記憶の淵に沈みゆくもの

記憶の淵に沈みゆくもの

2003.11.11
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
いろんなことを聞かれる職場にいる。

日常の些細な事柄から、パソコンのことから、
最近のなんとか賞受賞者のことやら……
分からなければその場で調べて
なんとか会話をしてしまうから、聞かれるのかもしれない。

そんななか、奇妙な質問を受けた。
「オークションってどうやるんですか?」
……どういった形のオークションだろう?

いくつか手を出したことがあるからやり方は知っている。
しかし、さすがに世界的に有名なオークションとかなどに
手を出すような勇気はない。
某古書などの入札会に関しては、
多少の知識があるものの、完全なものではないし、
入札の資格も持っていない。
どんなものだろう、とドキドキしながら
その方が続けるのを待っていたら
意外な言葉が続いて出てきてびっくりした。

「子どもがオークションやりたいからと言うのだけれど」

どうやら、その方のお子さんが

自分の欲しいものを勝手に入札しようとしているらしい。
カードのIDやらを教えるべきだろうか、と相談されたのである。
しかも、相談してきたその方は、
オークションというものがどういうものなのか分からず、
そもそもどういう仕組みのものか、

詐欺にあった場合はどうしたらいいのか等、
全く知らないので教えて欲しいという。

開いた口がふさがらなかった。
子どもがほしがっているから?
どうしたいって?
思わず「もう一度説明してください」といってしまった。

子どもの年齢は10代未満。
欲しいものは、トレーディングカードなどのカード類。
友達と遊ぶのに、強いカードを持っていないため、
強いカードを購入したいといっているのだという。
ちょっとまてちょっとまて! と思うのは
柚木崎だけなのだろうか。

そういったオークションのページを見るたびに、
子どもが「これほしい!」「あれほしい!」と
大騒ぎをするのだそうである。
ほしがってるから買ってあげようかな、とも思うけど、
やり方が分からないからダメと子どもに答えたら
勝手に買うから、
あとでカードで支払ってくれればいいと言われたそうである。
そういうのって大丈夫? と首をかしげられて
思わずくらくらしてしまった。

まるでほしがるものは何でも買ってあげるような感じである。
それでいいのだろうか。
そういうものがなくても、楽しく遊べる方法を
教えてあげても良いのではないだろうか。

柚木崎を信頼して相談してくれたのは嬉しいし、
知ってるだろうし教えてもらいたいと頼ってくれたのは嬉しい。
しかし、これはいくらなんでも柚木崎には……
そう思ったので、やんわりお断りしようとしたが、
なんだか納得してもらえなさそうな感じだったので、
仕方なく正直な気持ちを話した。

子どものために、それは良くないと思うから、
柚木崎的にはお薦めしない方法であること。
子どもにカード関連の情報を与えて、
勝手に買わせるのも危険極まりない行為であること。
柚木崎自身がやりたくないことなのでお教えできません、と
正直に正直に伝えた。

いろいろ考えるところもあったようだが、
その方は「考えてみます」とだけ言って去っていった。
果たしてそれで良かったのかどうかは分からないが、
やって欲しくないな、と思うばかりである。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2003.11.12 15:00:29
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

柚木崎

柚木崎

Calendar

Favorite Blog

chiro128 chiro128さん
燕燕の毎日。 燕燕1129さん

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: