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●小規模事業経営の難しさ。 「規模の大きな企業を経営しているので、規模の小さい企業の経営は簡単」と思っていらっしゃいませんか? 規模の大きな企業経営の難しさと、小規模企業の経営の難しさは違うところにあります。 ある程度の規模の有る企業の経営は突き詰めると「経営資源を如何に有効に活用するか」です。 それに対し小規模企業の場合は「如何に経営資源を創り上げるか」になります。 つまり同じ「経営」でも、やり方が全く違うのです。 私は「将来創業社長」になるため、生の経営を勉強したくて経営コンサルティングファーム入社しました。 しかし実際に起業してみるとコンサルティングファームで学んだり経験した事はほとんど役に立たない事に気づき「唖然」としました。 なぜならファームにコンサルティングを依頼できるクライアントは皆そこそこの規模のある企業ですし、ファームのノウハウもその様な企業向けのノウハウしか無かったのです。 経営を学んだつもりで起業した、私が苦労した事はご想像の通りです。 しかし、小規模事業というのは「経営のコツ」さえ押さえれば大きな可能性を秘めています。●小規模事業はチャンスがいっぱい。 わが社は10年間で売上が14倍超に成長しています。 しかもこの数字はブレーキを思いっきり踏んでいる状態で成長している数字なのです。 「10年間で14倍」と聞くと素晴らしい数字に聞こえますが、年平均に直すと「毎年平均35%」程度です。 売上規模が大きな企業でしたら年5~10%の成長でも良いでしょうが、小規模企業の5~10%は「成長していない」或は「将来性が無い」と同義語です。 なぜならば、企業経営の最終目的は利益を創造すること、つまり投資効率を上げる事です。 1000億円の資金を年間10%増やすのは大変ですが、100万円を年10%増やす方法はたくさん思いつきます。 つまり、「小さな投資には高いリターン」が求められるのは当然なのです。 ですから本社の経営計画では10%の伸びでしたら、小規模企業である台湾法人では20~30%以上成長しててやっとノルマを果たしているといえるのです。 「企業規模が大きな本社で成長率は10%なのだから、規模の小さな台湾法人は1%で良い」というわけにはいかないのですね。 今回のコラムでは「経営資源が少ない状態で、どうやって高い成長を実現し続けるか」を皆さんと一緒に考えてゆきたいと思います。●小規模企業成長の原則「小規模企業には、高い成長が義務づけられている」詳しい話しはこちらで→11月16日開催「小規模事業成長の秘訣」
2007.10.29
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駐在員A「やっぱり起業するとお金の面で苦労は多かったのでしょうね?」 私「そうですね。お金を借りられないので、資金繰りには注意しなければなりませんでした。」 駐在員A「えっ?という事は無借金なのですか?」 私「ええ、そうですよ」 駐在員A「私は起業家といえば沢山の借金を背負っていると思っていましたが…」 起業のタイプがどうかにもよりますが、原則として外国人は不動産等の担保がない限り銀行からの借入はできません。 ですから日本人が台湾で個人が起業する場合には「銀行からの借り入れは出来ない」と思って経営する必要があります。 ●無借金経営のデメリット 「無借金経営」とは聞こえは良いですが、裏返すと「積極的な経営や、大きなビジネスはやりにくい」ということになります。 設備投資や人材採用等の投資は全て営業キャッシュフローの範囲で行なわなければなりません。 つまり、いくら損益計算上で利益が出ていても、仕入→(製造)→販売→回収→現金のサイクルが長いビジネスは成り立ちにくいということです。 その他にも、天災事変等に備え、常に余分な資金を用意しておかなければなりません。 なぜなら、「現金0=倒産」なのですから… 万が一に備えた資金を差し引いた手元資金の範囲で経営を行なうわけですから、当然成長も遅くなりがちなのです。 わが社の場合も、創業以来毎年平均40%超の成長率で成長していますので、経営学からいえば「積極的に資金調達をし、更に高い成長を狙う」のがセオリーですが、それは難しい状況です。 「もし銀行からの借り入れが可能だったなら」、最低でも「万が一に備えた資金を活用することができたなら」と、いつも悔しい思いをしています。 ●無借金経営をするために 無借金経営をするためには業種選びが重要となります。 ポイントは次の二つです。 1.粗利率が高い業種 2.キャッシュインのタイミングが早い業種 この原則に当てはめると「製造業」や「卸売業」「高価な商品を扱う小売業」「テナントとしての小売飲食業」は難しいといえます。(難しいだけで不可能ではない) 逆に、仕入れが無い「コンサルタント」や「人材ビジネス」「HP制作」「システムメンテナンス」等のサービス業や、現金商売である「飲食業」等は売上さえ上がれば、「資金繰りに苦労しない業種」といえます。 ちなみに、私が台湾で起業経験のある「コンサルティング業」「飲食業」「ニュース配信業」は全て「キャッシュリッチ」(資金繰りが楽な)な業種になっています。 逆に「キャッシュプア」(資金繰りが苦しい)業種を選ぶと、売上が伸びれば伸びるほど資金が苦しくなり、損益計算書上は利益が出ているのに資金が回らない為に倒産する「黒字倒産」になりかねません。 ●起業への格言3 「業種を選んだ時点で資金繰りの苦労は決まっている」台湾での起業を考えている方、既に起業しているが順調ではない方はこちら↓セミナー:日本人台湾起業塾のご案内
2007.10.21
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iPod touch…を入手しました^^v今週、台湾で発売になり次第、即購入です。台湾はAPPLEに対する注目度が極端に低いので、日本の様に並ばなくとも品切れはない^^しかも会社の経費で^^;やっぱ、コンサルタントは最新の事はなんでも知っていなければならないので…でも私の周りには流行に疎い人が多く、自慢しようにも「iPod touch」を知っている人はほとんどいない…「iPod touch? 何それ? MP3? ふ~ん」とのつれないお言葉T_TiPodを持っている私が今回iPod touchを購入した目的は…「iPod touchをどうやってビジネスに活用するか?」を研究する為です。けっして、自分が欲しかったから買ったわけではありません^^;もし、ビジネスに活用できるのなら、外出する業務の社員に1人一台持たせようと思っています。えっ? 今のところの成果ですか?「全く無し」です。わが社の社員達よ! 会社にiPod touchを買ってもらおうと甘い夢は見ない方がいいぞっ!
2007.10.20
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「どうせ海外で起業するなら中国やベトナム等、成長している国でしたほうが成功する確率は高い」と、いうお話しを度々耳にします。 しかし本当にそうでしょうか? 偏屈者の私は、今回はあえて「日本人が海外で起業するには台湾が一番」という説を展開してゆこうと思います。 ●日本で起業するデメリット 日本で起業する主なデメリットは以下の通りです。 1.ビジネスの隙間が小さい 日本は「痒いところに手が届く」ほど、業種が揃いすぎていますし、既存企業と競争するには多くの経営資源が必要。 2.過当競争になりやすい 一生懸命やるのは日本人の美徳ですが、皆が一生懸命やり過ぎているため、過当競争になりがちで、「高コスト低収益」になりやすい。 3.法人税が高い 日本の法人税は世界でも有数の高さであり、稼いだ利益の多くを税金で持っていかれる。 4.多くの資金が必要 起業、維持、運営するためのコストが高く、同じ資金なら海外の方が使い出がある。 5.失敗後のやり直しが難しい 失敗したあと、再就職や再チャレンジするのは難しい。 ●成長の早い国で起業するデメリット 日本人が台湾以外の成長の高い国で起業するとすると、以下のデメリットが考えられます。 1.日本人は混沌としたビジネスが苦手 明治維新当時や戦後の日本人はルールが明確でない環境下でのビジネスをする事ができましたが、現在の我々はその様な環境下におけるビジネスは苦手な人が多い。 2.過酷な生活環境 治安・職の安全等の安全意識が低いところが多いので、それこそ「命がけ」になりやすい。 