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「Homeland」の放送が終わって、当分の間クィン・ロスが続きますので、ルパートの過去の出演作品を引っ張り出して見ておりました。オリンピックに湧くこの時期、この作品は感慨深いものがあります。今から8年前、北京オリンピックの開会式の日、旧ソ連の構成国だったジョージア(当時はグルジアと呼んでいた)とロシアの間で戦争が起こった。(南オセチア戦争)そこで繰り広げられた惨劇を命がけで報道しようとした、戦場ジャーナリストを演じているのがルパートで、「Homeland」以前の出演だと思うのですが、それはもう、ピーター・クィンの面影がたっぷりでたまりません。もしかして、これで「Homeland」に抜擢された?作品も迫力ある映像など見応えがあります。監督はレニー・ハーリン。それまで、上流階級の人物だとか線の細い青年という役柄が多かったルパートがこの作品で方向転換をして、今の位置にいるのじゃないかと思います。【送料無料】5デイズ/ルパート・フレンド[DVD]【返品種別A】もう一つ、昨年アメリカで公開された「Hitman:Agent 47」がこの秋、日本でDVD/BDが発売されるのでご紹介。一足先に、US版を購入して見ましたが、これもまたピーター・クィンの面影があるんだなあ~制作者もインタビューで語っていましたが、やはり「Homeland」のルパートの演技が気に入ったのだとか。ゲームを映画化したものなので、主人公は人間離れしたマシンのような暗殺者ですが、冷徹なようでその裏に人間的なものがあるというのが、まさにピーター・クィンですよね。全体はアクション映画なので、とにかくルパートの動きがシャープ。「ありえなーい」と突っ込みを入れたくなるシーンもありますが、途中からクィンならやるのじゃないかと思ってしまう。(笑)そり上げた頭もなじむとセクシーですね。というわけで、来年のシーズン6まで、ひたすらクィンの面影を求めております。(笑)ヒットマン:エージェント47 2枚組ブルーレイ&DVD【初回生産限定】 [ ルパート・フレンド ]
August 10, 2016
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自分用の備忘録としてまとめておきます。予約録画のチェックをしなければ。NUMB3RSの新シーズンは本当に久しぶりですね。レビューも再開です。FOX■NUMBERS ~天才数学者の事件ファイル シーズン41月18日(月) 22:00スタート毎週(月)22:00-23:00 字幕、全18話■バーン・ノーティス 元スパイの逆襲1月9日(土) 23:00スタート毎週(土)23:00-24:00 字幕FOX CRIMEでは「消されたスパイ」でしたが、DVD発売に併せ、FOXでは邦題を変更した模様。また、栗田貫一氏の吹き替え版放送は4月からですが、それに伴い第1話のプレミア放送が:1月25日(月)24:00-25:00にあります。なお、この週のこの時間帯は「2010年FOX新作祭」として、「バーン・ノーティス」以外に、「LIE TO ME」、「Castle」、「GLEE」、「Californication」の第1話が放送されます。FOX CRIME■NYPD BLUE ~ニューヨーク市警15分署 シーズン31月18日(月)17:00スタート放送日時:毎週(月)~(金) 17:00吹替版、全22話1~2シーズンを繰り返し放送していましたが、日本で未放送のシーズン4以降も引き続き放送してくれるとうれしいです。■女検死医ジョーダン シーズン4放送開始日時:1月4日(月)20:00-22:00放送日時:毎週(月)20:00-22:00字幕、全21話 日本初放送FOXライフ■scrubs~恋のお騒がせ病棟1/9(土) 10:00PM スタート放送日時:毎週土曜10:00PM~11:00PM 2話進行字幕、全24話すでに本国で9シーズンまで放送されている医療系コメディですが、今からどこまで追いつくでしょうか。
December 22, 2009
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話題のドラマが早々と日本上陸ですね。スーパー!ドラマTVでは2010年春に放送と言っています。(「ザ・メンタリスト」記事)主演のサイモン・ベーカーというと、顔を見て思い出しました!そうか、彼はFOX/FOX CRIMEで放送してた「墜ちた弁護士-ニック・フォーリン」に出ていたんですね。これは受けそうだわ。ドラマもイケメンのボビー・ゴーレン?(Law & Order:C.I.)スパドラさんも、次々と人気ドラマを導入されますね。
December 7, 2009
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「タッチング・イーブル(Touching Evil)」は、日本でもブレイクの予感がある「BURN NOTICE(バーン・ノーティス)」に主演しているジェフリー・ドノヴァンが主演していたドラマです。ミステリチャンネルで放送していた時に見逃して今地上波で見ていますが、これ、なかなか良いですね。元々はイギリスで制作された同名のドラマ「捜査官クリーガン」のUSリメイクらしいのですが、ジェフリーにはまりつつある私としては、リメイクでは彼の魅力が発揮され、しかもドラマの演出が独特の雰囲気があって見応えがあって結構気に入っています。残念ながらUSAネットワークが12話で(Pilotを1話とすると)でキャンセルしてしまい、アメリカ本国でもまだDVDが出ていません。ということで、BNファンは見るチャンスがあったらぜひ見逃さないように!(笑)ちなみに、USリメイクではサンフランシスコが舞台。捜査中に額に銃弾を受け「10分間ほど死んでいた」デイヴィッド・クーリガン捜査官が蘇生し、その後FBIのOSC(Organized and Serial Crime unit)(組織犯罪・連続犯罪捜査局)に復帰する。