温故知新

2004.07.19
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今週は娘の熱にはじまり、あまりにも色々あった1週間だった。


娘の熱が引いた次の日。
数ヶ月前から予約していた、入院予定の病院を受診する日だった。
そのために、夫もわざわざ休みをとっていた。

熱がひいた、とはいえ、病みあがりの娘を、灼熱のチャイルドシートに縛りつけて、40分…もつのだろうか。

うちの車はローバーミニという、可愛いが、育児に向かない車である。
限りなく古き良き時代のイギリス大衆車の形状を残している、
メルセデスと合併する前の昔からのモデルである。

小さくて物が積み込めない上に、エアコンの効きなど、走ること以外の能力はない、といっても過言ではない。

まだ子供が出来る前に購入したのだが、あの頃は、
子供が出来たら私のセカンドカーにしよう、
などと語っていた。
先立つものがなければ出来ない。二人に収入があった頃の夢物語である。

しかし、まぁ、遊びに行くのではなく、病院、それも小児科にも受診するのだから…、
と、強行したのがいけなかった。

チャイルドシートは、どこかの郷土料理に焼いた石をぶち込んで煮るような食べ物があったが、その石のように、焼けきっている。
数分もたたないうちに、顔は真っ赤になり、目と口は半開き、鼻と眉間にたまのような汗が浮かびはじめた。
冷たいおしぼりで顔や手足を拭いて気化熱で冷やしてみるが、すぐに同じ状況になってしまう。
そのうち、水分補給のためのお茶も飲まなくなってきた。


そうだ。
彼女がまた発熱した時ように持ってきた、貼るタイプの冷却シートがあった。

彼女のおでこにピタッ。
足の付け根にピタピタ。
腋の下に貼れなかったので、頚動脈にピタ。



これでなんとか、病院にたどり着くことができた。

帰宅してからも体調を崩すことなく、やれやれである。
通院やら療育、というのは雨が降ろうと、槍が降ろうと、灼熱地獄だろうと、行かなければいけないので、
閉口することが多いが、今回はなんとかこんな手で乗り切ってきた。

しかし、彼女の病気のことやら、昼食やおやつやら、暑さ対策やら、
そんなことばかり考えていて、なんと、紹介状を忘れてしまった。
本当に、閉口させられることが多い、通院ライフである。






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Last updated  2004.07.23 23:28:54
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