温故知新

2004.10.14
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日本ポーテージ協会から教材が届いた。

購入したかったのだが、現在改訂中とかで、とりあえずお試しも兼ねて貸していただいた。

療育所には全国的に決まった何か教育法があるわけではない。
私の住んでいるこの市では、その教員でさえも、規定は『保育士、児童指導員』にとどまっている。

児童指導員とは何か。

保育士や幼稚園教諭などの有資格者やそれに準じる者、だそうだ。

それに準じる者、ということで、児童福祉センター勤務に異動になった者を何人か当てている。
なんの特別な教育も受けていない、ただの公務員である。

以前、そのことについて言及したところ、相手はいきなり早口になってまくしたて、

と、言った。

公務員が異動もなく、ずっとここで、この仕事に打ち込んで経験を積むことができる、とは、寡聞にして知らなかった。

全国的に画一的な療育が受けられないことを、私は言及しているのではない。
本来、教育とはそういうものである。
親の価値観や宗教、経済面に作用されて当たり前だ、と私は思っている。

療育所の問題点は、それを選べない、ということであろう。

私の市も希望すれば他地域の療育所へ行けないこともないが、優先順位としては後になってしまう。
そもそも、その療育所はどのような方法で療育を施すのか、情報が開示されていない。
区役所も保健所も、その内容までは把握していない。

療育方法がまちまちなのに、その内容が開示されておらず、しかも選択も出来ない、というのは、
あまりにも障害児を軽くみたものはないのだろうか。



子供の具体的な発達を6つの発達領域、562項目の行動目標に分類。
例えば、「認知」という発達領域の中では「まねをして円を描く」とか「物が重いか軽いかを言う」など、
詳細に目標が設定され、カードの形になっている。

それぞれに、どうやったらそれを出来るようになるか、というスモールステップや、習得方法も書かれており、
出来るようになったら、チェックリストに日付やらを書きこめるようになっているので、


ポーテージプログラムには、それを指導してくれる場所も各地にあるし、その指導者用の指導技法もある。
このプログラムだけではどうなるものでもないのだが、たまたま手にとった何枚かのカードのうち、気になったものを娘にやってみた。

それは、『積み木を4つ積める』というようなものだったと思う。
やってみたが、出来ない。
壊す専門である。

その方法に、『親がまず高く積み木を積み上げ、子供の前に積み木をいくつか置き、これを積めたら、こっちを壊していいよ、と誘う』とあった。
半信半疑でやってみたのだが、なんと一発で出来るようになった。

それからは、壊すものがなくても、自分で積み上げて遊ぶようになってしまった。

驚きだ。たったちょっとのことなのに。

その指導技法も読んで、自分がその教官のつもりで、子供と距離をとって少しでも指導できたら、
娘の発達を手助けしてあげられるかもしれない。

教えてくれる場所に通うのは、お金もからむので、その予約日までに色々つめこまなくては、と思ってしまうだろうし、
当日、機嫌が悪かったり、朝食を食べなかったりしただけで、有益な時間が過ごせない、と思ってイライラしそうなので、
家庭でやれる範囲が私には合っている気がする。

早く改訂版が出ないかな、と思う。





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Last updated  2004.10.16 23:51:00
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