温故知新

2008.08.22
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夜中、何度も目が覚めて。

やっとのことで子どもたちを保育園に預けて、家へ。

ぼーっとコーヒーを飲んでいたら、ふと、誰かと一緒にいたいな、と思った。
こういう感覚は、はじめてかもしれない。

そういえば、彼女もそんなことを言っていたな。
彼女。
とは、以前、日記に書いた、月に1、2度、現れるママ友のことだ。
看護師である彼女は夜勤のふりをして夫に3人の子どもを預け、自分一人で我が家へ来る。

障害のない3人の子どもに恵まれ、自他ともに天職とみとめる看護師の仕事をし、
夫は家事をシェアしてくれるどころか、夜勤のときは子どもをみてくれる。
休みの日は家族5人で、他の家族を誘ってレジャーにいそしみ、
困ったときには、自分がすすんで子どもを預かってくれて。
幹事など、面倒な役職も笑顔で夫婦そろってこなす。
彼女の一家を、理想の家庭、と、酔って語るママ友は一人や二人ではないのだ。

そんな彼女から、ある日。
突然、メールがきた。
会えば挨拶を交わし、クラスのイベントでは出会う、そんな程度の仲だった。
一日に少なくても3回。
多いときは一日中、夜中も。


内容はともかく、なぜ、こんな行動に出たか、といえば、彼女は『共依存』なのだ。
依存相手の苦労や悩み、境遇に、依存しないと、いてもたってもいられない、のだそう。
彼女の言葉を借りれば、
「申し訳ないような気がする」のだそうで。
今までの『共依存』の相手に逃げられて、次の依存相手を探していて、


そんな彼女が言っていた。
「何もしゃべらないでいいから、誰か、自分を分かってもらっている人と、
ただ一緒にいたい、と思いませんか。」
と。
正直、そんなこと思ったこともなかった。

ただ、彼女が来ると、何か人の役にたっているような気がして、
嬉しいような。
メールも、求められていることが安心なような。

数か月、そんな生活が続き、
次第にこちらも心を開きはじめた、ある日。
突然、メールがこなくなった。
逃げていた相手とヨリが戻ったそうで、
やっぱり、ふりむいてもらえなくても、あの人を追い続けてみたい、と。
あの人は私が追いかけていないと死んでしまうから、と。

勝手によってこられて、勝手に去られて。
恋愛にもあるんだろうな、こういうの。
あの人よりも悩みが薄い、と思われた、のかな。
喜べばいいのかな。
全く、勝手な人だったな。
もう、2人きりで会うことはないだろうけど。
私も会いたいと思わないし。

でも、なぜだろう。
恨む気持ちにはなれない。
あえて沼地を選んで泳ぐ彼女が、心配ではあるけれども。






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Last updated  2008.08.22 10:21:51
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