2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全26件 (26件中 1-26件目)
1
(昨日の日記からの続きです)10:50pm ロス到着 United715 便はロサンゼルス国際空港に着陸した。やっと着いた。 2 時間の遅れもあわせ、 4 時間機内に閉じ込められていたので、肉体的にも精神的にも疲れきっていた。 携帯電話の使用許可のアナウンスを聞き、さっそくかみさんに電話した。 「いまロスに着陸したよ。どうしていた?」 「いま寝てた」と聞き、ひとまず安心した。 かみさんの話によると、陣痛は8時 30 分から始まって 30 分くらい耐え、すぐに麻酔を打ったということだった。今は麻酔が効いて痛みは感じないということだった。とりあえず安心だ。 9 時 30 分の時点で子宮口は5 cm まで開いているらしい。とりあえず、出産までには間に合うだろうと安心した。 10 分ほどでゲートに到着した。荷物引取りへ急ぎ、チェックインしたカバンが出てくるのを待った。ここからも長かった。いつまでたってもコンベアーは動かない。カバンを待つ乗客はコンベアーに座り、いらだっているようだった。僕もその 1 人。早くしろ! 「ビーッビーッビーッ」コンベアーの動く合図音が鳴った。 30 分は待たされただろう。遅いと思いつつ、カバンがでてくる場所で待っていたら、なんと一番最初に出てきたカバンは僕のではないか。本当に信じられない!!奇跡だ!! 11:45pm タクシーで自宅へ 空港から自宅までは 15 分。タクシーの運ちゃんは、無愛想で態度の悪い黒人だった。「この道路で下りてくれ」「 2 番目の信号で右」などと道順に指示を出すが、 Yes とも言わないしもうなずきもしない。頭に来る奴だ。こんな無礼な奴にチップをあげたくない!と思うが、今はもめたくない。会社の金だ。しょうがないから最低限の3ドルだけあげるよ。 10 月 23 日 稜真誕生の日 0:00am 帰宅 急げ!出張で使ったカバンから工具や資料を放り出し、かみさんに頼まれたものを放り込む。忘れ物があれば後で取りにこればよい。急いで着替え、いざ病院へ出発。 0:15am 病院へ到着 家から病院へは車で 5 分。歩いてもいける距離だ。緊急用出入口から入り、窓口のおばちゃんに出産の立会いに来たことを伝えた。おばちゃんは産婦人科に電話し、名前が一致するか確認をする。早く早く!確認ができると、セキュリティーの鍵を開けてくれた。結構厳重に管理されていた。 0:20am 病室へ 産婦人科の受付で名前を告げると、部屋番号を教えてくれた。急いで向かい、部屋をノックし恐る恐るドアを空けた。 「間に合ったわ( You made it! )。たった今あなたのことを話題にしていたのよ」と 2 人の看護婦さんが歓喜を上げた。すでにかみさんは足を広げて出産の体制に入っていた。たくさんの管がかみさんの体に取り付けられていた。腕には陣痛促進剤とブドウ糖の管が,背中には麻酔の管、膣には羊水を補う管、導尿などなど。かみさんの口には酸素マスクをかけ、膣からは血が流れていた。分娩監視装置から、稜真の心拍を捉え部屋中に聞こえる。ドクン・ドクン・ドクン。 「大丈夫かい?」 かみさんは笑顔で「もう間に合わないかと思った」と答えた。 看護婦さんに現状を尋ねると、子宮口は全開大で、2・ 3 回いきんでいた。とても順調で、すでにドクターを呼んだらしい。出産が間もないことを悟り、心臓がドキドキしてきた。しかしデンバーでの足止めの不安感はもうない。かみさんのそばにいる。 4 度目のいきみがはじまった。かみさんは大きく息を吸い、次に 10 秒間息を止めお腹に力を入れる。その瞬間膣は大きく膨らみ、稜真の頭半分くらいが出てきた。おっお~!稜真と初体面だ。薄い毛がはえており、地肌は青黒かった。今すぐにでも出そうだった。とっさに看護婦さんがいきむのを止めてリラックスしろと指示した。稜真の頭は膣の中にゆっくり戻っていった。稜真の出産はもうすぐだった。ドクターがくるまで待つことになった。 かみさんからビデオカメラを準備してくれと頼まれた。ビデオをカバンから取り出す。オンにするが電源が入らない。やばい!バッテリーが入っていない。 「バッテリーどこ?」とかみさんに聞く。さすが僕のかみさん、ビデオの袋の中にバッテリーをしっかり準備していた。バッテリーを取り出す。やばい!どこに入れるか分からない。出産まじかのかみさんに頼み、バッテリーをセッティングしてもらう。 「テープも入っていないから」とテープのセッティングも頼まれた。テープを取り出す。やぱい!ボタンがいっぱいありすぎて、テープ入れ方が分からない。機械を扱う技術者でありながら、ビデオカメラの操作が分からないとはなんとも情けない。パパしっかりしなさいよと言われそうな看護婦さんの視線が気になり、冷や汗をかいた。 0:30am ドクター到着 いよいよドクターがきた。ドクターは緑色のオペ着を着ながら、いきむよう指示した。かみさんは深呼吸をし、いきんだ。 「 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・・・」と 10 秒間数える。膣が大きく膨らみ、稜真の頭が出てきた。深呼吸して、さらにいきむ。 「 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・・・」その調子だ。半分以上頭が出てきた。いいぞ。 「 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・・・」丸々顔が出てきた。稜真の顔だ。「がんばれ、その調子だ」 「 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・・・」 準備しておいたビデオを急いで取る。稜真の誕生の瞬間をカメラに収めたかった。 頭が出てからはあっという間だった。ドクターは顔を丁寧にもち、ゆっくりと稜真の体を取り出した。稜真よ、泣け! 0:37am 稜真誕生 ぅギャー、ぅギャー、ぅギャー。僕とかみさんの子供が生まれた。カメラ越しから、稜真を眺めた。手が震えた。稜真が誕生してすぐ、へその緒がついたままかみさんの胸にあたりに稜真をおいた。かみさんの笑顔が美しかった。看護婦さんが「顔にキスをしたら」といわれ、チュっと稜真の頭にキスをした 僕はただ呆然としていた。人が生まれるすごさを理解していたつもりだが、喜び・感動というよりも、安堵感でいっぱいだった。 稜真よ、よくがんばった。それは僕たち夫婦に与えてくれた 2004 年最高のプレゼントだった。 「おつかれさま」とかみさんに。 「この世界へようこそ」と稜真に。 Welcome to the world!
