元旦の朝は、何故だか凛とした空気を感じます
独りになってから、「元旦も日常のほんの一ページ」と思うようになりましたけれど、小さい頃から絵に描いたような昭和なお正月を送っていたので
何となく体の芯にまで、お正月の過ごし方が染みついているのかもしれないと思います
なので、独りになっても自分のしたいことだけすることにしています
元旦は、白味噌仕立ての祝い大根と京ニンジン、子芋の入ったお雑煮と、料亭のお節のお重でゆっくりと食べます
(右上に見えているのが夫にお供えする分です)
そういえば、独りで「元旦が辛い」と思ったのは、
独りで初めてのお正月だけだったと思います
初めてのお正月は喪中でしたので、何もしないで良かったのに
おせちもお雑煮も食べられないのは余計に辛いと思って、用意しました
味なんかは覚えていませんし、何を思っていたのかも覚えていません
麻酔のようなものが効いているような感覚でしたから…
そして昨年と今年も、今まで通りの元旦を過ごしています
夫がいた時と違うのは、いつも行く初詣に行かなくなったくらいです
手術の時も、その後もずっと御祈祷をしてもらって守ってもらいました
有難いと思っていますけれど、もう夫のご祈祷もできなくなったので行かなくなりました
明日の来客のおもてなしが終われば、後は自由気ままに自分の為だけに時間を使えます
こんなことが、一番嬉しいことだったりします
独りぼっちは寂しいかもしれませんけれど
気を使いすぎる関係は、やはり『しんどい』ですから、一年の始まりの厄落としだと思う事にしました
この、しんどさを一年の初めに済ませておくと
今年一年、これ以上のしんどいことはおこらない…と
物事は、思い方次第で薬になることもありますものね
今年もそんな風に考えながら、荒波を小波に変えて行けたら…と思います
皆さま
今年も、思い付きを綴ったようなブログですけれど
どうぞよろしくお願いいたします
また、来年 2025.08.16
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