2025年05月22日
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 セレウキアという首都が、イスカンダル後の世界の中心だった。

 東方とはシルクロード経由で、セレス交易をやっていたが。
 通商回廊が閉ざされたこの時代から、怪しくなっていく。
 そしてシリアには西から、レビ族(下級王族)に率いられた隊商やローマの軍隊が、次々やってきて、軒並み占領していったのだ。
 大秦(シリア)もローマ帝国に占領されてしまう。
 そのため秦国の由来も胡麻化され、大秦もローマ説にすり替わっていくのだ。

 ヘラス人も辰((イ)シン)王の権威も、デオドトスとともに東方へ進出して秦帝国をつくり、中国を統一したのだが。
 イシン国は流産し。
 王権は騎馬の民の小グループへと逃れて、消えた。
 阿羅武たちの行先も一時期、わからなくなる。

 しかし中国を統一した秦帝国は、半島の端まで遠征していたのである。
 そこにできてた小さな砦が、「シロ国」。
 彼らは秦人駐屯兵なのであるが、ハッチ系の、ハタ族一門を含んでいたようだ。

 この秦(シンではなく、ハタ、あるいはハダ)、つまり天候神ハダトを持つ種族は、大昔から多神教徒である。
 同時に、今は仏教をも持っていた。
 つまり、借氏も一緒だったのだが、彼らはユダ族なのだ。。

 シロの王族は、「朴、借、金」であるとされる。
 彼らは広義のユダ族なのである。
 (ユダヤ人とは、まるっきり無関係なんで間違わんように。)

 当時の秦は、パルサワの王族支配。
 秦人というよりユダ族というべきかもしれんが。
 後に、彼らは秦の遺民を多数引き受ける。
 それで「秦人としての自覚」が深まっていく。

 倭人(フェニキア人)と太古に合体した帝国イスラエル10支族ではなく。
 ウラルトゥを出たアラムこと日本人でもなく。
 秦人のハタ氏。
 彼らはまさにバビロン虜囚を逃れ出た、ユダ族直系の末裔なのだ。

 そしてユダが、唯一神の信仰者だったという西洋の定説は、ここですでに怪しいわけだ。

 当初は、彼らシロの一門も、血筋重視だった。
 必ず聖骨が国の跡取りをしてた。
 だがこれでは王族がダメになる、方針を変えるしかなくなり。

 倭人の血を入れて蘇り、更にそれで文化の強国ともなって。
 その動きが結果的に、倭人10支族とは仲のいい阿羅の日本府をも、その勢力下に含めることとなっていったらしいのである。

 しかし、わからない点もある。
 阿羅の日本府は、錦の御旗を、半島の南でなぜかすでに持っていないのだ。
 それを持つらしいのは金管加羅だろうか?。
 それが、はっきりせんのである。
 辰王権は地下に潜っていた。

 いきさつが不明だが。
 辰の王権は、列島のみならず百済や金管加羅の間でも尊重されてたことがわかっている。
 百済が、七枝刀を倭王に送ったのは有名な話で。
 この倭に強力な5王が出たのも、中国の文献にある。

 多分だが、金管加羅が持ってた?。
 しかし列島も十分怪しくて、崇神伝承があるし。
 筑紫と仲があんまりよくない日向勢力も居たようだし。

 百済は、筑紫には人質まで預けているのだが。
 権威の上位にいたのは、やはり半島の金管加羅だろう。
 弁韓、辰韓と呼ばれた半島のここに一時代が隠れているのだが、それがきれいに見えてないのである。

 秦国の亡命者を受け入れたシロ国は、強大化するが、よそもの扱いで。
 高句麗と百済と弁辰12国(弁韓12国、辰韓12国、どうやら24国もある?)が主導権争いし、当初新羅は力持っててもワキ役。
 阿羅にいた日本人は「半島最強の種族」なのだと誰もが認めてるのだが。
 勢力は小さくて、これもずっとワキ役扱いなのである。

 もっぱら高句麗が悪役。
 ここも実は倭人国(海軍)なのだが。
 その事実すら封印されていった形跡がある。

 過去に、そこを出た辰王一門が中心となって、それを追い出した高句麗の横暴に対抗するといった雰囲気作ってたようだ。
 辰王権は、高句麗を出た扶余族(騎馬民族)が担っていたはず。