銃撃の後遺症などで幻覚をみたり、感情をコントロールできずに暴走したり、パートナーのスーザン・ブランカ捜査官とぶつかったりと何かと問題児ではあるが、捜査では成果を上げていく。ただし、妻とは離婚して非常に寂しい。その辺のやさぐれた感じをジェフリーがとても上手く演じています。shirtlessのサービスショットも多いし。(爆)プロデューサーがブルース・ウィリスなのはあまり関係ないのかも知れませんが、とにかく話が非常に暗いですね。クーリガンが悲惨な事件に感情移入し、他の捜査官や被害者に対しても気持ちを寄せていくのですが、事件が解決しても爽快感は全くない。「霧のサンフランシスコ」がいかにももやもやとした頭の中を象徴しているようで、クーリガン自身がかかえる正気か、狂気かという悩みなどが重くて引き込まれます。エピソードはスタンドアローンでなく、前の話が繋がっていますので途中から見ると判りにくいです。ぜひ、DVDを出していただきたいですね。
September 11, 2009
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2006年BBC制作の政治サスペンスドラマ。ロンドン行き民間航空機テロを発端として、駐米イギリス大使が複雑に絡み合う米・英政府、財界の思惑、陰謀に立ち向かう。駐米大使Sir Mark Brydonを演じているのが「ブラザーフッド」、「ザ・ホワイトハウス」のJason Isaacs。「ハリーポッター」に出演してるのでイギリス人であることは判っていましたが(笑)、「ブラザーフッド」ではアイルランド系アメリカ人として別の英語をしゃべっていたのだな、と改めて認識しました。(爆)しかも、ブラザーフッドでは弟が政治家で本人はなく子も黙るギャングなのに、本作では政治家向きと言われ、本国に呼び返されて重要なポストに就く直前というのですから、そのギャップにニヤニヤしてしまいました。やはり主人公なので、第1話では飛行機の墜落現場で身の危険も顧みず救助しようとしたり、友人の子供の名付け親を何人もしているなど、「Good Guy」のイメージです。そして、アメリカ側で頑固な国防長官を演じているのが、「BURN NOTICE」や「Nip/Tuck」に出ているSharon Glessで、こちらでも怖い~。米英は中央アジアの架空の国を援助することで、手を握っているけれど、それを面白く思わないテロリストが2国の間を裂こうとして、その結果、国防長官はアメリカ(と自分?)の利益を守るために、対テロで強硬な態度でイギリス側に接してくる。彼女がかつてCEOをしていた会社がまた武器などを世界中に売っており、軍とも密接に関係がある。国防長官の下には野心的な部下がいて、それがイギリス大使の参事官と「恋仲」というのも面白いですね。NHKのドラマで男性同士の激しいキスというのは初めて見ました。これなら、「トーチウッド」も放送できそう?(笑)イギリスの視点で描かれているため、アメリカ国内にいるイスラム教信者のイギリス人が逮捕されたり、死刑囚となったイギリス人の無罪を明らかにしようとする人権団体の動きなどが描かれていて、新鮮です。大使としてはこれらを守らなければならないのですね。ちなみに、この死刑囚役が「ジェリコ」のホーキンス役Lennie James。この人もイギリス人だったのですね。へええ~知らなかった。などなど、意外と知っている人が出ています。そのほか、アメリカ国内でイギリスの傭兵が密かに訓練していたり、MI6など諜報活動もあり、複数のストーリーが同時進行しておりました。私はJason Isaacs目当てなところもありますが(笑)、全体的に見応えがあるのではないでしょうか。BS2 「ステート・ウィズイン~テロリストの幻影」 全7話
January 29, 2009
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スティーブン・ボチコ制作の刑事ドラマの名作、というよりも今ならCSIマイアミのデヴィッド・カルーソの出世作と言った方が通りがよいでしょうか?日本ではシーズン3までしか放送されておらず、スーパー!ドラマTVで放送された頃はCSIマイアミがまだ放送されていなかったので(WOWOWでは始まっていたかも知れないが)、それ以降放送がないので新しい海外ドラマファンはまだ見たことがないかも知れません。今回、FOX CRIMEで連続放送されているので、ホレイショファンだけでなく、ぜひごらんになって下さい。第1話を見逃した人は、週末にキャッチアップ放送があります。★12月20日(土)12:00~19:00 FOX CRIME NYPD BLUE ~ニューヨーク市警15分署 デヴィッド・カルーソが演じるジョン・ケリー刑事は正義感に溢れ、仲間に篤く、弱い者や子供女性の味方で、犯罪人には容赦なく、潰しにかかる権力にも臆することがないという、誰もが好きになる典型的なヒーロータイプ。実はCSIマイアミのホレイショ・ケインの原型がこれだといつも思っています。ケリーと弟分マルチネスの関係も、ホレイショとデルコの関係に似ています。ギャングの店に飛び込んで、因縁を付けるやら腕力で脅すやら、やりたい放題。でも、女性にはモテモテで、若いだけに輝いて見えます。(笑)ケリーがコンビを組むアンディ・シポビッツ刑事(デニス・フランツ)は、対照的にアルコール依存で家庭に問題があり、仕事でも人生でも何度も失敗をくりかえすという生き様を見せる。しかし結果的に彼は、パートナーを替えながら最終のシーズン12まで残りました。CRIMEのHPでは「全話数:全12シーズン 261話」と書いてあるので、もしかしたら日本未放送のシーズン4以降も放送してくれるのじゃないかと期待しています。このドラマは、今では当たり前のようになっている手持ちカメラによるドキュメンタリー風のカメラアングルを取り入れた最初のドラマで、テレビ界におけるタブーを破るようなこと(リアルなSEXシーン、登場人物がみな裸を見せるなど)でも話題だったそうです。