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2010.10.17
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カテゴリ: 韓国映画
ヤクザの様な俳優と俳優になりたかったヤクザ―

観終わってから、原作・製作・脚本の一部もキム・ギドクだと知った。
キム・ギドクの名前があるものはジャンルや出演者等に関係なく絶対観よう!
と決意(というほどのものではないが・笑)している私なので、
たまたま目にした予告編が面白そうだったので観ることにした映画がギドク印だったことで
何だか彼に引き寄せられているかの様で嬉しい>ファン心理は大袈裟なものさ


アクションを本気でやるのは良いとして、
レイプ・シーンまで本気じゃマズ過ぎるだろ!?
シャレにならんだろ!?

ってなエピも、ギドクなら納得>ぉ


『訪問者』でか~な~り気になる俳優になったカン・ジファンが演じるのは映画俳優スタ。
名前はやっぱシャレ?って感じの大スターだけど、今後のことに少し焦りを感じている。
驕りもあり自己中でもあり、カッとしやすい性格で、
アクション・シーンでも本気を出してしまい相手役を2人も病院送りにしてしまう始末で


除隊後これが初仕事となるソ・ジソプの役は一度だけ端役で映画出演を経験したことのあるヤクザ。
映画への思いは消えてはいないけれど、現在は組織のNO.2の立場もある。
現在ボスは投獄中で、組織は窮地に立たされている。

で、

スタはガンペに映画出演を頼み、
ガンペは演技ではなく本気で戦うという条件で引き受ける

ちゅーことで

ああ、2人がぶつかり合っていく内に友情が芽生える物語なんだろうな…
スタは驕りを捨て人間らしさを取り戻し俳優としても成長するんだろうな…
ガンペも夢を取り戻し人生を改め明るく生きていくんだろうな…
と、勝手に想像しながら観ていたのだけれど



そこは、やっぱキム・ギドク・ワールド。
正直なところ、
「え~、何でこんなラストなの~!?」
と思ったんだけど、キム・ギドクの名前を発見して納得(笑)


スタの方は確かに明るい方向に成長する。
俳優としても男としても人間としても。
恋人との関係が一番分かりやすい。
恋人と言うより娼婦の様な扱いしかできなかったのがカフェでお茶するまでに変化する。

☆カン・ジファンはやっぱ良いね。

演技力はなかなかだと思うな。

起伏の激しいスタを上手く演じている。
傲慢なスターの存在感も出してるし、本当は気が優しいところも伝わってくるし
段々変化していく様子も自然に表現していると思う。
『訪問者』とは雰囲気さえも違っているし、その前に観た『京城スキャンダル』とも全然違う。


恋人役のチャン・ヒジンはムン・ヒジュンと所属事務所が同じで、
彼のMV『Obsession』でも、ドラマ『テヒへギョチヒョン』でも共演しているので、ちと複雑>ぇ


ガンペの方はスタとは逆の結果になる。
いや、彼が人間性を取り戻していくのは確かなんだけど、それが裏目に出てしまうのだ。

☆ソ・ジソプも良かった。
あの独特の眼差しは、こういう役に不思議な存在感を与えるよね。
いつもより顔がほっそりしているところがガンペの雰囲気によく合っていたと思う。

最初は殺伐とした感じだったのが、
彼の中の映画への愛が膨らんでいくにつれ、少しずつ人間臭さが出てくる。

それもまた恋人となるミナへの態度や関係に表れてくる。
強引にキスしたり撮影中にレイプする等の「おいおい!」な態度から
彼女の前では大人しく純情な様子を示す様になっていく。
最後には、彼女の前では普通の人間に戻った様な安らぎを感じる様になる。

それよりも私的には
いつか自分達の映画を作ろうと子分とはしゃぐ姿が、とってもカワイかったのだけどね。

でも、それは彼が生きる世界では許されないこと。
ラストの彼の行動で、ある意味、この映画の全てが引っくり返った気がした。
勿論、良い意味で。

ミン役のホン・スヒョンは個人的に『サンドゥ学校へ行こう』のイメージが強い上に
今回は色っぽい女優役だから、派手で軽いキャラに見てしまいがちなのだけど>こらこら
ガンペとスタの距離が縮まるように気遣いを示したりして、好印象だったな。


そして、ガンペの「最後の映画」―

それは彼の現実に他ならない。
スタに見せる血まみれの微笑は
映画に夢を見ていたけれど、所詮映画は映画、作り物の世界だ!
と言っている…のだろうな…悲しいけど
俺は、夢の世界では生きられない!
と断言しているのかも…

こういう何とも現実的で皮肉っぽくて冷徹で悲痛でもあるラストは、
やはりギドクっぽいなと、もう実に実に納得してしまうのであった(笑)

でも反面、ギドクはファンタジーで締めることが多いから
あの血まみれの顔も一種の“夢”の表現なのかな…って気もしなくもないけど。


【追記】
ガンペが観ていた&過去に出演した映画は『グリーン・フィッシュ』(イ・チャンドン監督)
ってのも、あの映画の悲しさとガンペの悲しさが重なって、
ラストの意味を強めていると思う。



『映画は映画だ/Rough Cut』2008年/韓国
監督:チャン・フン
出演:ソ・ジソプ(ガンペ)、カン・ジファン(スタ)



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Last updated  2010.10.18 14:21:24
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