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以前、指導していた生徒でA君という生徒がいました。A君は非常に勉強が好きで、ほっといても活き活きと勉強に取り組む子供でした。好奇心旺盛で、勉強して新しい知識を得ることが楽しくて仕方ない、というような感じの子でした。その子は中学受験で超トップ校と言われるところに進み、中学でも学年でトップクラスにいたのでほっといても東大には行く生徒だったのですが、あるとき引越しを理由にうちの塾を卒業していきました。昨日、偶然横浜駅で久しぶりに会ったら、なんか生気のないやる気のない精彩を欠いた顔をしていました。話を聞いていたら、理由がわかりました。高校に入ってから、親が「勉強をがんばったらお小遣いをあげる」という「お金」という報酬で子供のモチベーションを引き出そうとしていたのです。もともと学校でトップクラスだった彼はほっといても好きで勉強をしていたのに、今では「親がお金をくれないから勉強をする気がしなくなった」と言っているのです。以前の彼は「勉強」=「好奇心」だったのに、わざわざ親が「勉強」=「お金」という脳の回路を作ってしまったのです。勉強の意欲をわきたたせるために、親はこれからもお金の額を増額していくしかないでしょう。その結果、勉強への興味がうすれ、成績が落ち、学校も面倒になり・・・・となってしまったようです。とっても残念な再会でした。毎日更新している所長日記はこちら↓http://blog.livedoor.jp/kigyouka/
2005年01月29日
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日曜日に仕事の合間をぬって福岡へ行って来た。そこで孫正義社長と王監督と一緒に夕食を食べるという機会に恵まれた。とても感動的な会話が目の前で繰り広げられたのだが、今、それをうまく伝えるために文章を練る時間も能力もない。最近、超、超、超忙しいのだ。(あぁ、忙しいという言葉を使いたくないのだが。。。。。)かといって、この出来事をお伝えできないのも申し訳ないので、あっさりと記憶に残っている言葉の一部を紹介する。この感動を伝える筆力がないのが無念だ。孫社長はとても謙虚で笑顔が素晴らしく、人に気遣いをする人でした。王監督も謙虚で何歳になっても「学ぼう」という気概にあふれている恐ろしい人でした。********************孫「王監督、王監督は監督としてダイエーを日本一に導き、日本一の監督になりました。次は世界一の監督を目指してください」王「・・・・・」王「そんなこと考えたことすらありませんでした。ありがとうございます。」ツキネ「(おぉ!さすが世界をまたにかけている風雲児、孫社長!発想が違う・・・・・)」*******************孫「大海より大空は広いんです。大空より僕らの心は広いんです。」*******************王「僕はホームランを自分ひとりで打ってきたわけではありません。チームメイトはもちろんのこと、バッティングピッチャーの協力、球拾いをしてくれる人、芝を刈ってくれる人、ファンの人・・・・いろんな人が僕を表と裏で応援し、支えてくれたんです。そして世界記録が近づいてくると、球拾いをしてくれたような裏方の人たちが、自分以上に喜んでくれていたんです。僕は彼らを喜ばせたかった。彼らを喜ばせるように、ベースをゆっくりと一周したかったんです。だからホームランを打ちたかった。世界記録のホームランを打ったとき、自分のことより、彼らを喜ばせてあげられたことが本当に嬉しかった。********************今回、孫さんと王監督のこんな会話を一緒に聞けた僕は本当に幸せだ。そしてまた次につながったことも。ふたりは自分の欲だけでなく、次のステージの「志」の世界で生きている人たちだった。たくさんの「一流」といわれる人に会うことが多いが今回、ふたりは紛れもない「超一流」だった。ソフトバンクほど大きくなってしまうと、僕にはその経営はわからない。あれだけ大きくなってしまうとその会社の存在の行方は神のみぞ知る、という感じだと思う。でも、ソフトバンクという会社がどうであろうと、僕は孫社長も王監督も人間的に「すごい」人だと感服したし、尊敬している。
2005年01月27日
