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ひさしぶりで文楽鑑賞。今年は全然観にこれませんでした。最近大阪ではコロナ感染者が増えてつつあります。
ミナミの方が特に人数が多いようなので、ここまで出かけるのは少し勇気がいるのです。
ホールや劇場で感染するとは思っていませんが。
だから、平日の昼間のみ。
三部制にして客席を半分に削っているとは聞いていましたが、本当にがらがらな感じです。
舞台上のみなさん、これでは張り合いがないだろうなあ。
「源平布引滝」は、現代の感覚から見れば理不尽な話です。
小さな男の子の目の前には、腕を切断された母の死体が。
その男の子も、母の遺体を足蹴にした男を刺して首を取る。
しかしそれは実の祖父だった。
殺したり殺されたりに慣れてしまい、トラウマなんてないのでしょうかね。
義太夫さんも人形遣いさんも熱演でしたけど、きょうはなんだか気分良くなかったです。
心からあっぱれな話の方がいいな。子供が出てくる時代物はどうも苦手。
文楽鑑賞教室 2022.06.20
木ノ下歌舞伎「摂州合邦辻」 2020.11.03
古楽オペラ『ポッペアの戴冠』 2019.01.19