2004.10.31
コメント(2)
明日、僕はパパになります。新しい一つの命が始まり、新しい家族ができる。 2004 年 10 月 2 2日 20 時 59 分 今はデンバー空港で足止めをくらい、 United715 便の 41D の座席。この便は 20 時 0 7分に出発予定だったが、管制塔トラブルのためユナイテッド航空のターミナルがすべて遮断されたのだ。約 1 時間機内で待たされているのに、復旧の見通しは立たない。人生最大のイベントが始まろうとしているのに、僕はついていない。 「今日稜真を産むことになったの。」 19 時 30 分頃、かみさんからの突然の知らせに、僕は動揺した。 「えっ、今日なの?」予定日より 2 週間も早い。 「病院の検査結果で、羊水がすくないみたいで、このままだと胎児に悪い影響を与えるの。すぐに入院して、これから陣痛促進剤をうつんじゃない?」 心臓の鼓動が強くなりつつあった。「わかった、ロスに着いたらすぐに病院へ向かうよ。」 病院へ持っていくべきものをあわててメモ書きした。ペンを持つ手が震えている。 ●ストーブの前においてある紙袋(赤ちゃんの服、) ●黒いポーチ(かみさんのくし、化粧液など) ●歯ブラシ ●デジタルカメラ ●ビデオカメラ 他に持っていくべきものを聞いたが「あなたが病院にきてくれればいいから」ということで電話をきった。 もうすぐ僕はパパになる。いてもたってもいられない。 4 日間のアイオワ、コロラド出張で体はかなり疲れきっている(21日のロッキー山脈国立公園での観光も含めて)。少しは眠って体を休ませようとするが眠れない。そんなわけで気持ちを落ち着かせるために、文章でも書こうというわけだ。 かみさんの妊娠がわかったのは、今年の 3 月9日だった。 「私、妊娠しているかも」 生理は遅れているし、体温はいつまでたっても下がらないというのだ。正直驚いた。少なくとも 2004 年のプランに子供という項目は考えていなかった。とにかく、妊娠しているかどうかは、早く知りたかった。 「今すぐ妊娠検査薬を買おう」 妊娠検査をやったことがある人ならわかるかもしれないが、結果をまつ 3 分ほど長く感じるものはない。かみさんと僕は検査薬をじっと見つめた。検査薬の窓に赤いラインがあらわれるのか。この 3 分で喜ぶカップルもいれば、絶望するカップルもいる。とにかく 3 分は長かった。 赤ラインがあらわれた。信じられなかった。色をじっと眺めた。光をあてる角度をかえ色を確かめた。説明書を何度何度も読み返したが、かみさんが 99.9% 妊娠していることにはかわりなかった。言葉が出てこなかった。子供ができたという意味を把握するのに時間がかかった。2人とも黙ってその意味を理解しようと必死に考えた。最初は驚きで言葉にならなかったが、しだいに落ち着きを取り戻すと、新しい命を授かった喜びの気持ちでいっぱいになった。まあ、 30 歳までには子供が欲しいと考えていたのだから、遅かれ早かれうれしい話だ。 「男の子だったら、名前は“りょうま”にしよう」 坂本竜馬は僕ら夫婦のマイブームだった。去年の年末に司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んで、すっかり竜馬の人間性に感動してしまったのだ。坂本竜馬のようにリーダーシップを発揮する人間になって欲しいという願いが込められている。漢字の画数でみてみると「竜馬」は凶。最悪だ。画数のよい「稜真」という漢字を採用した。~後から書き加えるが、「竜馬がゆく」の物語と歴史的事実は異なるという記事を読み、ちょっとがっかり。( HEAT さんの日記「近代日本とフルベッキ 第ニ章 坂本龍馬」を参照)~ 21 時 25 分。 「 10 時前には出発できそうです」パイロットは申し訳なさそうに機内アナウンスをした。よかった。今日中にはロスに帰ることができる。とりあえず一安心。 もうちょっとで出発できそうだとかみさんに連絡した。病院ではすでに破水させ、陣痛促進剤を打っていた。 「それで陣痛は始まったの?」 「うんちょっと痛くなってきた」 1 人で病院にいさせるのはとても不安だった。近くに住む仲のよい友達に来てもらおうと考えていたが、「とりあえずいいや」と断れた。あともうちょっとだ、待ってろよ! 10 時頃、 United 715 便はロサンゼルスに向かって飛び立った。 2 時間の遅れだった。この緊急時に限ってトラブルがおきるとは運が悪い。まあ、出産が出張から帰る日であったのはよかった。とりあえず、飛行機が飛んでくれたことに感謝しなければならない。稜真がこの世に誕生する瞬間をこの目で見たかったのだ。なんとか間にあうだろう。 飛行機は激しく揺れた。カルフォルニアで大雨をもたらした嵐の影響だろう。スチュワーデスが飲み物を準備していたトレーが倒れ、ガシャーンと大きな音が機内に響きわたった。揺れるたびに書くことをやめ、目を閉じた。揺れにより機体のきしむ音が聞こえる。飛行機が揺れ、体が揺れる。暗闇の中で、心が大きく揺れる。 無事に生まれるのか? 健康な子供で生まれるのか? 帝王切開になってしまうのか? 稜真を育てられるのか? 子供を養っていけるのか? 突然の出産に落ち着かない。考えれば考えるほど、僕は混乱した。後すこしで、ロサンゼルスに着く。とりあえず、目を閉じて体を休ませよう。
2004.10.30
コメント(2)
皆さん、こんばんは。■血液をなくした病院のミス昨日、病院で黄疸の血液検査を受け、その日にドクターより検査結果を報告すると言われていました。しかし、昨日中に連絡がなく変だなと思っていました。今日ドクターの初検診に行き、ドクターに検査結果を聞いたのですが、病院から検査結果の報告がなかったということでした。すぐにドクターが病院に状況確認をしたのですが、病院で 昨日採血した検体(血液)をなくしてしまったというミスが発覚。もう一度病院で採血してくれということでした。治療すれば治る黄疸とはいえ、検査結果を気にしている患者に対しては本当にお粗末な管理だ。ありえない。昨日採血した検査技師のおばちゃんは申し訳なさそうに「検査室が血液を無くすなんて、信じられないわ」と言っていた。ずさんな病院のおかげで、稜真はもう一度痛い目にあわなけならないのは、かわいそうだった。ドクターから検査結果の報告をうけたのは、採血してから1時間後。さすがに今日は早かった。結果として、 血清ビリルビン値は通常値におさまっているようで、入院の必要はないそうです。とりあえず一安心。ただ、小さい赤ちゃんは引き続き気をつけなければならないということなので、これからも気は抜けません。■ 「育てられる」から「育てる」 パラダイムの転換稜真は生後4日目。稜真が生まれて、気がつけば私生活が100%変わっていました。寝不足で会社に通い、帰宅しては稜真と家事のケアー。出産間もないのに母乳を毎日2~3時間おきに与えるかみさんに感謝。僕がオムツや家事などをサポートしないと、とてもじゃないけどやっていけません。「育てられた立場」から「育てる立場」へのパラダイムの転換は、非常にいい勉強になっています。本当に子供ができてから親のありがたみが分かるというのも、やっと今になって理解しつつあります。お父さん、お母さん、ここまで育ててくれてありがとう!稜真を立派な人に育てて、自分も人としての幅をもっともっと広げていきたいです。
2004.10.28
コメント(4)
皆さん、こんばんは。出産してから2日目の今日、無事に稜真とかみさんは退院しました。かみさんが入院している間僕も一緒に泊まりましたが、入院してからの2日間は大変でした。病院では看護婦さんが母乳の与え方やオムツの替え方などを赤ちゃんを育てる学校みたいなものでした。みんなやさしく教えてくれるのでとても安心できました。最初はまったく母乳を吸わなかった稜真が、しだい吸い方を学んでくれたみたいで一安心してます。僕は頻繁に病院と自宅を行き来し、稜真を迎える為の家の準備しました。ベビーベットの組み立て、荷物を置く棚作り、大掃除などなど。。。稜真に体調を崩されるとこまるので、特に掃除は念入りにやりました。夜は病院の落ち着かないベットで寝るので、疲労がたまるたまる。もうクタクタ。まあ、いろいろ大変でしたが、家に戻ってくるととても落ち着きます。人が1人増えるだけで、家の雰囲気や自分の気持ちに大きな変化を感じることができます。ただ、気になることが一つ。黄疸がでて血液検査をしたところぎりぎりセーフでしたが、明日再検査があります。血清ビリルビン値が14以上であれば、また入院して光線療法することになります。しばらくは落ち着けないでしょうね。