それだけでなく、犯罪捜査を通じて描かれるニューヨークの人々の暮らし、街の息吹がリアルに感じられて、群像劇ならではの刑事たちの日常生活、成長に感情移入してしまいます。ご存じのように、カルーソはこのドラマの成功でトンボになって、シーズン1で自ら降板することを決めてしまいましたが(登場はシーズン2の4話まで)、跡を継いだジミー・スミッツによるボビー・シモーン刑事もまた良い味を出していました。実はこのドラマのベストシーズンは4~5だという話を聞いたことがあり、見たいなと思っています。また、長いドラマだけに、多数のゲスト出演があり、それも楽しみの一つですね。シーズン1などは、「ER」のスーザン・ルイス、「フレンズ」のロスや、「ホワイトハウス」のジョシュなどNYにゆかりの俳優も見かけられます。(月)~(金) 昼0:00pm / 5:00pm / 10:00pm
December 11, 2008
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12月~1月放送予定の海外ドラマ(スカパー!)で興味のある作品をピックアップしました。全部見られるかどうかはわかりませんが、なるべく見たいと思っています。そのうちのいくつかはブログに感想をアップする予定です。スーパー!ドラマTV■WITHOUT A TRACE4/FBI 失踪者を追え!(シーズン4)12/15(月)スタート 毎週月曜23:00~23:55毎週月曜27:00、水曜24:00、金曜11:00&25:00、土曜8:00&18:00■ザ・ソプラノズ4(シーズン4)12/29(月)スタート!毎週月曜23:55~25:00 毎週月曜27:55、毎週金曜26:55 ■犯罪捜査官ネイビーファイル10 (最終シーズン)1/12(月・祝)スタート 毎週月曜23:00~24:00再放送:毎週火曜11:00、金曜24:00、土曜9:00 ■エバーウッド3 遥かなるコロラド(シーズン3)1/29(木)スタート!毎週木曜20:00~21:00 再放送:金曜28:00、土曜19:00、日曜8:00&19:00、火曜12:00 FOX■LAW & ORDER: 犯罪心理捜査班 シーズン1 初回放送日:12月14日(日) 23:00~ スタート 毎週日曜日23:00~リピート:木曜9:30/22:00、土曜13:00/19:00、日曜22:00 他■Dr.HOUSE シーズン3 初回放送日:12月16日(火) 23:00~ スタート 毎週火曜日23:00~リピート:水曜10:30/21:00、土曜18:00、日曜25:00他 放送話数:全24話■ボストン・リーガル シーズン3字幕初回放送日:1月6日(火) 22:00~ スタート 毎週火曜日22:00~、リピート:水曜18:00、金曜9:30■BONES シーズン3ニ/吹替初回放送日:1月16日(金) 23:00~ スタート 毎週金曜23:00~リピート:火曜 21:00~/水曜 17:00~/土曜24:00他FOX CRIME■NYPD BLUE ~ニューヨーク市警15分署初回放送日: 12月8日(月)(月)~(金) 昼0:00pm / 5:00pm / 10:00pm■女捜査官グレイス ~天使の保護観察中(セービング・グレイス)初回放送日: 12月8日(月)(月)~(金) 9:30am / 2:00pm / 11:00pm(※訂正済)■LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン4初回放送日:1月31日(土) 9:00pm~11:00pm ※初回のみ2話連続放送日:毎週(土) 10:00pm~11:00pmLa La TV■「ロビン・フッド」シーズン1放送日:12/7(日)スタート 毎週(日)21:30、(月)12:30、(土)24:15、(日)9:30※2話連続放送、最終週のみ3話連続放送LFDさんのブログ
November 18, 2008
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実在の女性・法医人類学者(forensic anthropologist )キャシー・ライクスのベストセラー小説に着想を得た、ユニークな犯罪ドラマ。主人公のテンペランス・ブレナンはキャシー・ライクスの小説に出てくる同名の学者だが、テレビ版では多少設定が変わっている。一番大きい違いは、行動派で学者肌のブレナン(ボーンズ)と、昔気質の刑事タイプのFBI捜査官ブースの2人を中心にドラマが展開すること。腐敗したり、損壊された遺体が彼らの捜査の対象で、難事件の捜査を通じて、対立しぶつかり合う2人の関係が微妙に変化していく。友人でも恋人でもない独自の「関係」は本編以上に見物である。演じるエミリー・デシャネルとデイヴィッド・ボレアナズの息のあったやりとりも魅力たっぷり。デイヴィッド・ボレアナズは、「バフィ/エンジェル」のヴァンパイア役から、元スナイパーのFBI捜査官ブースという新たな当たり役へと移行した。シーズン1の出だしは必ずしもスマートとは言えないが、回を重ねるごとにキャスト間の息もあって、見応えある内容になっていくので見て欲しい。CSIなどの犯罪捜査ドラマよりもキャラクター・ドラマである。FOXでは今年の10月にシーズン3を放送する予定で、DVDも順調に発売されている。
August 20, 2008