3.企業のオリンピック大会 成長の高い国では世界の厳しい競争で勝ち残った超一流企業との競争となる。 ●起業場所として台湾を選ぶメリット 日本人が台湾で起業すると、以下のメリットを享受する事ができます。 1.日本人にとって戦いやすい 成熟経済下における競争は、我々日本人が一番経験が多く、得意とするところですが、台湾ではこの時期に入ったばかりであり、この時期の競争がまだ不得意。 2.ビジネスのトレンドがわかりやすい 日本やアメリカを見ていれば、ビジネスのトレンドがある程度予測できる。(言い換えれば「タイムマシーン」を持っていることと同じ) 3.文化が日本に近い 過去に「おしん」が台湾で流行したように、歴史的要因から日本独特の文化を受け入れやすい土壌にある。 4.生活しやすい 治安もよく、日本と同じものが手に入り、親日的なため、日本人にとっては非常に生活しやすい。 5.コストが低い 家賃や保証金、設備等の起業コストは日本に比べ大幅に低く、生活も贅沢をしなければ、非常に安く生活できる。 個人起業でオリンピックには参加する事さえ難しくとも、国体の地区予選なら勝てるチャンスも有るのではないでしょうか? ●起業への格言2:「日本人であるメリットを最大限利用する」
2007.10.19
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●台湾で起業を考えた事はありますか? 駐在、台湾人との結婚、留学など、台湾にお住まいの日本人の皆さんも一度は「台湾で起業するなら…」と考えた事はあるのではないでしょうか? 私はもともと駐在員として台湾に赴任してきたのが台湾に住むきっかけでした。 その頃は同僚や友人と飲む度に「台湾でこんなビジネスで起業できないだろうか…」と、いつも夢を語っていたものです。 今思い起こすと笑ってしまう程度のアイディアでしたが、当時は真剣に考えていたものです。 それから数年後、勤めていたコンサルティング会社の台湾撤退を期にコンサルティング業で起業し、昨年10周年を迎えることができました。 その間コンサルタントとして多くの方の起業に携わりながら、成功・失敗事例を拝見してきました。 今回のテーマでは「将来台湾で起業を考えている方」や「既に台湾で起業されている方」に向けて「台湾で起業する際に失敗しないポイント」について、皆様と一緒に考えてゆこうと思います。 ●起業成功の定義 起業するだけなら誰でもできますが、残念ながら成功できるのはほんの一握りの方達だけです。 では、何をもって「起業が成功した」と言えるのでしょうか? 起業を夢見る方や、既に起業している方から、「成功者ですね」と言われる事があります。 いつも苦笑してしまうのですが、それは私自身は「失敗しているとは言えないものの、成功はしていない」と思っているからなのです。 「食べてゆけるだけで成功」「長く続けば成功」「売上○万元あれば成功」など、起業成功の定義は人により様々です。 しかし多くの起業家達を観察した結果では、「小さな目標や志では失敗する確率が高い」ということがいえそうです。 たぶん大きな夢を持ち、必死にチャレンジを続けることで、やっと起業が軌道に乗るからではないでしょうか? そもそも信用も資金も人材もブランドも無い状態で、経営資源の豊富な既存企業に挑んでいるのですから、普通に努力する程度では相手になる訳がありません。 寝食を忘れて必死になることで、やっと既存企業に「挑戦する資格」が与えられるのです。 私は「アジアで一番信用されるコンサルティングファームになる」(アジアのマッキンゼイを創る)という志を持って起業しました。 最近では社員達も「もしかしたら何時かは出来るかも」と思ってくれている様ですが、起業当時は周りの人に「頭がいかれてる」と思われてました。 「あなたの夢にはついてゆけない」と辞めていった社員もいましたし、採用面接の時に熱く語ったせいで、その後来なくなった人もいたほどです。 自分の思い描く「アジアのマッキンゼイ」と現在のわが社とを比較すると… やっぱり口が割けてもわが社は成功とはいえませんね(^_^;)●起業への格言1:「志は大きく持つ」
2007.10.17
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