2004.10.26
コメント(3)

本日の朝(10/23/04 12:37am)、我が家の稜真が無事生まれました。 体重2180g、身長45.5cmで、とても小柄な赤ちゃんでした。 予定日の2週間前の37週目出産でした。 検診をしたところ、「羊水がすくなく胎児に危険な状態になりかねない」という 理由で、突然昨日の夕方に稜真を生ませることが決まりました。 7時に陣痛促進剤をうち、9時半に麻酔、夜12時には子宮口が全開に なっていました。プッシュは3回を1セットとして、合計6セットで無事出産 されました。とてもスムーズな出産で母子ともに健康で一安心しました。今は、母乳を上げたり、おむつ交換したりすることで四苦八苦していますが、 自分の子供はかわいくてしかたがありません。 PS 僕はデンバーからの出張帰りで、稜真が生まれる17分前に病院に到着し、 間一髪出産を見届けることができました。こんな緊急時に限って、 飛行機の出発が2時間も遅れ、1人で 泣きそうになっていました(笑)。
2004.10.24
コメント(12)

奇跡が起きました。天気予報ではカルフォルニアで大雨を降らした低気圧がコロラドまで流れてくることで「雨」の予報。今日はコロラド州までの移動日で、午後がフリー時間を「ロッキー山脈国立公園」で過ごそうと考えていたのですが、予報が雨だったので完全にあきらめていました。しかし、着陸時に飛行機の窓から外を眺めていたら、めちゃくちゃ晴れているではないか。信じられない。空港の観光案内所のおっちゃんにロッキーの天気を尋ねた。「今日の天気は問題ないよ。ただ、明日は嵐がくるから、今日行きなさい」とおっちゃん。僕にしてみたら、今日じゃなきゃ駄目なのだ。超ラッキーだ。正真正銘の「晴れ男」だ。デンバー空港から北東に向かって2時間走らせたところに、ロッキー山脈国立公園があります。山脈越えのトレイルリッジロードは10月からは雪のため閉鎖されているので、デンバー側の観光となりました。澄んだ空気にふれあいながら、ドライブ最高。どの風景も絵になってしまう大自然でしたが、きれいに撮れた5枚をご紹介します。■ ディアーリッジジャンクションから雄大なロッキー山脈を眺める。■ ベア-レイクからニムフレイクまで、800m散策。調子乗って歩いていたら、心臓の鼓動が激しくなり、息が苦しくなった。鎌倉の源氏山くらいのハイキングコースなのに、さすがに高度2888mの空気は薄かった。高山病になりながら辿り着いたニムフレイク。■ スプラージュレイク。ちょうど風がやみ、いい写真が撮れました。■ 野生のエルクの群れを発見。食欲旺盛でムサムサ草を食っていました。■ お母さん鹿が突然道路に飛び出し、慌てて急ブレーキ。小鹿2匹がお母さんの後ろによりそってできてきました。かわいかったですよ。
2004.10.22
コメント(1)

朝の8時半、ホテルのロビーで出迎えを待つ。今にも雨が降りそうな曇り空で、自動ドアが開くたびに冷たい風が身にしみる。約束の時間を過ぎたにもかかわらず、代理店N社のKさんは来ない。アメリカ中西部はうちの会社が一番弱いところで、テキサス以外は中西部をカバーする代理店はなかった。N社はアイオワ州を中心にネブラスカ州、コロラドをカバーする新規代理店となり、うちの弱いエリアをカバーすることになる。今回の出張は製品説明と技術講習のためが目的だ。8時45分を過ぎてもKさんは来ない。N社の事務所に電話したら、Kさんは10分前にホテルに向かったということだった。少なくともホテルから30分はかかるのだから、遅れるのは当たり前だ。携帯番号を教えておいたのだから、「遅れる」の一報くらいしてくれてもいいのに。結局Kさんが到着したのは30分遅れの9時過ぎだった。電話の声とは違い、結構老けたおやじだった。着用していたネクタイは都会のようなビルが描かれ、光沢のある赤色であった。これはアイオワファッションか(?)、ちょっと趣味が悪いように思えた。ホテルから15分走ればダウンタウンの町並みは消え、永遠にとうもろこし畑が続く。本物のとうもろこし畑だ。K社の事務所は30分南に下ったインディアノラという人口1万5千人小さな町だ。裁判所(Courthouse)を中心にその周りに1ブロックだけ寂れたレストランや散髪屋、雑貨屋があつまる小さなダウンタウンだ。N社の事務所もその一角にあった。製品の講習会はまる一日かけておこなわれた。丸一日しゃべりつづけたため、のどがいたい。講習会が終わったのは4時頃。ホテルの帰りに酒屋さんによってもらいサムエルアダムス(アメリカ一番のボストンビール)を6本購入。ホテルにもどってきたのは5時ころ、時間があったのでダウンタウンを歩いた。デモインのダウンタウンは高層ビルが3棟くらいしかなく、とても小さなダウンタウンだ。寒い冬のためか、すべてのビル同士が渡り廊下でつながっていて、外を出なくてもお互いのビル同士を歩いていけるようになっていた。ダウンタウンのショッピングモールに入ったが、まだ6時なのに、すべての店が閉まっておりモール内は誰も人がいなかった。なんと寂しい風景なのだろう。初めてのアイオワ州、予想通りの街並みだった。ちょっとダウンタウンを離れれば永遠と続く畑。10万ドルもあれば、立派な家を購入できる。子供を育てる環境にはもってこいかもしれない。が、ここで生活するにはちょっと物足りなさを感じるかもしれない。アイオワ、ここには本物の田舎があった。PS ヤンキースが負けた。本当に超ウルトラスパーデラックス残念だ。それにしても、松井がよく活躍してくれたことに感謝したい。今年はイチローも松井もすばらしい活躍をして、元気付けてくれた。本当にありがとう。
2004.10.21
コメント(0)
皆さん、こんばんは。アメリカの中部、アイオワ州のデモインズにやってきました。ロサンゼルスからデンバー経由で4時間のフライト。ニューヨークへ行くことを考えれば、近いものです。濃い霧に包まれたデモインズ空港に午後7時到着。飛行機から降りた瞬間、口から吐き出す息が白くみえ、今年初の冬を感じました。シャトルバスでダウンタウンを通ってホテルに向かったのですが、3つの高層ビルが建っているだけ。街中に人は見られず、霧で霞んでいるダウンタウンはとても寂しくみえました。ダウンタウンで夜飯を食おうと思いましたが、ショッピングモールが閉まるのはなんと6時半。すでに7時半を過ぎており、「鎌倉の商店街じゃないんだから」と思いながら、素直にあきらめました。ホテルのバーで、ハンバーガーとサムエルアダムス(アメリカ一番のボストンビール)を楽しみながら、ヤンキース戦を楽しみました。レッドソックスが点を入れるたびにバーテンダーやお客は歓喜を上げており、僕は心の中で松井やヤンキースを応援していました(肩身が狭かった)。隣に座っていた人は「レッドソックスに勝ってもらい、もう一試合楽しみたい」とのんきなことをいっていたが、僕にとってはそんなのんきなことを言ってられない!負けてしまえば、松井がもう見れなくなってしまうのだ。心の中の声援は実らず、ヤンキースは負けてしまった。くそっ。素直にもう寝ます。おやすみなさい。
2004.10.20
コメント(0)
皆さん、こんばんは。大統領選挙まで2週間と迫っているなか、ブッシュとケリーは大接戦が繰り広げられているようです。世論調査ではブッシュのほうがやや優勢のように見えますが、調査元によって結果にばらつきがあるのでほぼ互角といえます。7時からの日本語ニュース番組「成文の時事分析」によると、アメリカの新聞では社説でどちらの候補者を支持するか書いてあるそうです。。例えばニューヨークタイムスではケリー支持、シカゴトリビューンではブッシュ支持。アメリカではニュース記事と社説は別のメディア媒体という考え方があるようで、選挙になると支持する候補を明確にするようです。既に支持を表明している新聞社の数と発行部数を比較したところすでに支持を表明している新聞社75社:ケリー支持 45社 ブッシュ支持 30社その新聞社の発行部数を足して比較すると: ケリー支持 870万部、ブッシュ支持 300万部発行部数からみる支持率は、ケリーが圧倒的にリードしています。社説は両者を論理的に分析して書かれるため、この結果からアメリカの新聞社はケリー政策を支持していると判断できるのではないでしょうか。
2004.10.19
