温故知新

2008.08.16
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昨夜、…違うな。


これで3人。
明日には娘が帰ってきて4人。
お盆が終われば通院や療育、保育園も復活し、また日常に戻る。

一眠りした夫が朝一番。
「△△(娘の名前)ちゃんに電話した?」
私は今まで彼女に電話をしていなかったことに気づいた。

「私が電話したら、向こうがやりづらいかなと思って。」

私には違和感があった。
どうして、あんなに毎日、彼女のことを考えているのに、
電話をしたい、声を聞きたい、とは思わないのだろう。

帰ってくることを憂鬱に思うことはない。
食事などの世話も、どうせ息子はいるのだし手間はそんなに変わらない。
むしろ、娘がいると息子の気をひいてくれるし助かる。
でも、会いたいか、といえば、どうなのだろう。

「もしもし。あ、オレ。△△ちゃんにかわって。」
電話をした夫が、おそらく義母にぶっきらぼうな声でそう言った後、
いきなり声をかえた。
「もしもし~??△△ちゃんですか~??おとうさんです!!」

何かをちょっとしゃべったあと、
「…うん?…うん。……うん。」
と声が低くなり、私を見て一言。
「ママにかわって、だって。」

「…もしもし?」

鼻がつまったような甘く細い声。
「ママです。元気ですか?」
「げんきです!あした、かえるからね!△△がいなくてさみしい?」
「うん…さみしいよ。はやく、かえってきてね!」
「うん!」

本当は、さみしくはなかった。
うそをついた。
でも、だましてあげた方がいいに決まってる。
こちらの気持ちに余裕がなければ、
彼女の想いに応えてあげようと、だましてあげることさえ出来ないできないことなのだから。

夫は電話を切った後、自分としゃべっているとき、すぐにママとかわってと言われたことが、
気に入らない様子だった。
そして、
「あ~はやく明日にならないかな~。△△ちゃんに会いたいな~。」
と、絞り出すように天井を見上げてつぶやいた。

娘を愛している夫のそばで、娘からの愛を真に受け、それに必死に応えていけば、
いつか私も変われるのではないか。
そう思った。





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Last updated  2008.08.17 08:17:53
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