温故知新

2004.06.26
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最初に娘の障碍が分かったのは、妊娠中だった。
それは身体不自由に属するような内容の障碍だった。
その時、しきりに周囲に言われたことは「治るんだから」という言葉で、自分も「治るんだから、いいや」と思っていた。

だから、忘れもしない、今年の2月。
彼女が判定の結果、療育手帳4度と診断されたとき、自分でも思わぬほどの動揺が走った。
それは、ひとえに、「治らない」と私が思ったからだ。

あれから数ヶ月。
苦労し、考えぬいた分、私も成長した。
「治る」ってなんだろう?「治らない」って何なんだろう??



それは後天的に事故にあった人や病気にあった人もそうであって、
そうやって事故にあったり、病気にあったりすることに過失があって後悔してるにしても、
現実はちっとも変わらなくて、それは厳然とした事実として重く目の前に横たわっている。
それは先天的障碍となんら変わりなく、その人の運命であり、
そこに「(元に)治る」なんてことはありえないのだ。
たとえ体がそれに近い状況になり得たとしても、
その事実は変わらず、経験も作用し、
やはり、「治る」という、いかにもゼロに戻る、
といった状況はありえないのではないか、と思う。

それが娘であり、厳然たる事実である。。

遅まきながら、そういった心境も分かるようにはなってきた。






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Last updated  2004.07.01 22:26:53
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