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「アバターの正体」遊んでいる人にはなじみの言葉でしょうが、ドンら、FBIのメンバーと同じく、MMO、ARGと次々に出てくる用語に「?」です。(笑)それでも個人的にオンラインゲームはほんの少しするので、これがリアルマネーを生み出す宝の山だというのは、何となく理解できます。目的を達成するためなら何でもする人がいても、不思議ではないですね。ところで、チャーリーとドンはそれぞれ恋愛関係で対照的な状況になってきました。ここはアランの出番かな?ビルの屋上からカンザスの検察官ピーター・ウェイバンが落下し死亡する。屋上に置いてあった箱からトランプや人形が見つかり、壁には2次元バーコードが描かれてあった。現場に侵入したアンソニー・ブラクストンによると、これらは多人数同時参加型オンラインゲームの「プライマシー」のアイテムやキーで、ウェイバンはそのプレーヤーではないかという。彼らはプレーヤー同士で「同盟」を組み、100万ドルの賞金をかけたイベントで闘っていた。このゲームはアミタも学生時代からプレイしているので捜査に参加し、チャーリーがプレーヤーの暴力的な傾向を分析することになった。屋上にあった人形から検出した指紋は、ブラクストンのもので、先に現場にいたことがわかる。実はブラクストンはウェイバンと会いたいと思って会いに来たが、断られたという。その、ウェイバンは汚い罠をしかけて相手を待ち伏せする「シャドウハウンド」と闘うつもりだと言っていたと言う。このゲームの開発者「ビンキー」によると、宝探しに参加している人数は5~6000人ほどいるらしく、個々のデータを渡すことはできないという。ゲーム上のプロフィールなどを使って接触した者や同盟のメンバーを当たるが、全員アリバイがあった。しかし、シャドウハウンドのメンバーに連絡の取れない者が多く、調べるうちに架空のIDでアクセスしている者が多いことが判る。宝探しゲームでも、最近シャドウハウンドの他の同盟が次々と脱落していく状況で、誰かが他のアバターを操っているのではないかという。アミタはシャドウハウンドのアバター、スペクターと接触することに成功し、IDが判明したためチームは自宅へ向かう。ところが、登録上の本人フランク・リガートは感電死しており、自動プレイ状態になっていた。スペクターと闘ってお守りをゲットし、宝のヒントとなるGPS座標を得たアミタらは、現場へ向かう。すると、川の水が放出され、グレンジャーが流されてしまう。スペクターはアミタを殺すつもりだったと思われ、リガートのメールの中に新しいゲームを作るための資金を調達する目的でこのゲームに参加していたことが判る。FBIはスペクターとおびき出すために、ミラーサイトを作って対戦し、現れたスペクターとアミタが闘ってアミタがスペクターを倒してしまう。その後、アミタの個人情報を調べ上げたスペクターは、ゲッとしたキーを渡すように脅してくる。チャーリーがテレビ出演している間に、アミタがおとりとなってスペクターに会いに行く。スペクターはアミタに仲間になって新しいゲームを作らないかと声をかけるが、アミタは断りもみ合いになってFBIが突入する。犯人はゲーム会社の元社員でビンキーにビジネスで先を越されたことで恨みを持っていた。チャーリーは本が話題になってテレビのトークショウでインタビューを受ける。また、アミタには一緒に住もうと申し入れ、2人はアランの住む家も含めていろいろと考える。CSI:NYにも「セカンドライフ」を扱ったエピソードがありましたが、やはり捜査官がアバターを使って犯人を探すしか方法がなくて、しかもその前の段階であれこれ説明する部分が長くてあまり面白みを感じませんでした。流行なので脚本家としては取り上げてみたいのでしょうが、何というか表現が難しそうな印象です。それこそ、大ヒットした「アバター」のように、完全に自分が3Dの世界に入り込んで不可能なことを実現するのじゃなければ、映像的に盛り上がらないないのではないかなあ。今回の犯人も元社員ならそちら方面の捜査はFBIなら得意でしょうに。ラリーはついに僧院から大学に戻ってきた。自分のかつての研究室を見たとたん、物に溢れて雑然としているのにショックを受けてしまう。これは判るような気がします。とことんしがらみのない物を持たない生活をしてきたら、価値観が崩れてしまうでしょうね。ラブ×2なチャーリーとアミタに比べて、ドンはワーナー捜査官と別れたばかり。相談相手にこっそり実家に帰ってアランとお昼を食べている。気まずいにしても、一生避けてはいられないし、研修に行かせたって、職権濫用では。(爆)忙しいので仕事絡みの相手としかつきあえないようですが、もう少しつきあう範囲を広げてみては?それじゃ、ドラマにならないか。(笑)
March 4, 2010
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「守りきれなかった命」これは証人保護システムに対する問題点などを指摘するのがテーマだったのでしょうか。犯人を捕まえても、よりビッグな重大な犯罪人を捕まえるために被疑者の罪を問わない事の是非を問う、あるいは担当部署による捜査権の奪い合いが問題である、そういう感じでしょうか。とにかく目が回るようにややこしい話でした。連邦保安官が証人保護プログラムで管理しているリア・ウェックスフォードが自宅でFBIを語る者に射殺される。息子のスティーブも撃たれたが命は取り留める。リアは、保護前に住んでいたアルバータで、夫のジェイクがギャングのボス、アルフレッド・マクガンに対して証言しようとして殺されたため、彼女もまた組織犯罪の証人となった。そして当時は、ドンが事件を担当していた。実はドンはリアと最近何度か外出をしており、リアはドンと食事をして戻った直後に襲われた。そのため連邦保安官のイェーガーはドンがリアの死をもたらしたと非難する。ドンは自分を責めつつ、チャーリーに犯人の範囲を絞るように助けを求める。ジェイクの証言で逮捕されたマクガンは、FBIに対してリアを殺すにしても、スティーブを傷つける理由がないという。目撃情報から暗殺者が泊まっていたモーテルが分かり、現場に急行するがすでに逃げられた後だった。室内から採取した指紋を照合すると、何とこれもまた連邦政府の管轄下にあり、証人保護プログラムを受けているベニー・ナターリだと判る。ナターリはマクガンの部下で、別件で逮捕されたのち、リアの証言でジェイク殺しの犯人とわかったが、マクガンを逮捕するために取引をしてシアトルで自由の身となっていたのだった。ナターリは今もシアトルでドラッグの売買を行っているらしい。FBIはナターリがリアに復讐を図ったと考えるが、どうやって秘密のリアの住所が判ったのか。ワーナー捜査官はリアのファイルに封印されている部分があることをドンに追及。ドンは、5年前リアと関係をもったためにFBIから戒告処分を受けてLAに左遷されたことを認める。今回はリアが上訴をするので久しぶりに会うことになったという。ドンはナターリがリアを殺したのにまだLAに留まっている事に気付き、何か目的があるのではないかという。チャーリーが、ナターリの過去と現在の行動を分析し、監視していた所、ナターリがLAのギャングAP47にコカインの取引を持ちかけていたことが判る。さっそくギャング対策課のフレデリクソン司令官と連絡を取り、AP47のリーダー、ゼーク・ギブスとナターリの両方を捕らえようと待ち構える。しかし驚いたことに、会談場所でギブスはナターリを射殺してしまう。ギブスによると、ナターリは殺し屋でドラッグを取られるというたれ込みがあってこちらからナターリを殺したというが、どうやら誰かにはめられたらしい。フレデリクソン司令官は今度はAP47に対してギブスに証言させるために証人保護申請し、イェーガー捜査官はアルバカーキの組織に対しマクガンと取引したために、FBIは全ての件から手を引かざるを得なくなった。ドンはリアのファイルの封印部分を見た人物がフレデリクソン司令官であると知り、ナターリにリアの住所を教えて殺させ、ギブスには密告屋に情報を与えてナターリを殺させたと考える。ギブスが面会者に渡した画に暗号が隠されている事をチャーリーが見抜き、FBIはギブスが匿われるセーフハウスの場所を突き止めて現場に向かう。ドンらはギブスの手下がギブスを救い出そうとしていたのを阻止し、フレデリクソン司令官殺害の容疑で全員を逮捕したが、フレデリクソン司令官はギブスにしゃべらせなければ今後何千人が死ぬことになる、それはドンのせいだという。ドンはフレデリクソンにリアをスティーブから奪った責任を問う。ワーナー捜査官はリアの件を黙っていたことで、ドンに別れを切り出す。証人保護プログラムはお金がかかるので予算関係で認められたり認められなかったり、という話をドラマでは見かけますが、そんなに簡単に認められるものでしょうか。重要参考人を部署ごとで取ったり取られたりしているのは、まるで個人の手柄を焦っているように見えました。フレデリクソン司令官役は、「24」のビル・ブキャナンでしたね。ところで、冒頭いきなりドンが雰囲気良くデートをしているので「誰?」と思ったのですが、そんな過去があったとは。次々出てきますね。(爆)担当していた証人と深い仲になることによってLAに左遷された、というのも初耳。何よりも母親を奪われた少年スティーブに責任を感じたドンは、終始重苦しい雰囲気で、またその兄を助けたいと思うチャーリーがいじらしい。ドンがイェーガー捜査官に「同僚だけでなく証人とも寝るのか」と言われたのは、何にも言い返すことができませんね。ラリーはあまりに来客が多いので僧院から追い出されそうだという。ということは、やっと現実に戻ってメーガンと付き合いを再開するのか?そういえば、今週はメーガンもアミタもお休みでしたね。チャーリーの例の素人向けの本ができあがったということで、書店でのサイン会が始まるのですが、お客が一人もいない。アランが気を遣ってまとめ買いして知り合いに配るという。この辺は泣かせる親心ですね。(笑)
February 25, 2010
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「ロビン・フッドの誘導」LA市警のウォーカー警部補が再登場。復帰してもまだぎくしゃくするシンクレアとグレンジャーの間を気にしたりして、世話焼きなんですね。捜査権を争った最初の頃を思えば、ドンとはすっかり仲良しになりました。裕福な顧客のためのプライバシー重視の個人銀行で強盗があり、犯人グループは壁を破って外部から貸金庫室に侵入し、守衛に見つかって逃走した。FBIと市警が現場を調べるがどの貸金庫が開けられたのかわからない。数千の貸金庫には合い鍵はなく、利用者の指紋が唯一の鍵となる。利用者の指紋が手に入れられる立場にあるものが犯人ではないかと考え、チャーリーは貸金庫内の犯人の手の動きを予測する。一番先に金庫を開けられたピーナーは預けたクルーガー金貨5枚を奪われたと渋々認める。ピーナーは元傭兵で、第2次今後戦争に参加後モナコで姿を消していたという。やがてコインは換金され、全額子供や青少年の育成目的の複数の基金に全額寄付されたことが判る。メーガンは現代のロビン・フッド気取りか?という。次にイラクの古物商で盗品を密輸したのではないかと疑いのあるアリ・カリミも被害に遭い、ドラッグの密輸で手配されているロドリゲスも何かを盗まれたらしい。アリが密輸したと思われる古代のツボは何者かがLAのイラク政府機関へ届け、報奨金は同じ基金に振り込むように指定されていた。またロドリゲスがドラッグの取引を行うというたれ込みがあり、ドンらが監視しているところにロドリゲスが現れて逮捕される。やはり金庫からドラッグを奪われて取りにこいと言われたという。チャーリーは金が振り込まれた基金に共通する施設、プロミス・ハウスを突き止める。プロミス・ハウスは家出人保護施設で5年前に放火で全焼し、基金から立て替えの金が出ていた。銀行の頭取フリシアは顧客の秘密を守るために捜査側には情報を明かさず、直接犯人と取引して金を渡すというので、シンクレアとグレンジャーが後を追うが金を奪われてしまう。その現場で車のナンバープレートが見つかる。ロビン・フッドは何か手がかりを捜査側に示したのか?ナンバープレートは放火の前歴があるアレックス・エバンスの登録で、エバンスはフリシアから依頼されてプロミス・ハウスに火を点けたことを認める。実は、不動産業を営んでいたフリシアが都市開発でプロミス・ハウスの土地を売却しようとして、立ち退かせるために非合法な手を使ったのだという。フリシアは逮捕されるが、強盗犯はまだ捕まらない。FBIはピーナーの身柄を再度洗ったところ、本名スティーブン・バックリーと言って、消防士だった弟がプロミス・ハウスの火災で死んでしまい、フリシアが開発で億万長者になったことを恨んでいたことが判る。ドンはシンクレアとグレンジャーには内緒でバックリーを逃がし、エバンスは証言をする替わりに息子に金を残したいと取引を持ちかける。チャーリーはインドから娘を訪れたアミタの両親と会うつもりでいたが、アミタの父親は交際に賛成ではないらしい。否定されショックを受けたチャーリーはラリーやアランと話をするうちに、自信を取り戻し良い方法を思い出す。グレンジャーが復帰したものの、相変わらずシンクレアとの関係はぎくしゃくとしている。しかし、ドンはあえて介入しない。事件解決後、メーガンが2人を飲みに誘って仲直りさせる。ロドリゲス役の人はCSIマイアミにも出ていたし、おなじみの顔ですね。フリシアの銀行はケイマン諸島の銀行並に、顧客の秘密を守る銀行で、客も犯罪絡みや怪しい輩が多いらしい。このタイプの銀行は「バーン・ノーティス」にも出てきましたね。そして悪い奴らがため込んだ金や財宝をリベンジのために盗んで世のため人のために寄付するという犯人を、ドンの一存で逃がしちゃって大丈夫なのか?大体、銀行に侵入したのは誰だったのかはっきりしませんでした。冒頭、一人だけ捕まった人もどうなったんだっけ?チャーリーはアミタの父親からダメ出しされて、どうしようもない理由ゆえ彼女との関係を考え込んでしまう。意外と自信がないんですね。天才でも人間関係は上手くなくて悩みこむことが多い。相談相手も少ないでしょうし。そう言う意味ではチャーリーにとってパパやラリーの存在は大きいですね。ラリーは宇宙飛行から戻ってからずっと変わってしまった自分と元の世界との折り合いを付けられずにいる。それでも宇宙の神秘に触れると宗教に目覚めたり哲学的になる、という状態から徐々に戻ってきている模様。シンクレアとグレンジャーは今週で元通りと思って良いのでしょうね。
