
こんな日は気分が晴れると思っていましたけれど…
どうしたことでしょう
一向に気分が上がりません
それどころか
色んな事が不安になりだしました
健康の事
経済的な事
不意に起こる災害の事
そして、天涯孤独だという事
理論的に客観的に一つずつ具体的に解決方法を考えながら過ごした
死別から2年目の昨年の方が気持ちがしっかりしていたように思えます
一年目は、意識もぼんやりしていて
不安や困りごとは感じることもできなかったので
2年目の昨年は、少しずつ思考も戻ってきたので
対策を考えながら過ごしたのでした
なのに…
今年になって、3年目を迎えるようになって
後戻りです
どこまで戻るのかわかりませんけれど
死別後初めて感じるような
怖さ
そして、
大海原の難破船にたった一人で乗っているような強烈な孤独とその恐怖
今日は、怖くて怖くてジッとしていられないほどで
そうだ、母に電話しよう…
死んじゃったんだ
では、兄に…
兄も死んじゃったんだ
そうだ、夫が帰ってきたら聞いてもらおう!
・・・もう、帰ってなんて、、、来ないんだ
そうよ、私
たった一人になったんだわ
友人に電話・・・
電話して何を聞いてもらうの?
特に話題も相談もないもの…
言葉にならない、形のない不安な時
傍に居る家族に、つまらない言葉で話すだけで
漠然とした恐怖や不安は消えるのだと
独りになって知りました
寂しいとかではなく
生きて行くうえで
波のように定期的に襲ってくる不安や恐怖は誰にもある事なのですけれど
家族で暮らしていると
何気ない日常会話で寄り添うことで、このマイナス感情は消えていくのです
だから、独りは
このマイナス感情が消えることなく蓄積されていくばかり…

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