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高校生ホラーというジャンルが当てはまるのは、前半の3シーズンまで。サブキャラクターのエンジェル(デイヴィッド・ボレアナズ)にスポットを当てたスピンオフ「エンジェル」が始まった4シーズンからは、サニーデールという架空の町にある「地獄の口」を巡って、主人公のバフィの成長を描きながら、スレーヤー対デーモンの壮絶な「正と悪」の闘いが繰り広げられる。世界的にSF、ホラージャンルではもはやクラッシックとも言われるカルトなドラマ。魔術、古文書、古代の遺物などのアイテムを武器に、バフィ(サラ・ミシェル・ゲラー)はヴァンパイアとカンフーで戦う。オリジナルのメンバーによる社会を斜めに見た軽い会話は最後まで楽しかったが、バフィの恋愛などメロドラマの要素も多く、他のキャラクターも苦しみ成長していく。敵となるヴァンパイアなどお馴染みの悪の存在は、少女たちを取り巻く誘惑や危険な存在の比喩となっていて、「ガールズパワー」がテーマとなった。それだけでなく、Joss Whedon(ジョス・ウィードン)によるヴァンパイア~スレーヤーのファンタジー世界観は、スピンオフ「エンジェル」を始めたことによりさらに発展し、奥深くなっていく。日本ではFOXで全7シーズン放送されたが、残念ながらDVDは2シーズンまでしか出ていない。ただ今、3シーズンがサイファイチャンネルで放送中で、DVDの発売が待たれる。合わせて「エンジェル」のDVD化も望まれる。
August 20, 2008
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4月から始まったNHKの新ドラマ『ダメージ』は、1話の間に現在と過去が同時進行し、次第にそれが一点に収束していく演出を取っており、とてもエキサイティングで、挿入されるシーンの意味合いが前後のシーンが異なることによって、全く別の意味を持ってしまうため最後まで何が真実なのか判りませんでした。そのために録画も残して何度も何度も見直すほどのめり込みました。最終回の"Because I Know Patty"では、始めに持った疑問がどこまで明らかにされるか、楽しみにしていたのですが…(以下ネタバレ)とにかく判ったようで判らない終わり方。一応パティが地区検事を脅して(?)エレンに対する容疑は取り下げられ、決着がついたはずなのに、逆に謎だらけです。まず、・エレンを追っていたFBI2人組はパティの犯罪に触れる行為、過去などをずっと調べていた。そのためにいつからか判らないがナイ弁護士に接触していた。・エレンはFBIからパティを検挙するために、引き続き事務所に残って情報提供者になって欲しいと言われ、承諾する。・パティには35年前に死産した女の子がいて、フィスクが自殺した後別荘へ行き、その後35年ぶりに墓参りをしていた。・フロビシャーを告発するグレゴリーのビデオはパティの手から地区検事の手に渡った。フロビシャーと交わした約束やビデオの所在は、マーシャルやトムは知らない。明らかに言えるのはこの辺まで。あとは疑問が山盛りです。・リックと呼ばれる暗殺者(フロビシャーの汚れ仕事をする男)は本当に刑事なのか?・デイヴィッドが殺害された時にドアマンはリックたちを目撃していないのか?・パティのアパートでエレンを襲ったスーツの男は誰なのか?誰の命令だったのか?本来何の目的で侵入したのか?・その犯行現場の後片付けを指示したのはパティなのか?それとも爺やのピートなのか?・パティはなぜエレンにアパートに泊まるように頼んだのか?なぜ、息子がその夜に戻ってきたことをヒューズ夫妻は叱ったのか?・別荘でパティは何を恐れ涙を流していたのか?・トムがパティのアパートで手に入れた血痕はどうなったのか?・フロビシャーの命は助かるのか?死んでしまったら訴訟団との和解はどうなるのか?・フィスクが自殺した経緯(グレゴリーとの件でパティが脅したこと)は明らかになるのか?etc.「あなたが気に入ったの。戻ってきて」というパティの本心は、やはり秘密(フィスクの件)を共有したエレンを手放せないということでしょうね。デイヴィッド殺害の捜査が進展することを望みますが、FBIに情報をリークする予定のエレンがパティをどこまで追いつめられるのか、また逆に危険な目に遭うのかどうかというのも気になるところです。これらは全て始めから織り込み済みの事案なのでしょうね。ということは、最後まで、少なくともシーズン3まで見ないと解決しないのでしょうね。改めて第1話を見ると、エンディングでピート爺にケイティの犬を殺させていたことが判りますが、それと最終回の水際のパティの姿が重なって、やはりパティはとてつもなくイーブルだということが感じられました。とりあえず、シーズン2以降も放送されることを望みます。DVDについては、第1巻とその後が別売となっていますのでご注意下さい。この記事を読んで買う気がなくなりませんように。(爆) カクテキさんのブログ
July 4, 2008
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今、アメリカのケーブル系ドラマは大物女優をメインに据えてどれも評判がよいという、そのうちの一つ、グレン・クローズを主演としたFXの法廷ドラマ。舞台はニューヨーク。何も事前情報を読まずに敏腕女性弁護士が丁々発止と相手をやりこめる弁護士ドラマか、と言う程度にしか認識していませんでしたが、全く違いました。(爆)1話完結ではなく、完全に連続ドラマですね。「危険な情事」などの印象が強いグレン・クローズの怖さについても、予想を遥かに上回っている。第1話だけでは断言できませんが、主人公の人間味に魅力を感じて見続けるのではなく、プロット重視で、むしろパティ・ヒューズ(グレン・クローズ)の事務所に採用された新人弁護士のエレン(ローズ・バーン)の視点から見る感じです。パティは謎めいていて、この段階ではむしろ悪役に近い印象でした。意外にも彼女には夫と息子がおり、人間的な面もあるという含みはあるのですが。ストーリーも、現在と6ヶ月前の同時進行で描くのも珍しいですね。我々は一体どんな恐ろしいことが起こるのだろうと、緊迫感を持って見ることになります。ロー・スクールを出たばかりの優秀で家族思いのエレンがなぜ6ヶ月後に血まみれの半裸姿で警察に保護されることになったのか。エレンは採用が決まったナイ弁護士の事務所を蹴って、パティの事務所の面接を受ける予定だった。