February 16, 2010
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Numerology(数秘術、数霊術)vs.数学、というのはこのシリーズとしたら邪道なのかも知れませんね。でも一度はやりたかったのかも。(笑)目を覆うようなおぞましい連続殺人の意味するものを読み解くには、これまでで一番の?美人教授が出てきました。「レスキュー・ミー」のジャネット役の人でしたね。被害者を拷問する連続殺人が起こり、現場には聖書の言葉と壁には数字のグリッドが残されていた。被害者は点滴で身体の自由を奪われ、呼吸困難を起こしていた。チャーリーはグリッドの数字を見て、フィボナッチ数列だという。しかし、抜けている数字がありそれが被害者の携帯番号だと判る。犯人は電話帳からターゲットを選んでいるようで、次の被害者の手がかりを残しており、3人目の被害者が今現在拷問中であることがわかる。その被害者サッド・エズモンドの妻によると、最近何者かに尾行されていたという。グレンジャーは壁の文字に使われていた金箔の購入者を探る。チャーリーは聖書の数秘術を考慮に入れ、トロウブリッジ教授の力を借りる。アミタは残された文字や数字の組み合わせから暗号を解き、場所を特定する。そこに踏み込んだコルビーとシンクレアは、頭を切り取られたエズモンドを発見する。チャーリーは被害者の名前を見て、キリストの12使徒をもじっていることに気付く。犯人はあと9名殺すつもりなのか?電話帳から残りの9名の被害者を特定するため、アミタがアルゴリズムを組み対象者を絞ったところ、ジョン・ラーナーという男性が行方不明になっていることが判る。ラーナーのクレジットカードの使用歴から本人を発見、全身に大やけどを負っていた。つまり、単に名前だけでなく死に方も12使徒の真似しているらしい。やがて金箔の購入者から性犯罪歴のあるジャレッド・パーの名前が挙がる。ジャレッドは安楽死の薬を盗んで首になっていた。自宅を捜索したところ、ジャレッドは逃走し自殺しようとして何者かに狙撃される。ジャレッドの自宅にはこれまでの拷問を録画した映像があり、共犯者がいるらしい。ジャレッドの妹は兄が集会に連れて行かれ、誰かに利用されたのだと言い、ドンは彼にタトゥを入れた刺青師を探す。チャーリーはこれまでの被害者の発見場所が、エルサレムのキリストの「苦難の道」をたどっている事に気付き、犯人の目指す目的地を探る。すると、3ヶ月前に殺されたマリア・ベラスコの事件が浮かび上がる。これが原点で、マリアの殺害場所にはマグダラのマリアと書かれており、恋人のクレイ・ポーターがDVで逮捕されていたことが判る。ポーターは元海兵隊員で射撃が上手く、ジャレッドを狙った可能性もある。ポーターの自宅を調べたところ、これまでの新聞記事やドンのチームを監視した跡があった。また、ポーターはイラク人拘留者を拷問したという疑いがあった。ドンはポーターを逮捕するが、ポーターは無実を主張し、マリア殺害の捜査状況を見張っていただけだと言う。イラク人への拷問も彼が逆に告発していた事が判って釈放される。やがて、ジャレッドに刺青を入れたトマスがすでに殺されていたことがわかる。彼もまた被害者の一人で、FBIが話を始めに聞いた刺青師のジョン・コルコランが真犯人であることがわかる。連続殺人は「苦難の道」のルートを外れ、自分を復活したキリストだと考える犯人は、最後の被害者を拷問する。チャーリーとトロウブリッジ教授はその場所が「8」を3つ組み合わせた場所だと読み解き、コルコランを逮捕する。しかし、そのコルコランも狙撃される。ポーターが恋人の敵を討ったのだった。メーガンは機密任務でチームを離れている間、グアンタナモで囚人の尋問を手伝っていたことを明らかにする。ドンは晴れてコルビーのチーム復帰を全員に告げる。事件は本当におぞましかったが、1時間のドラマでよくこれだけ複雑な犯罪を取り入れるなと感心します。犯人は本当に凝った事をしますね。被害者の選び方もいちいち「ゲマトリア」と呼ばれる数秘術で被害者の名前や住所を数字に置き換え、人を選び場所を選び、現場には聖書の一節を書く。モーツアルトのレクイエムを流す意味はどこにあったのか。あまり関係ないのじゃ?(笑)ところでチャーリーにとって数秘術などは、数学ではないし「こじつけにすぎない」と始めは批判的でした。でも、その犯人がそのこじつけ動いているとなると、参考にせざるを得ない。ラリーとチャーリーは、宗教と数学の不思議な関係について語り合っておりました。結局、いつものようにアミタのコンピュータープログラミングが大きな力を発揮していましたね。(爆)ところでポーター役のSharif Atkinsが(ERのガラント役)だったので、これは絶対に犯人ではないなと思ってしまいました。今回初めてメーガンが行動分析官としてグアンタナモへ行っていたことが明らかになりました。コルビーが知っていたのはスパイだったから?その時の体験は今も彼女に影響を与えてトラウマになっているような感じでした。聴講生になったパパは学校の宿題をチャーリーに手伝って貰う。良いですね、数学の教授が家にいたらどんな難しい問題も解けるから。(爆)すっかり、親子の立場が逆転しています。
February 9, 2010
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今週は危険な自動車のシティ・レース絡みの事件で数学の出番があまりなく、わかりやすかったです。(笑)その分グレンジャーの気持ちに対するチームの反応もじっくり描かれて、落ち着いて見られましたね。ゲストが「サードウォッチ」ではヨーカスの夫役だったChris Bauerで、この感じだとまた出てくるようですね。コーヒーショップに突然乗用車が飛び込んできて、多くの死傷者が出た。危険な運転をしてカーブを曲がりきれなかったと見られ、若者が車から降りてきたがそのまま意識不明となってしまう。事故車が盗難部品を使った未登録車だったため、ドンらの担当となる。若者の身元はカイル・クリッパードと分かり、顔に酷く靴で踏まれた跡があった。カイルの父親は息子がレースをするような子ではないという。市中で改造車による危険なレースを行っている場所があり、監視カメラがよく壊されていたことから、見張っていたところアーニー・フューラーという若者が逮捕される。アーニーはカイルを見た事はあるというが、アリバイがあると主張する。チャーリーは機械工学に詳しいレイ・ガラスキを紹介し、事故を解析してもらう。ガラスキは事故車の条件ではカーブを曲がれたはずだと言い、他に同乗者がいたのではないかという。インターネットの動画サイトにその事故を撮影したものがアップされ、カイルがトランクから這い出てきたのが写っていた。運転者は別人で事故後逃走したらしい。一方、事故車の部品の中に、3年前にひき逃げ事故で死んだ夫妻のDNAが付着していた。グレンジャーは独自でこの事件との関わりを調べる。レース車が使う特別な部品を売っている店をガラスキが知っているというので、訪ねると店員のフランク・フィッシャーが同じ部品をカイルに売ったという。目覚めたカイルがレースの仲間入りをしたくてトランクに入れられ、運転はフランクがしていたと言うが、それでも重さが足りない。実はアーニーが併走していて、ぶつかったためにフランクの車がカーブを曲がりきれなかったと判る。しかし、フランクはドンたちの捜査網を突破して逃げてしまう。グレンジャーは3年前の事故ではフランクにアリバイがあり、今も夫妻の墓参りをしている者がいるのを突き止める。やがてフランクが他殺体で見つかる。顔にはカイルと同じ靴の跡があり、今回の事件の目撃者が怒りにまかせて殺したのではないかと考えられる。事故の目撃者の聞き込みをやり直したところ、現場に勤めるボビーがかつてのひき逃げ犯で今はフランクに危険な事は辞めるように言っていたことが判る。ボビーはあれから自分の行いを悔いて、償いをしようとしていた。グレンジャーはワシントン本部から仕事のオファーを得ていたが、断ってLAに残りたいという。スパイとしてではなく同じ捜査官としてチームでやり直しをしたいとドンに話す。アランはガラスキに誘われて、Cal-Sciの機械工学の聴講生になることにする。ラリーは大学に戻り、現実社会へのリハビリ中。チャーリーは「友情の数理解析論」を一般向けに出版することになった。裏切られた事に一番こだわっていたシンクレアが、やっと心を開いたようですね。グレンジャーの父の形見のルアーをシンクレアが見つけてきた事にちょっとうるっと。(涙)さすがに助さん格さんコンビだっただけに、ショックは大きかったが彼が受け入れれば問題解決ということになるのでしょうね。なんだか、戻ってからのコルビーはすっきりした感じで、マッチョな暑苦しさが抜けたような感じがします。(笑)ご隠居のアランは今シーズンは色恋の話は卒業して、大学に出入りする立場でドンたちにかかわってくるのでしょうか。車などの機械いじりの話は具体的で親しみがあってわかりやすいし、これまでのチャーリーやアミタやラリーの頭の上を飛び交うような会話だけでは視聴者の食い付きが足りないと思ったのかしら。メーガンとラリーは復活と思って良いのかよく判りませんが、とにかく他のドラマに比べても男臭いシリーズですよね。(笑)事件ですが人の迷惑を顧みず、公道を危険な運転で独り占めして死傷者も出ているというのが日本もアメリカも同じですよね。NUMB3RSとしては地味な事件だったのかも知れませんが、赤ちゃんを庇って死んだおじさんが気の毒でした。
February 2, 2010
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LA支局なので、ハリウッドの映画業界の話が出てきても構わないけれど、やるべきは海賊版DVDの取り締まりの方なのでは?などと思ったりして。(爆)「アントラージュ」みたいでしたね。グレンジャーは早速現場に復帰、それもすぐに転属することになるらしいですが、左遷ではなく行きたいところに行けるらしい。2年間の潜入捜査で大きな手柄を立てたから。相棒に嘘をつかれていたシンクレアは簡単にはそれを受け入れられないようです。ところで、映画スターが住んでいる豪邸は、先日「ブラザーズ&シスターズ」でも使われていましたね。パビリオンみたいな建物です。映画俳優ブレットの自宅のバスタブで死んでいる女性のテープが匿名でLA支局に届けられ、ドンらが調べる事にする。チャーリーがうつむきの顔から正面の写真を合成し、顔認識システムにかけたところ、アンドレア・バートンという女性と、3日前に見つかった女性の遺体写真の2つに合致した。アンドレアの自宅へ向かうと、侵入者がありシンクレアがあと一歩のところで取り逃がす。それはアンドレア本人だった。遺体の検死の結果、水死で押さえつけられた痕があったが、女優を目指していたのか全身整形手術だらけで、自宅の写真とは別人であることが判る。ブレットは遺体については知らないと言い、仕事の参考にFBIオフィスを見学させて欲しいとグレンジャーに言う。整形手術をした医師から死んだのはトレイシー・ミートとわかり、アンドレアと双子に見せかけるためにそっくりにしていた。2人は高級コールガールとしてブレットの家に出入りしていた。チャーリーとラリーはバスタブの水の量から犯人の背格好を割り出す。たまたま支局を訪れたブレットの幼なじみ、ローガンがよく似ていたので話を聞くことにするが、すぐにマネージャーのマークが現れて、弁護士を呼んだので何も話はしないと帰ってしまう。その夜、ローガンから秘密を打ち明けると言って連絡があり、ドンが会いに行くが、ローガンは撃ち殺されていた。ローガンはトレイシーと付き合っていたという。ブレットも実はトレイシーを知っていた。ブレットの家を家宅捜索すると、トレイシーらの雇い主メルローズ・マダムに大きなメールが送られていて、添付されていたファイルは公開前のブレットの映画だった。メルローズ・マダムを訪ねたシンクレアは、女性たちに映画を盗ませていたと考え、その元締めのケビンとブライス・リー兄弟の名前を聞き出す。ケビンとブライスの店を訪ねると、いきなり銃で撃ってきた。シンクレアはブライスを逮捕し尋問すると、彼らは親しくなった顧客の映画関係者から映画を手に入れ海賊版を作っていたという。しかもローガンはトレイシーに秘密を握られ脅されてDVDを手渡していたらしい。テープを撮影したピートによると、彼とブレットとジョシュ、ローガンらは幼なじみで死体を発見したとき、ジョシュとローガンが遺体の処理を頼み、ブレットには秘密にしておくように頼まれた。だが、1週間経っても事件が表沙汰にならなかったので、FBIに知らせたという。チャーリーはゲーム理論から考えて、脅しで殺されるのは納得できないと言い、鍵はアンドレアが持っているのではないかという。アンドレアはトレイシーから、ブレットの兄ブライトが死んだのは、強盗殺人ではなくブレットが殺したという話を聞いたという。トレイシーはこれをネタにローガンを脅しDVDを手に入れていた。ブレットは初めて役を貰ったとき、酒に酔って本物の銃だとは知らず、兄を撃ってしまったと認める。その事実を知っているのはローガン以外にマークがいた。ブレットからマークが逃げようとしたので、グレンジャーが取り押さえる。グレンジャーはスパイだったことが明らかになり、いずれ転属するつもりでいた。みんなグレンジャーとは問題なく接しているが、シンクレアだけは素直に認めることはできないという。今週もまたまたグレンジャーがヒーローでした。大好きだった助さん格さんコンビが元に戻らないのは残念ですね。と言うわけで、グレンジャーはワーナーと組み、シンクレアはメーガンと組んでおりました。そういえば、先週はワーナー捜査官はお休みでしたね。今は堂々と付き合っているようで、職場で他に示しがつかないのではないかな。グレンジャーは転属願いが認められるのかどうか、やっぱり彼を行かせるわけには行きませんね。ブレットの周囲には彼から甘い汁を吸おうと人が群がっている。それは彼がオープンだというのではなく、切り捨てるとマスコミに駆け込まれるのを恐れているからで、いずこも大変ですね。(爆)チャーリーは先週言っていた「友情数学論」を執筆開始したようです。うつぶせの女性の顔をソフトで正面を向かせるというのは、かなり無理っぽく感じましたが、どうでしょう?
