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●日台「小企業の定義 」比較台湾と日本における「小企業の定義」を比較してみると、以下の通りになります。 基準は、ほぼ同じ状況です。 (常時雇用の従業員数) 日本 台湾 製造業その他 20人以下 20人未満 商業・サービス業 5人以下 5人未満 起業したての頃は、この規模の場合が多いのですが、この規模を一般的には「零細企業」と呼んでいます。 ●日本の中小企業の定義 <製造業その他> 資本額又は出資総額:3億円以下 常時雇用の従業員数:300人以下 <卸売業> 資本額又は出資総額:1億円以下 常時雇用の従業員数:100人以下 <小売業> 資本額又は出資総額:5千万円以下 常時雇用の従業員数:50人以下 <サービス業> 資本額又は出資総額:5千万円以下 常時雇用の従業員数:100人以下 ●台湾の中小企業の定義 <製造業、建設業、鉱工業> 資本額又は出資総額:8千万元以下(約2.8億円) 常時雇用の従業員数:200人未満 <その他産業> 前期の年間売上高:1億元以下(約3.5億円) 常時雇用の従業員数:50人未満 ●零細企業から中小企業へ 日本と台湾における「中小企業」の目安は違いますが、大体同じくらいの規模を表しています。 「従業員を200~300人も雇っているのが中小企業か?」という意見も頂きそうですが、両方とも国が定めた基準ですので、文句は言えません。 成功を目指す起業家(何が成功かはそれぞれ違うと思いますが)にとって重要なのは「どれだけ早く零細企業から中小企業へシフトアップできるか」です。 なぜ、零細企業から中小企業にシフトアップしなければならないかと言うと、「中小企業」にシフトアップする事により、経営者として「打ち手」の幅が全く違ってくるからなのです。 零細企業の経営者を野球で例えるなら「エースで4番で監督」の状況です。 この状況は起業時には仕方ないとしても、長く続けていると、「事業意欲の喪失」や「疲れ」等で、起業時のモチベーションが維持できなくなります。 小規模事業にとって、一番の経営資源は経営者ですので、経営者のモチベーションが無くなった時点で「廃業」が決定します。 小規模事業でモチベーションを維持するため、新しい事をやろうにも、膨大なエネルギーと、大きなリスクを伴います。 中小企業のレベルになれば、零細企業に比べて経営資源にも余裕が出てくるので、ここでやっと新たなステージに挑戦する事ができるのです。 次回からは「早く中小企業にシフトアップする方法」を皆さんと一緒に考えてゆきたいと思います。
2007.04.29
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●アドバイスの種類 アドバイス1:「貴方には社長なんて絶対できない。貴方を生んだ私が一番良く知っている。早く諦めて北海道に戻ってきなさい」 アドバイス2:「君は若いので、経営のやり方をしらない。月100万位の売上は欲しいだろ?私のいう事を聞いて、私をもっと活用しなさい」 アドバイス3:「経営はそんなに甘くないよ。あちこちから借金をして、血の小便が出る様にならないと一人前の経営者とはいえない。」上のアドバイスは企業当時、私が色々な人から頂いたアドバイスです。 さて、ここで問題です。 どれも、一見「なるほど」と思うアドバスですが、私が実際に受け入れたアドバイスは、どれでしょう? …解答は、「全て無視」です^^; 「全て無視」した御陰で現在があると思っています。 ●アドバイスの取捨選択 起業時に頂いた意見を全て無視したわけではないですが、上記の様な意見は全て無視しました。 起業すると、色々な人が寄ってたかってアドバイスや意見を言ってきます。 起業がうまくゆかなく、弱っている時にアドバイスを頂くと、ついついそれに従いたくなるものです。 しかし、全ての方の意見を取り入れているとどの意見を取り入れていると、収集がつかなくなります。 また、アドバイスをしている人達が答えを持っているかというと、殆どの人は答えを持っていません。 ですから、どの意見を(誰の意見ではない)取り入れて、どの意見を取り入れないかの「取捨選択」が大切になります。 ●アドバイスの分類 アドバイスや意見を言ってくれる方は大きく3つに分類できます。 1.「貴方の為を思って言ってくれる人」 2.「貴方を自分に役立つ様に利用しようとしている人」 3.「何も考えていない人」 「2」に分類される方の意見は、まず排除です。 但し、それを見極めるのを間違うと、大変な事になります。 「1」の方でも、貴方より経営能力の劣る人の意見は排除です。 「3」は、時々良い意見があるので、注意しましょう。 ●全ての責任は貴方にある 誰の、どういうアドバイスを聞くかは、各人の自由ですが、選択し、決定するのは「貴方」です。 責任も当然、「貴方」にあります。 「あの時、こう言ったではないか!」等とアドバイスしてくれた人を逆恨みするのは筋が違います。 「偉い人」「有名な人」「先輩」「年配」「親」「家族」等全て関係ありません。 貴方の人生は、貴方が自分で切り拓くのです。 軌道に乗るまで「頑固」と呼ばれるでしょうが、自分の一生を、他の人の意見に委ねるよりは… ●落とし穴にはまらないポイント: 「自分の人生を人に振り回されるな、自分の信じる途を行け」
2007.04.23
