やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2021/12/30
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カテゴリ: 登山
訓練自体は大したことができなかったので、

手袋
使い捨て衛生手袋、リストゲーター、ブレスサーモ薄手手袋、防寒テムレスの組み合わせ。これでも、途中で指先が冷えた。行動しているうちに血液が通って復活した。これ以上のレイヤリングは難しい。がらりと変えて、厚手ウールとアウターミトンか。実はそれでも、そんなに温かいわけではないのだ。今回のように雪が降っていて作業がある山行なら、テムレスを使うことを前提でインナーを構築していくことにはなると思う。ここまで重ねていても冷えるなら、どうにもならんね。体幹を温めると良いとのこと。腹巻きする?

レイヤリング
下半身は問題なかった。ファイントラックに、ユニクロフリースパンツに、ワークマン雨具。上半身は、歩き始めに汗をかいて一時期冷えて辛くなった。でも行動はできた。ウールTシャツ、ポリエステル長袖、アウタージャケット。雪が降っているから行動途中でウェアを追加するのは難しい。昨年末の早月尾根アタックでも同じ経験をした。出発時に決めておかねばならない。着るものが多いと汗をかくし、少ないと寒い思いをする。経験を積むしかない。

雪庇歩き
自分が歩いている時フツーにやっていることが、初心者には重要なテクニックなのかもしれない。当たり前過ぎて教えるネタなのかも分からなかった。雪庇付近を歩く時は、雪庇側に潅木が見えるようにコース取りする。潅木があるということは地面がある(=雪庇に乗ってはいない)から。

カメラストラップ
クライミングロープで自作したが、太すぎてかえって邪魔。両吊りは止めて片手ストラップに換える。カメラの出し入れが面倒で撮影枚数が減ってしまった。これならGRIIの方がましだな。今回持参したG5Xは、ズーム機能は全く使わなかった、ならばGRIIと同じではないか。EVFで構図が決められるのはありがたいのだけれど、アウタージャケットに入れておくと蒸れてEVFが曇るのは勘弁。

訓練内容
事前準備は大事。やっつけ仕事的な内容になってしまった。今回のような感じではなく、もっとキッチリした内容にしたかった。若手も物足りなかったのでは。下山後ジムに行こうとしていたくらいだから。

リーダーシップ
とは何だろう。自分にそんなものはあるのか。つくづく、会長に見合っていないと思っている。技術ない、人望ない、人脈ない。ブログで面白そうなことを書いて、入会者を釣っているだけの人では。すなわち宣伝係。

歩きながら
自分は全くというくらい喋らなかったが、他の人はがやがや喋りながら歩いている。余裕あるのか?初参加の方もいたので、どういう人なのか探りを入れていたのだろうが、それが実にうまい。聞き方がうまいのだろう、初参加の方もよく喋っていた(会館では静かだったので、その差にびっくり)。

歩くだけかよ
参加者はそこそこ経験があるので、ワカン歩きだけではつまらなかっただろう。激ラッセルというほどでもなかったし。それが始まる前に引き返してしまった(天候が悪い)。ラッセルのやり方も教えたが、たかだか数メートルの急斜面。天候が悪かったから訓練しようにも時間が取れなかった(仕方がない)。

自信なくなる
自分が入会したての時は、特に何も教えられずひたすら登ったり滑ったりしていた。若いからとりあえず歩かせとけという感じだったのだろう。そういうものだと思っていたし、歩きながら感じ取っていた。だから、あれこれ一から十まで教える必要はあるのかいという思いはある。これは教える対象によるな。一を教えて十を吸収する人もいれば、一を教えても一を覚えられない人もいる。後者は、G会において活動するのは厳しいだろう。自分のこんなレベルを人に教えるのはどうかということで、自信がなくなっている。自分の売りは何だ?ラッセルはちょっと上手いかもしれないが、今回は発揮できなかったね(下りは無駄に速かったが)。