January 26, 2010
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シーズン4プレミア。相変わらず目がくらむような数学用語のオンパレードに加え、派手な銃撃戦、アクションなどがてんこもり。驚きのシーズン3フィナーレの続きは、めまぐるしく展開して一瞬も目が離せません。前話の続き。コルビーは始めから中国のスパイ(二重スパイ)だった、という衝撃の事実にドンやシンクレア、メーガンらはまだショックの中にある。ラリーとチャーリーは瞑想と静かな学究生活を送っているが、その穏やかな生活にコルビーが脱獄するという大ニュースが飛び込んでくる。国を裏切った疑いでコルビーは取り調べを受けていたが、何者かの手助けを受け、移送中に武装集団の攻撃を受けて、ドウェイン・カーターと共に脱獄する。その後、コルビーはドンに連絡してくる。コルビーのハンドラー(担当官)は対諜報部のカークランド特別捜査官と言って、最初にカーターが中国のスパイだと報告をしたときに二重スパイをやれと言われたという。カーターは司法省の高官と通じているのでそれを突き止めるのが目的で、脱獄はカークランドが仕組んだが、その後連絡が取れなくなったので、唯一信頼するドンに助けて欲しいという。ドンらはコルビーを信じるかどうか悩むが、もしコルビーが言っていることが本当なら上層部には報告できないので、独自で探すことにする。そしてチャーリーの「トラスト・メトリックス」を利用して居場所を突き止めるが、目の前で取り逃がしてしまう。その後、シンクレアとメーガンがカークランドを探すが、カークランドは何者かに拷問されて死んでいるのが見つかる。相変わらずコルビーの言葉を裏付ける物は得られない。一方、コルビーとカーターは中国の貨物船に乗せられ国外脱出をはかる。カーターの上司(雇い主)の男はコルビーを拘束し、コルビーが三重スパイだとして、カークランドから得られなかった情報を得るため拷問する。チャーリーらは中国の貨物船にターゲットを絞り、衛星画像で司法当局の特別顧問メイソン・ランサーが関わっていることを突き止める。ランサーは中国に情報を流していた。貨物船が公海上に出てしまうと捜査権がないため、沿岸警察に監視させて令状を取る時間を稼ごうとするが、その場合はコルビーの命を守れないかも知れない。コルビーを信じるドンは直接船に乗り込む。コルビーはランサーに注射を打たれて意識不明だったが、何とか命を取り留める。なにしろ、二重スパイに三重スパイまで出てきて何が何やら混乱しましたが、コルビーはやっぱり信頼できる奴(国に忠実な奴)だったということで、良かったです。まあ、シンクレアは複雑な気持ちでいるようでしたが、今シーズンどういう形でコルビーが復帰するのか楽しみです。チャーリーが人間の行動も数学で予測しようと、これまでのコルビーの行動や言動を数式にして出した結論が「0」。これは自分たちが知らないコルビーはない、ということ?そんなややこしいことをしなくても、始めから直感で動いても良いのに。(笑)ドンもチャーリーたちの影響で数学的センスを磨き、パパも次第に数学的な発言が多くなってきました。すごい家族です。チャーリーとアミタはパパの家を買い取って一緒に暮らしていたんですね。ラリーは最近は瞑想にふけっていて、僧院で修行中。メーガンもあれから休職中だったそうですが、これで現場復帰ですね。ともあれ、ドンのチームが揃ってシーズン4のスタートです。
January 19, 2010
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第1話(Spree)の続き。後半はややゆったりした展開で、さすがに2話あるといつもより人間関係などじっくり描けるようです。クリスタルに誘拐されたメーガンは、16歳で家を出た時の自分の話をしてクリスタルの説得にかかる。ドンらはクリスタルからの電話でメーガンが誘拐されたことを知り、クリスタルはメーガンとバックの交換を要求する。ドンは感情的にはやる自分を抑えられないので、バックの尋問をエジャートンに任せる。バックはクリスタルの居場所を吐くが、チームが突入したときには2人は移動していた。メーガンは巧みに話し続けて、クリスタルの本当の目的がピアースとの間に生まれた娘を取り戻すことだと突き止める。92年当時、ピアースは付き合っていたクリスタルが妊娠し都合が悪くなるとビリーのところへ連れて行き、娘を里子に出していた。ドンはビリーの弁護士を通じてビリーを出頭させ、尋問するがクリスタルとはずっと会っていないという。コルビーが調べていた情報で、92年にピアースがビリーの弁護士ベントンに5万ドル払っていたことを突き止める。ドンはベントンが未成年者売買の仲介していたと見て、とりあえずビリーを逮捕する。チャーリーは「トロール船問題」という手法で、クリスタルの行動を予測し、ドンとエジャートンが市内を捜索する。メーガンの説得が続く中、銃を取り合って暴発した音を聞いて近くを走っていたドンが気づき救助に向かう。メーガンは腕を切られていたが助け出され、クリスタルは逃走する。その後クリスタはベントンの事務所に侵入し、子供の闇マーケットの資料を奪うとベントンを殺す。チャーリーはクリスタルの娘と同時期に生まれた子供を社会保障番号の中から検索し、条件にあった娘を捜し出す。クリスタルは実の娘に会いに行き、現在の幸せな姿を見て奪うことを諦め、メーガンにバックと話をさせて欲しいと電話をかける。その電話を逆探知し、メキシコに逃走しようとするクリスタルをドンらは先回りするが、死を覚悟したクリスタルは制止を聞かず向かってくる。ドンはこらえられずクリスタルを射殺する。結局、パパは引っ越しを辞めて息子との楽しい団らんを選びました。当然と言えば、当然か。(笑)メーガンが、実の娘を取り戻そうというクリスタルに「今のあなたに何ができる!」と説得したところはとてもよかった。積年の親に対する反発、自分を裏切った男に対する恨みなどなどに捕らわれ、常軌を逸した犯罪者を扱うことができるのはプロファイル専門の彼女ならではですね。まあ、ドンがいうには、武道は黒帯でチームで一番のシューターだというので、ちょっとメーガンはできすぎじゃないかと思いますけど。(爆)そしてラリーとの関係はコルビーが最後に知った。(まだそんな段階でしたっけ?)チャーリーはアミタに気を遣いすぎてぎこちなくなってしまい、いろいろ反省してもっとリラックスして本格おつきあいに進みました。今回使われた「トロール船問題」というのは、最後に見た地点を中心に渦巻き状に船を走らせると、その航路でトロール船の進路をふさぐことができるというもの。これはおもしろかったですね。社会保障番号から特定の人物を検索するというのはちょっと都合が良すぎると思いましたが。いつもこの方法を使えば犯人逮捕も簡単じゃないでしょうか。そして、ドンは今回の射殺事件をあとあと引きずることになるのですね。
February 28, 2009
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FOX CRIMEで見逃していたシーズン3のプレミア、前後編の第1話。おお!エジャートン捜査官ですね。かっけー。つい最近の情報では第3のスターゲイトシリーズ"Stargate Universe"にLou Diamond Phillipsが顔を出すというのでちょっとうれしい気分です。無軌道に場当たり的な犯罪を繰り返すカップルというと、CSIマイアミのシーズン4のエピソードを思い出してしまいます。でも、どうしてそうなったかについては、メーガンのプロファイルがあったり、こちらの方が良くできています。(爆)エジャートン捜査官が追っているバックとクリスタルのカップルは、17日間に8つの州で11人を殺し、強盗を続けている。新たに起こったドライブイン襲撃事件で、ドンとエジャートンは合同で2人を追うことにする。クリスタルはテキサスの元教師で教え子のバックと関係を持ち、さらにバックの父親と言い争って射殺していた。2人の犯罪は場当たり的で思いつきのように見えたが、監視ビデオに映ったクリスタルを見たメーガンは、クリスタルには何か目的があるという。調べたところ、クリスタルは15歳でLAに出てきて麻薬で問題を起こし、故郷のテキサスに連れ帰られて更正していた。それが17歳のバックとつきあうようになって昔の激しさを取り戻したと思われる。ドンは、エジャートンがプロットした犯行地点の地図をチャーリーに渡し、追跡曲線を当てはめ、次の犯行を予測するように頼む。やがてクリスタルは車のディーラー、ピアース・ブレンナーを待ち伏せして撃ち殺す。犯行が計画的で手口を変えたと思われ、メーガンはクリスタルの目的を考える。シンクレアは、クリスタルがLAにいた92年に共に逮捕されたリディア・カンポスの自宅を盗聴することにする。やがてクリスタルが連絡をとり、これから何か行動を起こすと伝える。クリスタルとバックが向かったのは麻薬工場(Meth Lab)で、中にいた人間を殺し10万ドルと品物を奪っていった。麻薬工場には手榴弾などの武器も保管されていた。リディアが手引きしたと思われ、クリスタルは取り分を渡すと連絡する。FBIがリディアを逮捕して話を聞いたところ、2人は92年に麻薬工場で働かされ、自分たちを麻薬の道に引き込み酷い目に遭わせたビリーという男と、殺したピアースにクリスタルは復讐しようとしていたという。ドンらは、ビリーの行き先に先回りし待ち伏せしていると、バックが復讐しようと一人現れる。逮捕して尋問するが、バックは父親を殺したのも自分だと主張し、クリスタルのためには何でもするつもりだという。一方、クリスタルはメーガンの後を付け誘拐してしまう…To be continued...エジャートン捜査官はスナイパーでしたっけ(否、森林レンジャーだからハンターか)、さすがに見事な腕前を披露しておりましたね。チャーリーの科学的アプローチはBooDooだと言って、自分の「勘(hunch)」とチャーリーのひらめきがどうちがうんだ、と突っ込んでおりました。(笑)立派に教師となったクリスタルがどうしてまた犯罪に手を染めることになったのかは、メーガンがさかんにプロファイルしていましたが、善悪の判断が付かない15歳のころに麻薬にはまり、立ち直ったはずがやはり完全に乗り越えていなかったということなのですね。全ては自分を泥沼に引き込んだ男たちへの復讐だったわけで、かなりこわかったです。ところで、このクリスタル役の人、どこかで見たなと思ったら「Daedwood」のジョアニー役の人だったのですね。(Kim Dickens)あれはまたか弱いながらも一本芯の通った娼婦の役で、全然イメージが違います。ところで、シーズン2のラストに戻って、ハーバードのオファーがあったアミタはチャーリーとの生活を優先するためにCal-Sciに残ることになり、パパもそろそろ家を出ると言い出して、チャーリーは妙にプレッシャーを感じていました。(爆)もしアミタと同棲することになったらどうしようと、あれこれ恋愛下手なチャーリーは先走って考えてしまう。意外にラリーのアドバイスが良かったようです。そして、次のエピソードの出来事をドンはこのシーズン引きずることになるんですね。
February 27, 2009
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シーズン3フィナーレ。ただでさえテンポが速いのに、暗号だとか記号学という話で目が回りそう。一旦停止を押しながら字幕を読むのに必死でした。そして、最後にはどっかーんというショックが!LAの橋に爆弾を仕掛けた男が、ドンとチャーリーと交渉を望む。男はチャーリーに問題を出して、間違えたら携帯電話で爆弾を一つずつ爆発させるという。順に答えていったチャーリーだが、最後の問題に間違えたと言ってスイッチを押す。コルビーらが直前に起爆装置を無力化していたために、橋は無事で男は銃弾を受けて倒れる。男は多国籍の民間諜報機関BR社に勤務するテイラー・アシュビーと言い、記号学者で以前は長年政府で諜報活動をしていたという。それが急に首になり、最後に世間を見返してやろうとしていたのではないかとBR社の社長マクレアは言う。チャーリーはアシュビーとのやりとりで、チャーリーが間違ったというのは2人に対する暗号で、口にした「ヤヌスのリスト」が2重スパイのリストであると考える。アシュビーの自宅を捜査すると6つもの盗聴器が見つかり、アシュビーは知っていてあえてそれを利用していたと思われる。その中で、かつてコルビーと組んでいたドウェイン・カーターが浮かび上がったので、話を聞くと、「彼は大それた事を考えていたが、もっと知りたければ金を払え」と答える。チャーリーは辛うじて意識を取り戻したアシュビーから暗号で「ヤヌスに毒を盛られた」というメッセージを受け取る。アシュビーの身体からはタリウムが検出された。数々の手がかりから男は命を狙われていたと考え、チャーリーはさらに暗号を読み解く。すると、アシュビーがBR社の秘密を暴くために出版社の記者とコンタクトを取っていたことがわかる。やがて病院のアシュビーが何者かに殺されそうになり、記者も危険が及ぶと考えたドンは、戻ってきたメーガンとコルビーに身柄を保護させる。チャーリーはついにアシュビーがボイスメールに残したメッセージを手に入れるが、何とそこには「FBIのコルビーは中国のスパイだ」という情報があった。保護中の記者が狙われ、メーガン、コルビーが応戦する。ドンらが駆けつけコルビーの身柄を拘束。ついに、コルビーは始めからスパイであったことを認める。アシュビーに毒を盛っていたのはドウェインで、CIAと取引して中国へ引き渡される予定だったところをFBIが2人とも逮捕する。チャーリーはアシュビーのことを尊敬すると言う。最後はええええ?!という感じです。ドウェイン・カーターは"The Mole"に続いて2度目の登場。あの時からドンはなぜかコルビーを信じられないと言っていましたが、こういうオチだったのですか。それにしても、始めから見ていてコルビーがスパイだったなんて、全然考えられません。なんで~シンクレアとの「助さん格さん」コンビが好きだったのに。前回のエピソードだって、敢えて罠にはめてカーターを捕まえたわけだし、それなのに現在もスパイなんですか。これまで怪しい行動は見られなかったのでしょうか。ところで、産休明け?のメーガンは6ヶ月間司法省で何をしていたのかは秘密だそうです。「忠誠を試された」というのはどういう意味だったのか。とにかく彼女の表情が暗い。もしかして、彼女もスパイ活動に関わっていたのか?シーズン4のNUMB3RSは重苦しい雰囲気になりそうですね。
November 24, 2008
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ゲストは懐かしい「ザ・プラクティス」のレベッカ役Lisa Gay Hamiltonでした。次が最終回なので、セラピーについては徐々にまとめて行っている感じですね。リズの事がばれそうだというので、そろそろ彼女も出番も終わりかなと思ったのですが…ザンビア救済基金が子供たちを救うため現地に送る予定の医薬品、現金など5000万ドル相当のトレーラーが何者かに強奪される。しかも物資の入った金庫の暗証番号を知っているボランティアスタッフも一緒に誘拐されてしまう。実は物資を狙っていたのは薬をブラックマーケットで売りさばこうとする強盗団の他に、ザンビアの借金の肩代わりに医療品を差し押さえるつもりのビジネスマン、シャノンの手下もいた。FBIはチャーリーのルート予測をもとにトラックを追うが、シャノンの手下邪魔をして取り逃がす。ボランティアスタッフの命に危険が迫る。ドンはFBIのセラピストからチャーリーも一緒にセラピーに参加するように言われるが、チャーリーは乗り気ではない。たくさん数学が出てきましたね。「ダイクストラ法」、「ヒューリスティック法」、「ネットワーク均衡条件」などなど。でも、シャノンの手下はインターネットで目撃情報を買ってそれに先取りされてしまうのだから、チャーリーは困りますね。(笑)でもトレーラーを追いかけ捕まえるだけなので、話は分かりやすくて面白かったです。考えてみたら、GPSは金庫そのものに埋め込んでおけば良かったのにね。マシューズ医師役の人は見覚えがあったのですが、BONESの第1話に出てきたストーカーの人でした。欲深いビジネスマンが、サリの熱い思いに接し心を入れ替えて医薬品をザンビアの子供たちに送ってくれと言ったのが良かったです。ところで、リズの存在がコルビーやデイヴィッドに感づかれてどうしようかということになったのですが、てっきり「これで終わりにしましょう」とするのかと思ったら、ドンが自分から「付き合っているからー」と言ってしまいました。同じ職場で良いのかしら。シーズン4ではメーガンが戻ってくるので、そのころにはまた転勤ということもありでしょうか。セラピーですが、パパの口添えもあってチャーリーも参加し、ドンがチャーリーに対する鬱屈した思いをぶつけておりました。何が気になっていたかというと、ドンの13歳の誕生日の時にみんなでピクニックに行き、ドンがチャーリーの面倒を看ることになっていたのだが、途中でチャーリーが迷子になり大騒ぎになったという事件があり、ドンは「お前のせいだ」と責められそれがずっと心のしこりになっていたという。実はチャーリーは疎ましがられていると思って、一人で自宅に帰ろうと思っただけで迷っては居なかったと反論する。兄はちやほやされる弟に嫉妬し、兄を慕う弟は兄から冷たくされる事でお互いに気まずい思いをしていたということが分かって、兄弟は理解を深めました。チャーリーが"I love him"と言ったことで、一気にお互いを隔てる柵がなくなったように思います。これはセラピストのお手柄なのでしょうか。とにかく、これからも兄弟仲良くね!(笑)
November 18, 2008
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サリンによるテロというのは以前にもありましたね。#19 Soft Target今回はアラブ系のテロリストを追っていくと化学薬品を大量に盗んでいることが判り、サリンを作って大量に撒くらしいらしいということで、日本人にとっては微妙なエピソードでした。特に、研究者の日系の女性がサリンを賛美するなど、脚本家も過去の一連の事件を参考にしているはずなのに、苦々しい思いです。NSAの情報もあり、陸軍のテロ専門の大尉と共にFBIのLA支局をあげてテロリストを追う。しかし彼らの組織は小単位の"Cell"(支部)がダイナミックに横繋がりで動いているので、大元の黒幕を抑える事が難しい。個々のCellは全体の作戦や目的を知らず、自分達の任務だけを果たすのでトップが入れ替わっても判らないで行動し続ける上に、一つのCellが壊滅しても、他のCellが代行するという柔軟性がある。しかしやっとチャーリーが突きとめた黒幕が殺されていたことが判る。誰かが組織ごとハイジャックしていたらしく、その新たな黒幕とは、なんと身内の陸軍将校だった!?陸軍大尉はテロの脅威を国に知らせるために行ったと言いますが、ただそのためだけにLA全体を危機に陥れるのはおかしいし、テロリスト側が専門的な知識で「最適な場所」を知っていたというのも納得できないですね。今回はいつもに比べても強引な展開で、きっとサリンを水道施設に撒くに違いないから、その最適な場所をパパが予測しドンたちが現場を押さえて、危機を救っておりました。(爆)そういえば、戻ってきたはずのラリーもいなかったなあ。グレンジャーがワーナー捜査官に気があるようでしたが、そろそろドンとの関係がばれそうですね。陸軍大尉役の人はERでウィーバーから首になったマルッチ(Erik Palladino)でした。懐かしい。
