的。【そして、多分編集カットされた、お茶】公式webサイトの裏話(←あ、飛ぶと誰が優勝したかこの時点でわかっちゃうから気を付けてw)に、一部の大会参加者たちのお言葉が載っています。マンゴーの種周りとミントを合わせたお茶なんだって。「フードロス」テーマの時の、お茶へのリベンジだと思いました。下國シェフのターンは、ここまで。後攻、山下シェフのコース料理については……テーマの説明がありませんでした。最初からなかったのか、編集で切られたのか……わかりません。もし切られてたんだとしたら、それはさすがに、不公平だわ。ただ、あの、山下シェフですから、ね。「自分が一番美味しいと思う、自分流のコース料理を出す」。このスタンスは変わらないはずです(やっぱり、特番のみの初見さんには伝わっていないと思うが)。【第5版追記】Walkerplus・2021年7月4日の記事(←日付でもお分かりのとおり、飛ぶと優勝者がバレます)の中にありました。山下シェフのコーステーマも、彼の準決勝テーマと同じ『地元・九州の食をフィーチャー』したものだそう。……サバイバルラウンドの最終戦、山下シェフも戦いたかったんだろうなぁ。まずは前菜、大絶賛だぁ。3品セット対1品でこの評価の違い。やっぱ、強い。けど……メイン。あれ?反応薄くないか?須賀総監督の評価がこれまでで一番厳しい。それ以上に、今田耕司さんの指摘が意外にも(←失礼)、的確。コース料理は、一連の組み立てが大事。前菜で期待を持たせすぎると、メインの力がそれより弱かった時に必要以上にがっかりさせてしまうものなのよね……。デザートに関しては、さすが妥協を許さない名パティシエの鎧塚俊彦さん。どっちにも厳しいというw例えチャンピオンになったとしても、防衛するためには、次はパティシエの修業をしなきゃならないの?w 課題は続くよ、どこまでもそれにしても、やっぱり。審査コメントの芸能人とプロとのOA採用率がどうもおかしい……。ただ、メイン料理の際の、下國シェフとYOU&今田とのやりとりは、面白かったです。会話しちゃってるw 今田さんとは一度会っているけど、YOUさんは今回が下國シェフと初対面のはず。話しかけやすそうなお人柄かねぇ。しかし、ここにきて、山ちゃんの発表した審査投票基準に愕然とした。「審査のポイントはいたってシンプルです!どちらの料理に感動したのか、そして、美味しかったのか。これだけ!でございます」……スターシェフとしての資質、どこに行った?この二人、第7戦で「一番美味しい料理」を作った三和シェフを脱落させてるんだよ?完成した料理だけが評価の決め手になるんだったら、助手には気心知れた職場の同僚の人を連れてこさせるべきだったし、機材トラブルだって必要なかったじゃないか……。大会主催者が目的ブレさせるんじゃねーよ!!!各自、大会の副題を3回音読で読み直せ!!!この大会は、ただのお料理コンテストじゃなく、「次世代シェフ発掘オーディション」だろーがぁっっっ!!!……放送が終わった後で気が付いたんですけどね。サバイバルラウンドについては、須賀総監督が順位付けの前に審査員全員と会議室にこもって、結果の擦り合わせを行ってきたと思うのですが、これが準決勝と決勝ではできないことがわかった時、須賀総監督はサバイバルラウンド最終戦の前に楽屋へ行って、「文句なしに、がっつり勝ってほしい」と言わずにはいられなかったんじゃないのかな。サバイバルラウンドを全て見届けてきた人にとっては、選ばれるのは次世代スターシェフ候補生だ。けれども、この特番しか見ていない人にとっては、審査員の主観に基づく料理の味による勝敗が、優秀なシェフの優劣の、全て。このせめぎあいの中で、両方の視聴者を納得させるためには、有無を言わせぬ「絶対的な王者」を誕生させるしかなかったのでは……(←もちろんここまで、ただの、はやせの妄想)。開票シーンでも、テレビ局員の悪い癖が出た。タメが長い!長すぎる!しかも、当然のごとく、CM挟む!……これ、いい加減視聴者には評判が悪いぞってこと、気づいてくれないかなぁ……。まぁ、何やかんやはありましたけれども、結果は見事、北海道代表下國伸シェフが優勝!初代王者の栄冠を勝ち取りました。おめでとうございます!特番直前から参入したにわかファンですが、おっしゃっていた「食の未来」への活動、陰ながら応援させてもらいたいと思います。……10人に聞けば9人くらいに「クソだっさい」と言われそうな、あのコックコートだけは、全く憧れませんでしたけど あれ、もし山下シェフが優勝していたら、着るのを拒否ったんじゃないか?とまで想像したわwさて、獲得票数の分析をしてみれば。芸能人票 4:1プロ審査員票 4:2合計 8:3 …思ったより票数差があったね。例え芸能人票の時点で負けていたとしても、須賀総監督の票が入った瞬間に、下國シェフの苦闘は報われたと思ったよ。そして何より、プロ審査員のうちの2票は、普段それほど料理をしないと思われる方々だ。同じ料理人だからこそ、自分の限界以上の能力を出し切り、それを皿の上に表現した、そこに感動を覚えた方々が下國シェフに投票してくれたんじゃないかな、と、はやせは解釈いたしました(その意味でも…公式!調理場動画、カモン!)。