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今日、会社のパソコンに残っていた離れてから開く事のなかったメッセンジャーを偶然にも開いてしまった。
開かなくなった理由はたくさんあった。
自分がつないだ時につながる事のない寂しさを味わうのもやだったし、
文字だけの心の通い合わない会話はお互いの胸に何を残すかもわからなかったし。
最後に別れる時の彼女の本当の心・自分に対する懐疑心がすごく胸を締めつけられたと同時にショックを受けたのもあるのかもしれない。
恋愛の中で綺麗な別れを求めるのは間違っているのかもしれない。
好きなまま結ばれる事のない、まして自分に非があった場合なんてそれを求める事自体間違っているのだろう。
今まで自分は人との別れとかできるだけ避けてきた面がある。
悲しい思い・辛い思いするの当たり前だから弱い自分が痛む事なく離れれるように、自然消滅してきた。
だけど彼女と過ごしてきた時間も関係もそんな風に終われる事なんてできないってわかっていた。
でもやはり自分に責任があったとしても彼女から出た今まで口に出されなかった心の暗い部分を聞いた時は凄く心が痛んだと同時に彼女の心の変化を感じてしまった。
本当はもっともっとグラスから溢れ出るように言いたい事もあったんだろうと思う。
全て聞かなきゃいけないという思いが今まで我慢させた事、悲しませた事の責任という意味でも反面あった。
そういった思いの中で遠避けてたメッセンジャーだったが、久々に会うオフラインメッセージの中の彼女は待っていてくれていた。
画面を見る自分は緊張していた。
今年最初までのメッセージが残っていた。
少なくとも忘れずにいてくれたことが安心と喜びの気持ちにさせてくれたと同時に激しい自己嫌悪に陥った。
何で繋げる事もしなかったのか。
今までと変わりないメッセージ。
ギュっと自分の胸を掴んで離さなかった。
いつまでも引きずり続けた自分が自分を苦しめていただけだったのか。
メッセージの中に残っていた、「嫌いになった?」。
嫌いになんかなっていないよ。嫌いなどころかますます好きになっているのかもしれない。
嫌いになんて、なりたくてもなれない。
ただ純粋に愛している。それ以上もそれ以下もないよ。
離れた後でも僕は彼女を幸せにする事はできない。