November 10, 2008
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ラリーが帰ってきた!「24」のお仕事が終わったのですね。(笑)そして、今回のゲストもまた「The Wire」のエイヴォン(Wood Harris )ですよ。一体、このドラマはどれだけWireのメンバーが顔を見せるのでしょう。さすがにWood Harrisは主役級だけあって、良い役でしたね。マフィアに雇われていた殺し屋で死刑囚マーフィー・"ポニー"・フェニスが未解決事件5件の情報(死体の場所)を告白する替わりに、自分の娘と合わせてくれと要求する。(しかも、刑務所の外で)ドンらは、ポニーの真意を測りかね、脱獄を考えているのではないかと疑うが、チャーリーは「囚人のジレンマ」を利用して協力すると得だと知らせるように、とアドバイスする。1件目の情報で確かに遺体が発見されたが、2件目で下院議員の息子の遺体の替わりにギャングの遺体が出た。ポニーは証言に自信を持っているため、ポリグラフにかけたがやはり嘘はついていないという結果が出る。見つかった遺体は連邦検事補のブリックルにとってギャングのベレリを起訴するのに役立つが、依然ポニーが本当のことを言っているかどうか判らないので、チャーリーの大学にあるfMRIという機械でポニーを調べることにする。その結果、ベレリが子供を無慈悲に殺した事に罪悪感を持ったポニーが記憶をねじ曲げていたことが判り、本当の隠し場所も思い出す。ダンはポニーの望み通り娘に面会させてやる。ラリーは宇宙から戻ってきて、人生観に大きく影響を受けたという。チャーリーは親友の変化を温かく見守ることにする。連邦検事補のブリックルは「Six Feet Under」のビリーの人でした。神経質なところが全然無く、随分体格が良くなったような感じ。さすがですね。シンクレアとブリックルがオレンジ畑でギャングと撃ち合うシーンは、楽しかったですが時間つぶしみたいでした。(笑)ラリーでなくても宇宙へ行くと、何か啓示を受けたようになったり、宇宙の真理を見たように感じたりするでしょうね。ラリーはしばらく修道院に行って瞑想するのだそう。これまでは宇宙という外の世界に意識を向けていたけれど、これからは自分という内なる宇宙を探検してみたい、というすばらしいまとめでした。テンポも速すぎず、なかなか面白かったです。
November 4, 2008
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FOX CRIMEでは、シーズン3の終盤になって、一気呵成のまとめ放送をしたものだから、見る方はなかなか消化できません。どうしてそんなに急ぐのでしょうか。今回は連続爆弾魔ということで、ATF(Alcohol, Tobacco, and Firearms)と爆弾処理班との合同捜査です。ATFというと、シーズン2の"Guns and Roses"で、ドンの元カノが自殺したという話がありましたが、今回もまた女性捜査官マロイ(Lisa Vidal)が出てきて、しかもニッキーの友人だというので、あの時の話を蒸し返していました。だから今カノのワーナー捜査官は彼女が気になってしようがない。本当にドンのお相手はいつも仕事がらみですね。しかもどうしてそんなにもてるの?(爆)郵便物を装った爆弾で、ジャーナリストのウォルトンが爆死する。ウォルトンは3年前にバイオテクノロジーの危険性を批判して研究所を連続爆破した「DNAボマー」の犯人を名指しで報道していた。「DNAボマー」は、物理学教授のエメッド・グレーザーが犯行声明をインターネットで発表し、爆弾の作り方を教え子のジェイソン・アロノーに教えたと言われている。アロノーは一人罪を被って服役しているが、刑務所内で自殺を試みたという。爆弾の部品を集めたところグレーザーの署名も同じで、爆弾も似ていることから、捜査チームは行方不明になっているグレーザーを探す。3年前の事件で、同僚を失ったATFのマロイ捜査官は事件への強い執念を見せる。やがて2件目の事件が発生する。グレーザーの実家を捜索したドンらは、グレーザーの部屋からターゲットの情報や犯行を計画していた証拠を掴む。その犯行リストの一人、裁判を担当した判事の下にも爆弾が届き、爆弾処理班が処理するが、全員退避する間に、裁判の資料が盗まれてしまう。チャーリーの絞り込みによって、グレーザーの潜伏先が判り、身柄を拘束するが状況証拠のみで逮捕まで至らない。グレーザーは、チャーリーに捜査のヒントを匂わせる。捜査班はアロノーがチャット仲間に爆弾の作り方などを伝授していた証拠を掴むが、そのアロノーが刑務所内で爆弾による自殺を図る。ドンは外部に協力者がいるとし、アロノーとマロイ捜査官が面会していた事を知る。チャーリーはグレーザーのヒントで、3年前の捜査で不手際を起こし、結果的にグレーザーを無罪にしてしまった関係者を狙って爆弾を送りつけていることに気づく。アロノーに爆弾を渡していたのは、刑務所の看守で、彼はATFの亡くなった捜査官の元同僚だった。彼はグレーザーに罪を着せようとして犯行を重ね、次のターゲットにグレーザーの名前を漏らして証拠をだめにしたマロイ捜査官を選んでいた。グレーザーはチャーリーの説得で、マロイ捜査官の車に仕掛けられた爆弾の解除を手伝う。チャーリーは立場の違いを認めて、グレーザーを大学に招聘する。毎度のように、テンポが速くて字幕を読むのさえポーズを入れながらでないと、意味も掴めません。英語が聞き取れたとしても、多分あっと言う間に話が進むのでしょうね。突っ込む暇もないです。(笑)バイオテクノロジーに反対する学者の話ももう少し聞きたかったですね。そういう人がなぜ爆弾の作り方を学生に教えるのかは納得できませんけど。(爆)今週もパパはミリーおばさんとデート。ミルドレッドも完全にラリーのポジションですよね。爆弾処理でロボットを使っていましたが、CSIマイアミの第2話にも同じようなものが出てきました。やはり現実に使われているのでしょうね。
October 27, 2008
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エジャートン捜査官再登場。やっぱり、シーズン3のオープニングを見ていないのが残念です。でも、さすがに彼のための見せ場を作りましたね。山中に小型飛行機が墜落し、乗員5名が死亡する。近くで目撃した森林レンジャーもなぜか現場で額を撃たれて殺されていた。飛行機の持ち主は軍にミサイルの推進エンジンなどを納入するエアロノミクス社で、NTSBに協力しブラックボックスを分析したチャーリーによると、高度が高く出るように偽装されていた。しかも、衝撃によって部品が広がる範囲が積荷の重さと合わず、450キロ程度の荷物が墜落後持ち去られたのではないかと推測された。実は会社は新開発のミサイルのエンジンを密かに運んでいたことを認め、ライバル会社に盗まれたのではないかという。一方、航空機の頭脳とも言えるFMCが事故の2日前に整備士によってプログラムが更新されており、FBIは飛行機の整備士ウェルナーの後を追う。そして、ウェルナーが借りている倉庫を発見し、失われたエンジンと共に、ウェルナーも額を撃ち抜かれて殺されていた。FBIは飛行機をわざと墜落させた理由でまた振り出しに戻るが、チャーリーがFAA(航空局)のネットワークにFMCを繋いでプログラムを侵入させるのが目的だったと突きとめる。会社のIT担当ベイリーは、ウェルナーの友人からレーダー上の飛行機を消すソフトをインストールするように依頼されたことを認め、FBIは起動プログラムのコードと金を引き渡す現場に張り込む。今回は高得点の部類に入るお話でしたね~飛行機の墜落場面はかなりリアルでお金がかかっているし、森林レンジャーならエジャートンと、お決まりの人も出てきました。メーガンは司法省へ行ったということだけで、それも質問することも許されていないらしい。(笑)Bプロットは、エプス家に泥棒が!という展開で、パパが思い出を盗まれたしょんぼりしているのに、チャーリーはさっさと事件現場へ行ってしまうという冷淡さを見せました。(笑)アミタの方が気遣っていましたね。ドンも警察に任せろや、と冷たいんだから。まあ、数学を使わなくてもパソコンに入っていたGPSのおかげで無事盗まれた物は帰ってきてめでたしめでたし。コルビーがなぜか、殺されたレンジャーの奥さんと親密に?(爆)フロリダで密輸のために飛行機がレーダーに映らないようにするというのは、なるほどという感じです。取引先として現れたのは、CSIマイアミのクラーボでした。たったあれだけで、もったいないくらい。やはりNUMB3RSはゲストが豪華ですね。
October 23, 2008
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チャーリーの元同僚で人口統計学者レイチェルが、知り合いの科学者ばかりが「口封じ」のために殺されて自分も命が危ないと助けを求めてくる。始めは不審に思ったチャーリーも、その直後にレイチェルが薬を大量に飲んで死んだことからその死に疑いを持ち、優秀だがCal-Techに入学することをためらうオズワルドに協力を仰ぎ、調べ始める。やがて、彼らがロサンゼルス郡の執行官(Supervisor)選挙に関わっていることが判り、その背後にヘッジファンドで巨額の富を築いたビジネスマン・タトルが存在することを知ったドンらは、電子投票における不正を暴くため、残りの科学者たちを探す。彼らは、レイチェルが警告したために姿を消していた。タトルは各界に幅広く影響力を持ち、関わりを証明することは容易ではないと思われる。ドンらの先を越し、次々と科学者が殺される。一方、メーガンは司法省へ派遣される話が進んでいるという…以前、オンライン野球ゲームで出てきたオズワルド君再登場。なかなか良い味を出しているので、アミタよりもチャーリーの部下として面白いかも知れませんね。メーガンに持ち上がった異動の話は、Diane Farrの出産に併せてということでしょうね。ラリーも今のところ不在だし、彼女がお休みに入ると寂しくなるので新人を入れて活性化させる必要があるでしょうね。メインの話は、電子投票の欠点を突いてどうやって不正するかという話で面白かったです。ただ、そのために雇われた専門家たちがぞくぞくと暗殺されるというのはちょっと飛躍しすぎだったのかも知れません。大統領選だと規模が大きすぎて逆に不正しにくいというのは、言い訳っぽい?(笑)そして、今回チャーリーの使った手法を論文にして出したら、それを見た出版社から情報が漏れて、タトルが大陪審で裁かれることになり、正義を行ったというオチ。オズワルド君も、数学で悪を退治できるんだと大学に入ることになりました。黒幕のタトル役がWilliam Sadlerでした。いつものように良い人が出てきますね。
October 14, 2008
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これはなかなかの力作ですね。良くできていました。セラピーを受ける正味1時間の間にチームは少年の誘拐事件を解決し、ドン自身は自分と向き合う。しかも、それぞれのメンバーの活躍するタイミングとセラピーがシンクロしている。多分に「24」的なエピソードでした。11歳の少年ジョーが郵便配達中に誘拐される。ジョンの父親チェ・ロボはメキシコ系のギャング出身で、レコード会社のオーナーであり、息子には護衛を付けていたが、襲撃を受け1名死亡した。まもなく320万ドルを1時間以内に指定した場所に届けるように護衛の携帯電話に連絡が入る。ドンに連絡がつかないため、メーガンが指揮を執り、護衛が誘拐に荷担したと考え、身元を洗う。チャーリーとアミタは相手の携帯電話の発信場所を突きとめる。シンクレアが急行するが、直前で取り逃がす。命を取り留めたもう一人の護衛によると、2人組からチェ・ロボの会社の会計資料を盗むように求められていたという。チェ・ロボは誘拐犯が、以前組んで強盗をしたドゥーケであることを認めるが、ドゥーケは巧みにFBIの監視を振り切り、金を運ぶグレンジャーを移動させる。チャーリーは最終的な金の私場所を探り、出発点のホールであると予測する。先回りしたシンクレアはグレンジャーを掩護し、金を受け渡す直前でドゥーケを逮捕する。ドンは、カウンセラーのブラッドフォードと話すうちに、自分がいつまでもボスであることに固執し、部下たちを信用していないことを認める。そしてそろそろ自分が育てたチームの成果を楽しむべきでは?とアドバイスされる。肝心の第1話、2話を見ていないのでそこでどれくらいドンがダメージを受けたのかわからないですが、今シーズンずっとドンは難しい顔をしていました。自分にはないもの(分析能力)をもっているメーガン、頼れるがやりすぎないかが心配なシンクレア、まだ完全に掌握し切れていないグレンジャー、そして誰よりも弟のチャーリーに対してコンプレックスを感じながらも頼らなければならない矛盾。一人で全部抱え込む性格のために、「しんどい」人生を歩んできたドンとしては、そろそろ肩の荷を降ろし他人の力を借りてはどうか?という話でした。そういえば、グレンジャーが兵隊時代の友人の頼みを聞いてドンが切れた話もありましたよね。メーガン役のDiane Farrはこのころおめでただったのでしょうか。全身写るシーンはほとんどなく、座っているか手前にPCがあるショットが多かったです。コルビーはとにかく走って走って、ご苦労様でした。(笑)
October 11, 2008
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総合格闘技の選手で、シンクレアの幼なじみベン・エリスが、スパークリング中にパートナーのピートに死なれてしまう。LAPDの殺人課ラーソン刑事が担当するが、ベンはシンクレアの名前を出して助けを求めてくる。ベンは半年前にもラスベガスで同じようにスパークリング相手が急死する出来事があり、FBIも捜査に乗り出す。シンクレアは個人的にチャーリーに容疑者の絞り込みを依頼する。ピートの体内から殺鼠剤が検出されたため、ベンのロッカーを調べると殺鼠剤の入ったバッグが発見され、ベガスの方でも殺鼠剤が検出された。やむなく逮捕しようとするが、ベンは逃走する。ベンとシンクレアは友人のアールが喧嘩に巻き込まれて射殺されたことで、ベンが少年院に入り、ずっと仲違いしていた。シンクレアはバッグを調べ直し、何者かがベンに罪を着せようとした事を掴む。始めは格闘技ランキングを上げるためかと思われたが、タイトルマッチの対戦相手は、格闘技の会長オルストンの意向が強く働くことから、FBIは看板選手ケンを勝たせるために強い選手を事前に間引いていると考える。そうしないと、ペイパービューの契約を引き上げられてしまうからだ。戻ってきたベンは、ケンと闘うことになった。次に命を狙われるのはベンだと思われ、FBIは殺鼠剤を盛った方法を探る。デイヴィッドのエピソードだったわけですが、MEのクラウディア(デクスターのラゲルタ警部補)と妙な感じになっていました。そういえば、シーズン2で彼のお当番の時は青少年センターの主事(BONESのDr.サローヤン)と付き合うような雰囲気でした。結局、このチームで一番持てるのはシンクレアということなのでしょうか。(笑)それにしても、市警のSteven Culpはせっかく出てきたのにあまり活躍せず。ゲストとしてもう少し値打ちのある活躍をするのじゃないかと思いました。このシリーズ、結構ゲストが豪華なんですよね。劇中、総合格闘技(マーシャルアーツとキックボクシングが合体した物)は今や野球やバスケットボールよりも人気だという話がありました。アメリカでも人気なのですね。Bプロットは、ラリーの替わりにポーカー大会に参加することになったチャーリーの話。パパによると、確率では勝てない、「テル」を読めということらしい。つまり、ポーカーフェイスでも緊張するとどこかに「くせ」が出て、気づかないサインを出しているという訳。ライバルの教授の鼻を明かすために、チャーリーはずるい手を使って「テル」を調査しておりました。ところで、今週のAXNで見た「コールドケース」もボクシングの話、再放送中のCSIでもボクシングが出てきて、多いなあ~と。(笑)アメリカ人は本当にボクシングネタが好きなのね。
October 8, 2008
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17年前に失踪したエベレット巡査のバッジが空き地で見つかる。巡査は当時、地域ギャングBSFのステフォン・ブラッドリーを捜査の一環で殺しており、兄のカルバンの復讐かと思われたが、遺体は見つかっていなかった。しかも、車の発見場所はまた別の場所だった。カルバンは弟がドラッグディーラーならと殺されても当然なのか、と訴える。カルバンはその後強盗で刑務所に入った後、更正しているという。エベレット巡査の上司だったウォーカー警部補がドンに捜査の協力を申し出る。当時のチームは今でもエベレットの残された家族の面倒を看ているという。チャーリーがレーザー解析で遺体を掘り起こすが、エベレットは自分の銃で頭を撃たれていて、自殺とも考えられる。チャーリーは遺体の発見場所がBSFの縄張りではなく、敵対するギャング18SMの縄張りだったことを気にする。失踪時のエベレットの足取りを追うと、BSFに寄った後、内部捜査局に行こうとしていたらしい。ウォーカー警部補によると、ステフォンが捕まったときに悪徳警官の名前を知っていると取引を申し出ていたという。エベレットはそれを自白するために内部捜査局へ行こうとし、その前にBSFのカルバンのところに立ち寄ったのではないか。カルバンはエベレットが謝罪のために訪れていたことを認め、警察がステフォンを使ってメキシコ系ギャングの麻薬ハウスを襲撃させ、口封じに殺したという。やがて、18SMの情報屋ジミー・ロペスが過剰摂取で死に、使われた薬物から悪徳警官の名前が明らかになる。警察のやり方に憤慨したエベレットを殺したのは他でもない身内だった…市警のウォーカー警部補は久しぶりですね。自分の部下の話なので、ただでさえ熱いのに爆発の一歩手前です。ところで、このエピソードですが、エベレットの上司としてLance Reddickが出てきました。カルバン役のHassan Johnsonにしても、「The Wire」のメンバーですね。先週のセラピストにしても「The Wire」で、NUMB3RSはなぜか繋がりがあります。(笑)今回もまたワーナー捜査官が捜査の協力をしましたが、ドンがふさぎがちなので気にしている。ドンは犯人を殺したことでセラピーに通うことになったように、ここのところずっと調子が悪いのですが、最後は何となくワーナーのおかげで立ち直れそうな雰囲気でした。Bプロットは建設現場で地元住民から訴えられたアラン、Cプロットは大学の新しい役職にためらいを感じるアミタと出番がありましたが、本編が最後は時間が足りずに無理やり終わった感じだったので、これらは削っても良かったのでは?