行動食
ほとんど飲まず食わず。それでもハンガーノックにはならなかった。事前のカーボローディングと水分摂取で、ある程度はいける。冬は汗をかかないからというのもある。ゾーンに入った、という感覚はなかったので体力の範囲でやれたのかなと思う。持参した行動食は、おかき詰め合わせとミックスナッツ。前者は砕き方が甘くて、ナルゲンボトルから出てこなかった。食べたかったのに出てこなくて寂しかった(ナッツのみ食べた)。ここは反省点(もっと砕く!)。山中でお湯を飲ませてもらったが、温かい飲み物は、冬季山行では重要だ。保温ボトルが欲しくなった。フタを開けて直に飲めるのが便利そうだね。サーモスボトルは持っているが、フタ兼カップに注ぐタイプ。450mlだったかな、行動中に飲むのであれば、もう少し小さくてもいいと思う。

ルートファインディング
何度も入っている山なので、あまり気にしていなかった。先頭でラッセルしていた際に突っ込みが入ったのでずれていたのだろう(登山道からは実際ずれていた)。登山計画書には、地形図を持参と書いているが、自分が持ってきていないw メインで使っているのは、スマホで見るGeographicaだ。方角はこれを参考にするのが確実。ルートは実際の地形と雪質を見て微調整するしかない。それを考慮して山頂は止めた。判断は正しいと思っているが、若手にガンガンラッセルさたかったなあ。

以下、コースタイム。
参加者:松っつあん、Y原さん、o谷さん、
iのさん、S岡さん、I口さん、やまやろう。

7:30 あるぺん村に集合。クルマの台数を
減らして、あわすのスキー場に向かう。

ミレットに登山届を出したら、コンパスに
届けて欲しいと言われた。その場でアプリを
ダウンロードしてもちゃもちゃ設定する。
紙の登山届は受理してくれた(下山時に再訪)。



始めからワカン歩きとする。小雪。


ゲレンデ内はダイナミックコースの
スキーヤーズレフトを歩く(のがルール)。

8:58 ゲレンデトップ、汗だく。気温-0.2℃。
導水管沿いの道を歩く。


前日のトレースが残っていて、
ワカンは沈まない。


9:33 貯水池脇に到着。雪は小康状態。


風雪が吹き付ける、絶好の訓練日和w
悪天を経験しておかないと、本番で
遭遇した時、対処に困るでしょ。


急斜面に入る前に、弱層テストを
やってみた。

スコップで雪の柱を切る方法と、
ストックで円柱を作る簡易的な方法と。

表層下10cm付近に弱層破断面が

止めよう(ビーコンは全員装着済み)。


帰りながらラッセル方法を教えてみる。
ストック2本を横にして、目の前の雪壁を
切り、ヒザで潰してワカンで立ち上がる。

雪は適当に捨ててはいけない、それが
足場になるのだから。

ストックのストラップに手首は入れない。
素早くストックを横にするためだ。それと
雪崩に遭った時、ストックがアンカーに
なって引きずり込まれてしまうから。
山スキーのテクニックの応用。


11:15 貯水池脇に戻る。


このまま帰るのもつまらないので、
ビーコン捜索を練習してみた。今の
機種は矢印に従えば勝手に接近できる
からなあ。

G会では残雪期に雪山訓練をして、そこで
ビーコン捜索も練習している。オフ
シーズンに練習しても仕方ないわな。
今の時期にやるのが正しい(もっと言えば
シーズン前)。

11:42 下山開始。

11:58 ゲレンデトップ、視界不良。


12:21 駐車場に到着。ミレットに下山報告、
あるぺん村で解散。

身体が濡れて寒いので近くの​ 吉峰温泉 ​に入る。
客が多い。JAF会員またはモンベル会員だと、
入浴料が10%引きだとなる。





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Last updated  2022/01/02 05:15:04 PM


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