定価並で購入した日記（天空の城）

2022年04月04日

新政酒造ウクライナチャリティー酒の負担金への疑問（あてずっぽうの試算）

テーマ：たのしいお酒飲んでますか。(12222)

カテゴリ：雑記帳

初めにお断りしておきますが、新政酒造のチャリティー酒の趣旨にケチをつけているわけではありません。

販売手法はさておき、ウクライナチャリティー酒によって新政酒造から3,000,000円の寄付がされたことは素晴らしいと思います。

ただ、前から思っていた、支援酒への蔵元、販売店、購入者の負担額の疑問について検証してみました。
（ヒマ人の余興です。不快に思われる方は読み飛ばしてください）

きっかけは...亜麻猫オークですが、千葉復興支援酒のときよりずいぶん価格が上がりました。
販売価格：約2,980円（税込）→2,710円（税別）
以前は、約2,130円（税別）でしたので、600円ばかり値上げされています。
もしかして、新政酒造と販売店の負担分が価格に転嫁されてるのかな？

蔵元300円、販売店300円、購入者300円の負担割合900円が募金に充てられるとの内容について、昔から漠然と感じていたことは、チャリティーのために300円販売価格が上がったのなら購入者負担だが、900円販売価格が上がったのならその負担はすべて個人に流れるのではないのかという疑問でした。

理系でないですし、酒販店関係者ではないので考え違いをしているかもしれませんが
・ケースA：新政、販売店、購入者が各300円負担の場合
・ケースB：購入者が900円負担した場合
・ケースC：通常の販売をした場合（900円安く販売）
上記の3パターンで、新政酒造、販売店の利益について試算してみました。

あくまで勝手な前提条件での試算であり留意点としては、
・計算が煩雑なため税別価格での試算
・新政酒造、販売店の経費を考慮せず収益を試算
・販売店の仕入れ値が不明なため、上記売上を新政：販売店＝２：１で按分して試算
　（我ながら乱暴な試算条件ですが、ほかに手立てがありませんでした）

でもいいんです、価格転嫁分がウクライナの人道支援に使われるなら。買えるのなら。
数字のマジックが気になったので試算してみただけです。

また、各酒販店への入荷数が少なく問い合わせ対応に追われるのに、売り上げから300円減額するのであれば、酒販店にとっては扱いずらいお酒（商材）ですね。

重ねてお伝えいたしますが、チャリティー酒の趣旨にケチをつけているわけではありません。

人気蔵であればこそチャリティー酒は通常の人気銘柄（品薄銘柄）に価格を上乗せして、普段は禁止？している酒販店の店頭販売を実施すればよいと思いました。

そして酒販店の負担額は0円にしてあげてください。
そうでないと、ポイント制や抱き合わせ販売などで余分に購入者に転嫁されます。賢い蔵元ならずとも皆さんわかっていますよね。

少数の貴重酒なら、高額販売またはオークション形式でもいいですね。
チャリティー額が稼げると思います。
転売者の懐に入るくらいなら、初めから高額で販売すればいいと思いました。

【編集後記】

・No.6クリスマスtype（ディザン・ノエル）
かつてないゴージャスな発泡酒で、年の瀬のひとときをお楽しみください。

・新年純米しぼりたて2022
年の瀬から大晦日にかけて搾った酒に、神社でご祈祷していただいた絵馬をかけて、元旦に出荷するという縁起のよいお酒である。

蔵元が出荷を告知した時期に販売されないお酒、時季外れにポイント販売、最寄りにそんな特約店しかなければ悲劇ですね。
今更、だれがポイントで購入するのでしょうか。

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