October 2, 2008
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覆面した犯人が高級レストランを狙う強盗事件が連続し、張り込んでいた警官が射殺される。客としても潜伏しており、犯人グループは財布と携帯だけを盗んでいった。そして、すぐに盗んだクレジットカードを使いインターネットで高額の買い物をするが、それらのショップは偽物で結果的に金はナウルの銀行へ送金されていた。新手のマネーロンダリングかと思われる。チャーリーは次の犯行を予測する。スペイン訛りと銃器の扱いに慣れている特徴の他、凶悪な犯行は何かのメッセージだというアドバイスを受け、ドンらは南米でアメリカが資金援助している軍事組織の線も疑う。チャーリーが予測した店ではない店で、再び犯行が行われ、駐車係が殺される。捜査線上に、メキシコの元警察隊の大佐、インファンテが浮かぶ。インファンテは本国で暗殺者を指導していたが、村人を抹殺する事件を目撃した子供たちを守ってアメリカに逃亡していたのだった。次の事件が発生し、FBIは犯人グループの一部を逮捕する。尋問に何もしゃべらないが、そのうちの一人がナウルからの送金に関係していることがわかり、ドンは彼らの最終目標はインファンテの子供たちだと理解し、急ぐ…一方、捜査の合間にドンは以前の事件で犯人を射殺したことで、セラピーを受けるよう命じられるが、なかなか受け入れられない。ドンがFBIの方針でセラピーを受けることになったのは、クリスタル射殺事件の事らしいのですが、残念ながら見逃しています。とにかく、そのことで今シーズンドンはどこかうつろな感じ。嫌々セラピーに通うことになるのですが、そのセラピストは"The Wire"の「バンク」こと、Wendell Pierceでした。さすがに彼は存在感がありますね。たかがセラピストだとバカにするドンに対して、麻薬課、殺人課など現場の経験のある大先輩だという。ドンがそれほど落ち込んでいるとは思いませんでしたが、引き金を引くことをためらったために、インファンテを死なせることになり、ドンはセラピーを受けることを決意する。それも、なるほどとと思わせるぐらいの役者です。(笑)ちなみに、インファンテ役はCSIではカヴァリエ刑事、CSIマイアミではオルテガ(シーズン6)のJose Zunigaでした。ドンはやはり何かと一人で背負い込むタイプなのですね。恋人のワーナー捜査官では彼を救うことはできないらしい。この先、セラピストのブラッドフォードとのセッションに期待したいと思います。チャーリーは新学部長のミルドレッドの命令で寄付金集めのパーティに参加。そこで、製薬会社から多額の寄付が得られることになりましたが、アミタがその会社の南米での悪評を伝えると、広告塔になることを拒む。ミルドレッドもチャーリーの意向を受けてCal-Tech側に主導権を置くように交渉する。これらは大学の倫理意識でしょうか。今週はコルビーもデイヴィッドも顔を出しましたが、メーガンは徐々に出番が少なくなっているような感じ。やはり出産準備?ところでメーガン役のDiane FarrがCSIのシーズン2に出ているのを見つけました。この辺りがその後のブレイクに繋がったのでしょうか。
September 27, 2008
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再び、リズ・ワーナー捜査官登場で今後しばらくドンと絡むことになるのかな?多分、この時期にメーガン役のDiane Farrが妊娠していたのではないかと思いますので、彼女の出番を埋めるためなのでしょうね。そして、NSAの捜査官として「サードウォッチ」のカルロス役Anthony Ruivivarと最近では「デッドウッド」で顔を見たTitus Welliverが出ておりました。ついでに、美人MEは「オデッセイ5」のLeslie Silvaでしたね。ヨットレースの途中で、最新式の豪華なチーター号が設計ミスで沈没したという知らせが入る。サルベージ会社各社は、海中から引き上げても価値のあるチーター号を発見するのに血眼になっているという。港ではモリス・サルベージのダイバーが殺されて海の中から発見される。ドンらが殺人事件として捜査することになるが、モリス社の船に3名分の血痕が見つかり残りの2名も行方不明になっていることから、チーター号をめぐるトラブルに巻き込まれたのではないかと思われる。麻薬捜査担当のワーナー捜査官がLAに異動になり、海上に落とした麻薬を引き上げる組織を調べているという。チャーリーがチーター号の沈没地点を推定しているところへ、NSAの捜査官が現れ、機密扱いでーター号を追っているので協力して欲しいと申し出る。やがて、チーター号の航路と外れたところでモリス社のダイバーと沈没したチーター号が見つかる。モリス社はチーター号を追っていたのではなかった。NSAはパキスタンのテロリストがチーター号の船長に送金した情報を掴んでおり、ヨットでアメリカ国内にミサイル誘導装置を密輸するのを阻止しようとしていた。チーター号は、船長がわざとビーコンを切って沈没を装い、取引の場所へ移動させていた。すでに、荷物は荷揚げされていた。果たして、FBIはミサイルを確保することができるのか?今週はデイヴィッドがお休み。豪華ヨットのサルベージとミサイルの密輸という組み合わせがなかなか面白かったです。ただ、モリス社のダイバーが誰に殺されたのかは、よく分からなかったですが。(爆)NSAの監視衛星で黄色いトラックを探し出すと言うのは、建物の中に入っていたらどうするのよ、と突っ込みました。気になるドンとリズの関係ですが、「誰とも本気にならない」ドンに、引き気味のリズが距離を置こうと申し出たのに、最後は「このまま誰にも言わずに付き合いましょう」ということになっていました。でも、いつものようにエプス家では丸わかりで、プライベートのずかずか入り込んでいました。(爆)アランはチャーリーの上司ミルドレッドとチェスをしたり、最近よく遊んでいますね。彼女はデート相手というよりは、エプス家の男たちと同じようなタイプなのでこの先は進みそうにないです。
September 18, 2008
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チャーリーとアミタは揃ってスタンフォード大の学会へドライブに出かける。途中、ワイナリーがあるので寄り道して行こうと、珍しくロマンチックなお出かけになるはずが…カルト教団に誘拐された少女、ジョセフィーヌが自力で脱出し、保護される。そのカルト集団の教祖(預言者)はアブナー・ストーンといい、一夫多妻の形で、未成年の女性を成人男性と集団「結婚」させ、そうすることによって天国へ行けると説いていた。信者は2000人ほどおり、ベーカーズフィールド周辺に多くの家族が住んでいた。ストーンは男たちを追放しては女性を妻にして国から生活保護を得ていた。ジョセフィーヌは誘拐され、暴行を受けレイプされていたが、彼女の母親も信者で脱出した娘の居場所をストーンに知らせた張本人だった。その母親が行方不明になり、ドンらは逃走するストーンを追う。どうやら、現実のカルト集団事件にヒントを得たエピソードのようですが、ストーンの目的は子供を作ることで、それも信じられないほどの近親婚を続けた結果、子供が出来ない状況になっており、そのために少しでも外部の血を入れたいと考えたらしい。一応聖書にもとづく信仰を説いているものの、凶暴なカルト集団で最後は教団のメンバーを殺して自分だけ助かろうとしていました。あまりにも酷い話です。このストーンを演じていたのが、「デッドウッド」のダン役のW. Earl Brownでした。悪役が似合うな。(爆)また、再び登場のFBI捜査官ミークスは、「ホワイトハウス」のウィル役、Joshua Malinaで、地元警察の警官レイチェル役のTeri Poloもまた、「ホワイトハウス」に出ていたのですね。日本ではこれからの放送になりますが。コルビーはお休み。チャーリーらは結局戻ってきていつものように捜査協力していました。教団のキルトに、模様が記されていたのですが、これが教団の家系図だったわけですね。パパの話のよると、かつて奴隷時代に毛布にかくまってもらえる場所を縫い込んで、奴隷たちがそれを見て脱出していたという、悲しい歴史があったのだという。せっかく犯人を捕まえても多くの被害者が出て、浮かない顔のチャーリーにパパは「世界は救えないぞ」とアドバイス。そうじゃないとやっていられませんね。現実は残された信者たちのこれからの生活が問題となるのでしょう。そのパパはちゃっかり学部長のミリーと仲良くお食事をしていました。(笑)
September 11, 2008
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売り出し中の住宅で、男性が椅子に縛り付けられ暴行されて殺される事件が3件続く。ドンらは、連続殺人事件と見て、捜査を始めるが、被害者らは繋がりがなく、家にも関連性がない。ただ、殺される直前にATMで金を下ろしていた。やがて、被害者が買春や性犯罪の経歴があることがわかり、犯人は被害を受け、その復讐のために性犯罪者を襲ったと考えられる。また、チャットで「少女」と会う約束をしていた者がいたことから、FBIチームはハンドルネームとチャットログの解析を進める。しかし、犯人は暴行シーンをウェブにアップロードするのなど過激化してきた。次のターゲットをチャーリーらが割り出そうとするが…一方、ラリーの宇宙ステーション行きにストップがかかった。生活態度に疑問を持たれたからだという。突然出てきたラリーの「転身」ストーリーは、ピーター・マクニコルが「24」のシーズン6に出演するためだったそうで、そういう契約もありなのですね。しばらく寂しくなりますが、半年間のお別れでまた戻ってくるのでしょう。ゲストが「デッドウッド」のカラミティ・ジェーンの人だったので、始めからかなり目立っていました。(爆)「子供を性犯罪者から守る会」のメンバーがチャットで性犯罪者をおびき出す手口も、最近よく見る話ですが、普通の主婦があそこまで拷問できるというのは、ちょっとやりすぎのような。あきらかに日常生活に問題が起きていそうです。オルドリン船長も登場して、やはりラリーへのはなむけエピソードだったですね。ラリーを新しい世界へ目を向けさせたのはメーガンだそうで、チャーリーもラリーのために嘆願するなど、成長を見せることができました。良かった。
September 3, 2008
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トールマン州上院議員と、精神科医のデイビスがそれぞれ人前で射殺され、いずれの犯人も直後に自分に銃を向け自殺を図る。一見関係がない被害者と犯人だが、どちらの犯人もアンフェタミンを過剰に摂取しており、国から年金をもらっていた。ドンの元へCIAのレイモンド捜査官が現れ、上院議員を撃ったミンはもとベトコンでアメリカの捕虜となり、30年前にCIAの極秘任務に関わっていたという。また、デイビスはチノ刑務所で精神科医をしており、犯人のコスタボは元キューバ難民で、チノで服役していたことがある。デイビスは、囚人に「ブルータス・プロジェクト」という実験を行っていた。やがて、2つの銃の出所を探ると、「マーカス」という男が銃の代理買いを依頼したことが判り、ミンとコスタボに銃を渡していたと思われる。レイモンド捜査官によると、かつて敵の工作員を捕らえ、特殊な催眠実験を行うことによって、彼らをスリーパー・エージェントに変え、本国に戻ったときに指導者を暗殺し、自殺するようにし向ける実験が行われていたという。ミンもコスタボも敵のスパイだった。実験はその後打ち切られ多くの「被験者」が野に放たれたという。誰かが、被験者に銃を持たせて、実験を再開したらしい。次のターゲットは誰なのか。そしてマーカスとは?冷戦時代に、相手のスパイにあらゆる人体実験をして洗脳し、国に戻ってから殺人マシーンにするとは、まるで「バトルスター・ギャラクティカ」のサイロンのようではありませんか。(それをモデルにしたのか!)それが上手くいかなくて中断していたのに、再開することになったというのは、やはり昨今のきな臭い国際情勢のためなのか?CIAは捜査協力を求めてきたのに、犯人が分かると後は機密として今後の実験についても、何も教えてくれない。こんな非人道的な実験を許すのか!、とドンは怒り狂っていました。彼らしいですけどね。なかなか凝った展開でしたね。「ブルータス作戦」というのは、信頼していた仲間に裏切られるということですよね。今回、あっと驚いたのはラリーが宇宙ステーションのペイロードスペシャリストに選ばれていたということです。実際は、何年も前から準備して訓練に入るはずなので、「来週から訓練に行くよ」というような気軽なことはないでしょう。でも、チャーリーにとっては、ラリーが自分の知らないところへ行くというのは許せないことなのでしょう。それこそ、ブルータスに裏切られた思いかも?コスタボ役は、デクスターのエンジェル刑事でした。(この間もクローザーで見かけたばかり)また、「マーカス」役はエバーウッドのアボット医師でした。やっぱりお医者さん役でした。(笑)
August 28, 2008
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FBIが悪徳企業と闘い、いつもより、力が入ったエピソードに感じました。(爆)連邦検事補役は「ホワイトハウス」のウィル・ベイリー(Joshua Malina)。保護者の一人として出ていたのは、「The Wire」のディアンジェロ役、Larry Gilliard Jr. ですね。今回から登場の新学部長見るドレッド(ミリー)はパワフルなおばちゃんですね。しかも、アランと息があってデートまでするので、今後重要なキャラクターになりそう。そのミリーからチャーリーは博士課程の入学委員会の議長を命じられ、アミタは終身在職権を与えられる。これまでのように、チャーリーのアシスタント兼恋人というおもしろくない立場だったアミタは、学者としても独立できるし、対等な立場でチャーリーともつきあえるのかも知れません。小学校の校庭で補修工事をしていたところ、急に地面が陥没し、児童や監督人が落ちて死傷者が出た。校庭の工事を担当したのは、ケントウェル建設という会社で、違法建築や贈賄など不法行為の疑いがあるため、内偵中だった。連邦検事補のミークスは、今回の事件をきっかけに過失や手抜き工事でケントウェル社を厳しく追及するという。専門家の立場でアランも捜査に協力することにする。チャーリーは地下水流のせいで陥没したのかどうか、調べる。ケントウェルの代理人の弁護士は捜査に協力すると言って、膨大な資料を持ってくるが、舗装材料として有毒廃棄物をリサイクルして使っていたことがわかる。実はケントウェルの親会社が化学廃棄物を舗装材料に加工していた。毒性は処理されているはずだが、なぜか小学校では白血病やガンを患う子供の数が多く、穴に落ちた子供は発疹が出たという。ケントウェルの工事を認めた教育長は、環境庁の検査をパスしたというが、ケントウェル社から賄賂をもらっている疑いがある。陥没した穴の周辺を調べると、処理されない廃棄物が入ったドラム缶が大量に埋められており、そこから発生したガスが岩を溶かし穴を開けていた。しかし、それだけでは企業の責任を追及する証拠とはならない…子供が日常過ごす場所は一番安全でなければならないのに、そこに産業廃棄物を埋めるというというあくどさに驚きです。しかも、アメリカのシステムなのか、教育委員会を丸ごと買収して息のかかった教育長を送り込む、また環境庁の役人に賄賂を送るなどなど、出るわ出るわ。その上、証人となった教育長を暗殺するなど、まるでスパイ映画の世界でした。だから「007」の映画を見に行くことになったのかしら。(笑)本当はもっと長い期間慎重に捜査をするのでしょうね。いずれ、保護者たちからも訴訟を起こされることでしょう。ラリーの住宅問題はエキセントリックになってきました。教室の次はスチーム・トンネルに寝泊まりするって、次はどこで寝るのか。
August 19, 2008
