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さて、最後に第25位にこれまた只今TVアニメ絶賛放映中の『少年陰陽師』シリーズが入っています。このシリーズも学校図書館では『涼宮ハルヒ』の次点くらいの人気のある作品だったのですが、全国ランキングでは意外と低かったですね。まぁ、でも来年ぐらいにはもっとランキングが上がってきそうな作品ではありそうですが。続いては、予想よりランキングが低かったのが第28位の『しにがみのバラッド。』ですね。この本は私は保有していないのですが、中学校の1・2年生の「幼い」感じのする生徒には受けが良くて、良く貸出される本のひとつなのですが。『キノの旅』と同様、ショートショートの形式を取っているのですが、こちらの方が「ほんわか」として何となく童話的な雰囲気をかもし出しているので、読書初心者には読みやすい本なのでしょう。さて、この辺で『このライトノベルがすごい!(2007)』から離れて、今年の私の読んだ本がいかような物で、うわ~、と思われる状況だったかを2点ほど挙げてから筆を置くことにしましょう。 まずは、楽天のポイントが溜まったので前から買うべきか、買わざるべきかと悩みに悩んで結局買ってしまった『萌えよ!戦車学校』と『萌えよ!戦車学校(2型)』の2冊です。本屋の店頭に並んでいるのを立ち読みして、内容は面白いけど買うほどのものかな~、と延々悩むこと3ヶ月、期限付きのポイントが失効しそうなので「ええい、ままよ!」と購入したのですが、買って正解でしたね、ある意味では。でも、この本2冊買うぐらいだったら『ノモンハン戦車戦』を買っとけば良かったかな~、と今尚、悶々と自問しているところであります。 次なるは、これもあ~ぁ、ここまで来たか・・・、という一品です。その本とは『ヴィクトリアン・サーヴァント』という「ヴィクトリア朝時代、未曾有の繁栄を遂げた中流階級のリスクペクタルな生活を文字通り階下で支えた家事使用人たち。彼らの日々の営みを豊富な具体的史料かを通して浮き彫りにする」というメイドさんの全盛期ヴィクトリア朝時代から現代までのメイドさんを学術的に研究したという1冊です。こんな本、図書館で借りればいいじゃん、と思うあなた!この本、近県3県の公共図書館と大学図書館になかったのですよ!(若しくは貸出禁止扱いか)そこで、泣く泣く丁度12月は私の誕生日だったので期間限定のポイントをもらえたので、それと今までのポイントを足して3200円(税別)のこの本を買ったわけです。やはり大学院まで出た歴史家の端くれとして(非常、あるいは異常な)興味を持った分野の専門書を読みたくなるのは、一種の病気みたいなものでありまして、これだけはどうしようもありません。これも、み~んな森薫先生の『エマ』に頭の先までどっぷり漬かってしまった私が悪いのです、ぇえ!それにしても、森先生の創作意欲は衰えませんねえ~。今月号、1月号の『コミックビーム』を立ち読みしたのですが、現在『エマ』の番外編を連載しているのですが、今回のエピソードの組み立てには本当に感心しました。新聞が物語の軸となっているのですが、その新聞というアイテムを通じて『エマ』の物語の中に登場していた端役の面々を上手に生き生きと描き出すあの手法には恐れ入りました。来月号はエマのメルダース家での相棒、ターシャさんが主役だそうで、また立ち読みで読んでみようと思います。一応、私、単行本派なので・・・。というような感じです、はい。来年もこのような感じで「濫読」を続けて体調の許す限りブログに書き込んでいきますので、ひとつ、宜しくお付き合い下さい。それでは皆様、良いお年を!
