2024.03.30
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テーマ: 日常(2747)
このたびの一連の「紅麹」にまつわる事件、
2024年3月29日現時点においては

・「プベルル酸」という物質が検出されました。
・それが人体に対して悪い作用をしたのではないか。

という 可能性 が出てきたと発表されました。



 そもそも「プベルル酸」とは何ぞや

​画像はWikipedia「プベルル酸」の項より​


医学薬学生物学化学、どれにも素養のない私にとって
「プベルル酸」とやらは初耳の言葉。

これは何ぞや と Wikipedia さんに尋ねてみても、
回答ははかばかしくないどころか、





※ 参照   Wikipedia ​ 「プベルル酸」 の項



その簡潔さを
さらに素人の私向けに簡潔に解釈してみると、

「プベルル酸」 とは

アオカビ属(ペニシリウム属)が産生する化合物
・グラム陽性菌に対する殺菌作用がある
・毒性が非常に高い

というもので、

例えば 「マラリアに効果があるものの毒性が強くて使用できない」
という感じのものらしい 怖い


 アオカビ属


…と、そこでちょっと気になったのが
「アオカビ属(ペニシリウム属)」 という言葉。


例えば先日の日記 「発酵食品。な話。」 にて

>アスペルギルス属のフラブスが猛毒を生成することで
>同じアスペルギルス属のオリゼーまで疑われちゃったyo

という「もやしもん」のエピソードをご紹介しましたが、

このアスペルギルス属のオリゼーが


今回問題となった 「紅麹」 の菌は
このアスペルギルス属でも
もちろんペニシリウム属でもなく、

日本の麹と同じく

モナスカス属 という種類。


というわけで、
今回のこの問題はどうやら、

『なんで紅麹から「プベルル酸」とやらが検出されたの

という疑問に行き着いたところまで来た模様。

※もちろんまだこの「プベルル酸」以外に
 何らかの原因があった可能性も残っています…
 それはそれで怖い




 この事実で何について怖いと思ったのかと言うと。


この事件の調査結果が、例えば

「衛生管理が行き届かずに
 どこかの時点でアオカビが発生するなどして

 「プベルル酸」が混入してしまった」

ということならば、
原因から結果までの出来事が理解できますし
何が問題であったのかも理解しやすいのですが。


可能性はかなり低いけれど
もしもこれが、

「モナスカス属の中にも「プベルル酸」を産生する種類があった」とか
「モナスカス属の中から「プベルル酸」を産生する種類が発生した」とか

そういうことだったとしたら、これは

これまで安全だと思っていたものが
実はそうではないかもしれない。
そうではなくなってしまったのかもしれない。

という、非常に怖いことなのではないかと思うわけであります…。
『これはありえない』とはっきり否定されることを望んでおります…


考えられていた以上に大問題になりつつある
今回の「食の安全性」にまつわる事件、

一刻も早い原因究明と
ご不幸になってしまった方への祈りと、
治療中の皆様のご回復を願うばかりであります…


私もコレステロール値が高く
現在も投薬中の身でありますので、

もしこれがもっと軽い異常値だったら
サプリメントと食事で治療をと考えていたと思うと
これは本当に他人事だとは思えないことなのでありますよ…





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最終更新日  2024.03.30 17:28:09
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