しかし、ナイ弁護士は「あそこへ行けば破滅する」と脅しにも似た事を言い、「何かあったらいつでも来い」と『私は警告されました』という名刺を渡す。しかし、面接に行くと部下のトムと話をしただけで、姉の結婚式のある土曜日を面接のために一日空けておくように言われる。エレンはしかたなく結婚式を選ぶことにするが、そこへ超多忙だというパティが現れ、即採用だと告げる。私はこの段階で、これはおかしいと思いました。(爆)優秀だろうがごく普通のエレンにパティが注目するはずはない。パティ・ヒューズが勝つためには手段を選ばず血も涙もないというカリスマ弁護士だということは、部下のトムの説明で何となく判りますが、そのトム自身がエレンの目の前でクビになり追い出されるくだりで、その片鱗を見ることができました。でも、これらはみな、始めから仕組まれたことなんですね。今思うと、ナイ弁護士にもパティの手が伸びていたのではないか、という気がします。パティがどうしても倒したいプロビシャーは、従業員に自分の会社に投資させてその金を奪うというあくどい事をしており、集団訴訟になっている。相手側弁護士からは和解金の提示はあるものの、パティはそんな金額では納得しない。裁判に持ち込んで立ち直り不可能な金額をむしり取ろうと考えている。それには証拠がいる。実はエレンの恋人の姉ケイティがそのキーパーソンだったわけですね。彼女がパーティ料理の仕事でプロビシャーと接点があり、パティは証人にしたかった。そこまでのシナリオを作り、エレンは仕組まれた通りに歩かされていたわけ。ケイティの愛犬を殺したのも、一見プロビシャーの脅しのように見えますが、多分パティなのでしょう。ここまでくると、パティの怖さが改めて実感されますね。そして、エレンは恋人のノアを殺されてしまう。これは果たして誰の仕業なのか。これもまたパティの差し金なのか、あるいはせっぱ詰まったプロビシャーの命令によるものなのか。陰謀と策略に彩られたドラマで、予断を許しません。エレンは弁護士を要求していましたが、一体誰が来るのか、彼女は誰と闘うつもりなのか。なるほど、大したドラマです。本国ではシーズン1に続き、26話がオーダーされており、シーズ3までの放送が決定しています。トム役のテイト・ドノバンは"The O.C."ではジミー・クーパー役、相手の弁護士役のジェリコ・イヴァネクは「24」、「オズ」でお馴染みでした。NHK海外ドラマ 「ダメージ」カクテキさんのブログ
April 3, 2008
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HBOとBBC共同制作でエミー賞も受賞した全22話の歴史大河ドラマ。とりあえず1,2話を見ましたが、セットや衣装、プロップ、ディテールなどが先日NHK BSで見た同じくBBC制作の「エリザベス1世~愛と陰謀の王宮」と同じように重厚感があって、しかもリアル感がありました。シーザー(カエサル)やアントニウス、ポンペイウスというと、ハリウッド映画の乾燥したギラギラした画面を思い出しますが、「ローマ」はどこか「湿気」を感じます。土の臭いがしますね。ロケはイタリアのチネチッタ・スタジオで行われ、制作費200億円以上だそうですが、確かにテレビの枠を越えたスケール感がありました。時代設定は紀元前60年ころからローマ帝国が成立する前後で、ドラマもお馴染みの歴史的人物たちに名もなきオリジナルのキャラクターを織り交ぜて、政争、政略結婚、陰謀、愛欲、憎しみ等々、人間ドラマの部分でストーリーテリングにも飽きません。HBOだけにやたらアダルトなシーンが多いのはしかたないですが、紀元前の話ですから、「人の営み」ならこんなものかなという感じです。(笑)ぼかしを入れるのはTVなので致し方ないのでしょうが、無粋ですね。しかし、そのために一応「R-15指定相当」ということになっていました。目玉の一つはアティア役(Polly Walker)の女優さんが判で押したような毒婦ぶりで、The.O.C.のMelinda Clarkeに似ているですよね。しかも吹き替えが小宮和枝さんなので、ぴったり。その他の声優さんもベテラン中のベテランばかりで相当力が入っているなと思いました。他に面白そうなのは、ストイックな百人隊長ヴォレヌス(Kevin McKidd)と部下のプッロ(Ray Stevenson)を巡る運命の悪戯、というところでしょうか。青春ドラマに出てきそうなオクタヴィウス(Max Pirkis)君もなかなかかわいいです。映画だと派手な戦闘シーンばかりで変わり映えがしないでしょうが、TVシリーズだけに、じっくり人間ドラマを描いてくれそうです。WOWOW ROME「ローマ」 IMDb ROME
July 19, 2007
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「極秘任務」今週はスピンオフから元に戻って、といっても8シーズンはもう終わりに近いんですね。この回の話から4話続きで3話目はクリフハンガー。今回の任務の重さを考えても、マックの身になにか起こりそうな予感が…あのゲリラ(テロリスト?)側に、ガリンデスがいましたよね?彼はここで何をしているのでしょう。もしかして潜入調査?マックがアイコンタクトをしていたので、彼が助けてくれると良いのですが。それにしてもキャサリン・ベルが妊娠中(それも後期)でそれをカバーするために、妊婦になって潜入捜査するという設定で憎いですね。「だって私妊娠していないんですもの」て白々しい。(爆)アメリカのドラマを見ていると、長く続くシリーズは必ず女優さんが出産しますね。それをカバーするための撮影方法なりノウハウはいくらでもあるのでしょう。今シーズンの半ばに「もう会うことはない」と言って南米に左遷されたウェッブがまた出てきましたが、なんだか言うことが一言一言ひっかかります。彼ってそんなにマックに気があったっけ?あまりに思わせぶりな事を言うので、もしかしてこれで死んじゃうのかしら、と思ってしまいました。(汗)そして、今シーズンは特に追及してこなかったマックとハーモン2人の関係について、再燃です。危険な任務ということで急にハーモンがそわそわし出して、全くプロらしくない。このままでは来週は無許可でパラグアイに救出に向かうのでしょうか。ところで、キャサリン・ベル本人は母親がイラン人でペルシャ語が得意なんですね。なるほど。でも、マックて、先住民族の血を引いているという設定じゃなかったっけ?久しぶりに法廷に立ったバドがすっかり自信をなくしてしまい、どうしてしまったんだろうという感じですけど、ハリエットと早退したってJAGは影響ないよ、とはその通りで笑ってしまいます。バドの場合、たまにこういうシーンがありますね。チェグウィデン少将のプロポーズ大作戦はことごとく笑わせてもらいました。JAGならではの癒しですねえ。タイナーが成長していたのにはびっくりでした。