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●起業に人脈は必要か?世間一般的には、 「人脈を大切にしろ」 「彼奴は人脈が豊富だからつき合っていた方が良い」 と言われます。 あるいは、起業したての人で 「豊富な人脈を活用して…」 「私の人脈(友人)には…」 と言う人もいます。 しかし、残念ながら起業の成功と「人脈の多さ」には相関関係はありません。(統計を取ったわけではありません。 感覚的にです。) 私の経験では、逆に起業時に「人脈、人脈」と言っている人ほど、うまくゆかない傾向にあります。 普通に考えると「人脈」は有るにこしたことはないと思いますが、いったい何故でしょうか? ●人脈に頼るとうまくゆかない理由(ワケ)起業時における最初の段階での課題は「マーケティング(営業も含む)戦略」です。 保険や車のセールスを例にとり考えてみましょう。 人脈に頼った販売をしていると、知人に売り切った時点で売れなくなります。 また、人脈の紹介で販売できても、その人脈も部下ではないのですから、いつもいつもお手伝いをしているわけにはいきません。 つまり、「人脈に販売する」「人脈から紹介を貰う」だけでは、長く安定した成績は残せないのです。 成功するセールスは「初めて逢った人でも、興味を持たせて、この人から買いたい」と思わせるスキルを持っている人です。 ビジネスも同じで、「知り合いだから買ってもらえる」「知り合いから紹介してもらえる」というビジネスモデルだけでは、一時的に糊口を凌ぐ程度にしかなりません。 成功する起業家になりたいのならば、「人脈が無くても成り立つ」マーケティング手段を見つけ出すべきです。 これができた人には、勝手に人が寄って来ます。 周りの人は「貴方がどういう人脈を持っているか?」には関心が無く、「貴方自身に何ができるか?」に関心があるのです。 貴方の生涯を賭けたビジネスの成否を、貴方以外のキーマンが握っているなんて… 考えただけでも恐ろしい事すね。 ●落とし穴にはまらないポイント: 「人脈の多さや太さと、起業成功には関連性が無い」
2007.04.21
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苦労が報われ、起業したビジネスが上手くゆき始める…そうして資金が溜まり始める…その時、貴方が経営者ならどうしますか?「リスクを背負って努力したのだから」と高い報酬を得るのもありでしょう。「頑張ってきた社員の為に」と福利厚生を充実させるのもありでしょう。「不動産に投資し不労所得を狙う」というのもありでしょう。「新規事業に投資し、多角化を狙う」というのもありでしょう。…でも残念ながら、もうちょっと、それらはお預けです。ここで、上の手段を選択する起業家は、継続した成長は望めません。儲かる様になった今こそ、本業が新規参入者に脅かされない様に「参入障壁」を築いておく必要があるのです。例えば、台北では10年程前まで、日系企業向けの「人材紹介業」「不動産仲介業」等の「企業向けサービス業」は一部の企業が市場を独占し、少なからぬ利益を得ていました。しかし先行企業が参入障壁を築き上げるのを怠った為、現在は大小多くの企業が参入する「過当競争業界」になっています。なぜ、本業の儲けを参入障壁づくりに投資しなかったのでしょう?例えば人材紹介業なら、閃きだけでも以下の様な参入障壁が考えられます。1.価格を下げてボリュームを増やし、ボリュームの少ない新規参入者ではビジネスが成り立たない市場にする。2.労務コンサルティングビジネスに参入し、人事労務関連についてはワンストップでサービスを提供できる様にする。3.社会人スキルアップ教育ビジネスに参入し、企業側が求めるスペックの人材に有料で教育し紹介するビジネスモデルにする。など、など…「儲かる」というのは「商売」のレベルです。「儲け続ける仕組みを創る」のが「経営」です。最初は「商売」ができなければビジネスは成り立ちませんが、ビジネスが立ち上がり始めると「経営」が必要になってきます。ですから起業家も「商売人」から「経営者」へと成長してゆく必要があるのです。せっかく、苦労したビジネスなのですから、明智光秀の様な三日天下ではなく、徳川家康のように長く続く成功にしたいものです。
2007.04.19
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日本がのちに「バブル経済」と呼ばれる好景気時期を迎える少し前の事。ここは札幌市内のワンルームアパート…フローリングの床にシングルベッド、間接照明が照らすシンプルな部屋で、二人の青年がハイネケンの小瓶を片手に会話をしている。「将来一緒に会社を経営できたら良いな!」「そうだな。もしそうなったら会社名はY'sにしよう」「わくわくするな」「約束だぞ…」あれから20年が過ぎた…ここは赤坂の某ホテルの夜景が見えるラウンジバー…恰幅の良くなった20年前の青年達がワイングラスを傾けている。最後に逢ってから、十数年振りの再会であった。1人はファミレス、経営コンサルティングファームと経験し、現在は台湾で「Y's consulting」というコンサルティング会社を小規模ながら経営している。目標は5年以内に台湾市場を制覇し、5年後は中国市場に進出する事だ。もう1人は卒業後すぐに当時独立したてのコンサルタント事務所に入社し、現在は売上20億を超えるコンサルティングファームの専務として、社長に次ぐポジションにある。こちらは10年以内に売上200億円の規模にするのが目標だという。「あの頃は、お互い20年後、このようになるなんて、夢にも考えていなかったよな」「お互い、よく辛抱して頑張れたな」「もし、20年前にどんな苦労が待ち受けているのか知っていたら、絶対にこの途は選ばなかった」「俺も、そう思う…」「あと最低20年は現役なのだから、これからはどうする?」「お互いアジアNo.1のコンサルティングファームを目指そう!」「そして何時かは、本当に、一緒にやろう」「約束だぞ」二人の新たな志が決まった…
2007.04.05
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