蓼科高原日記

蓼科高原日記

2015.09.24
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朝から曇っていたが、昼頃から雨になった。もう役割を終えて黄色く変色した白樺やナラの葉を無数の雨滴が打つはらはらという音が妙に心地よい。なんとなく呪術的なその音に耳を傾けていると不思議なセンチメントにとらわれていく自分を感じる。

真夏が終わると高原は静寂が支配する。高原では秋は瞑想的で寡黙な季節なのだ。少なくとも僕にとってはそうだと確信できる。

これまでは「存在とはなにか」とか「自分が在るというのはどのようなことなのか」とか「人生とはなにか」そんなことばかり数十年も思考し続けてきた。それはそれで無駄ではなかったけれど、いま僕はそんなことには興味が無くなった。「存在はある」のだし、自分は「いま・ここに・ある」のだし、「人生に意味など無く、人生に価値を見いだせればそれは僥倖に違いない」のだし、結局のところ人生はなるようになっていくものなのだ。

別にやけになっているわけでもないし、拗ねているのでもない。「人生は成るべくように流れていくものなのだ」ということだ。そこで問題なのは自分がそのプロセスや結果に納得出来る生き方が出来たかどうかと言うことなのだと思う、たぶん。

そしていま僕は「表現」と言うことについて興味を持ち思考している。表現手段は文章と写真。とくにいまは「写真表現」にとても深い共感を感じている。いま思っているのは、写真にせよ文章にせよ、自分の感じたことを自分に対して自分が納得するようにあるいは自分がとんでもなく感動するような形にすること、それがいまの僕にとっての極めて限定的で個人的な意味での「表現」なのではないかということ。

誰かになにかを伝えるために表現するのではなく、第一義的に自分自身に対して表現を完成させること。それを他者がどのように見たり聞いたり感じたりするのかは僕には制御不能なのだ。純粋表現とはそのようなものだろう。それは内面的過程であり精神の産物であり自らの変容の記録であることだろう。

その営みは限りなく孤独で耐えがたい苦痛に満ちたものであるのだろう。しかし、そこにはおそらくシジフォスのような不条理だが至高の幸福感がある。きっと。



★★★




蓼科高原では9月末にはもう紅葉の季節が始まります。陽射しは初秋のまま、次の季節がスッと足下に滑り込んできています。涼しさ(寒さ?)爽やかさはお墨付きです。

【おすすめスポット】国道299沿いの白駒池(しらこまいけ)周辺はとても風情のある絶好のハイキングスポットです。また車山~霧ヶ峰~八島湿原も超お奨めです。ふらっとドライブにいらしてはいかがでしょうか?写真撮影スポットとしてはあの「御射鹿池(みしゃかいけ)」がいま緑が映えて水鏡(みずかがみ)がほんとうに美しいです。



★★★  

北八ヶ岳ロープウエイそばのペンション・サンセット:
http://www.p-sunset.com/


天気概況: http://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/kanko/kad.html?code=20010410&type=ski&ba=kk

北八ヶ岳ロープウエイ: http://www.kitayatu.jp

ペンション・サンセット: http://www.p-sunset.com/

地図: https://www.google.com/maps/place/P.サンセット/@36.068779,138.297918,14z/data=!4m2!3m1!1s0x0:0x15633eb0df2d43b7?hl=ja

オーナーのFacebook: https://www.facebook.com/masayuki.kano1

Flickrの写真アルバム: https://www.flickr.com/photos/p-sunset/





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Last updated  2015.09.25 04:08:24
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