やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2023/08/12
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カテゴリ: 登山
シュラフカバーに入ってもウトウト状態が続く。
寝床は平らにすることができたので、安眠できる
はずなのだがとてもだるい。

喉が渇く。夜中に用足しするのが面倒なので、
水分をあまり摂らなかった。

3:30 起床。割とスッパリ起きた(酒量が少ないから)。

参考までに、幕営地で寝た時の服装はこちら。
上半身はファイントラックスキンメッシュを残し、
ウールの長袖を着る。その上にクラッグジャケット。
化繊ダウンは使わなかった。

下半身はジャージはそのままで、ダウンパンツにダウン
シューズ。これでシュラフカバーに入った。上半身が
少し寒かったが、シュラフカバーを頭まで上げたら
耐えられた。


朝食はカレーメシにお椀サイズのカップヌードル。


4:42 夜明けの八ツ峰。


短いながらも雪渓の横断があるので、
アイゼンとピッケルを用意する。


朝日を浴びる源次郎尾根。


これから向かうVI峰はまだ日陰だ。


剱人は、フェースに向かい何を思っているのか。


5:22 BC発。左岸に渡ったら、アイゼンと
ピッケルは岩陰にデポした。

7名の登攀組み合わせは以下。
Dフェースは、N村-iの。Cフェースは、
松っつあん-M原-やまやろう組と、
Y原-m組の2パーティ。


5:44 Cフェース取り付き(剣稜会ルート)。
基部をぐるりと偵察してみたが、残置支点がないー。


凹角左から右上して岩溝に入り確保。カム2、
残置ピン3を使用。トポでは30mなのだが、
50mロープがギリギリでしたよ。


6:20 1P目登攀終了。


6:56 2P目登攀終了。


後続はロープ流れの良い右側で支点を取った。


なかなかの高度感。


後続の登攀写真も撮ってみる。


7:37 3P目登攀終了。


源次郎尾根では懸垂下降待ちの人多数。


7:50 4P目登攀終了(短ルート)。


Dフェース登攀中のN村-iの組。


後続登攀のmさん。


リードの松っつあん格好いい。


8:20 5P目登攀終了。リッジ歩きにしびれた。


後続も撮るよ。

8:38 6P目終了(Cフェースのピーク)。


9:09 後続のY原-m組も登攀終了。


Dフェース組はラスト2P目を登攀中。


9:31 VI峰に到着。


9:48 Dフェース組の登攀終了。


懸垂下降に入る。50mシングルで下れた。

次もシングルで下りたが、ハイマツを使った
クライムダウンが必要となった。ロープ回収が
難しいところ。

短いけれど途中の支点で切るべきであった。


後続は2回に分けた。下降地点そばの草地に
ライチョウの親子が歩く。クークーと親鳥の
優しい鳴き声に癒される。


10:39 VI峰の懸垂下降全員終了。


10:58 VII峰に向かう。ロープは出さないが
意外としょっぱい。


11:17 VII峰。


11:29 VII峰からの懸垂下降。

11:40 チンネからコールが聞こえる。




11:57 すぐにVIII峰への登りにかかる。
ハイマツを使いながら、ここもロープは
出さない。落ちたら致命的結果を招くところ。


もう少しだ。


12:36 VIII峰。

先行は50mロープで一気にコルまで下りたが、
ロープが岩角に当たっており回収が難しい。


ラスト2名は1本ロープを回収し、ラスト
(やまやろう)は少し下の支点に掛け替えて
シングルで下降した。

13:25 VIII峰の懸垂下降終了。


N村、i野、M原、Y原は八ツ峰の頭を
目指す。松っつあん、m、やまやろうは
長次郎谷右又に直接下ることにした。


13:44 バンドにある支点まで慎重に移動し、
50mシングルでの懸垂下降で、長次郎右又に
下りる。


そして雪のないガレ場を下る。


14:05 下降途中にある大岩の上で休憩する。


14:47 アイゼンのデポ地点。朝より雪は柔らかく
なっており、キックステップで雪渓を横断できた。


14:57 幕営地に戻る。八ツ峰の頭に向かった
4人は我々と1時間の差もなく帰幕した。

自分は八ツ峰上半を抜けたかったが、7名全員では
時間がかかり過ぎる。

Cフェースを登攀できたから今回の山行には満足だ。

水は2.2L担いだが、1Lくらいしか飲まなかった。
フェースが途中まで日陰で涼しかったから、飲む量を
抑えられた。


ビールで乾杯、旨い。あとは大量のウィスキーと
冷たい雪解け水。

明日は剱岳山頂から早月尾根を下り、馬場島から
ジャンボタクシーで立山駅まで移動することにした。

熊ノ岩は良いところ。来年も来よう。来年はCフェース
のトップ担当か。Aフェースかな。Dフェースも気になる。


夕食は、麻婆春雨。


17:18 N村さんが各人に180gのドールの
ミックスフルーツをデザートに持って来た。

これをウィスキーに混ぜたらカクテルになった。
超うまい、ぐいぐいいける。

「君となら」熊ノ岩バージョン。松っつあんが
命名。元バーテンダー。


17:33 男女パーティが熊ノ岩にやってきた。
明日はチンネ登攀だとか。

男性(37歳)はH山岳会で、G会員S田さんの
最後の弟子だったとのこと。女性は東京の人。

我々は2:30起床とする。男性が、フライパン
ないですか?と訊いてきた。やまやろうの900mlの
ラーメンクッカーを貸した。

サンダルは有効でした。採水にじょうごも使えた。
ナルゲンを流れにジャブ浸けしてから、プラティパス
にじょうごで入れるのが早かった。

朝は水の流れが少ないのだ。流れの多い日中に、
できるだけ汲んでおくべき。


明日は馬場島まで7時間とN村さんは言うが、
もう少しかかる気がする。9時間くらい?

山行中、なかなか良い写真が撮れたと思うが
どうだろう。松っつあんのリッジクライミングは、
最高だと思いますよ。


テントに入っても暑い。自分は何もしないけれど。
持参したウィスキー500mlは空にした。


18:50 寝ますか。

・距離:2.5km
・記録時間:11:00:40
・撮影枚数:438枚





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Last updated  2023/08/31 11:10:29 PM


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