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以前は、右肩上がりの経済成長で、終身雇用や、給与がアップしていく世の中の仕組みでしたので、それ自体が働く人のモチベーションとなっていたと思います。でも、これから人口が減少していく時代です。当たり前のことですが、経済規模は縮小していくのです。経済規模が縮小したら各社の売上も小さくなっていくパイを取り合っていくことになるのです。ここで「働く年数に応じて右肩上がりの給与アップを期待すること」には無理があります。自分で高い目標を持ち、計画をたて、実行し、「自分で大きな結果をつくっていく」人間だけが高い評価をされる時代にどんどんなっていくことでしょう。「普通の働き」だったら給与が上がるどころか下げられてしまう時代になるのかもしれません。世の中の平均では、市場が小さくなっていくときに、取り分も減ってしまうのですから。給与だけだったらまだましです。人間いざとなれば自分の所得に合わせた生活をすれば良いからです。そして実際に今後、シンプルな生活をしていくように日本も変わっていくことと思います。恐ろしいのは「給与は右肩上がりに増えていくもの」という思い込みをしている世代や人間がパラダイムシフトすることができないまま、世の中に不安や不満を持ち、自信をなくし、勇気をなくしてしまうことです。夢や目標も持てない人間がごろごろ出てきかねないのです。こんな時代だからこそ、パラダイムシフト後の次代を担う「自立的で積極的でリーダーシップを持ったアントレプレナー精神を持ったタフな人材」の育成を始めなければなりません。
2005年01月16日
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15年ぶりくらいだろうか。ちばあきおの「キャプテン」を読み返した。もう何十回と読んだマンガなのだが、大人になった今、経営者になった今、読み返してみると「これはなんてすごいマンガなのだ!」と驚いている。明日のジョーも今、読み返してみると「なんてこれは感性の世界に生きているマンガなんだろう!」と子供時代に読んだ100倍くらいの感動がある。一瞬一瞬を熱く生きて、最後は真っ白な灰になってしまうジョー。ちばあきおも梶原一騎もすごい。昔のマンガはすごい。
2005年01月11日
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その「時代によって」とか、「カリスマ性がある人の発言」によって、みんな何の疑いもなく信じてしまうことってあります。最近で言うと・・・・「MBAを習得しても役に立たない」これを中小零細企業のカリスマコンサルタントがこう言ったら、みんな「MBAなんてなんの役にも立たない」と頭っからMBAを否定している人が多くいます。実はMBAのことを何も知らずに。たしかに中小零細企業の「顧客獲得」にはあまり役に立たないかもしれないけれど、僕の友人がM商事在職中にアメリカでMBAを取得し、その後、誰もが知っているような外資系ブランドの会社の現地法人の会社の社長就任の依頼が山ほど舞い込み、今、そのうちのひとつを引き受けて飛躍的に業績を伸ばしている。彼は「MBAは超役に立っているよ」と言っている。「上場するのは意味がない。大変なだけ」上場するのは大変。自由もなくなるし、公人となって大変。僕もそうおもう。でもこれももしかしたらどこかでインストールされてしまった錯覚かもしれない。僕の周囲の上場企業の経営者10人以上、誰に聞いても「上場して良かった!」と言っている。「上場なんてしないほうがいいよ」と言っているのは上場できない人だけなのかもしれない。お金がない人が「金持ちはろくでもない」と言っているのと同じだったりして。「早起きは成功の源」これもよく言われている。きっとそうなんだろう、とこのファンタジーを信じたいし、信じるほうがうまくいくと思うが、僕自身は仕事に集中し始めたら夜中3時、4時、5時まで集中しいて一気に仕事、考え事をするほうがはかどっているような気がする。ま、どんな常識にも環境や立場によって例外はあるということですね。他にもいつのまにかインストールしてしまった常識(!?!?)というものがたくさんあるのでしょうね。
2005年01月09日
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「地獄のアングル」(永島勝司 著)がおもしろい。新日本プロレスをやめてWJプロレスを旗揚げし、ドツボ、ドツボ、ドツボ、ドツボ、ドツボ、ドツボ、・・・・成功するはずないじゃん!とこれでもか、これでもか、とドツボにはまっていく様子が書かれている。これはもう「失敗学」「失敗哲学」の教科書のようなものだ。うまくいく要素がまったくなし!ドツボのときは「琵琶湖で一年、釣り糸たらす」ような過ごし方が良いようだ。
2005年01月07日
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プライドを見てきました。なんと一列目。K-1では曙がホイスに負けてしまったようだけど(これは論外)、やっぱり体重差がある試合は組むべきではないな、と感じました。負けてしまったシウバも吉田も商品価値が下がってしまってかわいそうでした。マッチメイクがあれだけ体重差があったら無謀ですよ。それにしてもボクシング会場とプライドの会場があれほど雰囲気が違うのか、と本当に驚きました。おそるべし、プライド。追記:どうでもいいけど、ボビー、まじかよ!?
2005年01月01日
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