ラルフが好きで見始めたものの、ダメ男のジョニーを演じるウィリアム・ザブカが愛おしすぎて中盤からは良い子のダニエルに何度もイラついてしまった。ジョニーの一番弟子・ミゲルもこれまた愛すべき少年であり、格好よすぎる。 そして更に愛おしいキャラといえば、映画2作目で憎々しい敵役だったユウジ・オクモト演じる渡口チョウゼン!まさかあのチョウゼンがこんなに愛すべきキャラに生まれ変わるとは! 他にもかつてのコブラ会メンバーでジョニーの不良仲間だった面々、映画3作目の敵役だったショーン・キャナン(Sean Kanan)演じるマイク・バーンズやトーマス・イアン・グリフィス(Thomas Ian Griffith)演じるテリー・シルバーなども登場。不良仲間の一人で「Get him a body bag, yeah!」という台詞が印象的だったトミーは19年4月に配信されたシーズン2の1エピソードに出演するも作中で没してしまったが、演じたロブ・ギャリソン(Rob Garrison)も実際に19年9月に59歳で亡くなられたため、これが最後の出演となった。同じく不良仲間だったダッチ役のチャド・マックイーン(Chad McQueen)の姿がなくて残念に思っていたら、昨年11月配信のシーズン6 Part2の6話の最後に追悼メッセージが出てビックリ。体調が優れなくて不参加だったのかしらん…。 また、元はジョニーの恋人だったがダニエルとくっついたアリ役のエリザベス・シュー(Elisabeth Shue)やら、2作目の舞台となった沖縄でダニエルと仲良くなったクミコ役のタムリン・トミタ(Tamlyn Tomita)やらダニエルの歴代GFたちもこぞって登場しており、元気そうで何より。
「コブラ会」については書きたいことが山のようにあるのだが、それにはまず映画を知らないと楽しめないので、いつかの機会にカラテ・キッド祭りでもひっそりと開催することにしよう。 何度見ても面白い、面白すぎる「コブラ会」。Cobra Kai Never Dies !! …しかし「コブラ会」があまりに面白過ぎるので、ひと月前はあんなに楽しみにしていた「ベスト・キッド:レジェンズ」が邪道に思えてくる今日この頃なのであった