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スカイツリーの見える住居併用町工場が、完成した。構造は鉄筋コンクリート。墨田区は地盤が悪い。そのため、建物を軽くして杭に掛かる費用を抑える必要から木造や鉄骨造の建物が多いような気がする。しかし、今回は、施主の強い要望もあり、鉄筋コンクリート造にこだわった。それは、工場から出る音を周りに出さないようにしたいという配慮と、コンクリートの持つ堅牢さからだ。軽くて強い建物と(木造や鉄骨造)、重くて強い建物(鉄筋コンクリート)、どちらも同じように強いのかというと、そうではない。地震などに対してはどちらも耐えるが外部からの衝撃に対しては重い建物(鉄筋コンクリート)のほうが強い。今日は、カメラマンの内木さんに朝から写真を撮ってもらった。あいにく曇りだったり、点くはずの照明が点かないため夜景がうまく撮れなかったりで、もう一回来て撮影するとのことになってしまった。実は今日の前に、もう2日も来てもらっているので、大変なご苦労なのである。夜景の撮影に立ち会った合間に自分でも写真を撮ってみた。かなや設計
2011年06月14日
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既に建っている建物は、どれだけ安全にできているのでしょうか?一つの目安として、その建物の建設年次を調べるとわかります。建築基準法の耐震性に関する法規は、大きく2回改正されています。 ・1971年(昭和46年)6月17日施行 ・1981年(昭和56年)6月1日施行です。現在の耐震基準は「新耐震(しんたいしん)」と言われ、1981年からほとんど変わっていません。そして、この新耐震に適合した建物は、1995年の阪神淡路大震災でも、今回(2011年)の東日本大震災でも、その安全性が確認されています。ですから、1981年以降にできた建物は、おおむね安全と言って良いわけです。正確には、1981年6月1日以降に確認申請を出した建物が安全ということになります。しかし、これより前にできた建物が全て危険というわけではありません。耐震診断して安全性を確認した建物であれば、一応安全なことになっています。ですから、建物を買ったり、借りたりする際は、この辺りの事を不動産屋さんにきっちりと確認して見ると良いでしょう。不動産屋さんの義務である「重要説明事項」として、建物の耐震性についてしっかり説明をすることになっています。しかし、ここからが問題です。私自身、体験して驚いた事例で説明します。これらの事がしっかり守られているのか?また、一般の売買ではどのように取り扱われているのかを確認するために、5年程前、自分が借りて住んでいたマンションの一室が売りに出されていたので、不動産屋さんに聞いてみました。ちなみに、このマンションは区の補助金をもらい耐震診断をし、基準の半分以下の耐震性しかないことはわかっていました。「このマンションは耐震性は大丈夫ですか?(金谷)」「1.鉄筋コンクリートなので、大丈夫ですよ(不動産屋さん)」 (即答です。普通の人ならここで、安全って思ってしまうのではないでしょうか?)「でも、耐震診断とかしているかどうか、管理人さんに聞いてみてもらえますか・(金谷)」(食い下がってみました)「判りました(不動産屋さん)」(ちょっと不満げでした)後日連絡が来て 2.管理人さんに聞いたのですが、耐震診断をして大丈夫だったとのことですよ(不動産屋)」「そうですか。では、その資料を見せてもらいたいのですが、よろしいですか?(金谷)」「判りました(不動産屋さん)」(その後、不動産屋からは返事がありませんでした。)3.耐震診断の結果を見て安全性を確認してから、物件の購入、または賃貸契約となります。上の1、2の不動産屋のごまかしをかわし、3まで、確認できて初めて安全性の確認ができます。はたして、一般の方がこのプロセスを踏むことができるでしょうか?心配です。ちょっと寒気のする話です。世の中ってこんなにいい加減なものなのかと思いました。実は、似たような対応が、あちこちでなされているのを経験しました。実際に、地震が来て、がれきの下敷きになってから、「あの時の不動産屋、だましたな」と思うのでしょうか?それとも、大破しないまでも、中破程度で、不良資産となって、住めない、売れないマンションのローンを払い続けるのか?いづれにしても、とんでもない話です。(2011.6.12)参考URL 国交省 マンションの耐震性についてのQ&Aについてかなや設計
2011年06月12日
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東京都防災ボランティアの講習に参加してきた。自分が講習を受けたのは、応急危険度判定員になるための講習である。これは、大規模な地震等があった場合、建物の危険度を判定し、建物に「危険」「要注意」等の判定をし、余震等による建築物の倒壊、部材の落下等から生ずる二次災害を防止し、都民の安全の確保を図るための講習である。応急危険度判定員には、建築士(一級、二級、木造)の資格を持っている者がなる。会場は、都庁の大会議場。遅れ気味だったので全速で走ってぎりぎりに到着すると、定員200人と聞いていたが、満員であった。都の方の説明によると、今日の出席者の倍以上の応募があったとのこと。震災への関心の高さ、震災に対して自分たちも何か貢献しなければという意気込みが感じられるようであった。今後30年に大地震が東京に来る確率は70%と言われている。東京にも、いづれ大地震が来るのは分かっているのだが、応急判定員の出番が今後永久に無いのが望ましいのは言うまでもない。できれば、地震は来てほしくない。地震が来て欲しくないから、何もしないのではなく、来た時に備えて今できることを少しでもやっておくことが必要なのである。起こってからできることは少ない。地震の起きる前にできることを今やる。まさに防災である。同じ思いの建築士が、こんなにもいることにうれしい思いがした。鉄板の入った靴を買いに行こう。かなや設計
2011年06月09日
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