コメント(3)
皆さん、こんばんは。ロサンゼルスは半年ぶりに雨がふった。夏は雨がほとんどふらないため、久しぶり雨音を聞くと懐かしい"せつなさ"を感じさせる。ロスで雨がふりはじめると、それほど厳しくない冬のはじまりといえる。そんな雨上がりの日曜日。■ アイオワとコロラド出張(10/19-22)明後日からアイオワとコロラドへ3泊4日の出張。どちらも初めて訪問する州なので、どんな街か楽しみだ。2日間滞在するアイオワ州都デスモインズの人口は鎌倉市と同じ20万人。大陸のど真ん中にある小さな田舎町を想像させる。アイオワといえば、ケビンコスナー主演のフィールドオブドリームスを思い出す。「もし野球場を作れば、奴らは来る(If you build it, they will come)。」 この映画に感動して15年が経つ。ついに本物のとうもろこし畑を見ることができる。コロラドはロッキー山脈があるところだ。21日が移動日で時間がある。天気がよければロッキーの麓までドライブしてみたい。ちなみに天気予報をチェックしたら「ところにより雷雨」。。。しかし、今年の僕は晴れ男。フロリダのキーウェストもカナディアンロッキーへ行ったときも雨の予報ながら当日は晴れた。幸運を願おう。一番心配なのがすでに臨月をむかえたかみさんのことだ。いつ破水・陣痛がくるか分からない。緊急事態に備えて、会社の女の子や友達に協力を頼もう。ただ子供が誕生する瞬間はかならず立ち会いたいと思っている。4日間は何もないことを願う。
2004.10.18
コメント(0)
皆さん、こんばんは。今日はマタニティークラスでご一緒したM夫妻の娘さんの命名式(お披露目会?ただの飲み会ともいえる?)にお邪魔してきました。3600gで産まれた生後1週間の赤ちゃんはとても小さくやわらかく、実際に抱いてみると「かわいい~」という言葉しか出てきませんでした。親になる実感を少しかみ締めた1日でした。■狭い世界M夫妻の旦那さんは現在ロースクール(法律学校)に通っていて、たくさんの学校友達が参加していた。日本では役人・弁護士・銀行の仕事をしている人達で、1年~2年間留学している方々だった。M夫妻の旦那さんと出身地の話題をしていたら、同じ鎌倉出身の弁護士Mさんがいた。「え?中学は?」「深中ですよ」と僕。「僕 玉中ですわ」地元ネタで盛り上がった。たとえ知らない人でも、中学・高校時代を隣町に住んでいた人とロサンゼルスで偶然出会うのは本当にうれしいものだ。僕はMさんの2年年下ということがわかったとき「Sさんって知っている?」とMさんが聞いた。Sさんは宇宙人みたいな人間離れの顔をした中学の野球部の先輩だった。大学受験で2浪し、僕と同じ大学に入った。S先輩は、大学1年のときウィンドサーフィンの同好会で一緒になり、いきなり同学年になり対応に困ったときがある。中学のときの2年上の先輩は神様みたいなもので、同い年の同級生がS先輩にタメ語でしゃべっているにも関わらず、僕はS先輩には敬語でしゃべるしかなかった。MさんはS先輩と仲良くしていたみたいで、現時でも連絡をよく取っているという。いや~、世界は狭いと感じた1日でした。
2004.10.16
コメント(0)
皆さん、こんばんは。今週のアプレンティスでは、イケメンのJohnが去ってしまった。 女性用の服を作って販売するというタスクは、男チームにとってはちょっときつかったかもしれない。■各候補者の評価今までのエピソードを見た中で、各候補者をABCの3段階で分析してみた。男チームAndy (C)さすがにディベート大会でナショナルチャンピオンになっただけあり、議論には強いが、ビジネスのタスクとなると経験不足を感じる。Chris (A)超有力候補者。高卒でありながら、ストックブローカーの職を7年経験したあと、起業。数多くのブローカー中13位につける実力者。Kelly (A)超有力候補者。MBA、Military Intelligence Officerとして2年間陸軍に所属。500万ドルの資本をあつめ、3つの会社を設立した超実力者。今までのタスクでもリーダーシップを発揮し、こいつは必ず残る。Kevin (B) 弁護士として法律学校に在学中。Andyと同じく議論には強いけど、まだプロジェクトマネージャーをやってないので実力は謎。Raj (C)いいキャラクターだけど、使えない。友達だったらおもしろいかもしれないが、ビジネスではNG。Wes (?)目だってないので謎。女チームElizabeth (B)人はよさそうだが、チームの足並みを乱す発言がある。Ivana (C)自己主張強い。顔が僕の姉にそっくりで、見ていて辛いのでC。Jennifer (?) 弁護士で、駆け引きが計算高い。自己主張が強い女チームの中で、様子見している感じ。実力は謎。Maria (B)感情的な女。ただ、背が高く、すらっとしているので、見た目は悪くない。Sandy (B)性格はよさそう(?)Stacy (C)うるさい。 人の話をよく聞かない。彼女にチームをまとめる力はないだろう。
2004.10.15
コメント(2)
皆さん、こんばんは。本日、大統領選テレビ討論会(ブッシュVS.ケリー)の最終回が行われました。テーマは医療システム・税制・年金・移民政策などの国内政策についておこなわれました。非難・誇張表現ばがりが目立つ外交論争とちがい、両者の国内政策は明確に分かれていました。■ 医療サービス(Health Care)についてケリー: 過去4年で500万人が健康保険を失ったのはブッシュの失政。富裕層への増税で健康保険をまかなう。ブッシュ:ケリーの提案は1家族あたり7700ドルのコストがかかり、今後10年で5兆ドルのコストがかかることになり、中身のない約束だ。ブッシュは900億ドルの予算で800万人をカバーするというのに対し、ケリーは今後10年間で6500億ドルで2700万人をカバーすると言っている。ただし、ケリーが全ての国民が健康保険を受けられるという主張は常識から聞こえがよすぎる。ケリーの提案する政府運営型医療システムが実現したとしても、メディケアーを誰が受ける・受けないという条件がかならず議論となるはずだ。■年金問題ブッシュ:年金システムには問題があるが、高齢者は年金を支払うと約束する。しかし、若者は年金に頼らないで個人で貯蓄するようすすめたい。ケリー:ブッシュの提案は「大惨事」だ。年金を守る。年金は(1)2008年に第一次ベビーブーマーが62歳に達し、(2)その後、年金を全額支払うお金が政府にないという2つの問題を抱えている。ブッシュは年金に頼らず政府の個人年金アカウント(Roth IRA)などを利用するよう薦めている。前回の減税でも定年のために貯蓄するよう訴えたが、年金に頼るなといってしまうのがすごい。ちなみにケリーは、年金の全額支給は望むべきでないと言った。■両者の目指す社会ブッシュが目指すOwnership Society (所有権社会)は、資本家を優遇する政策といえます。減税により浮いたお金の使い方は、個人が「自由」としています。国民に選択の自由を与え、起業家を促進し経済発展を目指すというところでしょうか。政府の関与を少なくする分、年金や健康保険に関しては自己責任という「低税収、低福祉」というビジョンが見えます。ケリーは反対に、高所得者層から税金で金を徴収し、医療サービス、年金、財政の強化にあてるという福祉を充実させるようです。ケリーの政策は聞こえはよいが、実現性はないという指摘が聞かれます。実際に医療サービスなどのプランは可能なのか疑問はのこりますが、少なくとも将来に対するビジョンを示しているのは評価できます。4年後までに4150億ドルになる財政赤字を半分に減らすと両者は言っています。ブッシュは減税効果による景気回復で政府の収入増を期待しているところがありますが、なんか神頼みのような気がして仕方ありません。 国内政策で考えると堅実なケリーの方がいいような気がします。■弁論能力について3回のテレビ討論会をみて、伝えたいことを伝えるコミニュケーション(弁論)能力ではケリーのほうが1枚も2枚も上手です。同じ時間に同じ質問に答えるというルールの上で比較すると、両者の弁論能力は顕著に現れました。ブッシュはそれぞれの意思決定の正当性を伝えるだけいいのですから、ケリーより有利な立場にあるはずです。しかし、失業問題の質問で教育システムの重要性を訴え、財政赤字の削減の質問ではケリーを批判し、質問にまともに答えないところがありました。また、自分の判断・主張の正当性を補うポイントが乏しかったため、全体的の物足りないものでした。一方ケリーの弁論能力は一流でした。ほぼ全部の質問にケリーはまともに答え、論理的で1本の筋が通っていました。豊富な統計的数字やストーリーで主張をサポートし、最後のメッセージが強いため、伝える趣旨・主張が強く視聴者に残りました。さあ、大統領選挙の11月2日まで約3週間。この大接戦の戦いで、アメリカ人はどっちを選ぶのかとても気になります。
2004.10.14
コメント(4)
皆さん、こんばんは。アメリカで現地採用(H1Bビザ)として働くメリットはたぶんあるだろう。ゆとりのある環境でのびのび仕事ができ、アメリカという大きな市場を相手にビジネスができる。国内といえども、ロサンゼルスからニューヨークまで飛行機で6時間。日本の感覚でいえば、一種の海外旅行といえるかもしれない。アメリカで働きたいという夢をもちアメリカに来て望み通り仕事をゲットできたのに、最近はアメリカで働くデメリットの方が強く感じて仕方がない。■ビザの有効期限に縛られる移民者としてアメリカで生活するには、政府からのビザ(査証)が必要で、これがネックとなる。ビザには有効期限が決められている。私のもつH1Bビザの有効期限は6年。来年1月にビザの更新をして残りの期限は2008年1月までとなり、その後は3つの選択がある。 グリーンカードを取得する会社にスポンサーになってもらい、永住権の申請を行う。しかし、政府の雇用政策(移民の締め出し)で、グリーンカードの審査が厳しくなっていると聞いた。スポンサーとなる会社は利益をあげていないと難しいらしく、うちの今の状態(10年間連続赤字)では永住権は厳しいだろう。転職でもして、可能性をさぐるしか方法はないか。。。他のビザに切り替えるE(投資家)ビザという選択。ビジネスを起こして、ビジネスの50%以上所有していれば投資家ビザをうける対象となる。3年以内に準備を整え、起業することに踏み切れるか。 日本へ帰る一番現実的な考え方だろう。アメリカで与えられている機会と比べれば、はるかに可能性がある。また、来月に生まれる子供の教育を考えると、中途半端な時期に日本に帰ることは許されないはず。■失業保険を受けられないかも?万が一仕事を失った場合、60日以内にビザのスポンサーとなってもらえる会社を見つけなければ、日本へ帰らなければならない。失業保険をもらいながら、ゆっくり仕事先を探す余裕などない。詳しくは調べていないが、窮屈であることには変わりがない。今日は移民弁護士に連絡をして更新の手続きに入ろうとしている。来年の1月にビザの更新できれば、のこり3年はアメリカにいることができる。その3年で、否が応でも決断しなければ。
2004.10.13
コメント(2)
皆さん、こんばんは。昨日出産体験談を紹介したM夫妻から、今週金曜日に自宅で行われる「お披露目パーティー」に誘われた。やったぜ。そうこなくっちゃ!マタニティークラスに参加した本当の目的は、育児をともにシェアできる友達をたくさん作ること。クラスに参加した11組夫妻の中でも、M夫妻は見た目で年齢も近そうだったので、本当に友達になりたかった夫妻でした(実は9.11の日記で「熱い視線をおくった」カップルはM夫妻でした)。新しい出会いというのは、わくわくしまよね。今週の金曜日が楽しみになってきました。
2004.10.12
コメント(0)
皆さん、こんばんは。5週に渡って行われたマタニティークラスが今日で最終回でした。このクラスでは陣痛、出産の呼吸法、新生児の育児まで幅広く授業が行われ大変ためになりました。正直、「出産はこんなに大変なのか」と自分の考え方が甘かったことを痛感しました。 ■出産の体験談 このクラスには11組の夫婦が参加していましたが、すでに2組が無事に出産していました。その1組M夫妻の旦那が出産記(20ページにも及ぶ大作)をEmailで送ってもらい、体験談を読ませてもらいました。 M夫妻は胎児の成長が早すぎ、帝王切開の危険がある」ということで、10月7日までに産むことなっていた。7日の出来事。 6:00am: 病院到着、陣痛促進剤を投入 8:15am: 人工的に破水させる。徐々に陣痛が開始 11:50am: 子宮口5センチ 12:10pm: 陣痛本番 1:15pm: 子宮口まだ5センチ。看護婦が硬膜外麻酔(無痛分娩)を提案されるが、奥さんは自然分娩を希望。 1:30pm:ドクターにも麻酔を薦められるが、拒否。 1:50pm: 子宮口6センチ 2;11pm: 子宮口8センチ。奥さんは陣痛の限界に近い。 3:30pm: 無痛分娩を決意。麻酔投与。 4:10pm: 麻酔が効き始め、ひと時の休息。睡眠で一休み 6:20pm: 無事出産。 奥さんはもともと自然分娩を希望しており麻酔は使わないといっていたが、結局とてつもない痛みに耐えられず麻酔を決意したそうです。この出産記によると、3:50pmに麻酔を決意したころには、奥さんがつかんでいた旦那の腕に「やや切り傷に近いミミズ腫れが4本ばかり残っていた」そうだ。この体験談を聞き、出産の大変さをまた痛感しました。この世のすべての人々が出産というプロセスを経てこの世界に登場してきているのだから、人の命の大切さというのが分かったような気がします。それにしても、M夫妻、出産おめでとうございます。そして、貴重な体験談ありがとう!かみさんの予定日まであと4週間。出産まではいろいろ不安がありますが、健康な子供が生まれてくるよう祈る毎日です。
2004.10.11
コメント(1)
皆さん、こんばんは。アメリカでの飲酒運転(DUI: Driving Under Influence)は犯罪です。もし飲酒運転(血中アルコール濃度 0.08%以上)で捕まれば、無条件で留置所に1日~3日間拘束。それから裁判の多大な弁護士費用+罰金。車の保険代は跳ね上がり、しかもこの車社会で免停をくらいます。費用や生活の面で考えても、飲酒運転は百害あって一利なしというところでしょうか。よく友達の家にパーティー(自宅での飲み会)に行きますが、酒は1,2杯で止め、酔いがさめるまで運転をしません。厳しい飲酒の規制で、飲酒運転を抑制する環境がここにはあります。 ■飲酒運転で捕まったJ君 かみさんと買い物から帰ってきたら、 R君のパーティールームに彼の友達J君がビールを飲みながらダーツを楽しんでいた。J君は年越し2004年のカウントダウンパーティやパーティールームでも何度か酒を飲んだことがあるので、よく知っている。日本人のハーフで、日本語がとてもうまい。 「久しぶり」と立ち話をしていたら、「先月、飲酒運転で捕まってしまった」と暗い顔をしていた。今回で2度目の飲酒運転で、しかも自転車に乗っていた人をぶつけてしまった人身事故であった。アルコール血中濃度はぎりぎりの0.08%でDUI、即3日間留置所で拘束された。 現在は免停中で車を運転することができず、いろいろ苦労している様子だった。弁護士にはすでに3,000ドルを支払い、裁判がはじまれば更に5000ドルの費用がかかる。裁判が終わるまで再度刑務所で服役しなければいけないか、罰金はいくらかかるか分からない。更に、飲酒運転の罪がとかれても、車の保険は通常より3倍に跳ね上がるらしい。3倍の保険代を考えるだけで、新品でいい車なんか将来乗ることができないとJ君はなげいていました。2回目に捕まってしまうのだから、J君はおそらく何度も飲酒運転はしていたのだろう。どうして、1度目でこりなかったのか。。。このようなくら~い話を聞くと、私も飲酒運転にはくれぐれも気をつけないと。アメリカの飲酒運転は百害あって一利なし。
2004.10.10
コメント(5)
皆さん、こんばんは。大統領選のテレビ討論会(ブッシュVS.ケリー)の第2回が行われました。以前にも増して激しい議論がされ、白熱した90分間はあっという間に過ぎてしまいました。今回の討論会は、投票者を決めていない人(Uncommitted Voters)が会場にあつまり、選ばれた質問を各候補に聞いていく形式でした。与えられた時間は1分30秒ずづで、自由に歩き回り、会場の人たちに語りかけるようなスピーチでした。 ■ でだしに失敗したブッシュ 前回の討論会の反省からか、今回のブッシュはかなり攻撃的でした。はじめのイラク問題の討論ではケリーがスピーチのしめをしているにも関わらず、ブッシュは「反論させてくれ」といわんとばかりに席を立ち司会者にアピール。「次の質問に進めたい」と司会者が言うのに、強引に30秒をもらい反論。声を張り上げて、ほぼ叫ぶように話すブッシュは、ちょっと見苦しかったです。 ■ 質問と回答 イラクには大量破壊存在しなかった事実が先日発表されたが、イラク侵略の決断は正しかったのか? (ブッシュ)大量破壊兵器がなかったのは残念だったが、サダムフセインは脅威だった。彼を権力から引き摺り下ろすことにより世界はより安全になった。ケリーはフセインがいまでも権力の座にいてもいいという。ケリーが大統領だったら、世界はより危険になっただろう。 (ケリー) もし賢い外交政策を行っていれば、2000億ドルの出費を抑えられ、オサマ・ビン・ラディンを捕まえられていただろう。ブッシュはイラク戦争の多額の費用を国民に負わせた。 コメント:大量破壊兵器が存在しなかったのは、ブッシュは分かっていたはず(8.18の日記参照)。ただ、ケリーは当時イラク戦争に賛成していたため、説得力に欠ける。 なぜカナダからの処方薬の逆輸入を禁止したのか? (ブッシュ)まだ禁止してはいない。ただ、逆輸入が安全かを調べたい。 (ケリー)ブッシュは4年前のテレビ討論会で「カナダからの逆輸入認めてもいいかもしれない」と発言した。国民に目を向けない大統領だ。 コメント: ファイザーやメルクなどの製薬会社にとっては、とても大きな問題です。おそらく多額の政治献金がブッシュに流れているでしょう。 大統領は数々の重大な決断をしなければならないが、今までで失敗したと思った決断は? (ブッシュ) 大統領はタフな決断をしなければならない。しかし、戦争にしても常に正しい決断をしてきた。唯一失敗した決断としては、人選にあった。 (ケリー) ブッシュはイラク戦争で重大な判断ミスを犯した。 コメント: この質問は興味深かった。大統領として4年間仕事をする上で、人間であるから必ず失敗はあるはずだ。ブッシュが失敗からどんなことを学んだのか興味深かったが、さすがにこの質問には本音で語れないでしょう。今回の討論会は外交・安全保障だけではなく、国内政策・税制まで踏み込んだ議論が行われ、内容としてはとても濃かったです。また、ブッシュが攻撃体制に入り、両者の激しい論争は見ごたえがあります。態度、視点、訴える論点も、国民に語りかけるプレゼテーションがよかったと思います。個人的にはやぱりケリーの方が1枚上手だったかな。この討論会は言葉による一種のスポーツのような緊張感を感じます。原稿なしで行われるこのディベートは、ただ単に自分が正しいといっているだけではだめです。いかに人に影響を与えるリーダーシップを発揮するか、両者の質の高い議論はいつもいつも勉強になります。来週の水曜日で最後のディベート。そして11月の結末はどうなるのか、今後も楽しみです。
2004.10.09
コメント(2)
皆さん、こんばんは。今日はオークションサイトイーベイ(eBay)のセミナー(7 Days to Cash Flow)に参加してきました。アメリカでのオークションビジネスを知ることができ、とても興味深かったです。インターネットのポテンシャルを改めて実感させられました。 ■Ebayとは 世界中に1億1,400万人のメンバーを持つオークションサイト(日本でいうYahooオークション)。2002年で5000万人のメンバーが2年で倍増。2004年の売上(取引額)は400億ドルで、アメリカの小売業界で11番目に位置する。1999年にコレクションの品が全体の取引の60%を占めていたのに対し、2003年には通常の品物(中古・新品含め)が87%を占めるようになった(←小売としてのオークション) ■”まじ”なセラー(Serious Seller)の特徴 1. パッキングとシッピングの効率化 ・無償のパッキング箱 ・ 保険のディスカウント ・ 輸送コストの自動算出 2. オークションを単純化 ・規約(支払い方法・輸送・保証)は既に登録しておくこと。 3. どのようにオークションの利益を増やすか知ること ・ギャラリーオプション(25セント)をつかうこと(←価格11%、ビッドが13%増加する) ・写真のクオリティー(バックグラウンド、フラッシュを使用しない) ・説明書きは大文字を使わない(威圧感がある) ・キーワードを集めたタイトルにすること。NeverでBeatiful, WOW, Lookをつかわない(←だれもこのようなキーワードで検索しない) ・正しいカテゴリーに出展すること。 4. 売れる商品の見つける方法を知っていること ・ シッピングを担当してくれる卸売とコンタクトを取る。(www.auctionadviser.comを利用) ・ミススペルを探せ(←ミススペルは誰にも検索されず競り落とせる為、掘り出し物が見つかる。Ex Labtop、Camras) ・ヤードセール/フリーマーケット(←携帯で連絡をとりあい、Completed Listingの検索を利用し、いくらくらいで取引されたか調べ、掘り出しものをさがす)このセミナーに参加して、オークションビジネスのポテンシャルを感じました。卸売がEbayのセラーとのビジネス関係を築くという考え方は、私にとっては新しかったです。 1. Ebayのセラーは卸売価格でプロモーション 2. 取引が成立し、バイヤーがセラーに支払い 3. 支払い確認後、卸売の倉庫が直接バイヤーに配送 4. バイヤーが卸売に支払い卸売・メーカーは商品説明・タイトル・写真などはすべて用意。セラーは卸売のサイトにアクセスし、ワンクリックでEbayに出展できます。セラーは仕入とシッピングの手間を省けくことができ、インターネットでビジネスを行う。このような進んだシステムはまだYahooオークションでも行われていないのではないでしょうか。これからはインターネットを通じて、メーカー・卸と消費者の距離がどんどん縮まっていくような気がします。小売業界が変わりつつあります。
2004.10.08
コメント(1)
皆さん、こんばんは。アメリカでの医療保険料が急騰しています。雇用者保険料は今年で11.2%増え、4年連続、2桁の伸びで増え続けています。去年アメリカ人は約1兆6000億ドルを医療保険に支払い、国内総生産(GDP)の約15%を占める巨額な保険料を支払っています。昨日のエドワーズ副大統領候補の話では、保険を支払えない国民は去年だけで500万人増え、合計4500万人の国民が健康保険を受けられない状態です。アメリカでは扶養家族という考え方がないため、多くの企業(とくに中小企業)は従業員(Employee)のみの保険を支払い、残りの家族は自己負担となります。したがって、来月子供ができる私たちにとって高騰する保険料は切実な問題です。 現在かみさんの健康保険料(自己負担) → 月々432ドル 来月子供が生まれると。。。 かみさん+子供の健康保険料 → 月々516ドルお前はアホか!と叫びたくなりますが、これは現実です。■ 保険料急騰の原因アメリカの日系雑誌Front Line(No.230)に健康保険料急増は15の病気が原因という面白い記事を見つけました。「エモリー大のケネス・ソープ教授(健康経済学)が370種の疾患を追跡した結果、1987年から2000年にかけて上昇した保険料2000億ドルのうち、56%を15種の病気が占めていることがわかった。さらに、保険料上昇にもっとも影響している5種の疾患が増加分全体の4分の1を占める」と書かれていました。 1位 心臓病 2位 肺疾患 3位 精神病 4位 がん 5位 高血圧■ デブを大量生産するアメリカのつけ上位の病気のうち一部は健康管理を徹底すれば予防できます。不健康にする要因として(1)車社会からなる運動不足、(2)栄養バランスの悪い食生活(+食べすぎ)が挙げられると思いますが、私はデブを大量生産するアメリカ社会に問題を感じます。 食いすぎのアメリカ人 以前の日記(08.12、09.04)にも紹介した”ドラえもんみたいな体系をした経理のおばちゃん”がいい例ですが、健康に気を使ってダイエット食品(ローカロリー、ローファット)を食べるのはいいですが、食いすぎては意味がない。 大食を促進する食品業界 レストラン業界は、単価を上げるためなのか大量の飯を提供します。もうこれ以上食えないという満腹感(私にとっては気持ち悪い)を提供するのがサービスの基本なのか。 濃い味が好きな狂った味覚 スーパーで売るケーキは甘すぎ、レストランでは濃ければいいという味付け、市販される冷凍食品などはしょっぱい。素材を生かした味付けなどみることはできません。アメリカの食文化なのか、すべての味付けにセンスなし。これだけ多くの肥満の人々を街中でみるとただ単に個人の問題とはいえず、食品業界などをふくめたアメリカ社会全体の問題といえます。社会が不健康な人間を作り出し、そのつけが健康保険料の高騰となるこの社会。私たちはこの社会で生きていかなければいけないのか。この先を考えるとちょっとブルー。
