降り続いて、薄っすらと『白大文字』になりました
たぶんこの冬最期の雪…なごり雪なのでしょう
明日は春分の日でお彼岸の中日なのに、雪か…
お彼岸に雪が降ることがあるけれど
私の記憶にあるのは、遠い過去の中学生の頃です
もっと、あったかも知れないけれど、覚えていないわ…
そして、来週は一気に気温が上がって最高気温が24度くらいになるそうです
雪の日から一週間で初夏のような気温になるって
やはり、いろいろなものが狂ってきていますよね…
まだ硬い蕾のソメイヨシノは、綺麗に咲いてくれるのでしょうか
もう、あの麗らかな春や、爽やかな秋は、戻ってこないのでしょうか
夏と冬の繰り返しになってしまうのでしょうか…
そうならないよう、願っています
(夫との想い出の桜…)
三年前の春分の日は、夫は家に置かれた電動ベッド上でした
もう、自力で上半身を起こすこともできなくなっていて
上半身の部分のベッドを起こして、手で支えてあげると
上半身を起こして、飲食することができていました
急激な体力の低下に、夫本人が理解できていなかったように思います
だって、一週間前は二人で近所のお店まで、お買い物に行っていたのですから…
理解できないような現実に戸惑いながらも、もしかしたら命の炎は、二人が思っているより早くに消えてしまうのかもしれない…
二人とも言葉にしませんでしたが、以心伝心で阿吽の呼吸で、お別れの時が近付いている…
そう感じたのが、春分の日の頃です
そして、今でも鮮明に覚えているのは
『今日から、お昼の時間の方が長くなるね』
『やっと、明るい季節になって来るね…』
と、哀しさを隠すような笑顔で、私が夫に語り掛けました
そうしたら、夫は
遠くを見つめるような目をしながら静かに微笑んで
うんうん、と小さく頷いたのです
二人にとって、本当に小さなささやかな希望の光が
この時は、お昼の時間の方が長くなる…
こんな事しかありませんでした
それでも、二人で微笑みあう事を忘れず
思いやることを忘れず
一秒でも、離れないで
秒針の音と共に、過ぎていく時間を惜しむように
常に一緒に居たいと思っていました…
明日は、そんな想い出の日です
大切な方と離れ離れになられたすべての方へ、花束を…
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