2006年12月31日
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え~、皆様。長い間ご無沙汰をしておりました。もうちょっと、と言うか、もうほとんど、後一歩で放置ブログになるところでした・・・。この原因は、またまた鬱の悪化のためです。毎度の事なのですが、12月の半ばに分からず屋で意固地な図書担当の勘違いで、大騒動が勃発してその爆心地に不幸にもいた私は、本当に屈辱的な思いをさせられ、視線で相手を射殺す事が出来るぐらいの殺気を抱いて毎日学校へ行ったものです。そんなこんなで、とても穏やかな気分でブログを各状況ではなかったのですが、大晦日の今日、身の回りの全ての事が片付き、心安らかな状態になったので、今年1年の読書に関する思い出を徒然と書いてみることにしたわけなのです。さて、今年12月に入って一番の驚きは、学校司書になってから毎年買っている『このライトノベルがすごい!(2007)』(宝島社、2006年)で、『涼宮ハルヒ』シリーズを抜いて『狼と香辛料』が「今、もっとも熱いライトノベルはコレだ!!BEST60」で1位になったことでしょう。今年はテレビアニメ化もしたし、その関連でアレコレやっていたので、まず『涼宮ハルヒ』が1位に輝くと思っていたら、なんとなんと結構重たく読み応えのある『狼と香辛料』が1番になっていたことがホント、驚きでしたね。 ちなみに、『狼と香辛料』シリーズは、生徒からとくにリクエストとか、話題にもでてこなかったため図書室に入れてなかったですし、私も軽く立ち読みしただけだっいたのですが、この『このライトノベルがすごい!(2007)』を読んで、慌てて既刊3巻買って只今熟読中であります。ただ、図書室に入れたいな~、とは思っているのですが、前述の騒動の余波の為、図書の購入が出来なくなっているので只今、保留中、と言う状況です。全く以って書店からの領収書を無くすな!って。本当に(怒)。ちなみに、女性キャラクター部門でも1位を取った『狼と香辛料』のかわゆい豊穣の女神ホロさんと、苦労人で行商人のロレンスさんが商売と言う厳しい現実味のあって、小難しくなりやすい経済をメインのテーマに掲げたストーリーの中で、その「経済」をわかりやすく描き、且つ、商売という題材で不可欠な駆け引きを巧みに物語りに取り込んで、主人公たちの会話を楽しく心地よいものにした作者、支倉凍砂(はせくらいすな)さんの表現力に脱帽!と言う作品です。さらに付け加えるなら、ホロの可愛さがなんともね、と言うところでしょうか?あと、『このライトノベルがすごい!(2007)』に取り上げられている作品の中で、私が所持していたり、図書室にある作品では、まずは、惜しくも第2位になった『涼宮ハルヒ』シリーズでしょう。今年の学校図書館上半期の貸出ベストテンの上位5冊まで抑えていた作品だったのですが、やはり田舎と言うことだったのでしょう。流行から少し遅れていたようです。続いては、これも学校図書館にある『半分の月がのぼる空』が4位に入っていました。まぁ、これは妥当なところでしょう。今年の初めにWOWOWでアニメ化されて、次はドラマ化されるような作品です。私の下手な解説&紹介は無駄な上質なライトノベル作品です。この本のおかげで、随分とレファレンスが増えて嬉しい悲鳴を上げたものです。文学少女里香万歳!!続いては、私も全巻所有&図書室にも全巻購入の第5位に入賞の時雨沢恵一先生の『キノの旅』。これはもうライトノベルの定番、というかライトノベルの「顔」と言ってもよい作品なので、当然このランクですよね。それから、図書室でアニメ終了後もあいも変わらず人気なのが『灼眼のシャナ』で、これは11位だそうです。続いて、18位にNHKBS2で放送中の『彩雲国物語』シリーズが参りまして(これは当然、図書室にも置いてありますし、私自身も保有しているシリーズです)、続いて第19位には残念ながら図書室には入れてなくて、自分で楽しんでいる歴史好きにはたまらない一品『七姫物語』が入選されていました。 さて、お話が長くなるのでここで一旦、筆を置いきます。続きがありますので、そちらの方をご覧になって下さいね。
2006年12月31日
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え~、皆様、久方ぶりの更新となります。この2週間、胃腸風邪に襲撃されるは、鬱がまた酷くなって、風呂の中で寝てしまうほどの状況になる等々、筆舌に尽くしがたい健康状態に陥り、先週末は期末テストを幸いに3日間、有給休暇を取って家で一日中寝込んでいました。さて、そんな散々な精神状態から立ち直ったつい先日、私の周囲に張り巡らせていた情報網に面白い獲物が引っかかりました。その獲物とは、先月、近県の三重県津市で中学3年生の男子生徒が複数の同級生から1万3千4百円分のケーキを脅し取られて、その恐喝した同級生2名が逮捕されたというニュースの詳細です。で、その話を聞いた時に即、ブログでこの話題を取り上げようとしたのですが、情報筋からの「お願い」で公式発表する今日まで控えていた次第であります。この恐喝事件の概要ですが、まずはこの被害者・加害者双方の中学生が通学していた中学校のことをお話してからではないと、事件の舞台裏が分からないと思いますので、その辺りから解説していきましょう。まず、この中学校ですが、三重県津市の北部(旧津市の北部だそうです)にある市立I中学校という学校だそうです。このI中学校は三重県内で5本の指に入るほどの「荒れた」学校で、教職関係筋の話だと、その学校の教員は毎日夜の22時まで生徒指導関係の仕事で残業していたり、夜間や休日でさえ「問題」が発生すると学校や警察、被害にあった店舗や当事者の所へ駆けつけなければならないような学校だそうです。