なお、この番組で唯一バズったものがあったとしたら……優勝コメント「息子の口癖を『1000万』という口癖にしてしまった」でしょうwww 検索にシェフのお名前を打ち込んだら、関連項目の最初に「息子」と出てくるってどーなのよw 笑いに包まれて和やかな雰囲気の中、脇屋シェフがもらい泣きしていたところを見切り撮影していたところだけは、評価したい(←上から目線)。けどさすがに、初開催だったんですからねぇ。須賀総監督による大会全体の総括は聞きたかったですよ(下國シェフを見守る瞳が感慨深そうだったことには気が付きました。弟子の成長を見守る師匠感w)。結局、最後の最後まで、特番の編集は不満でした。ただ、この番組で下國シェフのファンになった方は、公式YouTubeの勝利後インタビューまで全部見るべきですね。各種紙媒体メディアでのインタビュー記事はこの動画を元にして作っていると思うのですが、紙面では全く伝わらない、本当に、なんて面白可愛い人なんだwと思う一種の癒され動画と化しちゃってるから これまでの有名シェフにはいなかったタイプの、新世代スターシェフになる可能性を十分持っている魅力的な方だと思えます。まずはお忙しくなったお店のほうが大変だと思いますが、落ち着いたらせっかく生まれたHTBとの縁を利用してもらうくらいの気概で、何か新しいことをして欲しいな、と思います。それとともに、賞金の1000万円も、一部は本当にがんばった自分のために使ってほしいと思います。じゃないと、2回目以降の優勝者が使い道に委縮しそうでさwそして、ゆくゆくは巨匠・脇屋シェフのように『きょうの料理』にご出演され、お茶の間の主婦の方々のお心を鷲掴みする料理人になっていかれることを夢見ております(←え、そっち?)。最後に。メモ代わりとして、この番組放送後、ささやかでももたらしたであろう現象などを、書き記しておきます。下國シェフが勤めるグランメゾン、コートドール札幌が、予約殺到につきweb予約を一時停止(まぁ、想定通りだw)。そして、本大会で披露したシェフのお料理が期間限定で食べられるコースを設定!だそうです。予約できた方、羨ましい!!(同じ道内在住とはいえ、本職の都合上、そう気軽に札幌へは行けんのです……)それだけじゃなく、コートドールのグループ会社で「下國シェフ監修」と冠して作ったスイーツが、7/13現在予約も発送も止まっているっぽい……(たぶん、製造が追いついていない)。というか、動きが早いな、わかさグループ!(つーか、この記事を書くために検索してて、コートドールがあの北海道銘菓わかさいもの関連レストランだったことを初めて知ったよw つまり、オーナーは創業者の一族の方ですか!)網走市へのふるさと納税が増えたそうですw(市議のブログより) なぜか、というと、決勝戦のメイン食材として選ばれた網走ポーク・四元豚が、網走市のふるさと納税のメニューにあったから。例え数%の視聴率だったとしても、まだまだテレビには影響力があるんですよ。この大会の食材に選ばれることが、生産者にとっても栄誉となるような大会になりますように。MCの山里亮太さん、ラジオで下國シェフのお料理を食べに行ったことを報告する。そして、地元テレビ局(HTB)の気合入った応援と、それに伴う地元の盛り上がりを知り、感動の涙を流す。……大会期間中はMCに徹していて、ちっともお料理を食べられなかったもんねぇ。食べられてよかったですね。でも、ラジオも聞いたけど、実際に何を食べたのかはちっとも伝わらなかったよ 声だけでフランス料理を説明するのは難しいねぇw番組公式Twitterにて。戦いあったサバイバルラウンド出場者たちが「また来年会おう!」と誓い合ったそうで。大会を通じて若手料理人たちの新しい絆が生まれたことを、嬉しく思います。先輩アイアンシェフたちのような末永く続く関係になれるといいですね。DRAGON CHEF(ドラゴンシェフ)は、開催する意義のある大会だと思います。コンセプトは絶対、間違っていない。むしろ、個人的にはM-1より好きなぐらいだ(←ぇ)。けれど、一般の人に注目してもらうための工夫とセンスはまだまだ足りていません。大会主催者の皆様におかれましては、素晴らしかった参加者たちの約束が幻に終わらないように、反省点はきちんと総括して、改良を続けながら、それこそM-1並の大会に成長していただけることをお祈りします。絶対に、この1回で打ち切りになんてしないでくださいよ?自分は10年あるいは20年後、下國シェフがレジェンド料理人となって、決勝戦進出者のために助手を務めるため舞い戻ってきてくれる未来が見られることを、心から願っていますから。【第4版追記】もう1個、自分用のメモに。HTB『イチモニ!』で放送された内容の一部がweb記事になっていたので、リンクを(テロップから推察するに、放送日は2021年7月2日(金))。が……も、もしやと思うんですが、須賀総監督。いくら期待の現れとはいえ、カメラが回っていないところでも「殻を破れ」って言ってたの!?……薄々感じておりましたが、須賀総監督って……どエ(以下自主規制)ドラシェフ話第2弾へ続く
July 13, 2021
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