2004.10.07
コメント(5)
皆さん、こんばんは。今日、副大統領候補のテレビ討論会(チェイニーVS.エドワーズ)が行われました。今回も大統領のテレビ討論会と同じルール(両候補者120秒、90秒、30秒と同じ発言時間を与えられ、司会者のみが質問をする)で行われ、90分間ぶっ通しのディベート大会。前回の大統領テレビ討論会とは違い、イラク戦争・安全保障から国内政策・同性愛結婚まで幅広く討論され、とても興味深い内容でした。。 ■ イラクと9.11 エドワーズ:「9.11のテロリストとイラクの関係があると誤って示した」と非難。 チェイニー:「9.11とイラクに関係があるとは今まで示してきていない。イラクの過去の実績がテロリストの関係を証明している」 (コメント: 9/14/2003のテレビインタビューで「イラクでの成功の定義」の質問に対し、チェイニーは「9.11に関与したテロリストのベースを攻撃すべき」と発言。今回の発言と完全に矛盾しています) ■ ハリバートン(Halliburton) チェイニーのが2000年までのCEOであったハリバートン社に関して エドワーズ:「75億ドルの競売なしの政府契約(no-bit grovernment contracts)をハリバートンは受けるべきでなかった」 チェイニー:「根拠のない質問を投げかけることで、国民を困惑させようとしている」 (コメント: チェイニーを弁護すると、GAO(General Accountability Office) に2004/6のレポートによると、「要求された期限にサービスを提供できるのはハリバートン社のみであった」とし、競売なしの政府契約(no-bit grovernment contracts)は合法という見解を示している) ■税制 エドワーズ:共和党の減税策に賛成できないわけとして「年収25万ドル以上稼ぐ人に対して減税をやめ、中間層に対しては減税を継続する」 チェイニーは減税を継続することにより、より自由に暮らせる国を実現するという内容(だったと思います) (コメント: エドワーズは国の財政赤字(2004年で2370億ドルもの財政赤字を削減しなければならないと踏み込んだ議論で、国の財政を健全化して巨額な負債を将来の子供達に残してはいけないと発言したことは評価したい) ■ 同性愛者結婚について ブッシュ大統領は同性愛者結婚について禁止する憲法改案を提案していうことに対し エドワーズ:「同性愛者結婚は認めるべきでないが、憲法で禁止することではない」 チェイニー:「大統領をサポートする」とのみ言及。 (コメント: チェイニーの娘さんがレズビアンとは知りませんでしたが、エドワーズは「レズビアンである事実を喜んで受け止め公表しようとする副大統領と奥さんに敬意を表する」といいました。「温かい言葉をありがとう」とチェイニーが答える場面が印象的でした)当然のことならがらチェイニーは現在政権を運営しているわけですから、今まで行った決断・行動の正当性を主張しなければなりません。しかし、エドワーズのブッシュ政権の批判に対し、いかに正当であるかというポイントが少ないため非常に弱い印象が残りました。また、ねこぜで姿勢が悪く、チェイニー特有の早口で間の取りかたががうまくないため、伝わりにくいプレゼンでした。一方エドワーズは、ブッシュ政権の批判をするともに、自分達であればどのような政策をとるか違いを明確にしていました。とくにヘルスケアーのトピックでは、「処方薬の輸入合法化」で製薬会社に対して薬代のディスカウントを図り(製薬会社を敵に回し)、国民に目を向けた政策をする。健康保険料高騰の原因となっている訴訟を減らす為、弁護士の規制を図るとも明言。また、表情、ボディラングイッジ、話す速度、間のタイミングを上手に使いこなし、非常に伝わりやすいプレゼンでした。ディベートのスキルという点から言えば、エドワーズが1枚も2枚も上手だったといえるのではないでしょうか。
2004.10.06
コメント(1)
皆さん、こんばんは。 先週の木曜日(9/30)に、米大手製薬会社メルクは関節炎処方薬バイオックスの生産中止と市場回収を発表しました。18ヶ月の社内臨床検査で、バイオックスを飲み続けた患者の方が心臓発作や脳卒中になるリスクが2倍になるという結果を受けての判断でした。 2003年のバイオックスの売上は25億ドル(2775億円)でメルク全体の11%を占めます。このリコールの損失は、今年の利益の20%を食いつぶしてしまうといわれています。 ■ 6日間にわたる25億ドルの意思決定 ~ 臨床結果から記者会見まで この巨大な市場から手を引くという決定は会社にとっては辛かったと思いますが、危機管理という面でマネージメントの意思決定はとても早かったです。ウォールストリートジャーナル(10/1付)によると、臨床結果から記者会見まで、なんと6日間。臨床結果から記者会見までの経緯を追ってみました。 9/24 研究開発責任者(Dr. Kim)はメルクCEO(Gilmartin)を呼び出し、臨床結果を報告。 Gilimartinは「患者の安全性に関し何がベストの対応か考えて欲しい」と言う。 9/25-9/26 社外に調査依頼し、臨床結果が正しいか再確認を実施。 メルク幹部は医療専門家(25名ほど)に対応の相談。警告ラベルを表示しバイオックスを市場に残すという意見と、リコールを提案した意見があった。他社の薬で受け入れられると判断し、Dr.Kimは後者を選択。 9/27 経営幹部がミーティングを開き、対応を検討。 9/28 取締役会でDr. KimとCEO Gilmartinは3時間半に及びバイオックスの臨床結果を報告。 協議した結果、全会一致でリコールを承認。 9/30 記者会見で、リコールを発表。 会見後CEO GilmartinはCNBCで生インタビューを受ける。 患者の安全性を最優先に考えた決定や会社の健全性について語った。 本来は安全だということを証明するための臨床実験だったと思いますが、会社にとっては予想外の結果であったと思います。当事者にとっては忙しい1週間だったと思いますが、25億ドルの意思決定を6日で決断する危機管理体制には驚きました。 発表した当日の朝、CNBCでのCEO Gimartinの生インタビューを見ました。「患者の安全を最優先した決定に満足している」と堂々とした彼の回答に目を見張りました。情報公開を積極的に行うことにより、消費者(患者)の信頼を得るのでしょう。 会社に都合の悪いことは隠すという○○自動車の経営者とくらべると、危機管理体制のクオリティーは比べものになりません。警告ラベルを表示してリコールを回避する選択があったのでしょうが、患者の安全性を最優先した今回の意思決定は評価できます。
2004.10.05
コメント(2)
皆さん、こんばんは。今日は4回目のマタニティークラスに出席してきました。■ マタニティーブルー「みなさん、ストレスをどのように発散するか話し合ってください」。マタニティークラスの先生は3組ずつのグループを作り、ストレス発散方法についてディスカッションし各グループが発表した。 寝る 話す 運動する 買い物する お笑い番組をみる 旦那にあたるストレス発散方法はさまざまでしたが、今日のトピックは出産後のマタニティーブルーについてでした。産後の母体はホルモンの急激な変化するのにくわえ、慣れない育児への緊張、不安からうつの状態(マタニティーブルー)に陥ってしまうそうです。ひよこクラブによると 、51%のママがマタニティーブルーになっているのですから、アメリカの生活になれていないママでしたらなおさらです。講師のナースの話では、出産後に急に家事をしない、子供の面倒も見ないという兆候が見られたら要注意だそうです。それに対してやはり旦那のサポートが不可欠のようです。旦那は家事や育児を手伝ったり、かみさんを褒めてあげるなどのやさしいサポートが必要なんだそうです。出産まであと1ヶ月ですが、そろそろ私も心の準備を始めないと。今日は、洗濯・掃除・食器洗いをやりました。いい旦那でしょ?