さらに、これは嘘か本当か定かではありませんが、このI中学校への異動が決まった講師が辞表を出したとか、毎年、卒業式が行われると暴走族等を警戒するため、学校周辺に警察車両が配備され警戒に当たっているというような話を聞きました。嘘半分としても火の無い所に煙は立ちませんからよほど「凄まじき」学校な事は確かなようです。また、これは塾・予備校筋から仕入れた情報ですが、このI中学校の校区に住む子どもを持っている親は、お金があって子どもの学力が平均的なものだったらI中学校に子どもを通学させるのを嫌って私立中学受験を受けさせ合格させるために、塾通いさせる家庭が多くて塾が儲かっている、という話を笑いながらしていました。その話を、私の勤めている中学校の親しい先生に話してみると「そんな状況だったら、小学校の時クラスのリーダー的存在で、集団をまとめたりひっぱたりしていたまともな児童がみんな私学へ行ってしまうので、中学校のクラスが成り立たなくなるのではないか」と言うような事を仰っていました。そのような中学校ですので、そこに勤める先生方の苦労は想像に絶するものがあるのでしょうが、それに輪をかけて状況を悪化させている要因として、ある教育学の方面からはそのI中学校の校長が民間出身であることに原因の一端があるのではないか、といようなお話も聞きました。この話には同調できない部分もあるのですが、民間出身の校長と教職員との間の意思疎通が上手く取れていないとか、状況判断の認識にズレが生じた、とくに学校社会というのは兎角閉鎖的な社会ですので、という事態は考えられそうです。そんな酷い中学校で加害者である生徒は、入学当時から加害者集団から「たかり」を受けていてその総額は最初の生徒2名が逮捕された時は20~30万円ほどと報道されていましたが、11月の最初の逮捕者が出た時点で、実はさる筋からは被害総額は40~50万円相当になるようで、逮捕者も少なくとも10人前後にはなるのではないか、という話を聞いていましたので、昨日、新たに2人が恐喝容疑で逮捕されても「ああ、芋づる式にまた逮捕者が増えたな」と思っただけでした。しかし、各方面から入ってくる情報(インテリジェンス)を精査・総合して考えるのに、被害者生徒は相当追いつめられていたようです。被害者生徒は今年度に入ってから「たかり」の件で学校側と保護者を交えた相談会を開いたそうなのですが、そこで私も経験があるのですが「いじめられる側にも非がある」といった教員側の態度と「たかり」集団の報復を恐れて本当のことを話すことができず、学校側も「保護者を交えた相談会で本人が何もないと言ったのだから」という事で、この一件の幕引きを図ったようなのです。ところが、10月に入って再び「たかり」を受けた被害者生徒は、学校の先生に電話でこの件について訴えたところ、袖にすがり付いた生徒を振り払うかのような言葉を生徒に浴びせかけたと言うのです!そのことで、精神不安定になっていた生徒は半狂乱で自宅を飛び出し(一時は自殺も考えていたとのことです)家の周辺で近所の知り合いのおじさんに保護されたのです。で、運の良いことにその近所のおじさんが警察のOBだったことから話が警察へと移って、加害生徒が母親と共に津警察署へ被害の実態を相談、警察は事件の悪質性から捜査を開始し、先月27日の逮捕に至ったという訳なのです。で、昨日逮捕された生徒は、そのうちの1人が誕生日の当事者だそうで、警察は私の中学校と同様に期末テストが終わった先週末から10人前後の生徒から任意で事情を聴取し、さらに容疑が固まった生徒2名を逮捕した、という経緯だそうです。さて、今回のこの卑劣な恐喝事件から得られた教訓とはなんでしょうか?それは学校や教育委員会では最早「いじめ」問題に対処することはできない!という事が明白になったことではないでしょうか?同じ、中学校に勤めている人間として、今の先生方には生徒・児童を指導する明確な権限が保障されてなく、そのため、ちょっとした指導でも生徒の親が騒ぎ立てたり、さらにマスコミが「教師の体罰」などというように騒ぎに火を注ぐような報道をするため、教員とその指導・監督を行う教育委員会が萎縮してしまい、生徒への指導力が限られたものになってしまったのが昨今の学校の「荒れる」原因になっていると考えます。また、生徒・児童の側も「自分たちは守られている」のだからここまでは悪いことをしても良い、とかバレなければ何をしても「少年法」があるから大丈夫、と言った考えを持つ子どもが今、増加しているような気がしてしょうがありません。このような考えが根底にあって行動している生徒・児童に対しては、最早学校内(学校という社会の枠組)では対処できません。考えてみてください。一般社会に出て今、中学生が行っているような「いじめ」を受けたら皆さんならどうしますか?泣き寝入りしますか?普通よほどのことが無い限り、弁護士さんの所へ相談へいき、場合によっては警察に被害届や告訴状を提出したりするでしょう。前々から思っていて、先にもブログで書いたことなのですが、 「いじめ」は犯罪行為です! ですので、「いじめ」にあっている人は、警察や法務省の相談室や弁護士会が開いているホットラインへ相談をしてみてください。「いじめ」は学校の中だけの問題ではありません。「いじめ」を受けた人はその時の傷を引きづったまま一生をすごすのですよ。それなのに、「いじめ」をした加害者が何の社会的制裁を受けずにノウノウと生涯を過ごしていくことが、正しいことなのでしょうか?今、教育再生会議でアレコレ議論をしていますが、私の願うことはただひとつ、「いじめ」の加害者に被害者に与えた「痛み」を理解させ、責任を償わすシステムを構築してくれることだけであります。
2006年12月04日
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