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マイナーリーグの試合で、元大リーグ・スラッガーのビック・ジョンストンがステロイドの過剰摂取で脳内出血を起こして死ぬ。ビックが使用していたのは、市中に出回らない30倍の濃度のソラサイクリンで、ビックは薬物使用を公表するという脅しのメールを受け取っていたという。メールにはセイバーマトリックスという、野球の戦力分析用の数式が添付されていたため、チャーリーはオンライン野球ゲームに詳しいビルに相談する。それによると、オズワルドというオンラインゲーマーのサイトに数式がアップされているというので、ドンらはオズワルドを逮捕する。オズワルドは何者かに家を荒らされ、危険を感じて逃げ回っていたという。数式は薬物を使用している選手を見やぶるためのものだった。オズワルドはビックを脅していなかったが、ビックについてつい口を滑らせた友人のクリスが遺体で発見される。ビックに脅迫メールを送ったのはクリスで、何者かがクリスを呼び出して殺したと思われる。ドンらは、ビックの薬物使用を隠すためにクリスを殺したと見て、捜査を続けるが…今度は野球の話。日本でも野球はセオリーのスポーツだとよく解説者が言っていますが、NUMB3RSでも「確率のスポーツである」と言うことで、オンライン野球ゲームの一ゲーマーが勝つためにチャーリーもびっくり!の数式を作り上げたというお話でした。それを作ったオズワルド君は高校中退で、ある意味「天才」でチャーリーと通じるところがあり、チャーリーは盛んに科学者として数式を発表しないかと誘っておりました。オズワルドにとっては生活のための数式なのですが、使い道は非常に有益で、FBIからも顧問になってくれないかとお誘いがあるし、どうやらまたゲスト出演するチャンスがあるようです。(笑)ゲストというと、ラリーとキャッチボールしていたビル・ナイは、シーズン2に続いて登場ですね。向こうでは誰もが知っている「科学者おじさん」。NCISでアビーが言っていた人ですね。今回はドンがマイナーリーグで有望な野球選手だったという話がありました。なぜドンが野球を始めたかというと、子供の頃に警官ごっこで銃を振り回していたのを見て、パパがこれではいかんと思って野球をやらせたという。そのまま野球を続けていれば、メジャーリーガーでも通用しただろうというのだからすごいですね~才能豊かなエプス家でした。肝心の事件ですが、なぜビックとクリスが殺されたのかを考えれば、製薬会社が怪しいのはすぐに判ります。大親友だという代理人はあくまで選手を「商品」としか思っていなかったということでしょうか。ビックの奥さんと子供を守ったということではないですよね。オズワルド君によると、ステロイドで身体を巨大にしても必ずシーズン中に怪我をするということで、女性化などの副作用もあるし、やはり使うべきではないですね。それでもメジャーリークではみんな使っているのかな?リトル東京の「変な日本」の風景は、向こうではそういう風に思われているというべきか。でも、LAの地元なのでみんな知っていると思うのですが。
August 14, 2008
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LAの変電所に無人の自動車が突っ込み、広い範囲で停電が起こる。2日前にも別の場所で停電が起こっていた。FBIはテロを念頭に置いて捜査を開始し、チャーリーがLA全体に停電が及ぶ「波及的故障(Cascade Inferior)」を狙ったモデルで次のターゲットを予測する。始めは電力会社の組合スト関連で嫌がらせかと思われたが、第2の襲撃で停電が起こると組合員とは関係ない元受刑者のギャングが死んでいた。停電を起こそうとして電力サージを受けたらしい。チャーリーの予測は外れ、死んでいたギャングが過去電力政策に関わったコンサルタント、ドナヒューと連絡を取り合っていたことがわかる。公共料金の操作を狙った犯罪かと思われたが、ドナヒューも殺されていた。チャーリーは停電を起こす目的を分析して、そこにあるパターンを見出す。やーっぱり、Donはセクシーな教え子とできてしまったじゃないか。教え子と言っても、Tactical Trainerというので「先生と生徒」よりはもう少し身近な存在だったのかも。例のロビンからは別れを告げられたらしいが、そもそもDonは女性とまともな関係を築けないのですよね。それを気遣って、チャーリーもパパもうるさいのなんの。「ロビンとはどうなった?」「二またかけるのは良くないぞ。」もういい大人なのに、年頃の男の子くらいなら「うっせー」と逆ギレされそう。Donもプライベートをいちいち報告する必要はないですよね。でも、そこがエプス家の濃い家族愛ということなのでしょう。変電所を狙ったテロ。大規模な停電が続いたが、目的が判らない。なぜその地区を狙うかではなく、なぜその地区を狙わないのかから推論すると、連邦拘置所のある地区に連続して停電を起こさせ、自家発電のための燃料(ディーゼル)を補充するチャンスを起こすことが目的だとわかってくる。では、暴動でも起こして誰かを脱獄させるのか?そこで、先週のエルサルバドルの麻薬王がからんできて、ワーナー捜査官が取引のために彼を移送させるという話に繋がる訳ですね。ギャングとしては、しゃべられると困るので拘置所に侵入して麻薬王を暗殺しなければならない。なるほど。こういう風に話が続くのはNUMB3RSとしては珍しいですね。Donとしては、事件は解決するわ、ワーナー捜査官には良いところを見せることができるわで、ニヤニヤしっぱなし。これも珍しい。(爆)最後はロビンとのことを家族に話していましたが、密すぎる家族関係て大変だなあ~発想の転換を指摘したラリーのアドバイスは面白かった。上から下じゃなくて、下から上に考えろ。なぜ停電するのかというと、変電所が壊れると高電圧の電気が全世帯に流れ危険だから。電気は貯めることが出来ないので、瞬間的に経路をシャットダウンしなければならない。最近落雷が多いですから、お勉強になりました。(笑)
August 8, 2008
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競馬の予想と数学。今回は字幕を読んでも展開がちょっと判りにくかったですね。そしてデイビッド休みでコルビーの番。競馬の予想というと、普通なら過去の戦績を分析して、その日の天気や馬の調子を見て予想する、ということでしょうが、殺された青年は2位になる馬を予想して30連勝していたという。しかも、6重勝(6 picks)も当てていた。ということは、上位6位までを当てていたということですね。チャーリーは青年の予想の理論に取り組むが高度で解析できない。競馬場のオーナーの背後に南米の麻薬カルテルの組織が絡んでいるということから、ドンの過去の教え子が共同捜査に加わることに。実は6重勝していた客は他に5名いて、みな殺されていた。青年は換金していなかったが、他が換金した金はオフショア預金(海外)に送金されていた。ということは組織的な八百長があって、儲けて殺された5名は被害者なのかと思ったら、過去に遡ると同じように6重勝して殺されていない者もいる。それは麻薬事件の関係者。調べていくと青年らはみな競馬場のオーナーに雇われていたのだった。そして青年は数学専攻の友人の助けを得て、八百長を見抜くプログラムを開発し、2位を当てて自分達の将来のために稼いでいた。麻薬組織は、借金のあるオーナーに命じて青年らを雇わせ、八百長で稼がせマネーロンダリングをしていた。とにかく手の込んだ犯行です。今シーズンはラリーとメーガンの関係が進むようです。メーガンは男の趣味がユニークなのか?(爆)そして研究室に寝泊まりするラリーの住宅問題もテーマの一つらしい。ドンは先週、ロビンとはまだほどほどに付き合っていると言っていましたが、かつては同じ相手とは1週間以上続かないらしい。ロビンは、"Guns and Roses"に出てきた検事補でしたね。組織犯罪班の元教え子のリズ・ワーナー捜査官はこのあとも出てくるようなので、やはり恋愛対象?
July 29, 2008
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高速道路で走行中の車が襲われる事件が起こるが、それまでにも似たような事件が多発し、死亡者も出ていた。しかし、銃弾が撃ち込まれたり、レンガが投げられたり、ゴルフクラブが飛んできたりと手口が全く様々なので、エプスたちはこれが連続犯なのか、複数犯なのかが決められない。しかも、被害者に共通点がなくて過去の事件とも接点が見いだせない。チャーリーは「ランダム」すぎて「ランダム」とは言えないという。つまり、iPodのシャッフル機能のように、同じ曲が演奏される事がないということは、単独犯だと結論づける。やがて調べていくうちに被害者たちに直接的間接的に、重傷事件に関連がある事がわかる。8件目の事故現場で最初の被害者が目撃した白いピックアップトラックが目撃され、信号を自由に操作しているらしいとわかる。その後、9件目の被害者が市の職員で、ある交差点に信号機を設置するかどうかを担当していたが却下され、その半年後にその交差点で大きな事故が起こっていたことがわかる。エプスらはピックアップトラックを監視カメラで発見し、そこに貼ってあったステッカーから頭部外傷者の会のメンバーが関係しているとターゲットを絞る。犯人を絞り現行犯で逮捕。犯人はひき逃げの被害者で、仲間と語り合ううちに怒りの矛先を彼らの話に出てくる人物に向けて襲撃していたのだった…高速道路を走る車を狙って物を投げ込むとか、銃を撃ち込むというのはかなり難しいのじゃないかなあと思いました。しかも、誰でも良いわけではなくて、相手を選んでいますのでこれはかなり難しそう。しかも、なぜ手口が「ランダム」のだったかの説明がなかったなあ。信号無視をした事故で目撃して証言をした人が襲われるのも、なんだか筋違いな感じがしますが、犯人の心の内はわからないですね。事故で脳に障害を受けた人たちの会というのも、初めて知りました。今週は和やかな雰囲気のラリーとチャーリー。ラリーの身の回りを気にしたり、教授になったアミタのことを心配したりと気配りチャーリーでした。交通流の分析は聞いたことがあります。道路の渋滞などは、水の流れと似ているのですね。相変わらず、ゆっくりして欲しいというパパの気持ちも判らずに、仕事大好きの兄弟でした。
July 23, 2008
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このドラマはFBIが舞台ですので、単なる殺人事件とはいかず、国際スパイやら外交関係が良く出てきます。関連機関との連携も多くて、「こうだった」とセリフで説明されるケースが多い、だからテンポも速いが付いていくのも大変。元中国領事館勤務の美女がクラブの前でひき逃げされる。領事館退職後も頻繁にアメリカに出入りしていたことから、FBIでもチェック済だった。銀行口座に多額の預金を持っていて、対応した総領事も次第に口数が少なくなってくる。彼女は中国側のスパイだったのか?実はコルビーエピソードでした。彼は陸軍出身ということでしたが、ものすごい良いカラダですね。ますますマッチョになってきたような。(爆)かつての戦友で彼の命の恩人だったカーターが、死んだ女性ミシェルの取り調べをしていたことが判り、しかも「関係」があったこともコルビーに認める。コルビーは任務と友情の板挟みになって、ドンから任務を外される。相変わらず、「何とか分析」も含め、これでもか、これでもかとてんこ盛りです。カーチェイスもありましたし、お決まりの銃を構えて突撃シーンも。画像ファイルに暗号が盛り込まれているというのは、以前のエピソードにもありましたね。ついでに、スパイの家に忍び込んでも、ばれずにちゃっちゃとデータを奪ってくるメーガンとデイヴィッドには思わずツッコミを。チャーリーは昼ご飯の時間も惜しんでFBIに協力していますね。ドンが頼まなくても自分から「アレを使うと解くことができる」とアピールするものだから、もうFBIの人と思っても良いかも?ドンもコルビーの公私混同を攻められないんじゃないの?(笑)友情を大切にしたコルビーをカーターは裏切り、中国人スパイに情報を売ってその結果、北朝鮮に軍事技術を漏洩した事件の証人が殺されてしまい、しかも自分も女スパイに脅されて彼女をひき殺してしまっていた。正義の人、コルビーは自ら友人を罠にかけ、ついでにドンの信頼を失ってしまうし、散々です。チャーリーは、ラリーが自分以外の研究者と論文を出したことでショックを受ける。「ゼロポイントエネルギーと量子宇宙論」というのだから、ニヤリとしますよね。結局、ラリーとしてもFBIに入れ込むチャーリーに関わりすぎると自分の引退を早めてしまうのではないかという不安があって、可能性を広げてみたいというごく普通の思いがあったのでした。天才同士でもやはりチャーリーには勝てないですからね。パパは気に病むチャーリーに例え「こうすればもっと良い結果になるのに」ということがあっても、人間関係を大事にしろとアドバイスする。ということで、チャーリーとラリーは友情を取り戻しました。めでたしめでたし。アミタは見る度にきれいになっていきますね。
July 18, 2008
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FOX CRIMEでシーズン3が始まっていたのを忘れていました。(汗)慌てて録画した2話をチラ見したら、どうやら1話の続きのようでしたので、キャッチアップを見てまとめてコメントを描くことにします。第3話は過去にナチに没収されたという絵画の盗難事件でした。久しぶりに見ると、またコルビーがいませんね~ゲストのFBIの美術品盗難専門の捜査官が入ったせいでしょうか。チャーリーはまだアミタと結論を出していなかったのですね。(爆)ご近所のご隠居さん風のラリーも健在です。「NUMB3RS」のテーマは事件と並行して描かれる、男やもめのエプス家の家族愛ですが、シーズン3になってもそれは変わらないですね。チャーリーが細々とした家の管理に手が回らず、パパがイライラして何かと口を出す。それもこれも息子にまともな家庭生活を送れる男性になってほしいからという。今時過保護かなと思うような親心ですが、これこそが「NUMB3RS」。(笑)小規模の美術館で各地での展示会を前に、ピザロの絵が盗難に遭う。プロの手口で、FBIの美術窃盗班のジャック・トルナーがやってくる。この絵には、本来の持ち主だというヘルマン夫人が今の持ち主、シューメーカーに裁判を起こしていた経緯があり、ドンは事情を聞く。絵はナチスに奪われ、夫人の家族もみな死んでしまったので、証拠がない。裁判では高齢のために記憶能力が信頼できないとされ、返還は諦めていた。チャーリーは美術関係のデータベースから、盗み出したと思われる容疑者をピックアップ。そのうちの一人、ウィーラーはホテルで殺されていた。盗品が一向に闇市場に出てこないため、チャーリーが売れないのは贋作のせいではないかと疑い、コンピューターの分析で贋作の作者を探し当てる。その作者はすでにブタペストで死亡していたが、いつ偽物とすり替えられたかを調べたところ、美術館の修復担当のホールデンが始めから偽物と知っていたという。ドンは、偽物と知った館長が展示を発表してから対応に困り、ウィーラーに盗ませていたとして館長を逮捕する。本物の絵は、ナチスの略奪を怖れたヘルマン夫人の父親が、偽物を作らせて、隠していたのだった。長い時を越えて、絵は本来の持ち主に戻る。このエピソードはゲストがアーミン・シーマンに始まって、よく見る人たちばかり。Matt Ross, Benito Martinez, Garret Dillahunt(4400のマシュー), Zach Grenierみなさんどこかで見ています。Bストーリーは今回の件で、「なぜうちは無宗教なんだろう?」と疑問を持ったドン。母親の従姉妹がヘルマン夫人のように、国を出てから家族が見つからず、ドンは母親の家系を調べてみたいという。私はエプスという名前から彼らはユダヤ系じゃないかと思っていたのですが、今シーズンはこれがテーマになるのかな?ラリーの父親は画家で、彼はその道に進むかどうか、悩んだようです。チャーリーの「何とか分析」は久しぶりですね~それだけのデータベースがあってこそだと思います。
July 10, 2008
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もうシーズンフィナーレですね。結局アミタとチャーリーの関係にはなにも結論は出ませんでした。そして今シーズン少しずつ話題になっていたエプス・ママがとうとう顔を見せました。でもまさかあれは亡霊?(笑)これまで天国へ行かないでエプス家を見守ってくれていたのでしょうか。チャーリーは気になる夢を見る。父親が強盗に撃たれ、死んだ母が朝ご飯を作ってくれている。最近悩みの多いチャーリーの夢にママが出てきたのは、彼がずっとママに尋ねたいことがあったかららしい。天才児チャーリーをプリンストン大に入れるために家族が別れて生活しなければならなかったことで、チャーリーは自分が家族を不幸にしたのではないかと思っていた。ドンにも母親は必要だったのに自分が母親を奪ってしまったとチャーリーは思っている。ドンも天才の弟を持つトラブルを口に出したことはありましたが、実はチャーリーの方がずっと根深く悩んでいたようです。でも彼がそんなに心配しなくてみんなももう大きな大人だって。(爆)ママもドンは大丈夫よと言ってくれましたが、描き方としてはえらく唐突な感じです。パパまでママの幻覚を見るなんて、この時期お盆だったのでしょうか?(笑)確かママには音楽の才能があって、それを諦めて家族のために尽くしたというような話でしたね。また病気になったときのこともあまり息子たちは知らされていなかった様な気がします。手のかかる?家族の中でママは話し相手もなく、寂しかったのかもしれないですね。メインの事件捜査は、女性をおもちゃにして睡眠薬で眠らせて悪戯し、その上殺してしまった金持ちのバカ息子(といっても45歳だが)が特定されるまでが見所でしたね。最後ドンが犯人の家に一人で潜入したのが今ひとつ納得できないかな。確かに人質の命は危険で、ドラマとしてはありがちな展開でしょうか。(笑)なんだかんだ言ってもラリーもアミタもチャーリーの捜査の手伝いをして変わりはなく、最後は無理やりまとめたようなシーズンでした。FOX CRIME NUMB3RS~天才数学者の事件ファイル
September 23, 2007
