野口 艫男の不定期日記

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カテゴリ: 映画・ビデオなど
20日に観た最後の1本。

14日の日記に、同じソン・ガンホ主演の「大統領の理髪師」について書き、KUMA0504さんからも勧められた作品です。
私自身も以前から観たかったけど、ずっと観そびれていて、ちょうど良いきっかけになったので、勢いで借りて来ました。

時は(はっきり何年とは出て来なかったと思うけど)、日本の影響力が日増しに強くなって来ていた頃。
私塾を営む父と暮らすホチャンは、勉学にはあまり興味が持てず、仲間たちとサッカーに明け暮れていた。
そんなある日、サッカーボールを蹴りこんでしまった屋敷(実はYMCA)で野球と出会う。
朝鮮初の代表選手になるという夢を見て素人集団のYMCA野球団に入団したホチャンは、スラッガーとして大活躍。
他の選手も実力を付け、豪速球投手の加入もあり、YMCA野球団は連戦連勝、国内では敵なしを誇るが、そんな彼らの前に日本軍の兵士で作られる城南倶楽部が立ち塞がった・・・


どうかすると重くて複雑な話になりかねない内容ですが、比較的単純なストーリーにまとめあげ、コメディタッチを強くした、肩肘張らずに楽しめる作品に仕上げています。
そして、やはり要となるのは、主人公ホチャンを演じるソン・ガンホの演技力でしょう。
ちょっと抜けてるところはあるけれど、気はやさしくて力持ち、親に反発もしているようで、実は親孝行でもあるホチャンを見事に演じています。
彼の笑顔を見ていると、男の私でも幸せな気分になれます(笑)
昔のソウルの街並みというのも、「こんな感じだったのかな?」と見てみると楽しいですね。
具体的にどのあたりなのか分かったら、現在とも比べられて、もっと面白かったかも知れませんが。
ただ、ひとつだけ残念だったのは(作品のせいでは全然ないのですが)・・・私が日本人だということ(笑)
やっぱり「抗日」という要素が入っているので、ちょっと純粋には楽しめない部分が出て来てしまいます。
コメディタッチの作品なので、日本軍の横暴さもそれほど誇張されていないのと、日本人も「スポーツマンシップ」を持った形で描かれているのが幸いではありますが。
でもまあ、全般的には面白い作品ですし、何度も繰り返しになりますが、ソン・ガンホを見ているだけでほっと出来ますので、一度見てみられてはいかがでしょう。
最後になりましたが、日本軍人を演じている伊武雅刀が、あいかわらず怪しい演技を見せてくれてます。





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最終更新日  2005年07月22日 08時04分25秒
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