July 13, 2007
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クロスオーバー後編は、ほとんど番組を乗っ取られた感じ。(笑)JAGのメンバーは関係者なのでハーモンとの接触を断たれ、弁護側、検察側それぞれ新しく依頼された法務官が事件を担当しました。(ちなみに、ハーモンの弁護士コールマン少佐役のAlicia Coppolaはスタートレック・ヴォイジャーで第1話に出てきたスタディ操舵士ですね。しかも、このあとNCISでは何度かゲスト出演するようです。)ハーモンを容疑者にしておくことはやはり難しいですね。逮捕しておきながら、NCISはあっさりと無実であることを証明し、ギブスは他に重要な仕事があるからとディノッゾとアビーに後を任せさっさと現場を離れてしまう。その仕事とはアラブ系のテロを未然に防ぐことで、テロリストを得意の尋問で油断させて情報を引き出し、自分がテロの現場に乗り込み犯人を押さえる大活躍でした。その働きぶりはCIAとも取引し、手柄はいらないからとにかく目的のためにはルール無用、何だってありえるようです。この辺が毎週法律を武器に、軍人として「良心」を讃えるJAGのドラマとは全く別の路線だなという感じがしました。また、このころの「テロ」に対する政府の考えが露骨に出ているのではないでしょうか。大ヒットシリーズ・CSIに倣い、最新技術を用いて真犯人を導き出す過程も否応なく披露されてこちらも「科学捜査万能」で、ドラマの風潮が変ってきたという印象を持ってしまいますね。とにかく、無理やりストーリーをねじ込んでまったくNCIS(Naval Criminal Investicative Service)一色の2エピソードになったため、暴力的なハーモンなどout of characterだし、シンガー大尉の子供の父親は結局判らず、先日いきなり内部監査に現れたリンゼイ中佐が殺人犯という形で終わろうとは思いもよりませんでした。ついでに、アビーやダギーは本編以前にキャラクターが確立しており、ディノッゾは逆にここでは有能な捜査官なのがツッコミ所。(爆)しかし、私としてはどちらのシリーズも好きなので、NCISの2シーズンの放送が待ち遠しいですけどね。(笑)FOX NCISモリーさんのブログ
June 30, 2007
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いわゆる海軍版CSIである「NCIS」のメンバーが初登場です。これはやはりCSIという先輩ドラマがあってこそできたことでしょうね。視聴者にすっかり知られた用語や手法、世界観などをいちいち説明する必要がないですから。それにしても、JAGではこれまで長年犯罪を扱ってきましたのでこういう組織がいきなり出てくると突っ込みたいところですが(ギブスなどこの道19年とか言っていたし)、前年行われて成功したCSIベガス/マイアミという兄弟番組内でのクロスオーバー方式をしっかり踏襲し、こちらも『ちゃっかり』新シリーズをスタートさせておりました。しかも、2話続きとはなんとも豪華ですね。いつもは字幕で見てなじみのあるNCISなので、こう丁寧に吹き替えしてあると、いかにスパドラさんが制作費がかけているか(吹き替え版に)と感心します。しかも、このときは"Lily"だったラボのおねえちゃんの名前をわざわざ「アビー」と吹き替えている。その気遣いに頭がさがります。声優さんもみなさんおなじみの人ばかりですね。それと比べるとFOXは本当にお金がないんだなあ。(爆)ギブス、ディノッゾ、ダッキー、アビーなどキャラクターの特徴は始めからきちんと描かれていたように思います。ところで、メインのストーリーで発見された遺体はなんとシンガー大尉だったなんて。それも、見るも無惨な形で。CSIタイプのドラマの中で見ると、特に何も感じませんが、やはりこれまでずっと出演してなじんだ人がこういう形で使われるのは、ショックですね。(CSI:NYの例の彼女と同じ)いくら嫌われていたといっても、JAGのメンバーもあまり悲しんでいないのがまた突っ込みたくなります。(爆)シンガー大尉は、出産で休みを取ると言った後、消息を絶ち、弟のセルゲイとの間に関係があったのではないかと気を回したハーモンが疑われることになりました。尋問のプロ、ギブスにいじられて、カッとなるハーモンがいつもとは違ってやや「悪者」ぽいですね。そういえばNCISの1シーズンでバドが出演するエピソードがあって「ラブ中佐の時のようには行きませんよ」という話がありましたね。こちらが本家なので、こういう事をされるとちファンも気が悪いでしょうが、ギブスのやり手ぶりはよく分かりました。なお、ギブスが曹長の位で予備役という説明も初めて聞きました。これまでNCISが現場に行くとみな敬礼をして、捜査官というだけでディノッゾでさえ"Sir"と言われるのが不思議だったのですが、そういうことなんですね。ところで、メンバーは全員揃っていましたが、NCIS 1話でメンバーに加わるケイト(Sasha Alexander)がいませんね。今回の女優さん(Viv役の人)は始めから今回限りという事だったのか、それともパイロットをやってみて、「替えろ」と言われたのか。確かに彼女には申し訳ないが、華がないなと感じました。FBI出身とは、ケイトがシークレットサービスだったのと設定が似ています。ともあれ、丁寧に2話も導入編があるので犯人が誰なのか、しっかり描いてくれそうで楽しみです。チェグウィデン少将に、シンガー大尉のお腹の子供について「君が父親か」と言われたのは、はサービスですね。(笑)FOX CRIME NCIS モリーさんのブログ
