徒然萬成

徒然萬成

2011.01.11
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カテゴリ: ベスト



ある書籍によれば、死んで持って還れるのは心だけとある。

地位も名誉も持って還れない。
心の美しさが問われるといい、その心に応じた世界に還るという。


愚痴や不平不満が多ければ、まわりにそういう人が多い世界に行く。
これ地獄か。

人をよかれと思った人は、やはり、人に良かれと思う人が多い世界に行く。
これは天国か。


お金や地位は価値中立的なものであり、人々のためにそれを使えば、より高い世界に生き、己の欲得のために使えば、より深い世界に行くという。





この世でなした努力は無駄にはならないという。
それこそが持って還れるものだと。

問われるのは、その環境でその立場で、どう考え、何をなしたか、である。

環境がいい悪いが問題ではなく、環境や人のせいにするのではなく、その環境を自分がどう受け止め、そこでどうベストを尽くしたか、である。

確かに聖人の生き方につながるものがあると思う。


この世のみで見れば、不公平もあるが、あの世まで通すと、公平な評価を受けることとなる。
心正しいものは正当な評価を受けるということ。

原因・結果の連鎖は、くらますことができない。
これを縁起の理法という。


そして、来世持って還ったものが、その次の転生で、また自分の持ち分となる。

人によって、得意不得意があったり、天性のものがあったりする原因でもある。




それをどう受け止め、どう乗り越えるかで、人間としての成長を促すものがあるからだ。

何もなく楽な人生なら、怠ける人間にしかならないだろう。


古来、このような思想は、世界中にある。

現代、科学が進んで、このような考えは唯物論が否定してしまったかの感があるが、逆に、さらに、科学が進めば、このような世界が解き明かされるのではないかと思う。


現代の科学は、あの世や古代や宇宙に関しては、新たな発見があっても、おかしいと見られれば無視したり、見なかったことにしたりする傾向があるからだ。


思い込みで、まず、否定ありきではないはずだ。


この世とあの世を貫く人生と知れば、人生に意義を見いだす人も増えるだろう。

おそらくは、争いや戦争といったものを解決していくことにつながるかもしれない。

真実の世界観を知りたいものである。
それと同時に、それと釣り合う科学の進展を望みたい。


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最終更新日  2011.01.11 08:16:56 コメント(2) | コメントを書く
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