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最近よく取り上げられるSex Trafficと鳥インフルエンザを掛け合わせたタイムリーな事件。お友達状態だったアミタとの関係を前に進めようとするチャーリーの悩みも描かれていつものようにパワフルな1話でした。海岸に流れ着いたアジア系の女性たちのうち1名が鳥インフルエンザに罹っているとわかる。身元が分からず、密入国の間に海に落とされた可能性がある。チャーリーは海流の測定などで捨てられた場所を測定。莫大な数の船のコンテナを絞るのにもチャーリーが精力的に関わる。でも、これはもちろん有能なアミタの献身的な協力があればこそですね。暗号かと思われた易の八卦で作った「バーコード」のタトゥもアミタがあっさりと解いてしまう。チャーリーはこの関係に疑問を持たないけれど、アミタから見ると「私は貴方の助手でしかないのね?」ということなんですね。これはチャーリーには相当きつかったですね。チャーリーは前に進もうにも、ハーバードの助教授の仕事が来たアミタを引き留めることもできないし、自分が今のキャリアを捨てることもできない。落ち込むチャーリーを見てパパは適度に声をかけながらじっと見守っている。でもいつまでも親に心配してもらう年齢でもないですから、これは彼自身が解決しなければならないでしょうね。騙してアジアから女性をコンテナで運び、女性たちを風俗関係に送り込むマフィアのルートがあり、女性記者が命を賭けて暴こうとした成果をFBIは捜査するのでしょうか。鳥インフルエンザや武器の密輸でなければ捨て置かれてしまうのか、ちょっと批判も入っていて良くできていたと思いました。ちなみに、デイヴィッドと仲が良さそうな検死医のクラウディア役Lauren Velezは最近では「デクスター」のラゲルタ警部補役です。この人もOzの人なんですね。FOX CRIME NUMB3RS~天才数学者の事件ファイル
September 16, 2007
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最近話題のフィッシング詐欺とネット犯罪がテーマで、最後は「エイリアス」もどきのハラハラドキドキのオンライン泥棒とお決まりのアジトへ突入で久しぶりに素直に面白かったです。捜査では始めからあの銀行のマネージャーが怪しいとは思いました。ドンの口座が狙われたのと最初のフィッシャー(Phisher)逮捕の関係は誰だって疑うでしょう。FBIのみなさん、あなたたちそれでもプロですか?(笑)ネットカフェなどにいる雑魚のハッカーたちを抱き込んで、ロシアマフィアがフィッシング詐欺を行う。そこで名前が挙がったのは、前回"The OG"でも登場したLAPDのWalker刑事が追っているホシで、今回も一緒に仕事をすることになりました。私てっきりWalker警部補だと思っていましたが、この段階ではまだ刑事だったんですね。あの時チャーリーの数学理論に難癖を付けていたWalkerは今回はチャーリーを素直に買っていました。市警とFBIの合同捜査も順調でしたね。高度な技術を持つ犯罪者集団はチャーリーたちのオンラインでの動きを全て察知、裏をかいてFBIのユニットを危険に陥れる。その上家族への脅しもある。ドンはチャーリーを捜査から外すが、頑固者のエプス家がそう簡単に引き下がるわけがありません。そして「ゲーム理論」を使って敵の動きを辿ると冒頭のドンの銀行口座へということなのですが、私は判っていましたよ。ツッコミ所としては携帯の番号をドンたちに送った銀行のマネージャーは神業に近いことをやりましたね。シンクレアが撃ち合いで負傷してもなおエプス家に出入りして「ご隠居アラン」を守るところなど、助さん格さんの面目躍如。さらに家族全員ドンのチームに入ってサンダーバードのような感じになってきました。(笑)FOX CRIME NUMB3RS~天才数学者の事件ファイル
September 10, 2007
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冒頭FBIオフィスでのいきなりの銃撃戦で、「これは別のテーマだな」と思ったら、案の定、今まで結構アブナイ目に遭ってきたチャーリーが命の危険に際して、PTSDになってしまうという意外な始まりでした。しかしチャーリーのダメージはそれほど重傷ではなく(というか、がんばって乗り越えて)、実はコルビーがかつてアフガニスタンにいた頃待ち伏せしていて友軍(イギリス軍)を誤射してしまった、という過去の話につながっていました。この友軍誤射の話はJAGでもありましたが、ドラマでは結構使われていますね。チャーリーにアランが「安全なところなどない、いざとなれば闘うことも必要」と話していたのが印象的です。先週の話と言い、ドンのそばにいると家族まで神経をすり減らすことになりそう。人質を取ってFBIオフィスに銃撃戦をもちこんだ男は殺し屋に家族を脅されてやったまでだという。その間に、別の捜査官がデータをダウンロードしていた。真相は武器密輸で捕まった男の裁判に際し、FBI捜査官たちに証言させないための手の込んだ脅しだった。途中までは相当判りにくい、凝った展開でしたね。しかし、黒幕が判り次のターゲットが明らかになってしまうと、ドンたちは逆に犯人からのコンタクトを盗聴して先回り。最後は爆弾を目の前に、メーガン、ドン、コルビー、シンクレアが犯人の裏をかき一気に逮捕。相手はプロの殺し屋にしては誰も殺さず、随分簡単でした。(笑)それにしても、捜査官たちはみな妻子を脅されるとそんなに簡単に簡単に組織を裏切るのでしょうか。それなら仕事になりません。(泣)4次元立方体を出してきて、チャーリーが銃撃戦の映像を4次元的な解析をするというのでなんだと思ったら、結局弾道分析(CSIでよくやっている糸を使って弾が撃たれた方向を調べる)でした。なーんだ。メーガンはマーシャルアーツ(空手ではない?)も得意なんですね。プロファイリングの知識もあるし、捜査官としてはかなり有能な人材のようです。エンディングでちゃかりメーガンとお食事デートするアランて、何よ。(笑)FOX CRIME NUMB3RS ~天才数学者の事件ファイル~
September 3, 2007
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意外とこのシリーズは派手な銃撃シーンがありますね。知的な数学とはまた別の面がありますが、それも見物の一つかも知れません。この間のチャーリーに続いて、ドンの女性関係シリーズでした。(爆)かつて同棲までしたATF捜査官(Alcohol, Tobacco, and Firearms)が自殺した、ということでドンは入れ込まざるを得ない。ドンも一体何人過去に女性がいるのか、結構やります。(笑)そして元カノが殺されて、今のままでは人生は虚しいと、個人の生活を一歩進めることになったということのようです。今回親しくなった検事補ロビンは前にも出ていましたね。事件の背景は潜入捜査官が厳しい仕事で壊れてしまうということ。ギリギリの状況に追い込まれて自殺する者も多いという。チャーリーはまさにドンの生活がそうなるのではないかと心配でならない。ドンが付き合っていたニッキーは、ATFでは優秀でリーダーとして活躍し、その後結婚した相手も潜入捜査官だという。しかし、夫婦の生活には何かと問題がありそう。仕事柄誰に殺されてもおかしくない。悪い奴らは周囲にたくさんいる。果たしてニッキーの死は自殺なのか?今回もチャーリーが活躍でした。最後の電話の音響データから他殺を決定づける証拠を見つけ、犯行現場に残されたあらゆる証拠のDNAデータから、犯人の外見を見つけ出した。それにはCaltechのもつ犯罪者などのDNAデータから人間のオリジン(出身大陸レベル)をパターン化したという。その辺でラリーが倫理的な問題を口にしたのは良かったですね。個人のアイデンティティのDNAデータを一旦瓶から出したら元の瓶に戻らない。不利益に利用されることもある。ラリーはいつも良いことを言います。同僚のアジア系捜査官はどこかで見たな、と思ったらスターゲイトSG-1のゴアウルドの人でした。(笑)FOX CRIME NUMB3RS~天才数学者の事件ファイル
August 26, 2007
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最近の話題として特に珍しくはないSchool Shootingの話。犯人は大抵立てこもって自殺してしまうのでアフターケアの方が問題になりますが、今回は犯人同士身内で殺して、あとは逃げてしまった。しかも、当初思っていた犯人以外にもう一人いたらしい、ということが判って意外な展開になりました。それを可能にしたのは、子供たちが持っているICチップ入りの学生証と教師の持っていたPDAで、これもいかにも今時の高校を象徴しています。そしてそれによって事件当時の各人の位置関係と動きが明らかになり、犯人グループのガンマニアのオタク少年の犯行とは違うパターンが見いだした。あとは生徒たちのあらゆるデータを総合して被害者間の関係から犯人を割り出すという、チャーリーが大活躍でした。なかなか面白かったです。銃を持っているからと言って犯人の高校生を撃ち殺してしまうのには、ちょっと抵抗ありましたが、それも仕方ないことでしょうか。でも、School Shootingを持ちかけた張本人には意外な展開があって、いじめの問題にも触れていたのは良かったと思います。高校生活も非常に複雑です。そしてその間にドン、チャーリー、ラリー、アランなど各世代の高校時代の想い出が入って、「今の子たちはわからない」という結論になっていました。コルビー/デイヴィッドの助さん格さんコンビが若い子に負けない体力を見せたのがツボ。また、ついにメーガンとラリーがデートをしていました。メーガンもまんざらでもなさそう。なんと言っても、ロマンチックでキザなことを言ってシャイで、ギャグもすべらないしラリーがこのメンバーでは一番美味しい役ですね。ついでにメーガンは3人の姉がいる名家の出であることがわかりました。父との対立は男を期待していたのに女だったことが原因らしい。これについては期待を持たして、あまり面白くない話でした。FOX CRIME NUMB3RS~天才数学者の事件ファイル
August 26, 2007
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先週に引き続き、今週も非常に面白い!CIAで『スターゲイト計画』なるものがあり、超能力者、サイキックを使ってあらゆる捜査や研究をしていたらしい。「デッドゾーン」にもそういう話がありましたが、真面目な話、当たるも八卦当たらぬも八卦で目的のものが見つかれば政府はそれでも構わないらしい。そして今回サイキックとしてLAのFBIオフィスに姿を見せたのが、なんと"Smallville"のライオネル・ルーサー役のJohn Gloverでした。もう、ぴったり!!あの胡散臭さと言い、人を食ったところと言いジャストです。そして予知、超能力という『非科学』に対してチャーリーが反発し、何が何でも反駁しようとする。当然と言えば当然でしょう。ところがラリーは案外受容的なんですね。人知の及ばないものがあるという、これは物理学をやっているとそういう感じになるのでしょうか。事件はメキシコとの国境付近で、内蔵をえぐられた外国人女性の遺体が発見され、悪魔崇拝か何かの警告かと思われた。遺体の場所はサイキックのクラフトが言い当てたという。ドンは引き続きクラフトに協力を要請する。今回越境してくる違法移民問題を絡めて、南米からの麻薬密輸ルートが暴かれるのが意外性があって良かったです。メキシコからの入国者にはどこか同情的な描き方をしていましたが、国境を越えて入ってくるのは彼らだけではないということなんですね。コヨーテという不法移民を斡旋する業者もいるし、入ってきた移民を人道的に支援する団体もいるし、また入ってこないように自警団を組んで排除する動きもある。見えにくくなっている現実をチャーリーが数学的に見るというのも確かに必要かも知れない。チャーリーが最後までサイキックのおっさんを認めなかったのが良かったです。これを認めれば、NUMB3RSのドラマの根底を崩しますからね。(笑)あと、それと絡めてメーガンの家族問題が出てきたのはちょっとわざとらしいかなと思いますが、この先に何か発展があるのでしょうか。NUMB3RS~天才数学者の事件ファイル
August 12, 2007
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驚きのDNA合成機!これは、本当にあるのですね?ハイテクが売りのドラマですが、実際に売られているというのを知って驚きました。(例えばこれなど)チャーリーが勤めているのはCaltech(カリフォルニア工科大学)がモデルらしいので、ドラマで盗まれたのは市販の物よりもさらに高性能の機械があるのでしょう。SFの世界ではスターゲイトでクローンを作る装置がありましたが(笑)、現実にウィルス単位のものを作り替えることができるというのは非常に恐ろしいですね。当然海外に持ち出せば、生物兵器を作る道具にもなるのでただの盗難ではないとドンたちは思うのですが…容疑者はラリーが目をかけていた優秀な学生で、第一発見者だった。しかし、彼のIDは他人のものを盗んでいたことがわかり、別人を装ってはアメリカ全土で最先端の技術を盗んでいたらしいということを、チャーリーが突き止める。秀才たちの集う中で30才までに3度も秀才な人材として認められるのですから、この男も大したもの。年齢を偽って運動能力も優れていて、ラリーなどはすっかり信じ込んでしまっていた。次は、彼のプロジェクト、LIGO(the Laser Interferometer Gravitational-Wave Observatory)に加えようと思っていたほど。ラリーは騙されていただけでなく、学者の潮時のようなものを感じて落ち込んでしまう。そのLIGOですが、これもまたアカデミックな話でしたね。これも実在していて、CaltechとMITの間でも建設中なのだということでした。プラズマカッターで熱い鉄板を溶かし、セキュリティを突破し、あんな大きなものを盗むなんて、盗む方も大した物です。最後はドンの「脚力」が勝負でしたね。(笑)デイヴィッドはスラム出身で世の中の不平等に苦労したと作り話を話す青年に、お前は本当の不平等を知らない、と説教するのでした。嘘をついちゃだめですよね。Bプロットはエプス家の秘密で、チャーリーは死んだ母親が昔音楽家を目指していて、それを結婚のために諦めたと初めて知る。しかも、ママは結婚後も密かに自分だけの世界を持ち続け作曲を続けていたらしい。これはパパもショックです。誰もが持っている家族でも知らない面を再認識して、仲良しエプス家のメンバーは「自分らしさとは何か」について思いを馳せるのでした。今週もとても面白かったですよ。FOX CRIME NUMB3RS~天才数学者の事件ファイル
July 27, 2007
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今回は数学がフィーチャーされるのにぴったりなテーマ、ギャンブルでした。これは非常に面白かった。ギャンブルといってもスロットやルーレットとは違い、カード、それもブラックジャックは、明らかに確率論に基づいた戦略が成り立つわけですね。それをカードのカウンティングというのだそう。どんなカードが配られたかをきちんとメモしながらゲームをすると、カジノ側はそれをいかさまと認識してしまう。それで勝ったりすると、「ちょっとこちらへ」と言われて裏でコワイおじさんたちに囲まれてしまう。(爆)しかし、かねてから数学者は自分の理論がいかさまではないことを認めさせたい一念でのめり込んでしまう。それは金のためではないというのだが、やはり勝ち出すとそこは依存症と同じような状態になるのでしょうね。これまでおちゃらけが多かったラリーが自分の恥ずべき過去を告白して、そのカウンティングを実践していたということがわかりました。その実力はしっかり見せてくれましたね。すごーい。(笑)アメリカのドラマによくギャンブル依存症の人が出てきますが、カジノがある社会だけに深刻なのでしょうね。まあパチンコのある日本でも同じかな?事件は、優秀な数学科の学生たちがギャンブルの魔力にのめり込んで、チームでぼろ儲けし、そして殺された。カジノ側の恨みかと思われたが、実は資金を提供してもらいギャンブルでマネーロンダリングの片棒を担ぐという役割を担っていたという、悪い事を考える奴はいるものです。しかも、カード・シャッフル機のランダム関数のコードを入手するというあくどさ。これはフェアじゃないですよね。このシャッフル機の仕組みを考えたのが落ちぶれた数学者でラリーの知人、これをスタートレック・ヴォイジャーのニーリクス役、Ethan Phillipsが演じていました。お顔を拝見するのは久しぶりでした。(笑)ブラックジャックにウンチクたっぷりで、しかけが多くて最後まで楽しめました。ラリーに勝てなかったチャーリーは、「目で勝負」というポーカーでパパから挑まれ、家をかけることになったようですが、結果はいかに?チャーリーには博才なさそうな感じがしますが。ところで、最近出番のないアミタも久しぶりにセリフがあった感じですが、このシリーズはメーガン以外、本当に女気がないですね。(笑)FOX CRIME NUMB3RS~天才数学者の事件ファイル
July 15, 2007