June 23, 2007
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ジョージの息子と会ったことで世話を焼きたくなったルースはちょっとしたお見合いディナーを提案するが、ジョージはお互いに子供のことには干渉しない、というきつい態度に出る。まあ、お互い大きな子供のいる再婚同士ですから、それはわからないこともないですね。クレアは学校で作品をぼろかすに言われ、ブレンダはまた母親に今の彼氏との生活を茶化され子供を持てば?と言われる、ネイトは心の安定を求めてミーティングなど彷徨っているが、心の隙間は大きくなるばかり。デイヴィッドはキースが長期出張なのが浮気をするかもと、気になってしまう。いつものペースかと思いましたが、後半ディヴィッドが車に乗せたジャンキーがとんでもない悪党で、デイヴィッドを脅して暴行し、見るもむごい展開になりました。これは非常にdisturbingでしたね。彼のように、人の気持ちに共感しながら生活している人間が、何ら人間的な感情を持たない自分の欲望だけで動くsociopathからもてあそばれる様子は、怒りを通り越して悲しくてなりません。どうしてデイヴィッドはそこで逃げられないのだろうと何度も思いましたが、人間てそう言う物かも知れない。本当に早くキースに帰ってきて欲しいと思いました。きっと来週はこのことがデイヴィッドに影響するのだろうなあ…(泣)フェデリコは次第にジャンキーの売春婦ソフィアに振り回されて遠ざけたいと思いだしたが、まだ決定的な状況までは行っていませんね。この後を考えるとコワイなあ。
June 19, 2007
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第9話「陪審員の過去」 本来のこのドラマの持ち味が生かされて非常に良かったです。引き込まれて見てしまい、途中で思わずもらい泣き、久しぶりにドラマを見せてもらったという感じですね。年配のゲストの人たちもさすがにお上手でしたね。映画を見ているようでした。ヒットラーユーゲンだった失踪者は、子供ながらナチに荷担して少女を親衛隊に売ってしまった。おそらく、そのことに罪悪感は感じていただろうが、しかたがなかったことだと心の底に押し込めて新しい人生を求めアメリカに渡ったのでしょうね。ところが、人生も最後に近くなってたまたま陪審員になったときに、かつての親衛隊の将校クラウスと再会してしまった。この失踪者はある意味で自分も戦争の被害者だと思っていたでしょう。だから嘘をついてきた人生の全てのケリを付けようと思った。そしてクラウスを殺すのではなく、「しかるべき」筋に渡してしまった。未だにナチの戦争犯罪者を追っているユダヤ人の組織があるのですね。もちろんundergroundなのでしょうが。しかし、彼の正義感、贖罪は自分本位でもあったわけですね。彼が陪審員を辞め、しかも重要証人のクラウスがいなくなってしまっては、今裁かれるべき犯罪が審議無効になってしまう。もしかしたら、少女をレイプ殺人した犯人は無罪になってしまうかも知れない。この不条理なエンディングがぐっと来ました。余韻があって良かったです。もともと、失踪者の人生や歴史をドラマの中心に置くドラマだと思っているので、ジャックたちがこの回程度の出番である方が私は好きです。出来ればあまり身内での不倫、下半身の話はない方が良いなあと思っています。個人的には。NHK FBI失踪者を追え!3
June 1, 2007
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4シーズンの第1話。久しぶりに見ますので、話をまた元に戻さなければなりません。リサが遺体で見つかってやけになったネイト。その直前までリサを捜してギリギリの精神状態になっていましたね。今はもう抜け殻状態で疲れ切った感じです。一方、フィッシャー家ではママが老いらくの恋?で急に結婚を決めしかも結婚式で幸せの絶頂。フェデリコは鬱病の妻とその妹の横暴に次第に耐えかね、心は家庭から離れ始めている。オープニングの70年代の光景がどういう意味をもつのかと思ったら忘れた頃に最後に意外な繋がりがありました。お見事でした!家業としていつもは死体を扱い、どういうケースでも「日常」であるフィッシャー家でも、身内が、しかも悲惨な姿で見つかったとなるとやはり違います。誰も顔を見ることなく、棺の蓋は閉められたままだったのでしょうね。リサの意向で大地にそのまま埋めてくれと言われたことを思い出したネイトは、彼女の身内に対して頑迷にそれを守ろうとする。土葬、しかも墓標もなく勝手に直に埋めるのはこれはいくらアメリカでも違法でしょう。後で発見されたら、CSI:LAのお世話になることに?彼女の両親の意向判らなくはないですが、墓が夫よりも両親の方にいくというのは珍しいことなのでしょうか。ネイトも辛いですね。これまでネイトに結婚生活が合っていたとは思えなかったし、お互いに子供はかわいかったでしょうが、リサも大地に返りたいという割には神経質でネイトの心をいやしたわけでもなかった。それでも、彼は夫として最大の愛情を示したわけですね。たった一人で荒野に墓穴を掘り、朽ち果てた妻を埋める気持ちなど想像を絶する心境でしょう。これは愛なのかな、それとも自分の何か埋めてしまいたい物を埋めた、ということなのでしょうか。墓穴に向かってこらえてきた物をはき出すように絶叫する姿が本当にかわいそうだったです。いつものように頼りにしたブレンダは明らかに次のステップに入っていますね。ディヴィッドとキースの「夫婦」も何度も繰り返した葛藤の後、それがカップルという物だ、という域に達したかも知れません。クレアは今になってラッセルに中絶したことを言いますが、この2人てなんで別れたのだっけ?あ、彼が先生と寝たから?それでも、いきなり堕ろしたと言われたら、彼も衝撃を受けるのは仕方ないですよね。結局、なんだかんだ言ってもママが一番しっかりと自分の人生を歩んでいるなというのが感想。次々と男が現れて、案外恵まれた第2の人生を送っていますよね。うらやましい。Super! Drama TV Six Feet Under
