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平積みになっていた表紙とタイトルで購入した本読メで読んでいる人多かった気がして帯もあらすじも見ずに読み始めたのですが予想よりずっと重たいテーマでした【内容紹介】あなたの余命は半年ですーある病院で医者・桐子は患者にそう告げた死神と呼ばれる彼は「死」を受け入れ、残りの日々を大切に生きる道もあると説くだが、副院長・福原は奇跡を信じ最後まで「生」をあきらめない対立する二人が限られた時間の中で挑む戦いの結末とは?究極の選択を前に、患者たちは何を決断できるのか?それぞれの生き様を通して描かれる、眩いほどの人生の光息をのむ衝撃と感動の医療ドラマ命あるものである以上誰しも最後は「死」と向き合わなければならないあたりまえだけれどどこか自分とはまだ遠くかけ離れたところのことのように思うがもし、自分や家族、親しい人がどんなに手を尽くしたとしても命をつなぐことが困難だと言われたら命の刻限をつきつけられてしまったらそのとき自分は決断することができるのか自分と家族の考えがちがったとして自分を保つことができるのか余命宣告をうけた患者の生き様が患者本人、家族、医者それぞれの目線で語られていきます家族はもちろん大切な人が、出来るだけ長く生きてほしいと思うでもその命は患者さんのもので治療の苦しみも病気の苦しさも代わってあげることはできないまして命をつなぐためにごく普通の生活が失われることのほうが多い点滴や人工呼吸器につながれ場合によっては食事もチューブからになっても最後まで病と闘うのかたとえ寿命を犠牲にしても自分らしく生きるのか「生」のために戦うのも「死」を認めて日々充実するべく過ごすのもどちらも間違っているわけではない正解のない究極の問いに私も一緒に考えさせられました
2017.04.28
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ミステリが続いたのでほっこりする話が読みたくて積んでいた本から拾い上げました【内容紹介】裏表紙より小さな活版印刷所「三日月堂」には、今日も悩みを抱えたお客がやってくる店主の弓子が活字を拾い、丁寧に刷り上げるのは誰かの忘れていた記憶や、言えなかった想い・・・・・活字と言葉の暖か身に優しい涙が流れる、大好評シリーズ第二弾!前作のお話からも少しリンクしたところから始まっていますが活版印刷が心をつなぐ連作短編集の2巻目です今回は1話目からウルッとさせられてしまいましたが4編とも良かったです短編集なのでどこから読んでも大丈夫ですが流れがあるので前作からのほうがお勧めかなとは思います一番初めの「ちょうちょうの朗読会」のなかにあったあまんきみこさんの「車のいろは空のいろ」という童話二番目の「あわゆきのあと」に出てくるファースト名刺に興味が出ましたもちろん表題作の「海からの手紙」も4番目の「我らの西部劇」も良かったですちょっと疲れてしまったときに少し優しい話が読みたい時にお勧めしたい本です
2017.04.22
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文庫化を待てずに図書館から借りてきましたが来月あたり文庫発売になるんですね(画像リンクさせようとして気付きました)ドビュッシー、ラフマニノフ、ショパンにつづき今度はベートーヴェン岬洋介の最初の事件です【内容紹介】裏表紙よりニュースでかつての級友・岬洋介の名を聞いた鷹村亮は、高校時代に起きた殺人事件のことを思い出す。岐阜県立加茂北高校音楽科の面々は九月に行われる発表会に向け、夏休みも行内での練習に励んでいた。しかし、豪雨によって土砂崩れが発生し、一同は校内に閉じ込められてしまう。そんななか、校舎を抜け出したクラスの問題児・岩倉が何者かに殺害された。警察に疑いをかけられた岬は、素人探偵さながら、自らの嫌疑を晴らすため独自に調査を開始する。今思えば文庫化が決まっていたから図書館の予約リレーが一段落ついていたんですね思っていたよりも順番が早く来たので期限ぎりぎりまで図書館で待機させてしまいました今回は前作ショパンコンクールでの岬のニュースをこの本の語り手である鷹村亮が見て昔の事件を回想していくという形でお話が進んでいきます当事者とはいえ回想だからなのかちょっと苦戦しつつも岬の高校時代、まだあの爆弾を抱えていない頃を垣間見れます事件が起きるまでちょっと学校で起きているゴタゴタがつらく読みにくかったのですがその後はサクサクと読み進めることができましたミステリ的には犯人はすぐに読者にも分かる状態で書かれているので岬がどのようにして自分と担任にかけられた疑いを晴らしていくのか事件に隠された裏側に何があったのかそういったものが明かされていくのを読んでいく感じでした岬について書かれたこの本に選ばれた音楽家が「ベートーヴェン」なのは納得ですどんでん返しになるのかどうかラスト一文には 「そうきますか」と思わず言ってしまいました(笑)そして最後の最期に書かれた続編の仮タイトル・・・期待してますよ~そういえば文庫には書き下ろしが付いているそうな発売されたら買って再読ですね
2017.04.14
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本を読むのにこれだけ力が必要だったのは初めてかもしれません文字を追っても追ってもなかなかページが進まずなんどか挫折しかけましたがようやく読了しました上巻426P、下巻443Pの長編です【Bookデータベースからの内容情報】人質は350万キロリットルのビールだーー業界のガリバー日本麦酒を狙った未曾有の企業テロはなぜ起こったか。男たちを呑み込む闇社会の凄絶な営みと暴力を描いていま、人間存在の深淵を覗く、前人未到の物語が始まるーきっかけは「罪の声」を読んで、同じくグリ森事件がモデルになったと言われるこの本を思い出したからもともと母親が高村薫にはまっていた時期があってレディ・ジョーカーの単行本が我が家に眠っているのを知っていたというのもありますそんな軽い気持ちで手に取ってみたのですがこちらもとんでもなかったです戦後大きくなっていった企業の抱える闇そこを突くようにすり寄る闇社会。そして政治家それを暴こうとする記者たちや警察や検察その闇の一端に巻き込まれ犠牲になっているのはやはり立場が弱い者それぞれの立場や思惑が入り混じりドロドロが自分に迫ってくるようでなかなかページが進みませんでした(もちろん株などの経済面でついてけなかった部分もありますが)「罪の声」が事件に利用された子供たちに視点を当てた作品であるのに対し「レディ・ジョーカー」は事件の闇にせまるような作品でしたこの本に出てくる合田刑事は他の高村作品にも登場しているようなので気力があるときにまた探してみたいです
2017.04.06
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