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FBIの潜入捜査官が何者かによって射殺された。ギャング同士の抗争だと思われるが、下手に動くとこれまでの潜入がギャングたちに知られ、親玉を捕まえるチャンスを失うかも知れない。ただ、LAのギャング抗争では絶え間なく銃撃事件が起こっていて、その中から犯人を絞り込むのは困難に見える。そこでギャング同士の撃ち合いを数学的に(ポワソン分布)分析してドミノ倒しのように連鎖関係を調べ、撃ち合いを始めた人間とターゲットの人間を割だそうという試みは、なかなか面白かったです。今週はドンに「頼む」と言われる前に当たり前のようにチャーリーはFBIにおりましたね。(笑)潜入捜査官が殺された関係で、やりにくい現場の市警の警部補が出てきましたが、彼とチャーリーがぶつかるのも良かった。「それで何が判るんだ」というのはごもっともです。でも、途中からは「助さん格さん」のシンクレア捜査官にスポットライトが当たっていました。絶え間ない銃撃事件の被害者の多くは、子供や第三者の未成年者などで、始めにチャーリーがこだわったのもその点ですね。今回のチャーリーの入れ込み様は相当でした。しかし最後に目立ったのはシンクレア。今週は脚本はいつになく良くできていて時間が余ったのか、覆面捜査官の奥さんが出てきたり、シンクレアとコミュニティ・センターの責任者(BONESの2シーズンで出てくる、Tamara Taylor)とLOVE?なシーンもありましたし、メッセージ性もあったしサービス満点でしたね。この感じだと、彼女ができるのはデイヴィッドが一番早いかも。(笑)パパは相変わらず女心が掴めず、デートが上手く行かなくて、息子たちが何かと口を出していましたが、この成り行きはJAGのチェグウィデン少将風です。(笑)FOX CRIME NUMB3RS
July 7, 2007
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環境保護を訴え、放火犯(arsonist)により自動車に火が付けられたていた。現場には犯行声明のようなサインが残されている。しかし、今回は殺人を目的とした放火(バックドラフト)と見られ、しかも該当の環境保護団体は関与を否定している。放火の手口は非常に専門的なので、チャーリー、ラリー、都市工学の専門家パパを始め、工学部の教授まで動員して燃焼の様子を解析することにしていました。言ってみればドンは個人で最高レベルのCSIを持っているようなもので、もうこの展開はすごいですね。(笑)放火、燃焼に関するウンチクが山盛りで、今週は結構まともにおもしろかったです。そして数学で犯人を見つけるというよりも、工学的、物理学的な話が多くてチャーリーは万能タイプの科学者という感じです。犯人はすぐに分かってしまいました。それに気がつかないドンがちょっとやばいと思います。(爆)その犯人役がBONESでは主人公ブレナンの兄、ラス役のLoren Deanでした。やっぱり良い役はしませんね。(爆)そして、チャーリーが自分の経験から首謀者の天才少年の心に通じているので、事情聴取でもメーガンのサポートに入るのがこのドラマらしいところです。そういう、天才ゆえの孤独感は常に語られますね。それにしてもチャーリーもラリーも、今日も授業がないのかなあ。(爆)FOX CRIME NUMB3RS~天才数学者の事件ファイル
June 29, 2007
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博物館で考古学の研究員が殺された。彼女が調べていたのは工事現場で見つかった頭蓋骨で、鑑定に関して何かトラブルがありそうだ、というのですから、これはもうBONESそのものです。(笑)面白かったのは、先住民が自分たちの土地であると主張する場所から、彼らと繋がりのない人骨が見つかると、彼らの土地だという主張が認められなくなるのですね。しかも、つい最近まで(1990年)、発掘された文化財などは国や研究期間などに取り上げられてしまっていて、先住民たちに戻されることはなかったという。このあたりは非常に興味深くて、プロットとして上手く使われたと思います。あと、CSIマイアミでも同じプロットがあったのですが、現在先住民たちにはカジノの経営が認められていて、それによって彼らが豊かになったけれども、またそのもうけを巡ってトラブルも多いという背景があるようです。そこから事件が起こるわけですね。最近どのドラマも同じネタを使うということが判ってきましたが、違うキャラクターによってどういう味付けをするのか、が値打ちなのだと思います。今回もチャーリーの数学のウンチクが役に立ったような気がしません。警備員は始めから怪しかったですね。アランが妻の持ち物を未だに処分できないというBプロットと、先住民たちの発掘物がどれだけ彼らにとって重要かという話がリンクしていて、無理に処分しなくてはならないアランがちょっと気の毒だったです。あと、ラリーのディナーですが、なぜメーガンは招待されなかったのでしょうか。また、チャーリーの仕事仲間であるラリーが、エプス家と親戚づきあい並に親しい理由ももうちょっと説明して欲しいですね。(笑)FOX CRIME NUMB3RS 天才数学者の事件ファイル
June 23, 2007
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ゲストに「スタートレック・エンタープライズ」のトリップことConnor Trinneerが出ていますし、お気に入りで1シーズンにも出ていた元スナイパーのエジャートン捜査官役、Lou Diamond Phillipsが2回目の登場です。スタトレ繋がりで言うと、ヴォイジャーでは忘れられない濃いゲストカシック役のMark Harelikも出ておられます。この役者さんはもうあっちこっちで見かけますね。製薬会社を内部告発するために、元研究者が市販の薬品に問題となった薬品を混ぜ、それを服用した人の命が危険になるという事件が4件起こった。情報を公にすると、パニックを起こすと言うことで伏せられて捜査が進むが、本人が声明文を出して、今は山の中に逃げ込んでいることが判る。その山にはかつて保安官殺しの容疑で逃げ回る牧場主、マキューも隠れていた。マキューを追っていたエジャートン捜査官が出てきて、助さん格さんコンピのコルビーとシンクレアがうれしそうなのが良かったですね。(笑)実際、エジャートンはカッコイイですもん。ところでマキュー役がConnorなのですが、あまり出番(セリフ)はなかったのが残念!やつれた雰囲気は今までにない彼の一面だと思いましたが。マキューも、その製薬会社の作った抗生物質を牛に与えて、牛が汚染されたという背景を持っていてマスコミに訴えていた。保安官殺しは濡れ衣だったことはドンが指摘し、マキューの説得役にはやはりメーガンがあたりました。(おいしいところは全部持っていく)製薬会社はなんと暗殺者を付けていたのですから、これはちゃんと糾弾されるのでしょうね。今回は、数学の使い方もそんなに違和感がなかったですし、盛り上げ方も良かった。そしてなんとラリーとメーガンがデート!?特にチャーリーもドンも彼女の事は気にしていなかったので、もめることはなさそう。パパが仕事を始めて、やはり良いところでアドバイスをするようになりましたね。それとエプス家のママはその製薬会社の薬を飲んでいたのですね。もしかしたら、何か薬害のような問題があったのでしょうか。FOX CRIME NUMB3RS~天才数学者の事件ファイルモリーさんのブログ
June 16, 2007
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今週は始めからテンションが高かったですね。それだけでなく、みんなobsessiveでした。まず毎度お馴染みの突撃シーン、メーガンが指揮をしてドラッグ製造、取引の拠点に踏み込みこもうとして建物が爆発、捜査官が死んでしまう。これまで彼女はカウンセラーかプロファイラーかと思っていましたが、いつの間にか突入作戦のリーダーを任されていたとは!コルビーとデイヴィッドの上司だし、ドンのチームでの立場は意外と高いのですね。部下を亡くしている人に「今は休め」というのは定番ですが、メーガンは「これは私の責任よ」と突っ走り、そして逃げているドラッグシンジケートの親玉が小児性愛者だと判ると、今度はチャーリーが過去の思い出から「少女を守れ」と入れ込んでしまう。チャーリーは幼い頃友達の少女を父親の虐待から守れなかった、という罪悪感を持っていたのでした。これも意外でした。もちろんドンも仕事中心で今回はラリーも真面目に協力していましたし、パパも「どうなっている?」と様子を気にするし、エプス家を見ていると、なんだか「サンダーバード」を思い出してしまいます。(笑)とにかく話のテンポが速いのなんのって。会話も早いが、電話で一言二言あるとパパっと先に進むのがこのドラマの特徴です。(爆)JPEG画像の隠し絵を解読するところはなかなか面白かったです。冒頭のSNSのリンク解析を応用してドラッグの関係者、組織を挙げていくのも面白い試みだと思いました。それが正しいのかどうかは判らないのですが。(笑)FOX CRIME NUMB3RS~天才数学者の事件ファイル
June 9, 2007
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データマイニング手法?骨董品や高価な品物を奪う強盗が頻発し、快楽殺人的な要素も含んできた。被害者に共通する要因は何か、ということで今週もチャーリーが大げさに準備したあげく、メーガンがその中からさっさと容疑者を選び出してしまい、ついでにおとり捜査でも大活躍。ドンでさえ最近は、なんだか影が薄いですね。(笑)チャーリーには天敵が登場。彼の理論(エプス収束)を否定することが生き甲斐のような男が出てくるのですが、それを演じていたのがトム・ハンクスの息子のColin Hanksですね。彼は「ロズウェル」以来久しぶりに見ましたが、背が高くなったわ~(笑)(ちなみに、メーガン役のDiane Farrも出ていました。)チャーリーは天敵のおかげで、研究、教育、FBIへの協力などで多忙な自分の生き方を見直すことにしました。確かに今はかなりドンから仕事を依頼されて振り回されています。給料をもらったら?(笑)ところで引退生活を送っていたパパのアランも何か思いついたようで、現役復帰をし建築設計の仕事を始めることにしたようです。実は前回の引退はママの介護のせいだったのですね。お気の毒です。今はあれこれデートをしてみるものの、一緒に旅行へ行ってくれる人がないのなら、何か人の役に立つような仕事をしたいということでしょうね。新しい高齢シングルのライフスタイルを提案しているのかも?ところでこのシリーズ、FBIだ!と踏み込むシーンが多くないですか?まるで「水戸黄門」の印籠シーンみたいですよね。シンクレアとグレンジャーの助さん格さんコンビは、今週は2人で任されて弾丸拾いをして、なかなか良いケミストリーを出し始めましたね。(笑)空に向かって撃った弾を見つけるのはかなり無理がありましたが。FOX CRIME NUMB3RS~天才数学者の事件ファイル
June 2, 2007
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冒頭に、地下鉄にサリンを撒かれるという設定で対テロ訓練をしたり、ホスゲンガスなどの名前が出てくると、日本人としてはドキッとしますね。そういう様々な対テロ訓練を計画していた国土安全保安省(DHS)の名前も良く目にします。その責任者がおなじみのJohn Heard(CSIマイアミのカリーのパパ)で、「これ以上訓練をやったらダメです」とドンが言うにもかかわらず強行しようとしますが、そういう頑固なキャラクターに実は犯人のヒントがあったわけですね。チャーリーの数学的解析については、ガスの充満するシミュレーションは納得するとして、パチンコ台を持ってきて、「浸透理論」(Percolation theory)でテロの手口を説明するのには全く???とにかく、アメリカにも古いパチンコ台があることに驚きです。チャーリーは「パチンコー」と言っていましたね。イラクで特殊任務に就いていた兵士たちを追いかけるチームは、いつどこでテロがあるかも判らず、しかも容疑者の足取りもつかめない。先週と同じようにやはり情報漏れから真犯人に辿りつきました。「ナンバーズ」は犯罪捜査よりもキャラクターの掘り下げ(Character Development)の方が断然おもしろいシリーズですね。今回はドンとチャーリーが一人の女性を巡って高校時代に一悶着があったということが判りました。天才児なので13才で高校に入ったチャーリーはどうしても、周囲とはうち解けられずいた。唯一彼に平等に接してくれた女性をドンがプロムに誘ったことで、2人は大げんかした。それがそもそものこの兄弟の不仲の原因なのか?(笑)ところで、チャーリーのあこがれの女性はChristina Changでした。(こちらもCSIマイアミではホレイショの彼女役でしたね。つながりがあるなあ~)パパは今回はウェディングプランナーに生き甲斐を感じて、彼女の結婚披露宴の世話を焼いておりました。それは人のためというだけでなく、集まった人の中にいい女がいればゲットするという下心もあったらしい。実際ケイタリングの女性に色目を使っては、ドンにも女性を勧めたりして、この家族は本当に、何をやっているんでしょう。楽しすぎて終身制の大学寮みたなものですね。(爆)ところで、訪問先のブロンド女性が見たことがあるなと思ったら、デス妻でシスター・メアリーの人でした。この人もCSIマイアミ、NY、Cold Caseに出ています。キャスティングディレクターによほど気に入られているのでしょうねえ。FOX CRIME NUMBERS~天才数学者の事件ファイル
May 26, 2007
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コロンビアから国外追放になっている青年が暗殺されようとしている、というところまでをチャーリーの暗号解読ですませるのですごい。(爆)しかも、そのあとのどういう暗殺方法があるのか、「事故死」など絞り込みがどうして数学的に可能なのかどうかはさっぱりです。要するに誰がスパイ(黒幕)かということが判れば良かったわけですね。ちなみに戦艦ゲームは懐かしかったな。今でも手に入るのでしょうか。参事官役のおばさんはCSIマイアミのCouncilwomanの人(Elizabeth Peña)ですね。「あなたのキャリアに影響するわよ」と言っていました。この方もあちらこちらでよく見かけますね。ラテン系の役者さんて多いようで限られているのでしょうか。コロンビアと麻薬関連の話は定番ですね。勢力争いのために、アメリカまで暗殺者を送るということは、アメリカに入国するのが容易だと言うことなのでしょうか。兄弟愛のドラマだけに、青年もこれまで守ってくれた兄を思って国に帰るというオチでした。ところでターゲットになっていた青年が住んでいた家が、運河沿いでものすごくおしゃれ。こちらで映画を学ぶ学生で、カフェも経営しているということで、案外金持ちなのかも知れません。ちなみに、以前LAに行ったときに、もしかしたらこの近所を観光タクシーで通ったかも。(シュワルツネッガーで有名になったゴールドジムの近く、だったような)家の前にクリークがあると、日本だと家が湿ったり蚊が湧いたりすると思うのですが、リラックスした雰囲気がありますね。そして叔母さんの誕生祝いに親子3人して出かけるエプス家。もう、女性=他人と暮らすくらいならこのまま家族で寄りかかった生活をしている方が楽でしょうね。(爆)アメリカでは珍しいスタイルなのかなあ。FOX CRIME NUMB3RS
May 20, 2007
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「狙われたスター」人気シンガーが自宅に侵入され、911通報があった。日頃からパパラッチに狙われており、脅迫状めいファンメールもたくさん届いていた。完璧なセキュリティシステムにもかかわらず、侵入された形跡を確認することができない…このドラマ、どこでどう数学を使うのか、使われてもさっぱり判らないので判断のしようがないのですが、でも判らないなりに「なんか、すげぇ」と思えると今週はおもしろかったということになります。そういうときは、ラリーも含めて「やもめ軍団」の出番も多くなりますし、FBIの影が薄くなるほど、オタク話が楽しいですね。クラッシックカーなんて、ストーリーとは全く関係ないじゃないのと突っ込みたくなりますが、あれはPeter MacNicolの自前の車なんだそうな。楽しんでいますね。で、今週は○です。(笑)画像解析などはとてもスリリングでした。最後は意外な展開というのか、そう言えば最初のシーンで意味深なところで終わっていましたね。まあ、いくら有名税といっても、パパラッチのすることは腹に据えかねるという気持ちはわかります。昔からスターは孤独ですね。そこは事件が起こる方が売り上げがアップするというラップ業界とは違うようです。ところで、チャーリーに届いた匿名のファンメールは一体誰からの?ちょっと気持ち悪いですよね。もしかしてこのシーズン引っ張るのか?ストーカーされたハリウッドセレブがThe O.C.のアンナ(Samaire Armstrong)でしたね。あまり結婚しているようには見えなかったけれど、この子はきれいだしモデル系で確かに存在感が違って見えました。この子、CSIマイアミの5シーズンにゲストで出ていますけど、とにかく目立ちますね。ついでにもう一つ喜んだのは、ラッパー役だった人(Johnny Whitworth)も、CSIマイアミ5シーズンでちょっと大事なゲスト役として出てきていました。私的には要チェックの役者さんです。FOX CRIME NUMB3RS
May 5, 2007
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