バベルの図書館-或る物書きの狂恋夢

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テーマ: ニュース(95903)
カテゴリ: 映画/エンタメ
 iPodTouchに続いてiPhone。まさか本気で日本上陸するとは…。とにかくニュースは、いち早くiPhoneを手に入れるための行列の話。まるでアメリカみたいです。ひと昔前の日本だったらあり得ない光景。それに、行列ものでこんなにニュースになるのって、Windows95か、Xbox、いや、かつてのスーパーファミコンやドラクエの熱狂を彷彿とさせますが、まぁ、iPhoneは殆どが大人だからなぁ、並んでるの。潜行していた所謂デジモノ好きが、意外に多かった、ということでしょうか。
 でも私、少なくとも日本においてはiPhoneへの熱狂というのは、物珍しさ以外の点では、ちょっとナンセンスかな、なんて思っています。携帯電話が伸びて、iPodが出て、音楽コンテンツのデジタル配信が本格化して、これまでは「ケータイ→音楽ケータイ=携帯電話の音楽再生端末化」へ、という流れが出来ました。のみならず携帯電話は、様々な生活支援ツールや機能を盛り込まれ、「家電化」したわけですが、iPhoneの登場というのは、話題性やエンタテイメント性を除くと、「音楽再生端末→音楽ケータイ」へ、という流れで、結局「ケータイ→音楽ケータイ」への流れの逆を行っただけなのではないか、と。
 これが双方向の流れを作ったことで、端末それぞれのメリットも相殺され、棲み分けもなくなりました。あとに残るのは、機能や端末そのものがもつ意味(記号的意味も含めて)による使い分けではなく、単に同じような特徴を持つ端末のどれを選ぶか、という話。
 携帯電話各社のサービスが、激しい価格競争や顧客の抱え込みの結果、相互にほとんど差異がなくなり、契約年数でしか顧客を繋ぎ止めることが出来なくなったしまった昨今、携帯電話を魅力的にしていた市場特性というものは頭打ちになってしまったと思います。「これからはもう、電話会社やメーカーで選ぶ時代ではない。端末で選ぶ時代だ」と言われるようになってしまった携帯電話の世界。これに拍車をかけるだけのiPhone。ますますユーザー目線に立ったサービス競争というものが上滑りしていくのではないか、という気がしてなりません。
 ただ一方では、iPhoneは、相変わらずメインキャリアにはなり得ない、というのが正直な感想で、やはり日本における携帯電話の生活との密着度、というのは世界的に見ても非常に稀かつ特殊なケースなので、果たしてマンネリズムにまで到達してしまった(=相当に極められてしまった)市場で、通信機器市場の一角を、本質的な意味で担うことができるのか、これはちょっと怪しそうなのです。(了)

著作です: 何のために生き、死ぬの? 。推薦文に帯津良一・帯津三敬病院名誉院長。





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Last updated  2008/07/11 02:35:41 PM
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