温故知新

2008.09.05
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また、やらかしてくれた。


今日は、夜、会議だった。
うちの保育園は皆、仕事をしているため、夜、会議などがある。
今日は県下の保育園が集まって保育情勢について学び、
それを啓蒙し署名を集める、という、保育園あげての大イベントだった。

正直、子ども2人とも調子がいまいちの状態、自分は納得できた人生を歩めていない現状で、
保育情勢だ?保育システムが変わる、だ?そんなのどうでもいいわ、というのが本音である。
以前の私なら、こんなものに参加したりはしなかっただろう。


自分だけの正義や知識だけですべての社会を把握することはできない。
さまざまな立場の人がいれば、その立場の分だけ抱えている正義があり、
そこにはきっと、自分の知らない世界がある。
お年寄りにはお年寄りの立場と正義と、そこに広がる世界が。
同じだけの正義で、未婚子どもなし50代の女性の立場と正義と、そこに広がる世界が。
保育園には保育園の立場と正義と、そこに広がる世界がある。

もちろん、それらをすべて掌中にし、我が事のように心を痛めることはできない。
それをしてほしいのは政治家であるのだが。

エリート、というものは古はそうであった。
民衆の利益を全く立場が違っても我が事のように考えることができ、
民衆のために死ぬことができる人、それをエリートと呼び、彼らに政治を託した。

エリートとは名ばかり。
偽エリートたちは偽エリートの利益だけを追求しようとしている。

日本もエリート階層をつくればいいのだ。
血であっても、能力であっても、その両方であってもかまわない。
そのかわり、そこで学ぶものは一律、エリート道を学ばせる。


熱くなってしまった…閑話休題。

だから、だ。
親でさえも片目をつぶりたくなるような子どもたちを愛し、
そのままの彼らを受け入れてくれている保育園の人たちが、
そんなにも、保育制度改革は改悪だ、と叫ぶのであったら、
その理由いかんは別として、無条件で手を貸してあげたいな、と思ったのだ。

18時半に子どもたちを保育園に預けて、21時半に戻ってきたら、保育園は大騒ぎ。
娘が2歳児の女の子の髪をわしづかみにして、それも3回、髪が大量に抜けた、というのだ。
その子が娘と同じクラスの女の子の妹だったものだから、皆の批判ボルテージはマックス。
謝れ、いやだ、とモメにもめ、で、私登場、という場面だ。

場にいた保育士に問えば、どうも、娘はおしっこをもらしてしまい、
それでバツが悪くなったところに2歳児の子がたまたま通りかかり、
えじきになったんじゃないか、という。

家を出るときトイレを確認したら、保育園でする、と答えていた。
あれは、出ない、ではなかった、出るけど保育園で、だった。
夜の保育園で興奮しきっていて忘れてしまったのだろう。
急いでいたので、そこまで頭が回らなかった。

とりあえず、相手の母親に頭を下げ、子どもを回収。
家に帰ったのはもう22時を回っていた。
明日は朝一で耳鼻科、その後、11時予約で小児科。
朝ごはんと昼ごはんのタイミングは。
あぁ、なんでよりによって、こんなに考えることが多いときに。

「あんた、そんなんだと友だちできないよ」
「友だちいらないんでしょ」
「当たるなら自分より大きい子にしたら、そしたら、やりかえされてわかるんじゃない」

などなど、だめだだめだ、と耳元で誰かが囁いてくれているのに止めることができず、
ねちねちねちねちねちねちねちねち責めたててしまった。
黙って聞いていた娘が、
「悪いってわかってるよ」
と、言ったのを聞いて我に返り私も黙ってしまった。

そうだよね。
友だちもほしいし、やり返されたらいやなのも分かっていて、
だから、小さい子を狙ったんだし、
悪いって分かってるんだよね。
悪いって分かっていて、どうしてやってしまうのか。
娘だって、しんどいんだよね。

「△△(娘の名前)、しんどいね。いろいろあってさ、しんどいよね」
「ママ」

真のエリートもいない。
解決策も見つからない。
耳だれも止まらない。
ないないづくしの2人だけど、一緒にがんばっていこうか。
娘よ。






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Last updated  2008.09.06 09:39:14
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