記憶の淵に沈みゆくもの

記憶の淵に沈みゆくもの

2004.04.01
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
約2週間の自宅待機期間が終わり、
今日から新年度の仕事が始まった。
とはいえ、まだなにもやることはない。
休みの間に溜まっていた書類を片づけて
明日行かねばならない場所での仕事を
徹底的に頭に叩き込む。
それが今日の仕事である。

久しぶりに職場に来てみると、
驚くほど見事な桜が出迎えてくれた。
車で入っていく道路には
豪華としか言いようのない桜が豪奢に咲いていた。
ここでいつか全職員で花見をしよう。
そう話していたのがかなり昔に思える。
それほど柚木崎も、
いろいろな人と仲が良かった時期がある。
でも、みんな離れてしまった。
体の距離が、ではない。
心の距離が、である。
淋しい話だ。
そんなことを思いながら舞い散る桜を一瞥して職場へ向かった。

職場に行くと、まだ誰も到着していない。
時間より早く来たのは確かなので
暫く来ていなかった分溜まっている書類に軽く目を通す。
多い。
今日一日、という時間があるので
まずは今日の分の書類を受け取って来ねば、と
受け取りに行くことにした。
久しぶりなだけあって、きっとたくさん溜まってる。
他の人たちは交代できていたのだが
この書類を受け取りに来る人はごく限られているため
溜まっていることを予測していた。

案の定、山積みどころでは済まない数の書類や郵便物。
挙げ句の果てには本まで。
25型TVがすっぽり収まるほどの段ボールにめいっぱいと
結婚式の引き出物を入れるような紙袋にぱんぱんに詰まっている。
さすがに台車がないときつかったか、と少し後悔。
その部署の人に台車を借りていっても言い、との許可を頂いたので
余り使われていなさそうな台車を選んで持ってきて
まず段ボールを、と持ち上げようとして固まってしまった。
持ち上がらないのである。
少しだけ端を持ち上げて右手をつっこみ、
反対側も……と思ったのだが、持ち上がらず。
さらに、右手が抜けなくなってしまった。
情けない。

結局、その部署の人3人に手伝ってもらって
ようやく台車に一つ乗せ
紙袋をその上に乗せて自分の部署へ戻った。
まだ誰も来ていない。
書類や郵便物、配送されてきた本を仕分けしながら
珈琲を淹れるために珈琲メーカーに水を入れる。
いい香りが漂ってきた頃に、
ようやくエレベーターが上がってきた音がした。
仕分けを終えて、メールボックスにつっこみ始めたが
音がしたのに人が来ない。
時間を見ると、出勤時間と聞いていた時間をとおに過ぎているのに
まだ柚木崎以外誰も来ていない。
時間を間違えたかもしれない。そう思いながら仕分けを続ける。
残るは同僚分。
これは、机の上に置けばいい。
ひとつひとつを同僚達の机の上に置いて、仕分け終了。
まだ誰も来ない。
仕方がないので、長く座っていなかった自席で
自分宛の書類やらに目を通し始めた。

相当時間が経って、一人後輩がやっと来た。
受けた電話の話や、その他を話して
ようやく自分の本来の席に戻ってくる。
PCを立ち上げたら、メールはとんでもない量になっていた。
今日はこれも片づけなければ……。
久々の仕事は大変である。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004.04.07 15:42:18
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

柚木崎

柚木崎

Calendar

Favorite Blog

chiro128 chiro128さん
燕燕の毎日。 燕燕1129さん

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: