ててゆめ日記

2003/05/28
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カテゴリ: ゆめ日記
最初はなんてことのない夢だった。
プラネタリウムの中で、ひたすら人を探していた。
誰を探しているのかすらだんだんわからなくなっていくのだが、
気が付いたときには、私は少年の姿になっていて
知らない街の知らない家の中庭にしゃがみこんでいた。

映画で見るような西部の街。
誇りっぽくて、地面は舗装されてない土のまま。その道の真ん中を砂埃をあげて馬車が通り過ぎていく。
私は「大草原の小さな家」に出てきた少年と同じような格好をしている。
白いはずのシャツは土で汚れて薄茶色に。短パンも汚れたグレーで、サイズがきちんとあっていないのか、サスペンダーをしている。


そんな格好でしゃがみこんでいるのは自分の家の中庭。
背の高さをゆうに越える木の柵が庭を取り囲んでいて、外へ通じるのは一枚の小さなドアだけ。
私はドアのほうを向いてしゃがみこんでいる。
後ろには大きな木。目の前には物干し竿。足元には、何も育っていない花壇。
その傍に、白い大きな布袋。

・・・・私はこの家の末っ子だった。
父の期待は全て上の兄達に向いていて、自分は常に「おまけ」だという思いに悩まされていた。
どんなにがんばっても父の評価は得られず、しまいには家から外に出ることはなくなった。
そして、ついに。嫉妬にかられた私は、兄弟の一人を殺してしまったのだ。
多分事故だったのだと思う。
思うけれど、散々兄達を憎んできた私は、「自分が殺した」とすっかり思い込んでしまっていた。

途方にくれて座り込んでしまっていたのだ。

やっと記憶が全部繋がったころ、表のほうから父親の声が聞こえてきた。
慌てた私は傍の溝の中に隠れる。小さな私はそこから家を抜け出すことができた。
塀を抜け、溝から頭を出すと、中庭のほうから両親の泣き叫ぶ声が聞こえてくる。
あぁ・・・・もう帰れない・・・


だが。駅まで来たのに、お金がない。切符が買えない。
私は仕方なく、線路の上を歩いて街を抜け出すことにした。
陽はすっかり落ちて、あたりは真っ暗。電灯もほとんどない。
私はずーっと下を向き、枕木を数えながらとぼとぼと歩いた。
ひたすらに歩いた。

そして。辺りが明るく、人の声が聞こえ出してから、私は顔を上げた。
横を通り過すぎる人に「どこの町です?」と聞いてみると、ちょうど私の目指していた街だ、というのがわかった。


・・・・・と、中途半端なことに、ここで目が醒めているんだなぁ~
このあと少年がどうなってしまったやら。続き気になる夢です。





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Last updated  2006/01/19 03:00:38 PM
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