May 20, 2007
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カーバー事件の真相が明らかに。驚きのエンディング。ネタバレ注意良かった~もう、最高!いつものグロさもたっぷり、最終回は2つの「憎しみ」が並行して進んだため、おどろおどろしさが倍増、ショーンたちの恐怖の表情がリアルでハラハラドキドキ。最後はどんでん返しでものすごく盛り上がりました。結局、3シーズンは面白かったですね。このシリーズの始めのころは、整形手術依存症の人々を描いて、社会を違った目で見て面白かったのですが、途中で夫婦の危機とかクリスチャンの女あさりなどでちょっと食傷感がありました。今シーズンはミステリアスなカーバー事件のおかげで謎解き要素が加わり、最後までテンションを維持することができました。真犯人については、何度もフェイントがありましたね。上手く騙されました~(汗)私はずっとクエンティンはカーバーじゃないと主張し続けてきたのですが(彼は『受け』だったから)、カーバーが女かも知れないと思ったのはあながちはずれではなかったですね。結局「それ」が問題、それをどう操るかがポイントでした。(爆)先週、クエンティンが形成不全で「それ」がないと判ったときに、キットが「彼は犯人じゃない」と断言したのには、「やっぱり」と思ったと同時に、多少の疑いも持ちました。確かに女でもできるなら、クエンティンでもできるはずですし。うーん、見事に外されましたね。唯一疑問点だった、パーティで女子大生にさせた件も、「それ」があるように頼んだ、ということでクリア。ただ、2人が兄妹だというのは思いつかなかった。あの展開はちょっとアニメ「ブラック・ラグーン」の双子編を思い出しました。登場する双子が、悲惨な生い立ちをもち、近親相姦で殺人鬼。しかも、具体的な身体のつくりは判りませんが、2人とも両性の人格を演じることができる。今回は、近親相姦のためにそれぞれ外見的な障害をもって生まれた兄妹が、美の基準で支配された世の中に復讐したわけですね。病的に犯罪を楽しんでいた面もある。クエンティン兄妹の不幸な生い立ちのドロドロした部分(しかもブラクラとの類似)の後付があって、無理な展開も帳消しで私としては非常に良かった。その他、マットが差別主義者でアリエルの父親から暴行を受けるシーンは終わり方がやばかったですね。チェリーに父親を撃たせて、その後アリエルはどうなったんだろう?まさか、彼女まで殺したとか?チェリーはナイフでチョン切られたら、出血多量で命が危ないのじゃないのと思うのですが、そこは微妙。(爆)ショーンが小指をチョン切られて、痛々しいったらもう。ジーナもカーバーに切られてしまい、こんなに痛いのもNip/Tuckならではですね。もう一つ気になるのは、ジュリアが胎児の検査をした結果は一体どうだったんだろう?また家を2人の共同名義にするということは、happyな展開だと言いたいのか、それとも?続きは、4シーズンに期待しましょう!キット役のRhona Mitraはもうすぐ始まる「ボストン・リーガル」でまた見ることになります。元々あまり好きな女優さんじゃないのですが、これからはクエンティンのイメージがついて回りそう。いや~ん。FOX Nip/Tuck
April 26, 2007
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FOXが大宣伝し、DVDも発売された異色のSFドラマシリーズ、ついに完結!と言っても、予想通り次に続けようと思えば続けられる終わり方ですね。2シーズンは作られるのでしょうか?映画「ブレードランナー」のようなダークな世界観でしたので、あれもありかも知れませんが、でもやはり新しい章の始まりですよね。とにかく、私としては毎週見続けて最後まで脱落しなかった自分を褒めてあげたい、という感開放感で一杯です。(爆)ヴェクスコアを引き継いだゼロワンは、やはりチャーリーの予想を裏切った。なぜヴェクスコアがパラレルワールドのリンクを繋がなくてはならないかというと、アルファ界の資源不足、環境汚染をリンクを繋いで豊富な資源を持つガンマ界から資源を得て解決するためなのですが、そうすると間に挟まるベータ界が潰れてしまうようです。それについては何度も「おれたちの世界が消滅する」と言及がありましたが、やっと説明がありました。結局サンドイッチのように、アルファ→ベータ←ガンマと言う風に間にベータ界が挟まっているのが問題らしい。うーん、同じ場所に存在するのになんだか納得できない。しかし、とにかくベータ界の人間としてはそれを阻止しなければならない。ガンマ界出身のリーナは、ガンマ界を守るために他所はどうなっても良いから、送られたエネルギーを反転させるのが使命だったという。そんな装置をどこで得たのか持っていたのか、記憶がありませんが、カールの説得でそれを諦めることができた。(ところで先週検死した体内から見つかった物質はその後どうなった?)ゼロワンとチャーリーは時空を通り抜ける超能力みたいなものを始めから持っているために、パパ・ボクサーに選ばれていた。彼らは周辺の空間を折りたたむようにして時空を瞬時に移動する。彼らは3つの時空の同じ場所に存在して、一点に「留める」ことができるという。説明を端折るな~(*_*)(@_@)(>_
April 21, 2007
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