 つまり日本が持ってるはずなんだが、なぜかすでに持ってない。
 ずっと後に、列島へ侵攻するにあたって、新羅秦人の宝姫が金管加羅から取り上げて、再度日本人に持たせるのである。
 だから案外、新羅がとり上げて隠してたのかもしれん。

 高句麗は、騎馬民族扶余とシウシン族(倭人)の連合体。
 百済も、その王族は扶余なのであるが、民衆は、同じシウシン族(倭人)。

 ほんの少し前。
 突然、まったく異種民族のシロ国が、ソラボルの砦を中心に台頭した。
 秦の滅亡と、そこに由来するた大勢の亡命者が、国を膨らませたのだった。
 倭人国は、以後次々と、シロ国に敗れ併呑されていくことになる。

 辰(つまり倭の王権と軍旗)はあわてて地に潜り、何も見えなくなる。
 シロはしかし内部で血筋の問題が出て、これもあわてて金管加羅の王族の血を招き入れてた。
 混血王、チヌン大帝の母親が新羅を名乗るようになって、雰囲気が変わり。

 最後まで抵抗していた小国の阿羅も、隣人である金管加羅の王族の血が新羅に加わったその頃に、新羅にひざまづいているようだ。
 この折に辰王権も手放し、金管加羅に預けたのかもしれないし、新羅が持っていたのかもしれん。
 わからない。
 新羅は異種族だから預けても無意味なんだが、金管加羅は同盟者なので意味がある。

 そして新羅によって、列島への本格侵略が始まっていた。
 飛鳥地域の最初の古層からは新羅の遺構が出る。
 かなり古い時期のモノ。
 この新羅臣従のそのとき、小国阿羅つまり日本は、さらに分裂したのかもしれないのである。
 半島で活路を見出せない連中が、九州へ、あるいは直接奈良へ攻め込んだのかも。
 あるいは新羅に動員されたことも十分考えられる。

 九州南部、特に日向、四国南部、奈良以南に、不可解な勢力図がある。
 しかも奈良の最初期の支配者は、新羅勢力である。
 これは明日香最古層の庭園遺構に新羅庭園遺構があることで確認できる。

 次に列島へ進出したのは百済勢力で。
 筑紫には、人質や七枝剣出して礼を尽くしたんだろう。
 結果的に明日香をも勢力下に収め、秦人新羅勢力を中京方面に押しやった。
 倭人・百済勢力が、九州から奈良への横方向侵略だったと考えればわかり易い。

 その後、最後に新羅勢力が、若狭から伊勢に至る縦方向の侵略をやり。
 阿羅の日本軍も同時期に、過去の倭人侵攻コース利用で来たのだ。
 率いてたのは斉明帝。
 金管加羅などは倭人勢力なので、瀬戸内一帯を押さえてたんだと見ていい。

 これでしかし、列島中部や北部にあったらしい高度文化地域とも文化交流が芽生えることとなり。
 そこから流入する高品質の鉄により、新羅の生産力は大きく底上げされたわけだ。

 阿羅地域で製鉄してただけじゃないと思う。
 阿羅が、半島や中国への鉄の供給源とされているが、ホンマは列島の鉄なんだと思う。
 この新羅時代になって、辰王の王統と旗はホンマ行方不明なのである。
 地下に潜って、きえてた。


 王統と旗の辰王権は、もっと過去には高句麗にいた。
 そこで兄弟げんかがあって。
 負けた辰王、卓という兄のほうが、軍旗ともども持ち逃げした。
 太古の王統と旗なのである。
 つまり高句麗扶余族の一部が本国から逃れて、公孫度(倭人)を頼った出来事があった。

 その頼られた倭人公孫度の公主が、辰王とともに海を渡った話などもあるのだ。
 卑弥呼だと思われるが、違うかもしれん。
 ダメ男卓さんという旦那伴ってるからだ。

 卑弥呼は狗奴国との戦争に敗れて儀礼的に弓矢で殺されたようだが。
 領域が分からんし、国の位置もわからん。
 一門の壱予(伊予のこと?)が、後に再び海を渡って半島へ逃げ。
 彼女は「秦城に入った」らしいのである。

 これが阿羅の日本府を形成したのだろうか?。
 どうも違うと思う。
 この秦城は阿羅の日本府ではなく、新羅でもなく、金管加羅のことだろうと思えるからだ。
 どうも辰王権の行き来を、「例えで騙ってる」ような気もする。











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最終更新日  2025年05月22日 09時59分09秒コメント(0) | コメントを書く


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