2004.10.04
コメント(6)
皆さん、こんばんは。9.8.04日記でご紹介したかっぱ顔のH君の続報です。 今日事務所のパーツ在庫の棚卸作業行ったのですが、1日バイトでかっぱ顔のH君に手伝ってもらいました。いろいろ近況を聞くことができとても興味深い話を聞けました。 ■祝(???) 日系貿易会社に就職 9月中旬に日系貿易会社の面接が行われ、「ビザのスポンサーになってやるから、もうちょっと英語を勉強しろ」と社長にいわれながらも、かっぱ顔のH君は採用が決まりました。自分でも自信がないと言っていた英語力は問題はあるのかもしれませんが、それでも採用が決まりました。やはり4年間の職歴は就職活動ではとても有利になると思われます。 就職した貿易会社は、アメ車などを日本へ輸出するビジネス。仕事がはじめって2週間が経つのですが、働いてみて会社の内情にがっかりしたそうです。社長はワンマン体質で、毎日のように社員を怒鳴るそうで、社員は皆黙々仕事を行う環境だそうです。社員は入っては長続きせず、人の入れ替わりは早いらしいです。かっぱ顔のH君は自分の選択に迷いを感じているようでした。 ■ 職歴を持った人がアメリカで仕事をする悩み かっぱ顔のH君のようにアメリカで仕事がしたく、日本で仕事を辞め留学を決意する人は多いそうです。ビジネスコースを取ったカレッジの友達でそのような人は結構いたそうです。プラクティカルトレーニングビザを取得後、就職活動した友達は職歴があるためほとんどが就職できたそうです。しかし、仕事をはじめたあと友達と連絡をとると、「ほんとうに自分がこれ(今の仕事)でいいのか」と悩む人は多いそうでうす。 職務経験を求めてアメリカ留学し希望通り仕事をゲットできる人が、なぜ悩むのでしょうか? H君の学校の友達は、広告代理店を辞めアメリカ留学し、卒業後トーランスにある広告代理店に就職が決まりました。しかし、働いてみると日米の広告のレベルの差にギャップを感じたそうです。その人が求める広告を会社に提案したそうですが、その会社社長はこのようにコメントしたそうです。 「あなたの求める広告は、求める理由も分かるし、レベルも高い。こっちの広告のレベルが低いことも分かるが、ここにはここのやり方や方法があるので、こっちのレベルに合わせてほしい。」 社長がいいたいことは郷に入れば郷に従えということでしょうか。しかしその人にしてみれば、昔と今の仕事を比べると大きなギャップを感じるのではないでしょうか。H君もうちの会社で働いていた当時は、いやでいやで仕方がなかったのに、今の仕事と比べると天職のように思えて仕方がないと言っていました。アメリカであれ日本であれ、自分の理想と現実にギャップを感じるはずです。留学することは自分の変化を求めていることですから、そのギャップが変化するのは当然だと思います。そのギャップを自分で理解し乗り越えようとしてこそ、成長できるのではないでしょうか。私も日々悩み葛藤しながら自分と戦っています。皆さん、がんばりましょう!
2004.10.03
コメント(0)
イチロー記録達成おめでとう! スポーツ番組(ESPN)で記録達成のニュースを見ましたが、画像とコメントを含めても全部で6分くらいのもの足りない放送。。。 しょうがなく、MLB.comのビデオを繰り返し5回見ました。 本当にすごい。この歴史的記録の239-243安打を生で見れたのは最高の思い出となると思います。 感動をありがとう!
2004.10.02
コメント(1)
皆さん、こんばんは。夕方6時から大統領選テレビ討論会(ブッシュVSケリーの直接対決)がおこなわれました。有権者の18%がディベートの内容で投票者を決めるといわれているため、大統領選のビックイベントでした。全3回にわたって行われるディベートの一回目。テーマは「外交・安全保障問題」について論争が行われました。たとえ政策アドバイザーが両者をサポートしているとはいえ、原稿なしのディベートは迫力がありました。間違った発言が選挙の行方を左右する緊張感の中で、言葉を選んで5000万人の国民にメッセージを伝える戦いといえます。コマーシャルなしの90分間ぶっ続けディベートはとても見ごたえがありました。両者の主な主張は下記のとおりでした。 ■ケリーの主張 イラク戦争について、ケリーはイラク戦争で「重大な判断ミス(Colossal Error)」をブッシュは犯したと非難した。2,000億ドルものコストをイラク戦争に浪費し、このコストを国内政策の社会保障や安全保障政策にあてることができた。国連の査察を続けることにより、イラク侵略を遅らすことができ、正しい判断ができたはずだ。戦争は最終手段だといって国民を誤った方向に導いた。戦争は最終手段ではなかったのは国民が知っている。 当時イラク戦争を支持したことについては、 フセインは脅威であったと認めながら、問題は脅威に対して何をするかだと主張。戦争についての議論は間違えていた。しかし誤ったイラク侵略を選択した大統領とどっちがわるいだろうかと疑問を投げかけた。「主張に一貫性がない」とブッシュの批判には、自分の主張は間違えを正しい方向(政策)に持っていくことであり、筋の通った主張を続けていると反論した。 ■ブッシュの主張 イラク戦争について、フセインは脅威であり、アメリカを守るための決断は正しかったと主張。イラクは自由(Freedom)を必要としている。ケリーの一貫性のないメッセージ(Mixed Messages)をイラクで奮闘するアメリカ軍に送ると、(イラクの)目的を達成することはできなくなってしまう。先制攻撃(Preemtive War)の定義ついて、「アメリカを守るために行うこと」ブッシュは守りが目立ち、あまり印象の強さでは欠けるものでした。基本的に「ケリーは一貫性がない」と「イラク戦争の決断は正しかった」との一点張り。テロリストをFolks(家族、親族)と単語をミスったり、精彩を欠いた論調であったような気がします。先制攻撃についても、アメリカを守る為であれば戦争をしかけることができるという論理は納得できませんでした。一方ケリーはブッシュと比べるとメッセージ性がありました。現状の問題を的確に提起し、未来を語る議論は論理的でブッシュよりインパクトがありました。一貫性がないという批判に対しても、「ミスを認め正しい方向に修正すること」と回答。ベトナム戦争で戦ったが誤りだと気づき、反戦運動を行ったという過去のストーリを例にあげたことにより、より主張に信頼性をあげたように思えました。このディベートがアメリカ人対してどのように影響を与えたのか、のちの世論調査がとても気になります。
2004.10.01
コメント(6)
全26件 (26件中 1-26件目)
1

![]()
