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昨年から工事をしていた物件の竣工が近づいてきた。この建物の特徴の一つ、ローコストについて書いてみたい。かなや設計で設計する建物では、ほぼ全ての物件で相見積(あいみつ)もりを行う。相見積もりとは、どういう事かというと、設計事務所が設計図面(設計図書)をつくり、その同じ図面を別々の施工者に見積りをしてもらい、それぞれの工事金額を比較するのである。同じ図面で見積もるのであるから、同じ性能、同じデザイン、同じ広さの値段が出てくることになる。ここで不思議なことが起こる。同じ建物の見積もりなのだから、どの会社が見積もっても同じ値段が出てくるかというと、そうでは無いのである。見積もる施工者によって結構違いがある。今回の建物では、7社に相見積もりをしてもらい、約7000万円~9500万円まで開きがあった。3割以上の開きがある。今までの経験から言うと、・改修工事では開きが大きい。・建築の景気が悪いと開きが大きい。・相見積もりの業者が多いと開きが大きい。という傾向があった。今回の3割以上の開きは、開きとしては大きい方である。相見積もりをしない場合の工事金額がいくらなのかはわからないが、1社に特命(とくめい)で見積りをお願いすれば、高くなるということは想像できるのではないだろうか?なぜ3割以上も工事費に開きがあるのか?この秘密については、次回、書こうと思う。相見積もりで建てた納得価格の町工場のオープンハウスを開催します。6/5(日曜日)10時~15時に、お施主様のご好意により、オープンハウス(お披露目)を行いなます。見学希望の方は、かなや設計金谷までメールの件名に「オープンハウス見学希望」とお書きの上、送信してください。詳しい案内図を送ります。LDKの吹き抜けとラセン階段寝室の壁面収納柱のない工場。作り付けの材料棚と上部のものを取る可動式の階段かなや設計
2011年05月31日
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墨田区北部の密集市街地に昭和25年から続く町工場の建て替えです。既存の町工場は、古い建物のため耐震性に不安があること。夏暑く、冬寒いこと。工場経営者の住居との併用建物であるため、高齢である親世帯のためのバリアフリー対策などの課題がありました。これら、墨田区の町工場が抱える課題を解決するために、設計と施工を分離してすることで、コストを抑えながらの建て替えを実現しました。■コンセプト・大地震の後も稼働し続ける町工場。 →鉄筋コンクリートの耐震構造・省エネと省コストを両立。 →自宅で発電の燃料電池を補助金を使って導入・高齢の親世帯に配慮したバリアフリー環境の実現。 →ホームエレベーター・職住一体の快適な住環境 →花火が見える広いスカイテラス・安くて良い建物 →地下34mの鋼管杭+鉄筋コンクリート造で工事費72万円/坪■建築概要・建築場所:東京都墨田区八広(京成曳舟駅より徒歩8分)・地域地区:準工業地域、準防火地域・敷地面積:198.35m2(60.00坪)・建築面積:157.22m2(47.55坪)・述べ面積:307.85m2(93.12坪)・構造:鉄筋コンクリート造、地上3階建1階が工場、その上はテラスになっています。雨水利用のタンクを設置しているところです。隅田川の花火大会、スカイツリーが見えるスカイテラス。コンクリート製の流しをつけました。6/5(日曜日)10時~15時に、お施主様のご好意により、オープンハウス(お披露目)を行いなます。見学希望の方は、かなや設計の金谷までメールまたは電話で連絡してください。所在地の地図をお送りします。kanaya@k-sekkei.netかなや設計
2011年05月29日
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最近悩んでいることがある。うちの息子が通っている墨田区の保育園のことである。震災以前は、気にならなかったのだが、東日本大震災の後、息子の保育園の迎えに行ったとき、壁を見ると、ひび割れが入っている。正面の壁面をかなり縦横無尽に元気良くひびが入っているのである。まあ、一概にひび割れといっても、大きな問題の無いひび割れもあるのだが、ここのひび割れはかなり気になるひび割れなのである。・柱を横断するようにひび割れが入っている。・梁(柱と柱を横につなぐ部材)の部分にも梁と平行にひび割れが入っている。・ひび割れの幅が大きい、5mm程度はあるので、たぶん向こうまで貫通している。・園長によればこれらのひび割れは3/11の地震より前からあるとのことなので、ひび割れから雨が入り鉄筋を腐食させ続けていると思われる。保育園の耐震性が低いということは、もし、地震が来て倒壊したとき、未来のある小さな子供たちをわざわざ危険なところに集めて殺しているようなものではないか?しかし、日本は何度も何度も地震があり、痛い目にあっているのに何故こうも、危険な建物がほったらかしなのかと不思議に思う。こういった問題が一向に解決しないのは、耐震性の確保が厳しく求められるのは新築の場合のみであり、既存の建物に対しては、法的な面でも、技術的な面でもほとんど有効な対策が取られていない状況にあるからである。人の命を預かる建物の耐震性の強化をもっと真剣に考えなければならない。柱と梁がつながる部分に、幅が5mmほどのひびが入っている。柱を横切るようにひび割れが入っている。かなや設計
2011年05月24日
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